2008/02/23 (Sat) The Dumb Waiter 【Back Stage】-2

自分のセリフは省略するけれど、会話の内容はこんな感じ。

「どこから来たの?」
「ロンドンにはどれくらい滞在しているの?留学中なの?」
「違うの?じゃあ今回イギリスに来た目的は何なの?」


正直な話、この質問の答えに、私は方便の嘘をつきました。
「観光とか他の舞台とか色々見たりもしているけど、この舞台を観るのが一番の目的です!」と(笑)

「確かにロンドンは色んな舞台観られるもんねーでも僕らの舞台を目的に来てくれたんだね、ありがとう」
「フライトはどうだった?日本からここまで、どれくらいかかるの?」
「12時間あったら、飛行機の中で暮らしてる気分だねぇ」←地味に可愛い発言。
「てゆーか本当に12時間!?嘘だろ!?55分の劇を見るために、12時間かけて来たっていうの!?ありがとう!」
で、ハグ!(トキメキ死>自分)

何だか質問をいっぱいされたので思い出しきれないけど、最後の「55分のために12時間」ていうセリフは鮮明に覚えてる。
私だって、インターバルもなしにあっという間に終わってびっくりしたもん、正直(笑)

あっ最後に「写真撮って下さい」って頼んだ時に、「そりゃ12時間もかけてきたんだから、写真撮らないで帰るなんてないよ!」と、肩をギュっと抱きしめて撮ってくれました。

↓普段は、野球観戦帰りのビールを飲みすぎたアメリカ人のおっちゃんという印象。
jidmwtrhp.jpg

↑あえて並べて見た。顔がちがーう!(笑)

芝居になると顔変わりすぎ、雰囲気変わりすぎ、マジでプロだ、この人。
舞台上の顔も、ちゃんと「ジェイソン☆アイザックス」って感じで(?)、シュッとしてたんですけど。
20分立つと話好きで陽気なおっちゃんに様変わり。
俳優ってスゴイなぁ……!

ここまでの流れだけでも十分キュンキュン来たのに、「あっこの人、本当に素で優しいんだ」と思わされた彼の配慮爆弾は、まだこれでもかと爆発。

リー・エヴァンスに向けて、「日本から来てる子いるから、サインとか写真とかやってあげてね」って。
しかもあからさまじゃなく、とってもさりげなく。

……ハリポタとか超悪い人だよ!
『パトリオット』の悪役なんて本当憎憎しいよ!

それで素がこんなに気遣い王子(王子?)だなんて、反則だよ~!
ていうか彼にとって、どんだけ日本は遠い異国なのよ~(苦笑)

英語のやり取りも、最初の言い方で通じなかったらそこで流してしまわず、すぐ分かりやすい言葉に言い換えてくれたり、こちらの(たどたどしい)返事もしっかり待ってくれたり。

頭が良くて、人の気持ちを察することが出来て、寛大。素で尊敬しました。

この人の寛容さを前に自分がちっぽけな人間に思えたし、こういう前向きな対応ひとつで人を幸せな気持ちに出来るなら、自分もそうなれるように頑張ろうと思えた。
ただ「嬉しい」だけで終わるのではなく、そこまで深く考えられたのは、俳優という職業ゆえの上辺だけの愛想や感じの良さではなく、そこに本当の優しさがあったからだと思います。

偶然かもしれないし、実際そうなのかなとも思うけど、結婚して子供が居る人って、やっぱり人間的に余裕があるのかなと。サム然り、ジェイソン然り。

人気稼業に付き物だからと「作業」としてこなしてるわけでもなく、「ファンあってこその職業だから」という気負いからでもない。

ただ名前書いたり写真撮ったりするだけで喜んでくれる人がいるなら、やりますよ。という。

常々向こうの俳優さんは、「職業がたまたま俳優だっただけ」というスタンスだなぁと感じてはいましたが、それが本当に顕著な人です。

「俳優とファン」というより「人間同士」って感じが、一方的にかもしれないけど、するんだよね。
だからこそJasonSamも、「素晴らしかったです」「ありがとう」でさらっと終われるところを、あくまで普通の会話をしようとしてくれるんだろうなって。

ダンナさんにするなら、Jasonみたいなタイプが良いなぁ~♪←誰も聞いてない。

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2008/02/22 (Fri) The Dumb Waiter 【Back Stage】-1

出待ちの人数は、ほどほど。
ジェイソンリーも同時にその場にいて、出待ちの全員と写真撮ったりサインしたり会話したり。
全部で10人くらいだから、賑々しくもアットホームで、イイ感じの現場でした。

リー・エヴァンスは、楽屋口から出てくる時もコミカルな歩き方でした。
素肌だけど、被り物してるような…ミッキーみたい♪
口数も少なくて、しゃべったとしてもキャラ作り万全な感じ。
普段から演技してるような印象です。
こんなだからイギリスの俳優さんは、セラピーに通わなくちゃならないんじゃ?(笑)
挙動不審なまま、ミッキー歩きで夜のトラファルガーに消えてゆきました。

wizLeeEvans.jpg

ジェイソンはねー、ホンっトにほんっとーに!ほんっとーに良い人!!!!!(><)
これはジェイソンファンにも、アランファンにも、ハリポタファンにも、もう全ての人に知ってもらいたい!
これから書くエピソードを読んだら、アランファンもジェイソンファンになっちゃうかもしれないから、気をつけて!(笑)

ジェイソンは、今までバックステージで触れ合った全ての俳優さんの中で、超ド級に優しい!
もう人類として素晴らしい!(笑)
フランスの俳優の親しみやすさすら超えたかもという…!
今までで自分の中で、色々気遣ってくれる優しい俳優さんNo.1は「オペラ座の怪人」アンドレ役Sam Hillerだったのですが、超えた!(笑)

滞在中最後の夜が「The Dumb Waiter」の観劇だったのですが、親切にされたことに嬉しくて感動して、「どんなに荒んでいても、人には優しくしよう」って感銘を受けたくらいです(笑)

そんなジェイソン、最初は連れ合いの男女と一緒に出てきて、ご飯を一緒に食べるっぽかった。
出待ちのみんなもその雰囲気を察して、あえて誰も声をかけなかったのだけど、「あっ!写真とかサインとかしようか?」って向こうから皆に声を掛けてきてくれたのです。
「ちょっと待っててもらって良い?」とお連れさんたちに頼んでたけど、実際は「ちょっと」どころじゃない時間を費やしてくれました。

それぞれのファンとちゃんと会話をしていたし、1人1人にちゃんと向き合っていた感じがした。
こっちの持ち上げ言葉とか(笑)にも、Thank youだけで応えるのではなく、色々向こうから質問を投げかけてきてくれたり、サービス・トークだけで終わるというより、しっかり会話をしようとしていた感じ。

俳優さんとの会話って、ファントムとかのレベルでも「素晴らしかったです」「ありがとう」で終わることがままあるから、世界公開される映画に出ているような俳優さんが、ここまで丁寧に接してくれることを予期していなかったせいで、余計嬉しかったー♪

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2008/02/21 (Thu) The Dumb Waiter 【STAGE】-2

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雇われた2人の殺し屋がいるのは、汚い地下室。
まさに『SAW』のあの地下室の雰囲気。かびた感じを良く出したセット。
鉄のベッドに寝そべって新聞を読むヒゲ・ジェイソンの様になること!

舞台「ロード・オブ・ザ・リング」もオープニング前から役者が演技しているってのは同じなんだけど、あれは観客と絡んでいたし、世界観に引き込むための演出だった。

今回は、観客と絡むわけでもなく、ただステージの上にGusとBenがいる。
舞台の上で、せわしなく座ったり立ったりボーっとしたりするGusと、ページをめくる以外は微動だにせず、寝そべって新聞を読み耽るBen
真逆の動きをしていることから、何となくキャラクターもつかめてくる。
それを見せるために、開演前から(開場と同時に開演してるとも言えるけど)ステージ上にいる。

しかも確か、セリフの第一声をしゃべってから、客電がおちたと思うんだよね。
ということは、芝居を始めるのも役者のタイミング次第だったってこと。

2人の他にもう1人、「見えざるボス」という登場人物がいる。
でも声が聞こえるわけでも姿が見えるわけでもなく、ダム・ウェイターで2人に運ばれるメッセージが、その存在を示すだけ。
「ダム・ウェイター」っていうのは、レストランなどで調理場から客席へ料理を送る時に使う、小型エレベーターみたいなやつ。
ガラガラガッシャーンと派手な音を立てて、奇妙な指示を出すばかり。
でもその指示には、ちゃんと意図があったのでした…。

dmwtr.jpg

ネタバレになっちゃうし、日本公演をしているくらいだから見る可能性のある方も居ると思うので、本丸は明かしません。
たった60分の劇なのですが、飽きさせない芝居運びだと思います。また芸達者な2人だしね。

ラストは前回Trafalgar Studioで観た「BENT」と似て、照明が一気にフっと落ちるもの。
どん帳が無い劇場なので、そうするしか幕を閉じる方法がないのかもしれないけど、「照明落ち」という演出に毎回ちゃんと意味を持たせてるのです。

その証拠に毎回照明が落ちた瞬間、客席全体が息を呑む音が、大げさじゃなく本当に聞こえてくるのだから。
向こうの人のリアクションが大きいってのもあるけれど、効果的で衝撃的な見せ方であるのも事実。

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2008/02/20 (Wed) The Dumb Waiter 【STAGE】-1

DumbWaiter.jpg

リー・エヴァンス×ジェイソン・アイザックス×ハロルド・ピンターというアンサンブルに、惹かれに惹かれてはいたものの、Earlさんもまだいたあの頃(それ以外でもドン・ジョンソン、ダニエル・ラドクリフ、フィオナ・ショウ、メリポピ、スパマロットetc…見たいショーがてんこ盛りの時期)、ストレート・プレイってことで最後まで観るの迷いました。

でも観て大正解!
劇場は「BENT」と同じトラファルガー・スタジオですが、この劇場はとがってる!センスが!
「BENT」もストプレだからって最後まで観るの迷ったけど、超良かったし。

2回も当たりを引いた今、ここで断言しちゃう!
この劇場でやっているストレート・プレイを観ようか迷ったりすることがあったら、迷わず見に行っちゃってください!損はしないから!

今回もまったくストーリーを知らずに観に行ったので、細かいところまで理解できているかは謎ですが、演出の面白さと、どんでん返しの待つ脚本は素直に楽しめた。

挙動不審リー・エヴァンスに、クールなジェイソン
たった2人の役者で構成される会話劇。
これは……ボケとツッコミではないか!立派に漫才ではないかー!

ちなみに本作、実は日本でも上演されている。
そして堤真一×村上淳のAバージョンと、浅野和之×高橋克実のBバージョンなるものが存在していたりする……そのバージョン分けは何やねんと。
どんでん返しで幕を閉じる演目だけに、違いが気になるやんと。

目新しかったのは、劇場に入った瞬間から、2人ともステージの上にすでにいたこと。
しかもかなり前方席だったので、入場した瞬間から客電落ちるまで、目の前でジェイソンがベッドに寝そべって普通に新聞読んでるー!
ま、凝視ですよね、そこは。えぇ。

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2008/02/19 (Tue) The Dumb Waiter (06.Mar.2007.Soirée)

【Trafalgar Studios】
trafalgarstudiosdw.jpg


演出:Harry Burton
脚本:Harold Pinter


【CAST】(06.Mar.2007.Soirée)

GUS … Lee Evans
舞台:「プロデューサーズ」(レオ・ブルーム役でオリヴィエ賞ノミネート)、「Endgame」(マイケル・ガンボンの相手役)、Wembley Arenaでソロ・コメディアン・ショーを2度行い、いずれも完売。
テレビ:「リー・エヴァンスの世界」、「リー・エヴァンス・ショウ」、「リー・エヴァンス―So What Now」ほか
映画:『フィフス・エレメント』、『マウス・ハント』、『メリーに首ったけ』ほか


BEN … Jason Isaacs
舞台:「The Force of Change」、「1953」、「エンジェルズ・イン・アメリカ」ほか
映画:『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』、『ソルジャー』、『セックス・アンド・マネー』、『美しい人』、『エレクトラ』、『ピーター・パン』、『タキシード』、『ラブ・アクシデント』、『ブラック・ホーク・ダウン』、『ウィンド・トーカーズ』、『スウィート・ノヴェンバー』、『パトリオット』、『ことの終わり』、『アルマゲドン』、『ドラゴン・ハート』ほか
テレビ:「ザ・ホワイト・ハウス」、「Guardians」ほか

luciusjason.jpg

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』ジェイソン・アイザックス
ただただカッコ良いので、脈絡もなく載せてみました。うふ。

Lee Evansって、ロンドン版「プロデューサーズ」のオリキャスだったんだぁ!
ネイサン・レインと、映画『マウス・ハント』でも舞台でも共演してることになるんだね。

っていうか、Wembly Arenaスタンダップ・ショーってツワモノすぎでしょ!?
ソロ・コメディ・ショーで観客動員数のギネス記録持ってるらしい…。
そりゃピン芸でアリーナクラス埋めちゃうんだもん、世界記録なはずだよ。
あんなに挙動不審だったのに、実はすごい人だったんだねぇ。

ジェイソン・アイザックスは言わずもがな。
こうして並べると、彼の映画でまだ観たことないの、いっぱいあるなぁ。
『ことの終わり』『スウィート・ノヴェンバー』『美しい人』あたりから攻めてゆきたい。

各々舞台以外の分野でキャリアを確立している、濃いぃ~2人の共演だったのね。

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  • Author:nana
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    Good bye, for a while and see you sometime.

    http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-35321410


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