2015/08/02 (Sun) 【ラブ・ネバー・ダイ】 12.APR.2014

【日生劇場】




【CAST】(12.APR.2014)

ファントム … 鹿賀丈史

クリスティーヌ・ダーエ … 濱田めぐみ

ラウル・シャニュイ子爵 … 橘 慶太

メグ・ジリー … 彩吹真央

マダム・ジリー …香寿たつき

グスタフ … 加藤清史郎

フレック … あべみずほ
スケルチ … 辰巳智秋
ガングル … ひのあらた


+++++++++++++++++++++++++++++++++

というわけで、ミラー版。
完璧なミラー日を選んだので、本当はグスタフ役も違う子だったのですが、せいしろう君に変わったみたいです。

うーん、やっぱり冒頭の「Til I hear you sing」は残念。
喉が若くないと、声がつぶれちゃいますね、この曲は……。
ただ鹿賀さんは立ち姿が綺麗で、背もあるので、見た目でファントムらしい威厳が保たれていたし、とても紳士でした。(ファントムの真性が、紳士かどうかは別にして)

市村さんは、他の演目ではコメディ要素のある役柄しか見ていないのですよね。
だからそのイメージが色濃すぎて、シリアスなファントム姿に違和感があったのかもしれません。

クリスティーヌとメグについては、平原&笹本ペアの方が断然良かったです。
笹本さん、前回は書かなかったけど、浅はかで我の強い、(オリジナルではなく)本作におけるメグにはとても良く合っていました。
ナンバーもキャピキャピとショー要素がたっぷりで、生着替えも若いから絵になるよね。

彩吹さんは、メグを演じるには、残念ながら年を取りすぎていたように思います。
どちらのクリスに当たっていたとしても、クリスティーヌとのバランスが取れない容姿とキャラクターでした。
コメディが得意なのは別作品で認識済みですが、今回は彼女向きの役ではなかったかな。

クリスティーヌの濱田さんには期待していたし、何ならミュージカル女優ではない平原さんより良いだろうという先入観があったので、今回一番意外で、残念だったポイント。
Wickedも彼女のエルファバで観ていて、歌の迫力や声の伸びは筋金入りだと思っていたのですが、今回は声にオーラが感じられなかった。
苦手な音域だったのかなぁ。
平原さんがガチで出すポイントで醸し出した、劇場全体を包み込むようなオーラ、逆に一人で大きいハコを魅了することに慣れている“歌手”だからこそ、可能だったのかもしれません。

全体的なキャスト構成としては、前回の方がそれぞれの役に入り込みやすくて良かったです。
作品としての愛着はないものの、本公演ではファントム役2人の老齢化が気になってしまったので、もう一度くらい若いファントムキャストでやり直して、日本版LNDにチャンスをあげても良いように思いました。

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2015/07/13 (Mon) 【ラブ・ネバー・ダイ】 21.MAR.2014

【日生劇場】





【CAST】(21.MAR.2014)

ファントム … 市村正親

クリスティーヌ・ダーエ … 平原綾香

ラウル・シャニュイ子爵 … 田代万里生

メグ・ジリー … 笹本玲奈

マダム・ジリー …鳳 蘭

グスタフ … 加藤清史郎

フレック … あべみずほ
スケルチ … 辰巳智秋
ガングル … ひのあらた


テルマエからの濃い流れで、市村さんのファントムです。

ウェスト・エンド・ミュージカル「Love Never Dies」の日本版公演。

オリジナルのLNDですら見るのが怖かったのに、こっちはもっと怖かったです(笑)
でも役者や作品的に見逃せないという、このジレンマ……。
ロンドン版ですらラミンの歌唱力に多分に頼りきった仕上がりだったので、誰がキャスティングされても怖い。

でも日本版オリジナル・ファントムの2人がダブルキャストだし…。
平原綾香はタイトル曲がアルバムに収録され、LNDのロンドンオープニングに招待されたくらい、当初からクリスティーヌをやる段取りだったっぽいし…。
ロンドン版より評価の高いオーストラリアの新演出版が採用されているらしいし…。
とまぁ、色々と複雑な思いが交錯する中での鑑賞でした(笑)

演出は、一部の演出が削除された寂しさを除いては、日本版の方が好き。
コニーアイランド・ワルツでスモークに映像を映し出して、フッと風で消す冒頭演出と、無駄に派手な空中ブランコや気球、腰から上がなく舞台上を歩く“脚”なんかは、気違いじみていて好きだったんだけどなぁ。
中に人が入ったミラーのシーンは、断然日本版が美しかったですね。
クライマックスのあのシーンも、殺風景で火サスを思わせたロンドン版と違い、橋の使い方が上手かった。

幕が開いた瞬間、曲順からしてウェスト・エンド版と異なっていたので、まるで新しい作品を見るかのごとく楽しめました。

まさか「Til I hear you sing」が、冒頭とは。
疲れちゃったら歌えないくらい難易度の高い曲だから……という現実的な理由だったりして(苦笑)
主演のお二人、どちらも結構ご高齢だしね…。

しかしこの歌、すでにラミンですら「もうあの曲は歌えない」というほどに難易度の高い曲なので、市村さんといえど、さすがに歌い切れていなかった。
これまで、市村さんのパフォーマンスを見て、「完璧じゃない」と感じたことがなかったので、ショックでした。
日本のミュージカル俳優さんの中で唯一、WEやBWで上手い人を見るのと同じ安定感とクオリティ(演技・歌含め)を感じていたので、“オリジナル・ファントム2人”にこだわって無理にキャスティングされた綻びを見たようで残念でした。

もう少し若くていいから、あのナンバーを歌いきれる俳優さんで観てみたかったです。
その場合、逆に演技に難が出そうだけどね。
ていうか、日本に歌いこなせる俳優がいるのだろうか……。

平原さんは、あの独特の歌い方で全編通していましたが、声を最大限に出すシーンでは、それなりの迫力が。
元々シエラがマイ・ベストのクリスティーヌではないからOCへのコダワリはないし、母になったクリスティーヌの逞しさを感じる歌声は、意外と嫌いではなかったかな。
声の出し方は好き嫌いがあると思いますが、歌声にオーラがある人だなと思いました。
というか、個人的にはレイチェル・バレルかセリア・グラハムのクリスティーヌで再演してほしいんじゃよ。

本演目は主要キャストがダブルでしたが、全員がミラーの日を選んでそちらも鑑賞しましたので、鹿賀ファントム&濱田クリスティーヌの感想は、また次の機会に。

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2010/08/31 (Tue) Love Never Dies 【Ramin Karimloo】 19.Jun.2010

LND_Phantom.jpg

ファントム(オリジナル)以来のRamin
あの頃から格の違う歌声を響かせていたので、きっと多くの人にとってファントム2の主役抜擢は納得だったことでしょう。

彼の「Till I hear you sing」はCDで聞いても絶品でしたが、生はもうたまりません!
期待値MAXで観たうえに予想を上回るパフォーマンスって、なかなか無いですよ。てか無いよっ!(笑)
録音よりさらに力強いって何なの、あなたの喉は…。
思わずスタオベしそうになりました。
客席だけでなく、劇場を、いえロンドンを、いえ世界を支配する歌声でしたとも!

もはや今からRaminがNYに旅立った後が心配……だってLNDの魅力の9割が彼だもん。
誰がやるのよ、後継のファントム2…オリジナルでファントム陣だった俳優をまた持ってくるとか?
まぁ2に関しては作品自体への思い入れはそんなにないから、打ち切られても特に痛手ではないですが…。

脚本自体がそうなのかもしれないけど、ファントムに人間味が増した演技でした。
意地悪くラウルをいたぶる演技なんかはアールさんの方が上手そう(声の抑揚まで想像できる…)だけど、グスタフとの邂逅シーンはRaminの得意とするタイプの、泣けるピュアな演技です。
初めてオリジナルの方のUnderで観た時も、「Final Lair」で素直に泣けたもん、この人の芝居。
怒りよりも、哀しみや愛おしさを表現するのが上手い人だなと思います。

アンドリューおじいちゃん、ラミンという歌い手がこの世に誕生した日に感謝だね☆

LND_phantom2.jpg

もちろんまだ何故か寒い6月のロンドンで(雨が降ったせい?)出待ちしました。
この人は見るごとに大人しくなっていきます。どういう変化だろう?
最初の頃はこっちが戸惑うくらいハイテンションなアイドル対応だったのに、前回はそれでも他の俳優よりは口数は多いし愛想も良いけど、だいぶ大人しくなってたもんな~。まぁ最初が極端すぎたけど…。

で、今回はもうほぼボーーっとしてたラミン兄さん。
「Thank you」など最低限の言葉を返すだけで、サインする手際も超ゆっくり。
時を経るごとに、役に入り込みすぎて抜けるのに時間がかかるようになってきたのかな?
今だって愛想が悪いわけでは全然ないんだけど、物事に対する反射速度が、初期と同じ人間とは思えない(笑)
前は、「お~泣かせてごめんよ~!でもこの演目は泣かせて正解だよねっ☆」とか調子のいいこと言っちゃって、考える前に口から言葉が出てきてる感満載だったのにね(笑)

ramin_bsJUN10.jpg

マスク側の目の周りがただれちゃってて、ちょっと可哀想。
縁まで黒く塗るから、落とす時にこすっちゃうのかな~。

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2010/08/25 (Wed) Love Never Dies 【CAST2】 19.Jun.2010

coney_trio.jpg

LND独特のキャラクターたちが、Fleck、Squelch、Gangleのブラック・トリオ。
ファントムの手先で、ショーではピエロ的な存在。
今回のファントム作品の雰囲気を決めているキャラたちとも言えるかも。

特にFleck役のNiamh(何て読むの?笑)は声も顔も可愛くて、ゴスな格好が似合う。
「オリバー!」のオーディション番組で結構イイトコまで行った子みたいで、贅沢な使い方。

Squelch役のアダムさんは、「ジョゼフと不思議なテクニカラーのドリームコート」のオリジナル・キャストで見てます。
ステージを見て一目で分かるくらい独特の雰囲気を持っている人なので、今回はその存在感を存分に生かしたクドイ役柄(とメイクと衣装)がやけに似合っていました。

何とGangle役のJamiさんも見ていたのには驚き!
しかもストプレ、ダニエル君の「エクウス」で。全然覚えてないけど、たぶん馬のうちの1頭と思われ…。

オリジナルに比べおどけた役がだいぶ少なくなったので、ちょっと怖いけど彼ら3人組がその役割を担っていたんでしょう。

マダム・ジリーは卒なくこなされていました。役の大きさも、オリジナルとちょうど同じくらいでしょうか。
そういえばオリジナルでマダムを演じていたAnnette Yeoさんがアンサンブルで出てたー!

それよりもっとびっくりしたのが、オリジナルでAlternate Christineだったセリア・グラハムさんが、ただのアンサンブルで出ているという事実…この人好きだったんだけどなー。
バックステージでも絡ませていただいたし、そもそも初めて「オペラ座の怪人」という舞台作品を観た時のクリスが彼女で、アンドリューあらゆる意味で鳥肌が立ったもんよ。
「まだ細々とALW作品に絡んでいるのね」と安心しつつも、マダムとかもうちょっといい役あげてほしいなー。んーでもマダムクリスは音域違うからダメかー。

New_York_arrival.jpg

グスタフ役のハリー・チャイルド君は、プロモ写真でも使われてる子なので、当たりというか、メインだったかも!?
実際上手くて、歌声も綺麗で、見た目も麗しくて、泣かせました。
ガブローシュ以外の子役って、それなりに見てて老婆心で「大丈夫かな~」って心配になっちゃうんだけど(ガブローシュはなぜか大丈夫。どの子も安定感があります)、演技も絶妙にハートのやらかい所を突いてくる罪な子だったなぁ。

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2010/08/23 (Mon) Love Never Dies 【CAST1】 19.Jun.2010

Meg_onlyforyou.jpg

やっぱりこの人から語るべきかと…。

メグ姐さんを演じるのは、「Guys and Dolls」のダンサーとして、かのユアン・マクレガーを(文字通り)抱きかかえてダンスしていたサマー・ストラーレン
あの頃は惜しげもなく長いおみ足をユアンの眼前に高く掲げておりまして、断然ダンサーかと思っていたのですが…。

その後「サウンド・オブ・ミュージック」で、Alternate MariaのAoifeさんCHICAGOのロキシーなど。激ウマ女優)を押しのけてコニー・フィッシャーの後釜に収まっていた時にはびっくりしたさー。
しかも結構大きい記事で主役抜擢が取り上げられていたりして、バックグラウンドに誰かいるのかしら?と邪推すらしてしまった。
だってメグマリアは違うでしょうと。ALWに気に入られてるのかな?

と思ってちょっと調べてみたら、ご両親とも「CATS」に出演していたミュージカル俳優。
小さい時からアンドリューおじさんのことを知っていたとか?
長い手足を生かしたダンスは確かに迫力あるんだけど、それでもこんなに役をバンバンもらえるほどとは思えないんだよね、どうしても。
メグも、原作もある意味オイシイけど、LNDではさらに大きな役だし。

地声でファニーな雰囲気も出せているので、アメリカに来たメグという今回の役にはあっていると思うけど。
逆にますます「この声でマリアやってたのかな?」と疑問は募るばかり…。

phantomchristine.jpg

お次はクリスティーヌのシエラですが、うーん、期待しすぎた(笑)
ラス・ヴェガスのスペクタキュラー版「オペラ座の怪人」(ファントムがめちゃくちゃ忙しそう!と噂の90分バージョン)でクリスティーヌを演じていたと。
USは役者レベルが高いし、ラス・ヴェガスなら見る人数も違うだろうからかなりハイレベルなんじゃないかと期待していたのですが、歌声は神々しいというほどではなかったかな。
最近、神レベルのクリスティーヌにお目にかかれません。
全然、みんな上手いんですけどね…。←私が言うセリフじゃないですが(笑)

落ちぶれラウルジョゼフさんは芝居の人みたいですが、歌もやっぱり普通に歌えちゃうのね。
でもオリジナルにおけるラウルと違って、観客を惚れさせる要素に乏しいかなー。
ほんとにどーしよーもない中年になっちゃったから、役のせいなんだけど。
本人は背も高くてかっこいいですよ。

それにしてもALWにとって、ラウルなんて本当にどうでもいい存在なんだろうなー(笑)
まー君はせいぜい2人の邪魔をして愛の絆をより深いものにしてくれればいーから、別に一緒に居ることが愛じゃないから!――的な。

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2010/08/19 (Thu) Love Never Dies 【STAGE】 19.Jun.2010

trio_balloon.jpg

ストーリーは見事に平日13時台風味でしたが、セットは特殊効果満載で、お金かかってました~。
まぁお金かけりゃいいってもんでもないけれども(笑)、でも特殊効果と衣装は、お金かけただけ観客は驚くから。

「ウーマン・イン・ホワイト」も巨大パネル×3D映像と豪華でしたが、あれは観客に列車の衝突を疑似体験させたりと、ディズニーやUSJのアトラクションにも劣らないリアルさが特徴でした。

今回は世界観を作り出すためのプロジェクター使用で、スモークに映し出したコニーアイランドには、素直に目を奪われた。
しかもプロジェクター映像のカメラワークが「ウーマン・イン・ホワイト」並みにダイナミックなので、映像自体は線描画でファンタジックにも関わらず、映像に飲み込まれる感覚がありました。
遊園地の寂れた感じがよく出ていて、その映像がスモークのようにフッと消える(実際スモークに映していたから、それを吹き飛ばした?)演出なんてとても幻想的。
プロジェクターが主役となる冒頭の演出はすごく好きだし、引き込まれて期待値も上がります。

ファントムの芸術作品たちは、1よりパワーアップしてましたね~。
歩くテーブルの胴体は、本当にあの薄っぺらな中に入ってるの?とか、本当に歌っているように見えるシャンデリアの顔の一つ一つは不気味だし……。

舞台がそもそも“建築自体が芸術”というオペラ座で、目立った作品もクリス人形だけだったオリジナルに比べ、確実にファントムのアートワークの趣味は悪くなっていたと思います。っていうか、気持ち悪くなっていたと思います(笑)
オリジナルのせり出す燭台は普通に“美”でしたが、LNDのファントム屋敷は、そこはかとなくお化け屋敷です。
オルガンももはや人サイズじゃないし…弾いてる人もやけにデカイ。

Phantom_piano.jpg

あとはグスタフにあげた、モーツァルトらしき人形がピアノを弾く小さいおもちゃ。
まぎれもなくオリジナル版の猿のオルゴールの化身で泣かせます。
猿のほうが、見た目がおどけているだけに余計泣けたりもするんですが…。
でもね、グスタフと彼を繋ぐ大事なアイテムだから、これはこれで意味が大きいよね。

原作にあった鏡の迷宮が出てくるかと思ったけど…出てきてない、よね?(やばい、3ヶ月前のことがすでに記憶の彼方…何でか鏡の間でのファントムラウルの戦いが絵として脳裏に浮かんでくるんだけど、夢?)
ファントムといえば鏡、鏡といえばファントムだからな~。
まぁ初めてロンドンでオリジナルを観た時、それなりに良い席だったので「鏡が引き戸だよ!」って最初から突っ込んじゃいましたが。

そして「O.G.」から「Mr.Y」に改名した彼の織り成すエンターテイメント・ワールドは、ひたすらクラシックだったオリジナルに比べ、サーカス要素満載、妖しさ満載です。
えっ今の何?どうやったの?っていう忘年会レベルの小ネタマジックが、さらりと随所に散りばめられている。

coney_island_waltz.jpg

ただ哀しいかな、セット&舞台効果の力の入れ具合は、見事に尻すぼみでした。
冒頭はあれだけ凝っていたのに、埠頭のシーンの殺風景っぷりと来たら…。
(あのシーンをどう飾るんだ…と言われればそれまでですが・笑)

オリジナルは、アナログだけど幾重にも張った“幕”、もしくは格子で上手くごまかしてたと思います。
今回プロジェクター・シーン以外は背景が黒のみで、でも支配人室の“黒壁&黒扉”みたく、“何かを示唆する黒”でもないんだよね。
プロジェクター・デザインはめっちゃ優秀なんだけど、ステージ・デザインは普通といいますか。

衣装はファントムクリスティーヌ、マダム・ジリーは、しっかりとオリジナルを引き継いだ上で少し豪華、というツボ押し感(笑)が程よかったです。
そのほかの役柄も、追求していくと意味を持たせてそうな衣装やメイク。
ここはやっぱり手を抜けなかった?

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2010/08/17 (Tue) Love Never Dies 【MUSIC】 19.Jun.2010

すっかり好々爺。

andrew-L.jpg

でもクリちゃん大好きっ!

love_christine.jpg

直前エントリーの「Story」に関してメグの話を色々しましたが、過去記事見てみたら、こんなメグもいました(笑)
クリスティーヌの記事だけど、最後の方にリアル・メグとのやり取りがあって、偶然だけどLNDと心情的にかぶっててウケた(笑)

さて音楽について。
これがファントムの関連作品でなかったら、「さすがアンドリュー、何だかんだで耳残りする曲つくってえらいわ!」(ママ?)となるところなんだけど、なんせ全曲耳残りしてヘビロテにも耐えるオリジナルの存在があるもんだから…。

まぁ、比べちゃいけないね(笑)

「The Beauty Underneath」など、ロック色(シンセ音)が前作を凌駕している曲もあります。
ただ1もそうでしたが、LNDもロック・ミュージカルというほどではなく…。

「Coney Island Waltz」、「Only For Him/Only For You」、「Bathing Beauty」、「Look With Your Heart」、「Till I Hear You Sing」、「Love Never Dies」、「Devil Take The Hindmost」など、それなりに耳に残る曲もあります。
意外とメグの曲多いな(笑)やっぱりLNDでは彼女がキーなのね。

前作同様、「Entr’acte」もなかなか好き。
「Only For Him/Only For You」「Angel of Music」の要領で、アントラクトの頭で、オーケストラアレンジで使われています。

…はっ!!

「Angel of Music」も、メインで歌うのはクリスとはいえ、メグのメロディーっていうイメージも強いよね。
「Only For~」メグ色濃いし、実はこの子やっぱり…。(すっかりメグいじりが楽しくなってる)

「Coney Island Waltz」は作品の根底にずっと流れていて、繰り返し使われるフレーズ。
ファントムのミステリアスさ、不気味さを表現している意味では、オリジナルでいう「Overture」もしくはタイトル曲に当たるのかもしれないが、ワルツなのでもっと軽い。
まぁファントムも、2ではだいぶ人間くさく丸くなったからねぇ~。

「Bathing Beauty」は本筋には関係ない余興曲で、オリジナルでいうなら「イル・ムート」
メグの持ち歌で、劇中劇で歌う曲です。
「Guys and Dolls」「A Bushel and A Peck」という劇中劇曲に、歌い方や存在意義がそっくり。(この曲も鼻歌向き)
ストーリーを推し進める役目はないのですが、今のメグの立ち居地(=かのオペラ座バレエ団のコール・ド・バレエとの落差)が見える曲です。

「Devil Take The Hindmost」「Why So Silent」に何となくカブる、ファントムがみんなをいたぶる感じが。
オーケストラの音数の少なさと、セリフに近い歌詞の音数の多さがリズミカルで不気味。

「Love Never Dies」クリスティーヌの魅せ曲ですが、だからこそ逆にそんなに語ることはありません(笑)
愛は不滅なんだってさ、永遠なんだとさ。あは!←あっ笑っちゃった。

til_I_hear_u_sing.jpg

「Till I Hear You Sing」はもう、ロイドウェバーラミンに感謝しないとだよね、これ(笑)
詳しくはラミンのエントリーで語りますが、彼が歌ったからこそ光った曲じゃないかと。
「The Music of The Night」並みの威力を持っているかどうかは、他のファントムで聞いても光るかで決まってくることでしょう。

そしてそして…。
たまにフワッと聞こえてくる、オリジナルからのフレーズがたまらん…。
これはオリジナル礼賛の意味で言っているのではなくて、他のミュージカルでは味わえない懐古の情だなぁと。
1あっての2だからこそ、味わえる感覚だと思うのです。

そのメロディーが耳に入った途端、ブワッと蘇るあの切なさ、パリ・オペラ座の神々しさ、そしてEarlファントム……。(やっぱそこ!?)

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nana

  • Author:nana
  • Would be always grateful that we somehow existed at the same time in a world's long history.
    My life has so much expanded after knowing you.
    Good bye, for a while and see you sometime.

    http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-35321410


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