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2009/10/08 (Thu) The Phantom 【PHANTOM】 22.SEP.09 Soirée

【John Cudia as The Phantom】

国内ツアーでファントム役を演じる。BWではファントムとジャン・バルジャンの両役を演じた初めての、そして唯一の役者である。BWそしてツアーでラウル役を演じる。
「レ・ミゼラブル」シカゴ公演のジャン・バルジャン役でジョゼフ・ジェファースン賞受賞。


John-Cudia,-Trista-Moldavan-760620

ファントム俳優であり、バルジャン俳優でもある。
ロンドンではJOJがいたし、今度David Shannonもそのステイタスを手に入れますが、レミゼが常設から外れているBWでは珍しいことなのでしょう。
そもそもそのバルジャン役というのも、きっとNYではなくシカゴでのことよね。

身のこなしやエレガントさ、演技は好きですが、Howardさんの声の伸びの良さを実感するはめにも。
ツアーで周っていて評判の良い方ではあるものの、50過ぎてもファントムという、ある意味伝説的な前任者にはさすがに適わないものが…。

しかしマスクがぴったり吸い付くスウィート・フェイスなファントムです。
ラウルのライアンといい、作り物みたいに綺麗な顔がBWには多いような。
イギリスと違って、そういう面も強く求められる気がする、アメリカって(汗)

姫だっこなしは、ハワードさんの年齢を考えてかと思っていましたが、若返ったJohnもやっていなかったです……しょぼん。

マジカル・ラッソでは、「あっ踊り子たちに気付かれた!」という演技がしっかりファントムに入ります。
ロンドンでは、踊り子たちが目撃するためだけにサーッと走り抜けるファントムとクリスティーヌですが、NYでは初め2人はゆっくり歩いていて、踊り子の「キャー!」という一声にファントムが驚き駆け去っていく……という場面作り。

前回書き忘れたけど、NYのファントムはマスカレードの骸骨衣装で消える時、昇降は使わず走って捌けるだけ。
そして2人目のシャドウ・ファントムが上から出てきて、わっはっはーっていうのもありません。
ここはロンドン版のドラマチックさと手間を評価したい!

前回は芝居の細かさに感心して舞台に隙がないところが好印象だったのだけど、一方で今回は演出そのものの省略や割愛が気になってしまいました。
時間的な制約のせいで、役者個々の演技が細かくなるほど全体の演出は簡素化せざるを得ないという、二者択一な部分もあるのかもしれません。
演出そのものはやっぱりロンドンが一番好き。
それで役者の芝居が(特に端の人々)NY並みに細かければ完璧なのになー(笑)

それで思い出したけど、解釈の違いなのかな?
カルロッタがThink of meを歌っているとき、日本とロンドンの「またあの人の自己陶酔カラオケが始まったよ~」的うんざり感というか、もはや聞く耳持たずな周囲のざわめき演技がNYには薄い。
基本はカルロッタの歌に集中、たまにおしゃべり。
ロンドンだと歌の最中に踊り子がバレエの練習してたりするのに(笑)

phantom_cudia.jpg

演出の違いに偏ってしまったので、ここでJohnファントムのステキ場面を寄せ集めてみたいと思います。

All I ask of You後のパーカッションに乗せての現れ方が秀逸でした。
席のせいもあるのかな(今回は前回より良席=6列目中央)、照明が彼の周りでまばゆくぼやける感じ、出てくるタイミング、背負った憎しみ、完璧でした。
NYのファントムはなぜかプロセニウムの手の部分を握りたがるクセがあるようで(笑)、翼部分を握り締めるロンドンを見慣れていた私には違和感があったのですが、クリスティーヌの手に重ねてるのかなって、Johnさんでは思えました。

ラスト、つぶやきマスカレードがまた素敵だった。
あの部分のサルの顔の隠し方、今まで見た役者さんはみんな完全に猿の顔を覆い隠すように前から手を当てるのだけど、彼は後ろから手を回して、実際のファントムの仮面と同じ部分、顔の右上4分の3くらいを隠すようにしている。
深い意味はないのかもしれないけど、自分の顔の奇形部分と、そうでない部分のギャップがあるからこそコンプレックスが強いということを現しているのかなと思った。

顔の半分が普通で、半分が奇形だったら特に、鏡を見るたびにノーマルな部分も見比べなくちゃいけないから、「左側も右側と同じだったら良かったのに」っていう思いが余計強くなると思う。
人って身体の「部分」にコンプレックスを負いやすいと思うし、全体的に醜かったら、他者と一緒に鏡に映らない限りその造形への慣れが生じてくると思う。

小説だと、ただただ「醜いことが苦しみ」という感じですが、ALWのファントムにはナルシズムとコンプレックス混ぜこぜの複雑な感情をより強く感じます。
迷宮もそうだけど、映画版も(自分の姿を映してしまう)鏡への固執が強いから、「醜いから自分の姿は見たくない」だけじゃないんだなーって。

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The Phantom - John Cudia | trackback(0) | comment(13) |


2009/10/07 (Wed) The Phantom 【CAST】 22.SEP.09 Soirée

【Jennifer Hope Wills as Christine Daaé】

舞台「ワンダフル・タウン」のアイリーン役でブルック・シールズと共演。BW「ウーマン・イン・ホワイト」、「美女と野獣」出演、ほか地方公演多数。


童顔で見た目は可愛いクリス。クリスティン・チェノウェスに若干似てる。
それより何より、素写真は「プリズン・ブレイク」サラ・タンクレディと瓜二つすぎる。

jenniferjopewillis_natural.jpg

もちろん出す音はきっちり出すのですが、地声があまり綺麗じゃなかった。
クリスティーヌに関しては、ロンドンでもNYでも、いつかまたRachelCeliaさんのような神声に出会えることをひたすら祈ってます。

高音を歌いきった後の“してやったり微笑”、クセで出ちゃうのかもしれないけど、いらない…(笑)

クリスがマスカレードの時に持っているマスク、ロンドンと違ってポスターのファントム・マスクにラメを貼ったようなデザインかつ柄が短い。
ファントムマスクを髣髴とさせるからか、猿が奪い取って興味深げにマスクの目から覗き込んでいるのが意味深です。
ロンドンでは、どこにでもある舞踏会用の仮面という感じなので、奪い取って遊んでいるだけに見えるから。

他に違うと思ったのは「ドン・ファン歌えません!」と言い放った後、「Sorry」っていうのがロンドン版にないですね。
ラウルに向けての「Sorry」に聞こえるのですが、ロンドンは「無理ったら無理だっつの!」で去るような(笑)
NYのクリスは気ぃ遣いなんだなぁ(?)

というより、幼くて可愛い、だからこそ熱い恋心を芽生えさせたばかりのロンドンの2人に比べ、NYの2人はお互いに思いやる余裕があって、ファントムクリスティーヌの絆に匹敵する親密感を感じられるかも。

ryan_jennifer_raoul_chris.jpg

お相手のラウルは相変わらずパーフェクトマンで、濃やかな芝居。
楽屋前で、フィルマンからワインを奪い取る時の「いいもの持ってるね、ちょうだい」という無言の仕草と、その後声に出しての「Thank You」、そして楽屋へダッシュ!の一連の流れがとても自然です。


【Patricia Phillips as Carlotta Giudicelli】

アフリカン・アメリカン女性として初めてブロードウェイでカルロッタ役を演じる。
舞台:「ジェリー・スプリンガー:ザ・オペラ」、「ラ・ボエーム」(バズ・ラーマン監督演出、OC)、「秘密の花園」(OC)、「サウンド・オブ・ミュージック」(OC)
映画:「Everybody’s Fine」(ロバート・デ・ニーロ、ドリュー・バリモア出演)
TV:「ソプラノズ」、「マザーボーン」
ツアー:「カルーセル」(ネッティー役)


歌は調節している印象だけど、演技は細かくて上手かった。
ロンドンが今細い方なので、久しぶりの“ポッチャリ”カルロッタ

カエルの声になるところ、変な声になるというよりも、英語におけるカエル音声をしっかり発音。
日本語でいうなら“ゲロゲロ”

アッティリオとキスの後、お互いにちょっと離れて「Err…」ってつぶやくのも分かりやすいし、確実に笑いとってくるね。
そいえばアッティリオの演技も可愛かった~プクって膨れてて。
クリスが小姓の姿を現した時、ロンドンは心臓発作を起こす演技の人が多いですが、NYの彼は拳を突き上げて「怒ったぞー!」っていう戯画的表現。よく考えたら、表現の幼さが(劇中の)時代に合ってていいかもーと思いました。

NYキャストの「プリマドンナ」大好きです!
何でだろ?単に声量の問題なのか何なのか、ロンドンより見応えある気がして。
でも実際問題なぜだか分からん。さりげなく1人多いとか?(まさか)

50113091_jpg_550x550_q85.jpg

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2009/10/06 (Tue) The Phantom 【Intro.】 22.SEP.09 Soirée

前回見てからそんなに経っていないのですが、ちょうど歴史的キャスチェン(笑)を挟み、また前回アンダー出演が多かったため、ファントムとクリスを始め、ジリー親子、カルロッタなど主要キャストがかなり変わっていました。

【Majestic Theatre】

phantom_majestic.jpg


【CAST】(22. SEP. 2009 Soirée)

The Phantom … John Cudia

Christine Daaé … Jennifer Hope Wills

Raoul, Vicomte de Chagny …Ryan Silverman

Carlotta Giudicelli …Patricia Phillips

Ubaldo Piangi …Evan Harrington

Monsieur Firmin …David Cryer

Monsieur André …George Lee Andrews

Madame Giry … Cristin J. Hubbard

舞台:「パイレート・クイーン」、「チェス:イン・コンサート」、「ベルリン・トゥ・ブロードウェイ」ほか
ツアー:「ボーイフレンド」(ジュリー・アンドリュース演出)ほか

Meg Giry … Heather McFadden
BW:「ダンス・オブ・ヴァンパイア」、「カルーセル」(ルイーズ役U/S)、オペラ「メリー・ウィドウ」(ジュジュ役、ドミンゴと共演)、「マイ・フェイバリッット・ブロードウェイ」(ジュリー・アンドリュースと共演)
国内ツアー:「オペラ座の怪人」(メグ役)、「カルーセル」、「エヴィータ」、「ジーザス・クライスト・スーパースター」
ヨーロッパ・ツアー:「オクラホマ!」

Monsieur Reyer/Hairdresser … Geoff Packard

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  • Author:nana
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    Good bye, for a while and see you sometime.

    http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-35321410


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