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Welcome & Caution (必ずご一読ください)
ようこそBreak a leg!へ。

※この投稿は常に一番上に表示され、通常の投稿はこの下に表示されるようになっています。

ご訪問ありがとうございます。(Break a leg! Since 04MAY2005)
このブログで取り上げている作品については、
舞台・映画問わず全てネタバレ全開でお送りしています。
ご了承のうえ、閲覧くださるようお願いします。それでは…

Come here, face the fourth wall and BREAK YOUR LEGS!

【La Danse, le ballet de l'Opéra de Paris】(パリ・オペラ座のすべて)
出演:ニコラ・ル・リッシュ、マチュー・ガニオ、マリ=アニエス・ジロ、エミリー・コゼット、オーレリ・デュポン、アニエス・ルテステュ、クレールマリ・オスタ、カデル・べラルビ、レティシア・プジョル、ジェレミー・べランガール、マニュエル・ルグリ、ジョゼ・マルティネズ、ウィルフリード・ロモリ
監督:フレデリック・ワイズマン
製作年:2009
製作国:フランス

LA DANSE, LE BALLET DE LOPERA DE PARIS

↑太字にしていない人が嫌いというわけではなく、舞台で見たことがなかったり、見ていても名前を意識したことがなかった人たちです。まぁ1人だけ、見たけどあまりピンと来なかった方もいるんですが…昔だから、今見たらまた違うかも(苦笑)

いつどこでかは忘れましたが、初めて本作の公開を知ったときから、むちゃくちゃ楽しみにしてました!
おっさん2人が映画宣伝のためにチャコットのバレエ教室に通ったりしていて、あぁ分かる人が関わってたら、きっともっと本家と絡んだイベントもできたのかなぁなんて思いつつ…(苦笑)
でも縁の無さそうな人を取り込むのも大事なんだろうと無理やり納得。

だってきっと、興味のない人が見たら退屈な映画だろうと思うもの。
ドキュメンタリーといえどもストーリーの織り込まれた昨今、これほど淡々と、ナレーションも付けずに風景を切り取りっていく作品も珍しいのでは。ダンサーのインタビューすらないし。
現に隣りの女性は舟こいでるし、斜め後ろからはおっさんのいびきが聞こえてくる始末(笑)

1人のダンサーに着目してその苦悩を取り上げるでもなく、下手にドラマチックに盛り上げることもせず、その汗臭さすらつつがない日常として収める。
客観的に考えると不思議なくらい、全く飽きもせず食い入るように見てしまった。

実際演目もモダン・古典取り混ぜて、面白くて斬新なものを取り上げていたと思います。
「メディアの夢」は本番の演出が衝撃的だったけれど、「GENUS」は練習シーンだけでもかなり見ごたえがあった。
むしろ「GENUS」はリハーサルの方が楽しかったかも。
リハーサルで踊っていたマリ=アニエス・ジロが好きなせいかな。
肉体が完全に表現の道具になる振り付けが面白い。

19177318_jpg-r-genus.jpg

上手い人の踊りって、華美な装飾がないほどその美しさが際立つ。
昔スタジオの中で一番上手いお姉さんが(その後ローザンヌも出てました)、ある日トゥーシューズを忘れちゃって、バレエシューズだけで、衣装もただの黒いレオタードにタイツだけというシンプルな出で立ちで練習したことがありました。
悪魔の役だから黒いレオタードも偶然イメージに合っていて、そしてシンプルだからこそ彼女の動きの本質的な美しさが全てのラインに出ていて、魅せるものがあったんだよね〜。

他にも劇場で見たいと思わせる作品がいっぱい。
エトワールが多い「ベルナルダの家」は、マニュエル・ルグリが面白い役を演じているし。
「くるみ割り人形」も普通に見たい。
オペラ座にとっては、これ以上ないプロモーション映画だね。

プロモーションといえば、リーマン・ブラザーズを招待して云々〜のくだりはリアルでした。
1年前から決めていたのに、やっぱりこの話はご破算になってしまったのか、それとも新しい支援者対象に同じプログラムを使ったのか(笑)

あと降格……というか、役を降ろしてと頼むダンサーがいることに驚きました。
オペラ座という世界最高峰の場所だけに、自分に負荷をかけてでもチャンスを逃さないイメージだったから。
プレッシャーの中でもあえて無理をしないフランス人らしいなぁ。
ロイヤル・バレエとかだったら、死んでも自分で踊りそうな気がする…。

19123276_jpg-r-dome.jpg

もう2年くらいオペラ座ではバレエを観ていませんが、代替えも随分進んだなぁ。
あの頃Premier Danseuse(r)だった人がEtoileになっていたり、Etoileだった人が引退していたり。

エトワールも神の存在だろうけど、もう1人の神=芸術監督が意外と優しそうなおばさんで逆びっくり(笑)
ダンサーや演出家、宣伝企画との話し合いの中で、みんなの話をちゃんと聞いてあげるところに、彼女を芸術監督に冠するオペラ座の強みが見えた気がしました。

衣装係も清掃員も蜂蜜を採るおっちゃんも、みんな映ってたね(笑)
最初10ユーロだった蜂蜜、今では14,5ユーロだそうです。

そういえば初期は海老蔵さんのナレーションが入るっていう宣伝を見た気がするんですが、あれは幻?

NYC4日目― 博物館も公園もソワレも自然派だった日
NYC4日目。

午前中からホイットニー美術館へ。
先に地階の有名なカフェ・サラベスでブランチ。
絶対パンケーキ!と意気込んでいたけど、お腹がご飯モードだったので結局オムレット。
いつになったら私は、NYでパンケーキが食べられるのだろう…。

sarabeth blunch

whittney ceiling

天井もアーティスティック。個人的には、陽の光の入る雰囲気がグッゲンハイム美術館より好きです。
近代美術館で、コンセプトや置いてある作品が六本木の森美術館に似ています。いいと思った作品のお土産を買いたかったのに、その時ONではない作品のグッズばかりで残念。

スーパーでリンゴを1つ買ってセントラルパークを徒歩で東西に抜ける。
昼間でも危ないと聞いた事があったけど、全然大丈夫。
ハイド・パークと変わらぬホノボノ感に安心。緑に癒されながら、噴水の側でリンゴを齧る。

誰かが本格的なヨットのラジコンを走らせる。
人口密度はハイドパークより高し。

central yacht

有名な噴水らしいです。名前は忘れた。
central-fountain.jpg

左端に見えている橋(実際は道路)が、『魔法にかけられて』のミュージカルシーンで使われたらしいです。
central-enchanted.jpg

有名な不思議の国のアリスの像。可愛くない。
aliceinwonder-central.jpg

アリスと絡む、リアルアリスたち。(乗ってもいいんだっていう驚き)
little alice

マイナスイオンのひと時。
centralroad.jpg

パークを抜けるとちょうど対岸がNatural History Musium
『ナイト・ミュージアム』の舞台だったので見ておく。
このエントランス、映画に出てたね〜。

naturalhistorymu.jpg

ロンドンの自然史博物館が結構面白かったのでそのノリで行ったのですが、ロンドンのが断然展示のセンスが良いです。面白かったです。
ティラノサウルス動いて吠えてたもん。
お子さんがいなければ、NYの方は行かなくても良いと思います。
ロバート・デ・ニーロが解説するプラネタリウムは興味あったけど。

こいつはやっぱり入り口でお出迎えしてくれました。
yeahsaurus-NH.jpg

『ナイト・ミュージアム』のノリでこんなんがみんな動き出したらハンパないなー。
NHM-mini.jpg
NHM-whale.jpg

象でけー!
NHM-bigelephant.jpg

象ちっちぇー!
NHM-littleelephant.jpg

「わたしはセイウチになりたい」
NHM-walrus.jpg

MVPはこの2人。この美術館で一番笑いを取っているカップルでした。
この佇まいがたまらないんだ、また。
NHM-homosa.jpg

一番ノリが良いのは彼。
ロンドンにも目がイッチャってる魚が一匹いました。お決まりなのか?
NHM-yeah.jpg

そして近く(でもないか)のカフェ・ラロへ。
『ユー・ガット・メール』の出会いの場です。前回は外から見るだけでしたが、今回は中に入ってみました。

cafelalo.jpg

ここはまさしくパリのモンマルトルアメリのカフェと同じ空気感。
フランス人のが同じ広さの店を少ない人数で切り盛りしている事実に驚愕。
絞りたてベリー・ジュースが美味しかったです。隣りで食べてたサラダもおいしそうだったよ。

lalo-napkin.jpg

あと店員のお姉さんたちの制服が可愛かった。早番と遅番で色が変わるの!
ちょうど早番と遅番が入れ替わる時間帯、2つの制服が一緒にいました。
昼は白地にピンクの腰エプロンで元気に、夜は黒地にピンクでちょっと色っぽく。

lalo-nightnday.jpg

夜は…ついに、やっと、ここにきて、観ましたよこれを!
loi lion


Lion King 【CAST】 24.SEP.09 Soi
こいつがどれほどの大きさかといいますと。

loi lion

どん。
loi lion2

帰りに大階段を降りる時、目の前にいます。かなりの大きさ。
loi lion3

ファミリー・ミュージカルって客層が幅広いからか、レベル高い!
それともBroadwayだから?
BWってWEに比べて、演目や時期、役者ごとのブレが少ないな〜とは思っていました。
最低ラインのハードルが高め、逆に言うと実験的なキャスティングがない印象。
自分が見た演目や時期に限ってですが…。

レベルが高いという意味では良いけど、演目選びにおいては、ある程度観客ウケが約束されたものしかオンではやらないよね。WEはオンでも色々やるけど。

とにかく出てくる役者さんみんな芸達者で、芝居も歌も上手く、ある意味リアル感がないアートなマスクも上手く使いこなし、動物になりきっていました。
あのマスクの構造が気になる。肩、絶対凝るよね〜。

ムファサシンバナラなど主役たちは灰汁がなく、ゆえに芝居の上手さをグッと感じさせる見せ場もなかったのですが、準主役級が素晴らしいです。
ていうか、準主役ありきの演目だったんだね!知らなかった。

スカーは言わずもがな(正直主役より大事な悪役)、ザズー(キャラ作り、声作りに感嘆)、ラフィキ(ものすごいエネルギー)、プンバァ、ティモン、そしてシェンズィ、バンザイ、エドの3匹組あたり、全員がピンで主役張れそうなクオリティ。
プンバァ以降のキャラたちがプリンシパルとして存在していることが、この作品を贅沢にしているんだろうなぁ。
ある意味プンバァ&ティモンザズーと、ハイエナトリオスカーと、キャラがかぶるじゃないですか。
でもあえて登場させることで、しかもプリンシパル扱いにすることで、確実に厚みと旨みが増してるよね。

かつて何かしら「ライオン・キング」という舞台に関わったことがある出演者が多いですが、ティモンはその中でもオリジナル・キャスト。
プンバァ役の俳優さんも脇役慣れしているというか、コメディ要素を脇から足すっていう使命を理解して全うしている方なので、ナイス・コンビ。
「ハクナ・マタタ」は彼らの曲だったんだーと今さら発見しつつ、元気付けられました。

スカーデレク・スミスも良かったです。
よく「ライオン・キング」絡みでは「シンバが」とか「シンバ役者が」と聞くことが多いですが、ぶっちゃけスカーやれる方が、役者的には嬉しいんでないの?そーいうもんでもないの?(笑)
あっスカーはあんまり歌わなかったっけ。
でも役者としてのカリスマ性が大事だよね、この役。ムファサシンバより存在感あったよ。

スカーの衣装展示。もみあげー。

scar-miskoff.jpg

ラフィキはなんか、凄いもん見たー!って感じでした、はい(笑)
ラフィキの蝋人形 by マダム・タッソー。さすがリアル。

rafiki-minskoff.jpg

ハイエナたちはどこかトリオ漫才なわけで、息がぴったり合っていて上手かったです。
エド役はドイツ版に出ていたんだって。ヨーロッパから引き抜かれてきたのかしら。

ザズー役は出っぱなし、善人ではないけど嫌われもしない、オイシイ役です。
「アグリー・ベティ」マークみたいな存在。
スカーのご機嫌を取る場面で、ザズー「Supercalifragilisticexpialidocious」を歌うのは、全世界共通ですか?
同時期にかかっているDisney Musicalということでメリポピを歌ったのだと思いますが、他の都市や言語ではどうなるんだろう〜?って気になりました。
「何か歌え」と言われて歌ったのに、歌う曲歌う曲「それ以外で」スカーに拒否られるというくだりです。
Super〜以外にあと一曲歌っていたのですが、それがリトマの曲かどうかは定かではない。
もうこの時期リトマはクローズしてたしね〜。

Disney Musicalの劇場の扉は、演目のトレードマークが透かしで入ってます。
minskoff-window.jpg

ちなみにリトマ。(5月の滞在ではまだONだったので)
中の映像がちょうど歌ってる。
little mermaid


Lion King 【STAGE】 24.SEP.09 Soi
Minskoffのロビーは、タイムズ・スクエアを見渡せるガラス張り!圧巻の光景です。

minskoff-robbey.jpg

やっと見ました!
ミュージカル好きなのに本作を見てないとはどういうことだ!?とミュージカル好きな友達に言われ続け…(笑)

だってだってぇー、もうロンドンでもBWでも日本でも常設じゃないですか。
そうすると「今見なきゃリスト」から外れちゃうんですよねー、どうしても。

もうどんな感想書いても“今さら感”が拭えないんでしょうけど、いやーやっぱりこれだけ各地でロングランしてるだけあって、良かったよ!(←今さら感・笑)

初めて見る新鮮さもある一方で、有名作品だしDisneyの浸透力の凄さでもあるんでしょうか、今までの人生で作品の一端にでも触れる機会が多かったんだなぁというのも実感。
友人の結婚式でプロによる「Circle of Life」の生パフォを見ていたりとか、その昔ユーロビートが流行った頃聴いていたディズニー音楽のユーロRemixや、あとロックアレンジのDisney CDも聞いてたので、知っている曲もそこそこありーの。あっこれもLion Kingだったの!?と驚きーの。

あとはアニメを見なきゃ。何たって、ジェレミー・アイアンズマシュー・ブロデリックネイサン・レインだからね!
演出・音楽にジュリー・テイモア、音楽にハンス・ジマーも名を連ねていたりして、映像方面からの影響力を感じます。まぁDisneyだしね。

いやいや曲も良いですよねぇ。(今さら)
「Circle of Life」のあの幸福感は素晴らしいねぇ。(今さら)
さらにはセットもかっこいいよねぇ。(今さら)
あのプライド・ロック上で子供がプラプラ掲げられてる有名な場面は、ラストだったんだねぇ。(今さら)

あっでもストーリーはふつうやね。
勧善懲悪。ダイハード1のラスト並みに落下するスカーが可哀想。
しかし英語が分からなくても絶対に置いてけぼりを食らわないであろう“ストーリー・テリング術”はかなり秀逸。

受付のお姉ちゃんから「マジ超いい席だから!」と若干恩着せがましく説明を受けた(だってその席代払ってるし・笑)、センター上手の通路側の席でした。
本作も客席を使うタイプの演出が多いので、本当に良い席だったけれども。
ハイタッチしたよ〜何かの動物と(笑)たぶんライオン。

Minskoffは、通りに面している入り口は狭いけど、縦(横?)がワンブロック分あるので、デカイです。
碁盤の目の町は通り抜け出来ないのが難ですが、劇場の敷地内は通り抜けOK。
どこもかしこもLK Yellowでしたわー。

minskoff entrance


Lion King 【Intro.】 24.SEP.09 Soi
【MINSKOFF THEATRE】

minskoff theatre


【CAST】(24.SEP.2009 Soiree)

RAFIKI … Tshidi Manye
「サラフィーナ」(ヨーロッパ、日本)
CD:「Sisters of Joy」

MUFASA … Nathaniel Stampley
「ライオン・キング」(WE、BW)、「カラー・パープル」ほかコンサート多数。

ZAZU … Cameron Pow
WEと国内ツアー版を経てBW版に出演。「2008 Royal Variety Performance」(London Palladium)ほかオフ多数。

SCAR … Derek Smith
「グリーンバード」(トニー賞ノミネート)、「ジャッキー」ほかオフ・ブロードウェイも多数。
TV/映画:「ジャングル2ジャングル」、「スタンドイン」、「インターナル・アフェア」

YOUNG SIMBA … Jeremy Gumbs
USツアー、アジアツアーなどで9歳からヤング・シンバ役
映画:「Perfect Holiday」、「And Then Came Love」

YOUNG NALA … Cypress Eden Smith
BWデビュー。地元ジョージア州アルバニーで「スクルージ物語」、「アニー」など。

SHENZI … Bonita J.Hamilton
BWデビュー。「ガイズ・アンド・ドールズ」、「ピアノ・レッスン」、「ドリームガールズ」

BANZAI … James Brown-Orleans
ガゼルツアー版オリジナル・キャスト。
映画:「Disney’s The Princess Diaries」

ED … Enrique Segura
ドイツ版「ライオン・キング」を経て今回BWデビュー。
「美女と野獣」、「キャッツ」、「ジョゼフと不思議なテクニカラーのドリームコート」、「ウェストサイド物語」、「コーラスライン」、「ピピン」

TIMON … Danny Rutigliano
BW版並びにLA版のオリジナル・キャスト(Ovation Award受賞)、「ゴッドスペル」、「How to Succeed…」
TV:「ロー&オーダー」、「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」
映画:「ダンボ2」、「プロデューサーズ」

PUMBAA … Ben Lipitz
「ライオン・キング」、「ウェストサイド物語」、「プロデューサーズ」などの国内・国際ツアー
TV:「ソプラノズ」、「ロー・&オーダー」
映画:「The Giraffe」、「Find Me Guilty」

SIMBA … Dashaun Young
本作がBWデビュー。「ライオン・キング」(ガゼル・カンパニー)、「ヘアスプレー」、「Legends」、「Radio City Christmas Spectacular」

NALA … Ta’Rea Campbell
ナラ、チーター、ガゼル役で3年間ツアーを周る。BW:「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」、「アイーダ」(主役の代役)



【BROKEN ENGLISH】(ブロークン・イングリッシュ)
出演:パーカー・ポージー、メルヴィル・プポー、ドレア・ド・マッテオ、ジャスティン・セロー、ピーター・ボグダノ・ヴィッチ、ティム・ギニー、ジーナ・ローランズ
監督:ゾーイ・カサヴェテス
製作年:2007
製作国:アメリカ、フランス、日本

broken english

友達はどんどん結婚していき、焦りと諦めの境地に立たされた30代女性。
そのうえキャリアと呼べるほどの仕事をしているわけでもない。

「SEX and The City」「女は2つのLを求めてNYにやってくる。Label(肩書き)とLove(愛)だ」という一説がありますが、刺激と出会いと仕事に溢れたNYに住んでいてなおその2つのどちらも得ていないとなると、落ち込むのも分かる。
ここに居てダメなら、どこに行っても無理だと思うよね。

でもフランスには不思議な力があるんだな、これが。と、経験者は語る(笑)
あのね、道を歩いてるだけですれ違いざまに「綺麗だね」って声をかけられたり、道を教えてくれるついでに「あなたは美しい」なんて去り際に言われ続けたら、そりゃ女性ホルモンもがんがん出るでしょう(笑)
面倒くさいのも中にはいるけど。(特にオペラ通り。日本人女性の皆さん気をつけて!)

だからくすぶってる30代女性の生活に新風を吹き込んでくれるのが、パーティーで出会ったフランス男というおとぎ話な設定にも、妙に納得できちゃうんだな(笑)
「Joie de vivre(生きる喜び)」を最優先にして毎日を送るフランス人に、ビジネス都市のサバイバーが癒されるのは自然な話です。

ただポイントは、サバイバル都市にすでに足を突っ込んでるフランス人には、もはや「Joie de Vivre」が最優先事項ではないかもっていうところ。
本作のフランス人は旅人だから良かったけど、果たして上手いタイミングで、程よいスリルを与えてくれる細さの蜘蛛の糸は垂れてくるのか。
それが100万分の1のラッキーだとしても、掴める準備をしておくに越したことはないけれど。
気が乗らなくてもパーティーに顔を出せる程度の出不精に留めておくとか、パスポートを取っておくとか(笑)

日本も共同出資の本作、舞台は絵になるNYパリです。ごちそうさま。


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パーカー・ポージーメルヴィル・プポー

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