2006.11.23.Thu

全編通して「楽屋→舞台」シーンの繰り返しなので、ともすれば飽きてしまう可能性も。
そこを救ってくれたのは、やはり市村さんかなと思います。
何でもないセリフや間も、発し方や取り方が上手いので笑えるものになるんですよね。
市村さんの器用さをより感じました。これが彼の真骨頂では決してないと思いますが、それでも積年の技量に嘆息。
藤原君はいつもの調子で演じていましたが、まぁこのお芝居の場合、役が役だからそれでいいのかも。
蜷川演出の藤原君を見た人は「彼は凄い!」と熱弁するので、こういう普通の青年役が、彼の芝居傾向に単に合わないだけのような。
熱〜い彼のお芝居も、いずれ見に行きたいなぁ。
芝居そのものに関しては……2人芝居で、しかもその2人の設定が「老年俳優」と「若手俳優」という時点で、もう伝えたいことの8割方は明白なんですよね。その伝え方としては少々回りくどいというか、「そんなにいらないでしょ」という感じ。

