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2008/11/16 (Sun) 私生活=Lunes de Miel=Private Lives 【3】

【ヴィクターたち】(左から橋本じゅん、フランク・メルカダル、アダム・ゴドリー)

Victors.jpg

ヴィクターもたぶん、アダム・ゴドリーさんと橋本じゅんさんは同系統で、フランス版だけ趣向が違うと思う。
フランス版は、年寄りエリオットに対して、若さが魅力の斜に構えたヴィクター

橋本さんアダムさんは挙動がせわしなくて、奔放なアマンダエリオットに圧倒される常識人の不恰好さみたいなのが役に合っているんだよね~。
ヴィクターの台詞にも「良かった、僕はノーマルで」っていうのがあって、キャラクターをよく表した1行だと思うんだけど、そんな彼が最終的にはアマンダをしのぐヒステリーを起こすのがポイント。

橋本さんは汗ダクダクでした(笑)
さすが新感線系の役者さん、血管も切れんばかりの熱演で、見てて一番面白かった。
って新感線の舞台見たことないけど…。
素でしゃべると関西弁というギャップがステキ。


【シビルたち】(中嶋朋子、エルザ・セルヴィエ)
nakajimams-pl.jpg

最後に一瞬だけ出てくる、フランス人メイドのルイーズ
彼女とイマイチ話の通じないエリオットアマンダ
英語版&日本版では、「フランス語が分からない」という設定で笑いを取っていました。

フランス語版では、そもそもアマンダ&エリオットがフランス語を話しているだけに「どうするんだろう?」と思っていましたが、訛りが強い地方出身という設定で対応していました。

ルイーズ役中澤さんも、内野さんも、結構忠実にフランス語を話していたのが驚き。
Rの発音も、英語のRじゃなかったし。
ここらへん、アランのフランス語はどうだったんだろう?
Rの発音に関しては、英語圏のアランの方が、内野さんより苦手なはず(笑)

大喧嘩シーンのスパークっぷりは、やはりフランスが圧倒的にフィーバー!
頭でレコード割りも、噛み付きも、それぞれ2回ずつあった気がするもん(笑)

あと宗教的、歴史的なジョーク(カソリックに関して、アランが大きい笑いを取っていたセリフ)は、日本では全く笑いどころになっていませんでした。まぁ当然ですかね…。
日本版で観ると、エリオットって、こんなに薀蓄屋の理屈屋さんだったんだーって思う(笑)
それもこれも、ジョークの種類が違うからだろうな~。

笑いどころが少ないのと、ラブシーンが軽いせいか、前半が間延びして感じられました。。
一緒に観た人は1幕で終了だと思い、「ちょっとオトナの会話劇なのね。起承転結はないのね。微妙…」という印象だったらしい。
1幕で終わってたら、この作品、こんなに複数プロダクションは生まれないだろうなぁ(苦笑)

フランスでは、「腹が痛くなるほど笑った!俳優たちのコメディアンっぷりは素晴らしい!」という感想が大半でした。

日本では、一幕が割りに穏やかで大人の体裁を保った4人だったのに対し、後半では子供の喧嘩が繰り広げられるので、「こんな結末になるとは想像できなかった!」という感想が、周りの観客からは聞こえてきました。

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2008/11/15 (Sat) 私生活=Lunes de Miel=Private Lives 【2】

ちなみにちなみに、どのエリオットもやっぱりピアノは弾いてないみたい(笑)
どのエリオットも歌声は美しいですが♪

内野さんを初めて見たのがテレビなので、私の中ではお芝居の方なのですが、良く考えたらミュージカル俳優でもあるんですよね~。そりゃ歌えて当然かぁ。

日本版は、鑑賞した日がマチソワ詰まってる週末で役者さんたちもお疲れだったんでしょうか、エリオット・内野さんアマンダ・寺島さんが台詞カミカミでした(苦笑)

あんなに噛んでる芝居、初めて見た(苦笑)
知的ウィットの連続で、あまり自然に出てくる台詞の類ではないのかしらん?

そんな中でも役者魂を見せた内野さん。
アマンダといい感じになって愛について語り合っている時、台詞の中の「てにをは」助詞がめちゃくちゃになってしまい、若干イミフメイな文章に…
とはいえ、聞いてる方としては意味が取れなくもなかったのですが、ご本人は気になったらしく何度も言いなおして、何度も間違えて(笑)、最終的に寺島さんに「言ってる意味分かる?」と聞いていました(笑)

エリオットが自分の哲学を語るシーンなので、台詞としては最後にそう聞いたとしても不自然じゃないし、咄嗟に出てきた言葉として上手いなぁと。

一方で寺島さんは本気でお疲れモード?
噛んでしまっても何事もなかったかのように言い直すだけで、ピンチをチャンスに代えるような舞台的な、粋な機転が欲しかったところ。

以前もシェイクスピア劇で彼女の舞台を観ているんですが、その時は噛むこともなかったし、お芝居にもキュートさがあったのだけど…

【アマンダたち】(左から、寺島しのぶ、Évelyne Bouix、Lindsay Duncan)

Amandas.jpg


フランス版のアマンダは、実年齢いくつくらいなんだろう?
可愛さの残る情熱的な熟女でした。
フランス人なので(?)、エリオットアマンダもラブシーンがめっちゃ暑苦しかったです!
ベランダのキスも、ソファの上でいちゃつくのも、あまーいのなんのって。

アランリンジーさんのが、まだ幾分かさっぱり見えたよ(笑)
内野さん寺島さんはあっさりね。
スキンシップは相当少なめ。まぁお国柄当然か。

リンジーさん寺島さんアマンダは似てるかもなーと思った。
何だかんだでちょっと冷めてる姐さん女房的なところが。

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2008/11/07 (Fri) 私生活=Lunes de Miel=Private Lives【1】

あっ今気付いた…フランス語版と英語版で、エリオットの綴りが違う。直しとこ。

日本の劇場は客層も様々でしたが、フランスの劇場はだんぜん熟年夫婦で埋め尽くされていました。
東洋のマドモアゼル(私のこと)は、老夫婦に挟まれながら鑑賞したのですが、「何でこんな子が1人でこんなところに…」という目線が痛くて、いたたまれなかったです。

劇中でエリオットが世界一周旅行をしたというので、アマンダが感想を聞くシーン…

アマンダ:「中国は?」
エリオット:「でかい」
アマンダ:「日本は?」
エリオット:「ちっちゃい」


ってところで、笑いながら隣のおっちゃんが一瞬チラッとこっちを見てきたのが、また何とも…どうせちっちゃいよーだ(笑)


【エリオットたち】(左から内野聖陽、Pierre Arditi、Alan Rickman)

Eliots.jpg

客層を見ても分かるとおり、熟年向けのエスプリが効いた芝居という位置づけの英仏。
写真を見れば一目瞭然、東京エリオット・内野さんだけ若いです。軽く親子ほどの差はありますよね。
偶然ですが、年配組の写真がセピア…(笑)

でも原作のエリオットは、内野さんの年頃設定らしい。
アランも、ピエールも、岡田真澄さんも行き過ぎ?

とはいえ、エリオットアマンダが熟年である分には、ストーリーに違和感はありません。
むしろ、シニカルでなかなか本音を見せない大人の恋愛ゲームに興じる2人の方が、若くて情熱的なシビル&ヴィクターコンビとの差が際立って、面白いかもしれない。

アランエリオットを見た方によると、彼の暴走っぷりにアマンダ役リンジーさんが本気でツボにはまってしまい、台詞が言えないくらいだったとか。

日本版・フランス版と観比べてみて分かったのですが、役者によってかなり演出が変わってくる演目です。
というか、アドリブが本当に多い!

フランス版も同じく、ピエールさんが大暴走。
終盤で、大喧嘩の翌朝にコーヒーを飲むシーンがあるのですが、ケンカ中のエリオットのカップに、アマンダが嫌がらせで大目の砂糖を入れます。
オリジナルに近いだろう日本版を見る限り、この時点ですでにアドリブらしく、観客がどよっと沸きます。

その様子にカチーンと来たらしいピエール@エリオット、皮肉っぽく「砂糖が足りないね!」と言いながら、カップからあふれるくらい角砂糖を追加し(ちなみに小道具なのでカップにコーヒーは入っていません)、かき回し(ゴロゴロしてかき回せてなかったし、砂糖あふれて飛んでたけど・笑)、飲むふりをしつつコーヒーなんて入っていないので、ザクザク砂糖を噛んでいました(笑)

周りの役者も観客も、これには大爆笑!
私も腹筋引きつりましたー!

アマンダが、「ちょっと入れすぎじゃない?」と笑いながら突っ込んでも、「甘党なんだよ!」と言いながらしかめっ面&やけくそで角砂糖を飲む(つーか食べる)ピエールさん。
すごいのは、あんだけ周りは素で笑ってるのに、本人は真剣な表情を崩さなかったところ!

このシーン、日本では寺島さん「お砂糖は2つね」といって普通に入れてサラッと流れてましたが、アラン&リンジーペアではどうだったんだろう?気になります。

原作の予習もせず、フランス語のストレートプレイということで不安はありましたが、役者さんたちの演技力のおかげで、お腹が痛くなるくらい笑わせてもらいました。

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2008/11/03 (Mon) "Private Lives" ― Westend, Broadway

“Private Lives” by Noël Coward

PL pamphlet

ちなみに…。

実際に観てはいないのですが、紹介しておきたいウェスト・エンド&ブロードウェイ版
なぜならこのウェスト・エンド版がなければ、フランス版も日本版も観に行くことはなかったでしょうから(笑)

まずロンドン版が製作され好評を博し、同じキャストでブロードウェイにトランスファーされ、トニー賞候補になり、主演女優のリンジー・ダンカンは受賞もしました。

裏でやってるアラン・リックマン・ファンサイトのタイトル由来は、この作品です(笑)
アラン絡みであり、作品の舞台が当時留学中だったパリであること、そしてBreak a legブログが出来る前、ファンサイトでありながら留学日記も兼ねておりプライベート要素が強かったことから、「Private Lives」と名付けたのでした。

【Albery Theatre】(現・Noël Coward Theatre/「アベニューQ」上演中)
pl-poster.jpg

まだAlberyの名の時に、「あっアランの!」と思って劇場の写真撮ったのに、データ消えちゃったんだよね~。
その時RSCのロミジュリが公演中で看板もロマンチックだし、夜でネオンも綺麗ですごくステキな写真(自画自賛)だったのに、くやひーよー。

【CAST】

Elyot … ALAN RICKMAN
Amanda … LINDSAY DUNCAN
Sibylle … EMMA FIELDING
Victor … ADAM GODLEY

Louise … ALEX BELCOURT


アダム・ゴドリーさん、今ジョッシュレインマンやってるよね~。
ちょっと観てみたかったな♪
役柄的にはすごく合ってると思う!

ていうかアラン版「Private Lives」観られた方は本当に幸せ者ですよ~ウラヤマシス~!

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2008/11/02 (Sun) “Lunes de miel”―Version Francaise, Paris

“Lunes de miel”de Noël Coward

【Theatre Edouard VII】

theatre-edouard-vii.jpg

【CAST】

Eliot … PIERRE ARDITI
映画:『アメリカの伯父さん』、『男と女嘘つきな関係』、『恋するシャンソン』ほか

Amanda … ÉVELYNE BOUIX
映画:『男と女II』、『遠い日の家族』、『愛と哀しみのボレロ』ほか

Sibylle … ÉLSA SERVIER

Victor … FRANCK MERCADAL

Louise … SOPHIE MAYER
映画:『アゴスティーノと呼んでくれ』、『パリジャン』

***************************

いつ観たか忘れました(笑)
たぶん2004-05の冬くらいではないかと。

このフランス版に関しては、一度感想をUPしたことあるような気もしますが、検索したらなかったので、再度アラン版、日本版を絡めて取り上げることに。

フランス版は実は、積極的に公演情報を集めたわけでもなく、知ったのは偶然。
地下鉄でポスター↓を見かけて、「あれ?このネグリジェ&ガウン姿の熟年カップル、Private Livesに似てるぞ?」と思い、調べてみたらやはり…!だったので、観に行ったのでした。

lunesdemiel-pos.jpg

ただタイトルが直訳の「La vie Privée」ではなく、「蜜月」「ハネムーン」(これはこれで作品に合ってる)という意味だったので、幕が開くまで「違ってたらどうしよう!」と不安でしょうがなかった(笑)
幕開けがテラスのセットでホっ(笑)
さらに激しいケンカを始めたり、脱力キスをし始めたりで「あー間違いなかったー!」と確信(笑)

主演2人は、フランス演劇界の大御所でしょうか。
Pierre Arditiは、今現在もEdouard VII劇場に出演中です。

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2008/11/01 (Sat) 「私生活」―シアタークリエ版 東京

「私生活」作・ノエル・カワード

【シアタークリエ】

siseikatsu-poster.jpg

劇場写真撮るのなんて、当然のごとく忘れてたわ~(苦笑)
日本の劇場は、あんまり面白くないしね…歌舞伎座くらいよね、個性が強いのって。

【CAST】

エリオット…内野聖陽
文学座出身
TV:「風林火山」ほか
舞台:「エリザベート」、「レ・ミゼラブル」、「メタル・マクベス」ほか

アマンダ…寺島しのぶ
舞台:「奇跡の人」、「大正四谷怪談」、「ヴェニスの商人」ほか
映画:「ゲロッパ!」、「東京タワー」、「愛の流刑地」ほか

シビル…中嶋朋子
舞台:「奇跡の人」、「債鬼」、「ロミオとジュリエット」ほか
TV:「北の国から」、「世にも奇妙な物語」、「ロケット・ボーイ」ほか

ヴィクター…橋本じゅん
舞台:「阿修羅城の瞳」、「天保十二年のシェイクスピア」、「髑髏城の七人~アカドクロ~」、「SHIROH」ほか
映画:「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」ほか
TV:「風林火山」ほか

ルイーズ…中澤聖子
舞台:「美少女戦士セーラームーン」、「三文オペラ」ほか
映画:『青の炎』ほか

***************************

この作品、日本でも何度か上演されていて、隠れた人気作なのではと思われます。
私がリアルに知っている(=公演前に、「あぁコレやるんだぁ」とちゃんと認識していた)だけでも、このクリエ版を含めて3回。
アランが演じたエリオット役、PARCO公演では葛山信吾さん、そしてかつては岡田真澄さんも演じていました。

ファンファン大佐アランと容姿がかぶるうえに、実は公演も同時期だったんですよね。偶然?
アランはもちろんだけど、岡田真澄さんバージョンも見たかったなぁ。

橋本じゅんさんは失礼ながら名前のみで、あまりよく存じ上げていなかったのですが、内野さんと寺島さんコンビに惹かれたのと、中嶋さんが遠い親戚だからという、なんだかよく分からない理由で今回観劇を決行いたしました。
一度日本語でも見てみたかったし!

ちょっと話はズレますが、中嶋さん、現在ウェスト・エンドで公演中のアラン・リックマン監督舞台「債鬼」の日本版に出演したことがあるのね。
日本でやっていること自体、驚きだったりして(笑)

どうなんだろう?この時期ロンドンにいらっしゃる方、観て感想を教えていただきたいです。
ちなみに同じくアラン監督の「My Name is Rachel Corrie」は本当に素晴らしい舞台で、観て良かったと素直に思えるものでした。
なので、今回も別にアラン好きとかじゃなくても一見の価値はあるのではないかと思うのですが…(すごい無理のある勧め方・笑)

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  • Author:nana
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    http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-35321410


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