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2016/03/06 (Sun) SINGIN’ IN THE RAIN ~雨に唄えば~(08.NOV.2014 来日公演)

【東急シアターOrb】




【CAST】(08.NOV.2014)

Don Lockwood … ADAM COOPER

Cosmo Brown … STEPHANE ANELLI

Kathy Selden … AMY ELLEN RICHARDSON

Lina Lamont … OLIVIA FINES

R F Simpson … MAXWELL CAULFIELD

Miss Dinsmore/Dora Bailey … JACQUELINE CLARKE

Roscoe Dexter … PAUL GRUNERT


【STAGE】


作品もアダム・クーパーも、ミュージカル好きな日本人に馴染みがあるので、目の付けドコロの良い来日公演でした。
演出が演出なので、ツアー公演は出来ないものかと思っていましたが、見事にロンドン級の雨を渋谷にも降らせてくれました!
作品自体の感想は前回のロンドン版で書きましたので、ここはキャストの感想を中心に。

やっと会えたね、クーパーさん!
ロンドンまではるばる観に行ったのに、Underの日に当たってしまって、そういう意味でも、今回アダム・クーパーを前面に押し出した来日公演だったのはラッキーでした。
これならば、まずアダムに当たらないということはない。
代わりに公式サイトですら、「主演:アダム・クーパー」としか記載せず、プリンシパル含め他のキャストがクレジットされていないのは、演劇好きとしては不満アリですが、今回まさにアダムと作品目的で観に行ったから、何も言えない……(笑)

「ZORRO」で観た時があまりに酷かったので、そこまで期待も大きくなかったのですが、あの頃に比べかなりミュージカル俳優として成長しました、アダム!
この作品は、まさに歌いながら踊る「The ミュージカル」なので、どんな俳優にとってもキツイ演出だろうと想像はつくのですが、ロンドンで観たUnderに比べても、歌声とダンスに余裕が感じられました。

ダンスはもちろん、彼の領域ですので、魅せ方を分かってる!
傘など小道具の使い方にもメリハリと華があって、さすがです。

心配していた歌声も、「ZORRO」の頃に比べ、とても滑らかになったと思います。
身体が大きく筋肉が鍛えられているためか肺活量もあるので、激しい運動量の中で歌っていても、苦しさが気になりません。
「ZORRO」後は、彼にミュージカル人生が拓けているのか心配になったりもしましたが(余計なお世話)、この作品は演出も含め、当たり作、当たり役になりましたね。

コズモ役はロンドンで観た時よりもパワーアップしていて、なんだかロンドン版よりもプリンシパル2人は来日の方が良かった気がします。
コズモの見せ所である映画版の「Good Mornin’」が奇跡的に素晴らしすぎて、初めてロンドンで観た時は、舞台版における完成度の低さが気になってしまったのですよね……。
今回は免疫が出来てから見ているので、その分点は甘くなったかもしれません。
観客からの愛され度は、ロンドンで観た時よりも高かったようです。

キャシー役は……ごめんなさい、あまり記憶に残っていません。
普通に綺麗に歌う、とても美人な方でしたが、ストラーレン家女子のアクの強さの前に、記憶が上書き出来ませんでした…。
代わりにリナがとても印象に残っています。美しくありながらも、醜い声の巧い、素晴らしいコメディエンヌでした。

ロンドン公演で光っていたDialect Coach役は、今回は印象が薄い。
ロンドンで観たデイヴィッドさんは、役名が付いていないにもかかわらず、正真正銘のシーン・スティラーだったのだなぁと実感。










冒頭にも記したとおり、来日だからと言って演出がパワーダウンすることはなく、舞台上の雨量、そして舞台から蹴り上げられて客席に降り注ぐ水量、そしてそして影の見せドコロである、カラッカラに盤上が乾くまで拭く裏方さんのお掃除術も、本家同様でした。

「Good Mornin’」の演出と迫力が映画版に劣る点を除けば、歌も演出も作品も、ブロードウェイの観客が好きそうなものなのに、トランスファーしないのが逆に不思議だなぁ。
BWって、火は使うけど、意外と水をザブザブ使った演出は見ないので、劇場のテクニカルな制限があったりするのかしら。
歌と踊りの力量を同時に求められるからこそ、歌俳優とダンサーの境界線が薄い(要はどっちもパーフェクトにこなせる人材の多い)BW俳優で観たい作品だったりもします。

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2013/06/07 (Fri) SINGIN’ IN THE RAIN 【STAGE】(09.OCT.2012 Soiree)

singing-in-the-rain-musical1.jpg

今ロンドン、ニューヨークの作品で、何を一番見返したいかというと、「雨に唄えば」な気がする!
Overtureを聞いただけで心が躍ったので、サントラを買っておけばよかった~!と後悔しきりです。
オーケストラの音が厚くなって再現された現代版の音源というところは物欲をかき立てたのですが、ボーカルがアダム・クーパーなので購入を躊躇してしまいました(笑)

観劇した日には、当のアダム・クーパーはお休み、UnderのフランシスがDonを演じていました。
フランシスは小柄なせいか、ダンスしながらの歌は、肺活量が足りなくて少々パワー不足。
立ちっぱなしで歌う分には問題ないのですが、この作品にそんな曲目もあまりないですからね(苦笑)
とはいえ、プリンシパルのアダム・クーパーですら、踊りながらちゃんと歌えていたのかは怪しい。
テレビでタイトル曲を披露していた時は、ちゃんと歌えていたようだったけど、あれは一曲だけの切抜きだしなぁ。

このDonさん、声量の足りなさはあるものの、仕事はすべて丁寧!
歌も、肺活量ギリギリの中でではありますが、投げやりに伸ばすだけ伸ばして雑に終えるようなことは絶対しないのね。
ちゃんと意志の力で伸ばして止めてのコントロールを、苦しい中でも丁寧にやっている。
ダンスもステップのひとつひとつに気を配っています。
真面目なプロ意識と、舞台上でのコントロール力が伺えるので、このまま実力をつけていけばもっと素敵な俳優さんになるかも!?

ラストのカーテンコールも終わって捌ける時に、後ろにいた同僚が思い切り蹴り跳ね飛ばした水をもろにかぶって(しかもその瞬間にちょうどFrancisが後ろを向いて顔から水を受けちゃったのは、やった方にとっても計算外だったのでは・笑)、「Hey!」(ちょっとぉ!みたいな雰囲気で)と抗議している姿が可愛かったです。

何だかんだですごく頑張っていたので、とても印象に残っています、彼のこと。
また別の公演で成長した姿が見たいです。

Cosmo役は、「シカゴ」のフレッド・キースリー役かアンサンブルで観たことがあるような気がするダニエル。
こちらは映画版のドナルド・オコナーが素晴らしすぎて、「Make ‘em laugh」は物足りない。
映像なのに何回見ても舌を巻くオコナーのパフォーマンスは、やはり極上。
「舞台では、あれが生で見られるんだ!」と過剰に期待してしまったため、ちょっと期待外れ。
キラっと光るものはなく無難に演じているのですが、UnderstudyのFrancisを支える安定感はありました。

そして私の苦手なストラーレン家のスカーレットさん。
うん、メグ・ジリーを演じたサマーよりは、気にならなかったかな(笑)

一方で芸達者だったのが、Dialect Coachのデイヴィッドさん。
「歌が、ダンスが」というよりも、コメディアンとして芝居が面白かった。
プリンシパル3人は脚本の面白さで引っ張っていたけど、彼はセリフ回しや仕草、表情などの芝居そのもので笑わせていました。

Adam_Cooper_2083719SIR.jpg

そんなわけで、この作品をもう一度見たい要因は、キャストではなく、音楽と演出そのものですね~。
やっぱりあの土砂降りはハンパない!(笑)
舞台上で雨が降ると前もって知っていたし、そういう演出自体は過去にも何作品か観たけれど、それにつけてもあの降り方は尋常じゃないですね(笑)

水たまりも振り付けの一部にしちゃっているところが楽しい。
お客さんもキャーキャー言っていて楽しい(笑)
2階からみたので私は無傷でしたが、1階前方はスプラッシュマウンテンです。
役者陣も悪ノリして、「おらおら欲しいんだろ~?」とでも言いたげに、豪快に水たまりを蹴り上げる。
そして蹴れば蹴るほど、水がかかればかかるほど、盛り上がる客席(笑)

あの水は一応、常温水なのかなぁ?
歌も歌う俳優さんが、毎公演あんなにずぶ濡れになって、風邪をひかないか心配です。
悪寒のする日にあの演出は、堪えるだろうなぁ。

そんな劇中の派手なスプラッシュもさることながら、意外と感心してしまったのが、休憩時間中のお掃除。
びっちょびちょになったステージ上を、これでもか!というほどカラッカラに、モップだけで仕上げる仕事っぷりに、思わず見入ってしまいました。
完全に盤上が乾くまで拭きあげるので(舞台盤の木の色が変わるので分かる)、それなりの時間もかかり、通常の演目より休憩時間も長いと思うのですが、見ていて全然飽きませんでしたね~。
欧米人にも、あんなに細かくて完璧な仕事ができるんだわ、と変なところで見直してみたり。

パフォーマンスとともに、あのお掃除テクも一見の価値ありです。

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2013/06/06 (Thu) SINGIN’ IN THE RAIN 【Intro.】(09.OCT.2012 Soiree)

【PALACE THEATRE】

Singin in the rain


【CAST】(09.OCT.2012 Soiree)

Don Lockwood … FRANCIS HAUGEN (Understudy)
舞台:「42nd Street」、「Legally Blonde」(オリジナルキャスト)、「Hello, Dolly!」ほか

Cosmo Brown … DANIEL CROSSLEY
舞台:「Me and my girl」、「コーラス・ライン」(ポール)、「メリー・ポピンズ」(バート)、「十二夜」、「フォッシー」、「シカゴ」、「キャッツ」、「フェイム」

Kathy Selden … SCARLETT STRALLEN
舞台:「パッション」、「メリー・ポピンズ」(メリー・ポピンズ役)、「チキチキ・バンバン」、「マンマ・ミーア!」(オリジナルキャスト)、「イーストウィックの魔女たち」

Lina Lamont … KATHERINE KINGSLEY
舞台:「アスペクツ・オブ・ラブ」(ローズ役)、「ピアフ!」、「カンパニー」(ソンドハイム生誕80周年記念)

R F Simpson … ROBERT POWELL
舞台:「ハムレット」、「パイレーツ」、「シャーロック・ザ・ミュージカル」ほか
映画:『マーラー』、『39ステップス』

Miss Dinsmore/Dora Bailey … SANDRA DICKINSON
舞台:「チキチキ・バンバン」、「デイジー・ミラー」ほか
映画:『銀河ヒッチハイクガイド』ほか

Roscoe Dexter … PETER FORBES
舞台:「オブザーバー」、「ブラック・ウォッチ」、「マンマ・ミーア!」(ハリー・ブライト)、「テンペスト」、「ガイズ・アンド・ドールズ」(ネイサン・デトロイト)、「アラジン」

Production Tenor/Dialect Coach … DAVID LUCAS
舞台:「42nd Street」、「Grand Hotel」、「メリリー・ウィー・ロール・アロング」、「キャッツ」、「美女と野獣」(オリジナルキャスト)、「オクラホマ!」

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  • Author:nana
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    http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-35321410


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