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2008/01/02 (Wed) 2007年見た映画BEST3

もう去年みたいに10個も選べない、一昨年みたいに5個も選べない…。

パっとしなさすぎだけど、こういう年もあるよね。
2007年は私がパッとしなかったから、しょうがないか。

その分舞台運が良かったのだと思うことにしよう。

1位『世界最速のインディアン』

こちらは文句なしに1位。
でも2006年に見てたら、これも4位以降だったかなぁ。

トニちゃんに前向きパワーもらいました。
傍から見たら「そこに何の意味が」と思えることでも、こうして映画化されたものを見て元気をもらってる自分がいるのだから、世の中分かりません。

2位『キングダム―見えざる敵』

サスペンス、政治ドラマ、アクションすべてが融合した作品として、上手く出来ていたと思う。
対極にいる2人が発した言葉が衝撃的。
そのメッセージを投げつけるためのフィクションとして見ないと、物言いたくなるかもしれないけど。

3位『明日、君がいない』

見る時期を一歩間違っていたら、自分のほうが手首切っちゃったんじゃないかっていうくらい、ダウナーになる。
でも目に見えない、今の時代の不安や否定や偽りを良く映し出していたから。

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2008/01/01 (Tue) 2007年観た映画リスト

年末年始、風邪引きました。

ずっと2連休で来て(暦通りの仕事ではないので)、年末31日まで働いて、1日からはあぁなんて久しぶりの3連休!って半ば感動してたら、その貴重な3連休が寝込んで終わるなんて、あんまりだよぅー。(ま、寝込んでないけどパソコンしてるけど)

年越しを寝て過ごしたのは、生まれて初めてかも…。
31日は仕事から帰ってご飯食べながら紅白観て、そのまま9時過ぎには寝ました。
でも小林幸子は観た覚えがある。そんでいつも同じパターンじゃんかよ見て損したって思った覚えもある。
年末年始!!って感じが、ここまでしないのは初めてです。

みかん食べまくってクスリ飲んでうがいして寝る以外に、私にできることがあったら教えてください!
せめて仕事初めまでには完治していたいのじゃ…。

そんなわけでずっと家にいるから、恒例のアレ、いきます。
っても2007年はDVDでも劇場でも、観られた映画は少なかった。
ずっと観に行きたいと思ってるうちに、結局公開が終わっちゃったのも多く。
年内にDVD化されて観たものもあるけれど、やっぱり映画館で観たのだけカウントすべきよね…。
てわけで不作ですが、でも無理くりやりますよ。<やけ。

例年通り一言コメント付き。良かったのは赤字。
全部で33作、かな?
ちなみにDVDで観た作品も合わせると、今年の鑑賞映画総数は120本でした。
去年の半数以下…?社会人になんて、なるんじゃなかった。うわぁぁん!


<1月>
愛の流刑地(これで幕を開けたのがいけなかったか…)
幸せのちから(ウィルからパワーをもらった)
ユメ十夜(キターーーーー!!)
ホリデイ(2007年はジュードを見直しまくりました)
あなたを忘れない(うーんイマイチ)
カンバセーションズ(しのぶのリアルすぎる…)
世界最速のインディアン(トニじいちゃん今年は全力疾走!)
D.O.Aデッド・オア・アライブ(ケイン・コスギ、胡散臭さ全開!)

<2月>
父親たちの星条旗(硫黄島がむしろ観たい)
フラガール(しずちゃんには泣いたけど…)
マリー・アントワネット(3月にはヴェルサイユのあの部屋に行ったよ)
さくらん(蜷川実花はやっぱり写真家だね)
ア・グッド・イヤー プロヴァンスからの贈り物(私にもブドウ畑をくれ!そしたら引退するから!)

<3月>
ナイト・ミュージアム(オーウェン・ウィルスン、今年は色々あったね…)
プロジェクトB.B(ジャッキーは永遠に不滅です!)

<4月>
明日、君がいない(鑑賞直後はずっしり来ます。上手く出来てると思う)

<5月>
・スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい(スウィーニーよりこっちのが血の量凄かったよ)
クィーン(チャールズみたいな旦那さんは避けたいものです)
シューター/極大射程(救いのないラストが良かった)
監督ばんざい(観ていてイタかった映画ナンバー1)

<6月>
シュレック3(回を追うごとに、確実に進化してます)


<7月>
あるスキャンダルの覚え書き(ジュディ・デンチにサブイボ!)

<8月>
トランスフォーマー(映像がとにかくスゴイ!ロボットの変身シーンカコイイ!)
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(最終的には何でもアリだったね)
パーフェクト・ストレンジャー(ブルース・ウィリス、見た目がエロオヤジ化)
Life~天国で君に逢えたら(分かってたけど、相当泣きました)

<9月>
ミス・ポター(ユアンの笑顔の可愛いこと!)
ヘアスプレー(一皮むけて、吹っ切れたトラちゃん!)

<10月>
キングダム―見えざる敵(フィクションと割り切って作られたからこそ、メッセージ性が強い)
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(ジェイソン・アイザックスがやけに美しく撮られていて、ちょっとじぇらしー。61歳も美しく撮ろうよ)
マイティーハート/愛と絆(アンジーって主演はまだ獲ってないよね?今年のアカデミーはそろそろあげそうな気がする。映画としてというより、アンジーの演技が良かったという感じなので、赤字落ち)

<11月>
0!1個も劇場で観てない!なんてこと!

<12月>
ボーン・アルティメイタム(ウォータールルルー♪)
スウィーニー・トッド(ティムとジョニーって、女の趣味まで似てるよね。ヴァネッサとしのぶには同じニオイを感じるもの)

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2007/12/29 (Sat) 【SWEENEYTODD:The Demon Barber of Fleet Street】(スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師) ― 3―

キャストについて書いてます。
キャストによっては、重大なネタバレを含んでいますので、ご了承の上でお願いします!

<ジョニー・デップ>
予告編でも、好きな歌い方だなーと思っていましたが、本編も良かった!
上手い下手じゃなくて、役のなりきりっぷりがさすが!
コブシがよくまわるし、迫力もあるので、舞台もやればいいのにー。

<ヘレナ・ボナム=カーター>
歌声は弱いけど、ブリブリっとした歌い方とロリな雰囲気で押してました。
この映画の何が怖いって、彼女のラスト映像が一番恐かったかもしれない(笑)

umibe.jpg

<アラン・リックマン>
ナカトミ・ビルディングから突き落とされた時は、ブルース・ウィリス「けったいな!」と叫びました。
小刀で心臓を一突きされた時は、ケヴィン・コスナー「ご無体な!」と叫びました。
あれから20年、ジョニー・デップが一番ハデにトドメを刺してくれました…やっぱり微妙に正視できなかった(苦笑)
そしてそして20年ぶりに、息絶えるまでひっぱりまくるアランさんが復活(笑)

ツボだった!この映画の彼はツボった!
おティムアランの良さを最大限引き出した撮り方をしてたと思う!
もーおティムったら分かってるぅ♪
セリフ回しや表情も、どこかいつもほど構えすぎず、軽めで良かった。
アンソニーに対する「Come in!Come in!」の笑顔と言い方とか、「Kill me! Here I am!!」(セリフうろ覚え)の迫力とか、とりあえずアンソニー相手(笑)になんか言ってる時のアランが良い!
トッドの手中にありながら、呑気に口ずさみ、まどろんでいる表情なんて最高!

歌はね、メロディに乗せてコブシ効かせるのは苦手な声質だと思うんだけど、早口でしゃべるように歌うところ、カチカチのブリティッシュ・イングリッシュが聞き心地良かった!
あとは、リシパパfrom『パフューム』とかぶっちゃうかもしれないけど、ジョアンナとの絡みがもっと見たかったなぁ。

<ティモシー・スポール>
ほとんど歌がなかったけど、絵に描いたような、ねちっこい悪人笑顔がステキだった!
巨悪の金魚のフン的な役回りが、板につきすぎていて右に出るものは居ないんじゃないかという…(笑)
STTV3-29.jpg

<サーシャ・バロン・コーエン>
ボラットの面影なし。でも巻き舌ピレリ役はめちゃめちゃ似合ってた。
ボラットを使おうと思ったおティムの発想の自由度がステキ。
舞台ではどんな感じの役なんだろうなぁ。
sasha.jpg

<エドワード・サンダース>
トビー役の子役なんですが、歌が琴線に触れてくる素晴らしいものだったので、思わずネット上で彼のこと色々調べてしまいました。でも全然情報ないの~(;;)
レミゼのガヴローシュ辺り演じていて、引っかかって来ないかなぁと期待したんだけども。
劇中では、クレジット3番のアランより、彼のほうが活躍度高いです。
重要な役どころだし、海外の鑑賞者の目にも留まっているみたい。気になるわぁ~ホント。
lovetttoby.jpg

<ローラ・ミシェル・ケリー>
ずっとアランファンサイトの方で、「スウィーニー・トッド」という映画は追いかけていました。アラン視点で。
でもやっぱりミュージカル映画なので……他にもお目当ての俳優さんは出てたりするわけです。

彼女は、歌も上手くて可愛くて、憧れの存在。
観に行ったミュージカルのパンフレットで、スウィーニーへの出演を知りました。
その時は、こんなに大きな役だとは思わなかったけれども。
が、見進めるほどに、「あれ?あんまり歌がない役……!?」という疑問がムクムク。
でも終盤に差し掛かって、乞食の歌が上手いんで、なるほどね……と。
やっぱりミュージカル俳優の歌い方と、映画俳優の歌い方は全然違う。
ジョニーやヘレナももちろん役に成りきっているけど、彼女の場合は技術の高さも一目瞭然。
「メリー・ポピンズ」メリー「ロード・オブ・ザ・リング」ガラドリエルなどのオリジナル・キャストとしての評価が、今作への抜擢へとつながったのでしょうね~。
laura2.jpg

<ジェイン・ワイズナー>
アイルランドの無名の新人女優らしいです。
多分この作品は全キャスト自前の歌声だと思うのですが、彼女も本当に小鳥のような透き通った美しいソプラノ!
無表情っぷりが、アダムス・ファミリー時代クリスティーナ・リッチとかぶります。
絵に描いたような美女というよりは、ティム・バートンの世界に住んでるアニメ風少女のニオイがぷんぷん。
この歌声なら、将来ウェスト・エンドでクリスティーヌとか普通にやってそう。
stshoto.jpg

<ジェイミー・キャンベル・バウワー>
一部で大人気のジェイミー君(笑)
相当なヴィジュアル系ですよ、この方。
歌声はクラシックではなくポップよりですが、彼の持ちナンバーはそれで正解かと思われ。
変にクラシック風に歌える、少し年のいったオジサンがこの役をやってたら、全てが崩れていたことでしょう(笑)
アランとの絡みが多かったね。美少年をいたぶる美中年……イケズな感じです(?)
jamiealan.jpg

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2007/12/28 (Fri) 【SWEENEYTODD:The Demon Barber of Fleet Street】(スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師) ― 2―

内容の感想行きます。
直接的な書き方はしてないけど、ネタバレになる部分もあるかと思うので、各自ご判断の上読み進めてください。
sweeneytodd2.jpg

事前に舞台も観ていなければお話も読んだことがなく、サントラを聞いたこともないため、今回のティムの映画版初のスウィーニー体験でした。

なので、たまにストーリーや登場人物の心情に無理のある展開だと、「舞台版はどうだったのかな」と、気になってしょうがなかった。
サクサクっとカットされたシーンやナンバーは結構あるみたいだしね。

そんなわけで話自体は他と比べようがないものの、演出に関しては「舞台でもこんな感じかな」と想像しやすいものだった。
もちろん実際見てみたらかなり違うとは思うのだけど、ティム・バートンの映画世界って、元々絵画的・戯画的な部分があるから、大げさな表現は舞台に通ずるものがあると思う。
特に登場人物のヘアメイク、衣装、小道具、コミカルで大仰な演技など。
映画でも笑いが起こるセリフ・歌詞もあったけど、舞台だともっと多いんだろうな~。

暗く毒々しいシーンは、もちろんティムらしさ全開の映像ばかり。
オーケストラと映像のアンサンブルも、何度も上手いなぁと思わされました。

他方、色鮮やかで非現実的な映像も、ティムのお得意。
ミセス・ラヴェット「海辺の生活」妄想シーンは、舞台では歌だけで完結してるんだろうけど、ティムらしい、カラフルでシュールなコワ可愛い映像があっぱれ。
このシーンのトッドの強張った動きが笑える。ラヴェットの膝上に一瞬置いた手は…(笑)
賛否両論だった2年前のブロードウェイ版も気になるけれど、ティム版“舞台”「スウィーニー・トッド」も観てみたい。

残念とまではいかないけど、あと一歩何か欲しかったのは、トッドラヴェット、そしてトビー以外の人物に対する、もう少し細かい描写。
トッドの復讐劇に焦点を当てているから、分かりやすくて良い。けれど、少々シンプルすぎる面も。

救いのなさが畳み掛けるように襲ってくるラストは個人的には好きだったけど、トビー、アンソニー、ジョアンナのその後が気になります。
アンソニーとジョアンナはきっとあのまま駆け落ちするとして、トビーはこの先どうするんだろう?

面白いなと思ったのは、「悪とは何か」について両面的な見方が出来る点。
トッドの復讐も、少年から見たら単なる大量殺人。自分を庇護してくれたミセス・ラヴェットは被害者。
乞食の奥さんからみたら、悪はラヴェットで、トッドは利用されている可哀相な人。(トッドが何者かを知らずしてそういう解釈だったよね)

判事は……どう贔屓目に見ても悪いヤツかもしれないが(笑)、一応アランはやっぱり、観客が憎みきれない演じ方をしていたと思う。
ジョニーも同じような役作りだな~と今回初共演してみて、初めて思った。
役者さんがみんな上手くて、一枚岩な善悪の対峙を回避していたと思います。
ストーリー自体は単純だけど、何か最後はちょっと切なかったよ。

Cinema 2007 | trackback(0) | comment(8) |


2007/12/27 (Thu) 【SWEENEYTODD:The Demon Barber of Fleet Street】(スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師) ― 1―

出演:ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アラン・リックマン、ティモシー・スポール、サーシャ・バロン・コーエン、エドワード・サンダース、ローラ・ミシェル・ケリー、ジェイン・ワイズナー、ジェイミー・キャンベル・バウワー
監督:ティム・バートン
製作年:2007
製作国:アメリカ
sweeneytodd.jpg

長いので分けました。
1部は日本でのプロモーションに関する愚痴とアランの量(笑)
2部はティム・バートンの演出&映画の概要に対する感想。
3部は、書いているうちにミュージカル好きの血が騒ぎ出し(笑)、映画俳優として有名な面々の他に、元々ミュージカル俳優として活躍している役者さんについても触れてみました。

************************************

「ジョニー×ティム×ミュージカル映画」ということで、もちろん気にはなっていたけど、アランの出演が決まった時点で、私の中では「アランの映画」に。

なので、クレジットは3番目なのに、何で公式ポスターがヘレナのショットまでしか出ないのか、何でアランはジャパン・プレミアに来なさげなのか、何で日本のチラシのアランはあんなに小さいのか、言いたいことは山ほどある今日この頃です。ぷりぷり。

ていうか、そもそもプロモの仕方が不思議~。
開幕前から、メイキングや本編映像が出回りまくりだし、日本の公式サイトは全く充実する気配もないし、日本の映画サイトで紹介されているキャスト数が少なすぎる。
やっぱりホラー要素があるから、ワーナーもあんまり力入らないのかな。
貴重なアランの日本公開映画なのに…ぷぅ。

とはいえ冒頭のネーム・クレジットだけ事前に全部公開したのは、上手いやり方だと思った。
チャリチョコのチョコ川になぞらえた血の川ですが、あそこが一番気持ち悪くなって、後はそれほどでもなかったし。
カミソリが人の首筋に当たるたび、「切っちゃうのかな、それとも今は止めとくのかな」ってビクビクしながら観ているので、心臓は疲れますが。

あと海外のアランファンが、「ネットで映像見すぎたから、事前に見た分の2倍くらいしか出番がなくてガッカリ」と言ってましたが、極力ネタバレ抑えてメイキングもインタビューも本編映像も見ないようにした自分の目には、結構大活躍なように感じました。
不精ヒゲで、目元タルタル&大佐風ファッションのアランせくしー。
きっと誰も、ジョニーと親子ほど年が離れてるだなんて気付かないはず♪

そんでもってスプラッタ気味になるのは知っていたから、鑑賞前に肉とか食べないでおこうと思ったら、逆に鑑賞後の方が肉は食べたくない感じでした。当たり前か。


Sweeney Todd [The Motion Picture Soundtrack]Sweeney Todd [The Motion Picture Soundtrack]
(2007/12/18)
Stephen Sondheim、 他

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2007/12/26 (Wed) 【Still Crazy】(スティル・クレイジー)

出演:スティーヴン・レイ、ジミー・ネイル、ティモシー・スポール、ビル・ナイ、ジュリエット・オーブリー、ビリー・コノリー、ブルース・ロビンスン
監督:ブライアン・ギブスン
製作年:1998
製作国:イギリス
stillcrazy.jpg

これまた「やっと見れたー!」って訳で、多年(本当は3年くらいだけど)の望みが叶いました。
ビル・ナイの出世作っていうか、代表作的な作品なので、ずっと気になっていたんだもの。
見なきゃ見なきゃって、もう半分ストレス(笑)

確かに彼のキャラを存分に生かした作品だわー。
仕草が大仰でアニメなビジュアル系っぽいところが、高見沢さんとカブるビル・ナイ

セリフの前に意味もなく間をためたり、鼻を鳴らしたり、手の形がいつも気取っていたり。
どの映画でも、彼自身のキャラで役を食っている。
『あるスキャンダルの覚書き』は例外中の例外だろうなぁ。
「オペラ座の怪人じゃねーんだよ!」に笑いました。

本作には、「イギリスの俳優がみんなジェレミー・アイアンズやアラン・リックマンみたいな小奇麗な英国紳士風だと思ったら大間違いだぜー!いえー!!」的な反骨精神(なのか?)あふれる、小汚く品のないビール腹系“オッサン”俳優たち(+高見沢)が集まっています。
これはこれで英国らしい風景だと、大いに納得しながら見ていました。

ロック版フル・モンティだと言われつつ、『フル・モンティ』を見てないんでどうにも反応できないんですが、腐っても英国コメディ、やっぱりハートフルで、みんなちょびっとずつ小心者なところが愛らしい。

Still CrazyからForever Crazyへ、ド派手すぎるカムバックを果たしたオッサンたちの、いつまでも現在進行形なGoing My Wayっぷりは、ぜひとも見習いたい!


スティル・クレイジースティル・クレイジー
(2005/12/16)
スティーブン・レイ、ジミー・ネイル 他

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2007/12/25 (Tue) 【Breaking and Entering】(こわれゆく世界の中で)

出演:ジュード・ロウ、ジュリエット・ビノシュ、ロビン・ライト・ペン、マーティン・フリーマン、レイ・ウィンストン、ヴェラ・ファーミガ、ラフィ・ガヴロン、ポピー・ロジャース、ジュリエット・スティーヴンスン
監督:アンソニー・ミンゲラ
製作年:2006
製作国:イギリス、アメリカ
breakingandentering.jpg

やっぱりミンゲラが好き。

一見フランス映画風の、静謐で客観的な映像なのだけど、ストーリーがドラマティック。
現実世界にどうしても起こってしまう悲しい事件を描きながら、人の力でそれをポジティブな結末に導くところに、一筋の光。
デビュー作『愛しい人が眠るまで』から、ずっとそう。

移民親子も、中流階級の核家族も、どちらもそれぞれに生活感がある。
普段かけ離れているその2者が、ふと触れ合う痛みと癒しの描き方が確かでした。
まさに“Breaking and Entering”なんだよなぁ。

『ラブ・アクチュアリー』では出演者一同、「メイクアップしたロンドンが撮られている」と評価していたけど、本作のロンドン(主にKing’s Cross駅周辺)は、ありのままの姿に近い。

英国のブリストルに留学してた友だちとロンドンに遊びに行った時、「イギリスじゃないみたい」って言ってたんだよね。
地方のブリストルには純粋なイギリス人しかいないけど、ロンドンパリと一緒で移民が多い。
まず外国訛りの強い英語が聞き取れないことに、彼女はカルチャー・ショックを受けていました。
もちろん英国の一部なんだけど、ロンドンはロンドンでまた特別な存在なんだろうな。

本作に収められているロンドンは、ラブアク観ている時に「ロンドンに行きたーい!」って思わせるような無邪気な感覚よりも、ロンドンの空気がヒヤっと肌を撫でるような、既にロンドンにいるような錯覚を起こさせるものでした。

久しぶりに監督のコメンタリーもさらっと見てみて、ジュリエット・スティーヴンスンの出演がカメオ扱いだと知って、またそれが『愛しい人が眠るまで』つながりっていうのが嬉しかった。
『愛しい人~』ではカウンセリングを受ける立場だったけど、今回はカウンセラーとして、短いシーンに出演。

ジュード・ロウは一時期見損なったけど(笑)、そして外見はタイプじゃないけど、映画の中では好きかも。
それもハリウッド映画でなく、英国作品に出ているとき。
パパをやっている時なんて、特にすてき。
しかしミンゲラジュード好きだね(笑)

ジュリエット・ビノシュは、彼女以外考えられない役。
中年でありながら、ジュードと寝るシーンに危うい雰囲気を醸し出せるのは、大陸女優の成せる業。
他の俳優も、「この人以外あり得ないな」っていうジャストな配役(レイ・ウィンストンなど)だから、作品に信頼がおける。
その信頼感が、ハリウッド映画にない部分かも。
子役も2人とも自然で、ステキでした。ラフィ君は大注目!むっちゃ可愛い!

マーティン・フリーマンミンゲラ作品で見るのも、ちょっと新鮮。
どちらかというと、コメディが多い気がするし。ま、本作でも半分コメディ担当でしたが。


こわれゆく世界の中でこわれゆく世界の中で
(2007/09/19)
ジュード・ロウ.ジュリエット・ビノシュ.ロビン・ライト・ペン.マーティン・フリーマン.レイ・ウィンストン.ヴェラ・ファーミガ.ラフィ・ガヴロン.ポピー・ロジャース.ジュリエット・スティーヴンソン

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nana

  • Author:nana
  • Would be always grateful that we somehow existed at the same time in a world's long history.
    My life has so much expanded after knowing you.
    Good bye, for a while and see you sometime.

    http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-35321410


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