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2012/03/18 (Sun) American Idiot 【STAGE】 15JAN2011

American-Idiot-Musical-2.jpg

公演時間約90分、途中休憩なしのコンパクトな作品です。
全体が短いとはいえ、途中休憩がないことを知らずに見ると意外と焦るもんだよね(笑)

えっいつ終わるの?どうやって終わるの?とヤキモキしてしまいました。
こんな気持ち、ジェイスン・アイザックス「Dumb Waiter」以来だわ。(あちらはさらに短い55分)

トニー賞を受賞しているジョン・ギャラガーが出演していることからも想像がつきますが、この舞台は「春のめざめ」とスピリットがまったく同じ!
若者が飛んだり跳ねたり、リミットレスに感情を爆発させる、その様子が何よりの見どころ。
舞台上から客席に降り注ぐエネルギーったら、ッパないっす!

90分のサイズ感ではあるので、さっくり短く終わった印象ももちろんある。
だけどその中にギュッと120%凝縮されているからこそ弾けられるわけで、これが2時間半もダラダラ続いていたら、あのフレッシュさの爆発は見られなかったわけです。

セットは凝っているわけではないけれど、舞台の枠以上に高くそびえたつウォールと、その一面に張り付けられたポスターやモニターが、ミニマルながら印象的。
迫力とともに閉塞感、時代の行き詰まり感、さらに急な階段を昇降する役者の危うさも感じさせる絶妙な作りです。

正直ですね、特に予習復習せずに見て(Green Dayのアルバムを聴いていたくらい)、その後1年間放っておいたもので、ストーリーはよく覚えていません。
ただ、同時多発テロ→イラク戦争という2000年代前半のブッシュ政権時代に発表されたグリーンデイのアルバム「アメリカン・イディオット」が元になっているミュージカルなので、スピリットもそこに則っていると思って良いはず。

americanidiot_1.jpg

エネルギーの爆発する舞台感としては「春のめざめ」が近いですが、バンドミュージック×社会問題への警鐘という意味では「ウィー・ウィル・ロック・ユー!」、「HAIR」などが思い出されます。

「ウィー・ウィル・ロック・ユー!」はコメディ要素を含み、ストーリーの起承転結が分かりやすいという意味では、まだ幼さを残している。(クィーンがという意味ではなく、舞台作品として)

「HAIR」は舞台がベトナム戦争になっただけで本作と非常に近いセッティングだと思いますが、ヒッピー文化への郷愁や、最後にみんなで繋がれればラブ&ピース!という時代の青さも感じる。
国もしくは一部の人間が主導する戦争に、「NO」を示すだけでも十分な意味があった時代なんだろうと。

ただそれから40年経って、世界もそれだけ成熟したはずの中で、なお起こっている現実はどう捉えれば良いのか。
そこはもう、あの頃ジョン・レノンがしたように、白いシーツにくるまれてベッドインタビューで状況を批判したところで、自分たちを正当化することは出来ないだろうという、自己批判が見て取れます。

利己から戦争に突き進んだブッシュが「American Idiot」なら、過去100年で同じような経験をしておきながら、なお止められない一般市民も皆「American Idiot」だろうと。
個人的には“アメリカ人”というだけでなく、アメリカ的なシステムに組み込まれて生きざるを得ない人類の大半も、「American Idiot」と呼べるのではないかなと思います。
たとえどんなに批判しようとも、そのシステムから享受しているものも少なからずあるはず。

半世紀前と違って、自己批判に至った冷静さは現代的ではありますが、それでもまだ自己批判でしかない。
50年後(今度はそんなに時間がかからないと良いけど)にまた新たな作品が登場し、「50年前は自己批判で終わるほど幼かったね」と言える状況になっているのかなぁ。(とだけ言って終わる自分もまた、そうとう無責任ですが…)

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2012/03/17 (Sat) American Idiot 【Intro.】 15JAN2011

【ST.JAMES THEATRE】

ちょうどBillie Joeがお休みの期間に行ってきてしまいました!(><)
Green Dayが見られたかもしれないのに、悔しい!!

AI_BJA.jpg

AI_StJames.jpg


【CAST】(15.JAN. 2011)

Johnny … John Gallagher, Jr.
舞台:「春のめざめ」(2007年トニー賞助演男優賞受賞)、「Rabbit Hole」ほか
TV:「ロー&オーダー」

Tunny … Van Hughes
舞台:「9 to 5」、「ヘアスプレー」
映画:「Sex and the City」1&2、「レイチェルの結婚」、「Book of Love」

Will … Michael Esper
舞台:「A Man for All Seasons」、「As You Like It」ほか

Whatsername … Rebecca Naomi Jones
舞台:「Passing Strange」
TV:「フリンジ」
映画:「Passing Strange」、「Miracle at St.Anna」、「The Switch」

Heather … Jeanna de Waal
舞台:「We Will Rock You」(ウェスト・エンド)

The Extraordinary Girl … Christina Sajous
ブロードウェイデビュー!
ツアー:「レント」
TV:「第52回グラミー賞授賞式」

St.Jimmy … Andrew Call
舞台:「Glory Days」、「クライ・ベイビー」ほか

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nana

  • Author:nana
  • Would be always grateful that we somehow existed at the same time in a world's long history.
    My life has so much expanded after knowing you.
    Good bye, for a while and see you sometime.

    http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-35321410


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