2014/05/17 (Sat) Kinky Boots 【STAGE】 3.MAY.2013

大好きな映画のミュージカル化!
英国の佳作映画は、『ビリー・エリオット』といい、ミュージカルに向いてるかもね。
ラブアクもいつかミュージカル化されたら観たいなー♪



シンディ・ローパーが音楽を担当し、ハーヴェイ・ファイアスタイン(ミュージカル「ヘアスプレー」のママ役でトニー賞主演男優賞受賞)が脚本を担当しています。
2013年のトニー賞では、ローラ役のビリー・ポーターが主演男優賞を受賞したほか、作品賞もゲットしました。
製作に川名康浩さんがいたことで、日本人初のトニー賞としても話題になりましたね。

そもそも題材がとても良いので、それをどうミュージカルに昇華するかがカギ。
ストーリーは映画の通りなのですが、改めてミュージカル化されてみると、核となる少年(青年)2人の友情物語が、「ビリー・エリオット」と重なります。
今回のミュージカル版に、主演2人の少年時代の描写を入れたからか、よけいその感が強い。
片方の心は完全に女性だったりするところも重なるし、英国らしいです。

Kinky4wide.jpg

音楽は、シンディー・ローパーらしいキャッチーなメロディがそれなりに耳残り。
まだCDが出来る前に観て、会場のグッズ売り場でもらったデモ版CDをたまに聴くおかげかもしれないけれど。
The名曲というほど印象深いものはないけれど、CDに入っている「Step One」(個人的にはRENTの「Living in America」に激似だと思う)、「Sex is in the heel」、「Everybody say yeah」あたりは特徴的で耳馴染みがよい。

セットや演出は奇をてらっていない素朴なものでしたが、この作品の肝は何と言っても出演者の、しかもAngelsです!

Angelsとは、ローラの友人(取り巻き?)のドラァグ・クイーンたち!
彼らが出てくるシーンでの、観客の盛り上がりがハンパない!
隣のおっさんはもう、そういう店にでも行ったかのように、彼女たちの出演シーンで指笛鳴らしまくりの雄叫びあげまくり(笑)

プリンシパルたちは入れ替わっているのに、ローラとエンジェルズに入れ替わりが少ないのは、このミュージカルにおける人気の要、肝となる存在だからでしょうね。
地味な靴工場との対比の意味もあって、彼女たちの出演シーンはダンスも曲もド派手で、テンションあがります!

Kinky3.jpg

またね、女子顔負けの美しさとプロポーションの良さなんですよ。
それぞれお気に入りがいると思いますが、個人的にはCHARLIE SUTTON(写真一番左)がイチオシ!
たぶん、隣のおっさんもそう(笑)

一番スタイルが良くて背が高いので迫力があり、見下すような視線と挑発するような笑顔に女帝感ムンムンです。
身体が大きいだけでなく柔軟なので、バットマン(足上げ)やコンプリート開脚を含むダンスもダイナミック!
トレンチコートの衣装が好きだな~。
プロフィール写真は、“いかにも”っていうエンジェルズ俳優が多い中、逆に男っぽい容姿なのも驚きです。
だからこそのダイナミックさなのでしょうけど。

ビリー・ポーターは、トニー賞受賞ということで期待しすぎていたかも。
声もそこまでパワフルではないし、ドラァグクイーンとしての毒もちょっと足りない。
ただ、今年NYに行って別のミュージカルを観た時に、出待ちで彼が話題に出ていて、「ビリー・ポーターのいるうちにKinky見に行った方がいい!」という話を小耳に挟んだので、あれから1年経って進化しているのかもしれません。

kinky1wide.jpg

主演のスターク・サンズはキャラに合っていて可愛いのだけど、こちらもちょっと声がパワー不足に感じました。
ブロードウェイには神がかった声の人が世界中から集まってくるので、その中ではビリースタークもパンチが弱く思えるだけで、実際のところ普通に歌えてますけどね。
ただトニー賞受賞作品のオリジナル・キャストとしては、珍しいかなと思いました。
もっと、声も存在感もオーラの塊!みたいなキャストが寄せ集められるイメージなので。

ローレン役のアナリーは、そういう意味では安定の声質と、ミュージカル的表現力の豊かな女優さんでした。

心温まるストーリーと、ノリノリのショータイムシーンが程よく融合した、総じて優秀なミュージカルだと思います。
ストーリーの良さは映画版で保障されているので、オリジナル脚本の作品にたまにある薄っぺらさも回避されています。
もうちょっとキャスト&主演の見せ場&音楽にアクが強ければ、狂ったようにリピートしたい作品になったかもしれませんが、そこは無難に収まってますね。

「Wicked」の中毒性って、そう考えると凄いなー。
トニー賞受賞とは別の次元で、色んなキャストで観たい、もしくはキャストが変わっても見たいと思わせる普遍的な作品力が、ロングランを育てるんですね。

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2014/04/14 (Mon) Kinky Boots 【Intro.】 3.MAY.2013

【AL HIRSCHFELD THEATRE】










【CAST】(3.MAY.2013)

Charlie … STARK SANDS
舞台:「アメリカン・イディオット」、「ジャーニーズ・エンド」
映画:『シャル・ウィ・ダンス?』

Lola … BILLY PORTER
舞台:「ミス・サイゴン」、「グリース」、「ドリームガールズ」
TV:「ロー&オーダー」

Lauren … ANNALEIGH ASHFORD
舞台:「ヘアー」、「ウィキッド」、「キューティ・ブロンド」
映画:「セックス・アンド・ザ・シティ」、「レイチェルの結婚」
TV:「SMASH」、「キューティ・ブロンド」

Nicola … CELINA CARVAJAL
舞台:「ターザン」、「ドラキュラ」、「42nd ストリート」、「キャッツ」
映画:「セックス・アンド・ザ・シティ」

Don … DANIEL STEWART SHERMAN
舞台:「シラノ・ド・ベルジュラック」、「フル・モンティ」

George … MARCUS NEVILLE
舞台:「フル・モンティ」(オリジナル・キャスト)

Angels …
PAUL CANAAN
,
舞台:「キューティ・ブロンド」、「ミス・サイゴン」、「モダン・ミリー」、「チキチキ・バンバン」、「ラ・カージュ・オ・フォル」

KEVIN SMITH KIRKWOOD
舞台:「スペリング・ビー」、「グリース」

KYLE TAYLOR PARKER
ブロードウェイ・デビュー!
舞台:「イン・ザ・ハイツ」、「ヘアー」

KYLE POST
舞台:「スパイダーマン」(OBC)、「レント」(クロージングキャスト)

CHARLIE SUTTON
舞台:「努力せずに成功する方法」、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」、「アダムス・ファミリー」、「ラ・カージュ・オ・フォル」、「ウィキッド」

JOEY TARANTO
舞台:「スパイダーマン」、「ロック・オブ・エイジズ」

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    http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-35321410


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