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PARCO歌舞伎 決闘!高田馬場 〜2〜
基本的なことですが、さすが伝統芸能出身の方々だけあってセリフも聞き取りやすく、皆さん芸達者!
オカマ、女形、老人、何でも来い!さらに1人最低3役は演じていて、早替えにも驚嘆。
演技と早替えの上手さから、まったく場面としての違和感が無いのも素晴らしい!
年配の俳優さんでこの技量なら納得ですが、まだ皆さん若いのでスゴイですよね。鍛えられてる感じ。

かなり完成度が高く、それでいてたまにわざと覗かせるが面白い(「3役もやらされてイッパイイッパイなんだよっ」とは劇中人形劇(←これも面白い)での亀治郎さんの捨てゼリフ・笑)、お腹いっぱいの舞台でした。

それにこの面子、よくよく考えてみると超豪華
だって、将来の松本幸四郎、市川猿之助、中村勘三郎に当たる人々が共演してるわけです。
今この3人のオジサマが共演するなんて考えられないから、かなり貴重なのでは?

そんな彼らが、「こんなの歌舞伎じゃないって言われても、僕らの中では歌舞伎。若い世代が考える新しい歌舞伎の形を提示していきたい」という熱〜い気持ちの下、舞台に立っていたのですね〜。
あのエネルギーで毎公演やってたかと思うと、頭が下がります。

もうひとつ、歌舞伎といえば長唄
今回は舞台上方に位置していて、「たぁ〜かぁ〜だぁ〜のばぁ〜ばぁ〜、ばば!ばば!ばば!(リフレイン・笑)」と歌っていました。
よく歌詞聴いてると、三谷作詞なんで面白い。
サントラCDでは主演3人+三谷幸喜が歌っているメインテーマも入っていて、歌の途中に思わず噴出しちゃってる声も入ってたりしてホントに楽しいー♪
カーテン・コールでは、長唄席にひそかに三谷さんが混じってモジモジしてました(笑)

あぁもう何だか、記すべきことが多すぎて、書ききれない自分がもどかしい!
ネットでちょっと検索したら、楽しい感想が他にたくさんあると思うので、ぜひご参照のほど。
そして再演の際には、機会があればぜひ観に行かれることをオススメします。

余談ですが、席を取って頂いた方に「屋号を叫んだら染五郎さんが後で千円くれるって」と聞いていたものの、チキンな私は叫べませんでした…orz

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PARCO歌舞伎 決闘!高田馬場 〜1〜
『真夜中の弥次さん喜多さん』で、七之助さん勘三郎さんが出てきているので、この親子の残るあと1人、中村勘太郎さんが出演していた「PARCO歌舞伎 決闘!高田馬場」の舞台感想を、良い機会なので書いて見ようと思います。何事もタイミングということで(笑)

これからも映画レビューに絡めて書けそうな舞台があれば「実はこんなのも見てました〜」って感じで書ければと思います(吹っ切れたことだし)。
国内で見た舞台は、ついつい(または事情があって)感想書かないで通り過ぎちゃうことが多いので。


作・演出=三谷幸喜

出演(2006年3月26日 夜の部)=

市川染五郎、市川亀治郎、中村勘太郎

市川高麗蔵、澤村宗之助、松本錦吾、市村萬次郎


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実は鑑賞日は千秋楽
ただでさえチケットの取りにくい演目なのに、楽日を抑えてくれた某氏に感謝。

毎日満員御礼だったそうで(狭い劇場でやっているのがもったいない!)、最終日のカーテン・コールでは、「(同時期に上演していた)コクーン歌舞伎に勝ちました!」という染五郎さんの第一声に場内爆笑。
当時同じ渋谷のコクーン歌舞伎「東海道四谷怪談」に出演してたのは、勘太郎さんのお父さんであるところの勘三郎(元・勘九郎)さんなわけで…(笑)

劇中もこんな感じで、内輪ウケ的なネタが多かったのがこの演目の特徴。
例えば勘太郎さんが劇中、「父親とは子供に構うものなんじゃ。……ホントうるせぇんだアイツっ…」とセリフのあとにボソッとつぶやいたりして。もちろん“アイツ”で指してるのは勘三郎さんなワケで、これにも場内爆笑!
「家族で有名」なのが伝統芸能一家の常ですが、それを上手く利用したセリフですよね。

語調からも分かるように、「歌舞伎」と銘打っていますが、内実は「歌舞伎の衣装で演じる現代コメディ」?まぁ三谷幸喜だし(笑)

主題こそ中山安兵衛(後の堀部安兵衛)が叔父の決闘に助太刀した「高田馬場の決闘(元禄7年)」ですが、あら筋のみという感じで、細かいところは三谷幸喜の笑いそのものでした。
むしろ、役者さんたちもかなりノリノリで、アドリブもどんどん効かせていったそうなので、三谷のみの笑いより数倍楽しかったかも?!
時期が時期だけに、イナバウアーカーリングとか出てきたり、時事ネタギャグ多し。
一緒に行った友人は2度目の鑑賞だったのですが、千秋楽が一番はっちゃけてて面白かった!と。

これを鑑賞した時って、就活真っ只中で荒んでいた時期だったので(笑)、あんなに笑わせてもらって有難いなと当時も今も思います。

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