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2006/09/30 (Sat) Ballet de l’Opéra 2004-2005 Roland Petit【Le Jeune homme et la Mort】(若者と死)

若者:ニコラ・ル・リッシュ
美女/死神:マリー=アニエス・ジロ

原作:ジャン・コクトー
音楽:ヨハン・セバスティアン・バッハ
jeune.jpg

ニコラ・ル・リッシュがこの前『オーロラ』という映画のプロモで来日して、会える機会はあったのに、自分の都合で叶わず。
会って帰ってきた人に「なんか……普通のおじさん」と言われてダブル・ショック。

日本でも、今年(も?)熊川哲也草刈民代で(?)公演されていました。(ごめんなさい、情報があやふやで)
ローラン・プティ演出・振り付け。

モダンで激しくて、ダンサーの身体能力を極限まで解放して表現した振り付け。

コンセプト衣装も、あと見たときのダンサーも良かった。
バレエで煙草を吸う演出には、初めて出会ったり。
この劇中の煙草はカッコよかったから許す!(笑)
とにかく全てがイメージとして、記憶に焦げ付くような演出。

ジロ死神妖女は本当にセクシーで強い。大胆
リッシュは(おっさんと言われたが)童顔だと思うので、死へと引っ張られる若者は似合っていたと思う。

世界観も分かりやすいし、全てに過不足がない感じで、このローラン・プティ公演の3演目の中で、一番好きであり、今でも最も強烈に印象が残っている。

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2006/09/29 (Fri) 自分を例えるとバトン

明日は晴れの日のはずなのですが、まったく気が乗りません。
眠たい。明日の行事なんてすっ飛ばしてロンドン行きたい。

あっもうそろそろユーロップです。

アールさんの、「すごい急いでるんだけど」感が全身からにじみ出た機械的な対応に打ちのめされることすら楽しみです。
縁の無さは努力で超えられるものでしょうか?

てか、こんだけ間が空いているのだから、彼のファントムも随分変わったはずだよね、きっと。
コレ観られなかったら、泣いてもいいよね>私。

現在CHICAGOがアシュリー・シンプソン?
一応確認のために観てきます。

JOJはまだレミゼに出ていますか?←超時代遅れな質問だったりして。

オリバー君(この名前を書くのが懐かしすぎる)は、今頃何をしているのでしょうか?
とりあえず業界にはまだいるのでしょうか?
この人は結構恋しかったりします。
だってファントム役者で一番絡んだんだもの。
そういえばまだ、彼のバックステージ書いてなかった気がする。
書いたっけ?
もう何か、全てが遠い記憶。

ろーほん君には会えないかな?
でもジェロームさんには会いたい。
ステファヌさんにも、まだ和菓子の感想を聞いておらぬ。

(*´・ω・)(・ω・`*)ネー

久しぶりにバトン答えてみたりしました。

もうどこでどのバトンをもらったか定かではありません。
いつになるか分からないけど、絶対答えるので、回した覚えのある方は教えていただけると、これ幸い。
って、こういう他力本願なのがいけないのですよね。
死んでも自分で探します、はい。


Q1.自分を色に例えると?

うーむ。

その昔さわさんに、「細長いピンク」と言われた覚えがあります。
渋谷のバーで。


Q2.自分を動物に例えると?

くまのプーさん。

イーヨーと友達になりたいから。
ハチミツのことしか考えてないから。


Q3.自分を好きなキャラに例えると?

おさるのジョージ。(ぷ、プーさんは…?)

後先考えずに、興味のあることに突っ走るから。
黄色い自転車に乗りたいから。


Q4.自分を食物に例えると?

キャラメルー♪

…まだまだ甘ちゃんですから?

私の身体には、血ではなくキャラメルが流れています。
↑ワインのようにはカッコよく決まらない…。


Q5.次に回す5人を色で例えると?

さわ:ゴーギャンの絵のようなビビッド自然色。

Vespaちゃん:アナスイ色(黒×紫とか)

Terranseさん:落ち着いた水色。

夏みかんちゃん:お姉ちゃんが薄オレンジ、妹ちゃんが葉の緑色と言う感じ。
2人とも優しい色合いなイメージ。


あっ、ディープ・インパクト負けちゃった。

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2006/09/28 (Thu) 【Sad Movie】(Sad Movie サッド・ムービー)

出演:チョン・ウソン、チャ・テヒョン、イム・スジョン、ヨム・ジョンア、シン・ミナ、イ・ギウ、ソン・テヨン
監督:クォン・ジョングァン
製作年:2005
製作国:韓国
sadmovie.jpg

11月11日公開。

やっぱり韓流って…。

一見、『ラブ・アクチュアリー』Sad版ですね。(ポスターもパクっ…似てます)
いくつものストーリーラインがあって…っていうのも同じなんですが。

短絡的過ぎるよぉー!

なんでも死なせれば泣くってもんじゃないのよ!(お、怒った)

「おらー泣け泣け泣きまくれーい!」という魂胆が見え見えで、興ざめ。

せめて「死」が泣きポイントのストーリーは、1つくらいに留めておいて欲しかった。
涙の大安売りか、チミたちは!と思わず変なおじさん口調になっちゃうよ。

ストーリーはあんまり上手くなかったなぁ。
そしてクライマックスより、何でもないシーンの方が面白かったなぁと。
そう。良いところもあって、なんでもない過程の描き方は、微笑ましく可笑しいものもちらほら。

特に聾唖の少女にまつわるシーンは、すべて可愛く、ちょっと笑えるものが多かったかも。

手話同士の無言の会話に、手話が分からない健常者の義兄が「うるさーい!」といって入っていくところ。
手話が分からないゆえに、意味の取り違いが笑えるお義兄さん。(この兄さん、『私の頭の中の消しゴム』の人らしい。未見だけど)
遊園地で、かぶりもの(白雪姫らしいが、あんな白雪姫と人相の悪い7人の小人初めて見た)のまま、美大生の青年を観察しつつ、片思いする姿。

この聾唖の少女を演じた女の子が好きなタイプだったし、手話に翻弄されるお義兄さんも嫌いじゃなかった。

↑素直じゃないなー。骨っぽい顔は、韓流だろうがなんだろうが好みだと認めてしまえばいいのに。

うん、そうなの。
最近人に突っ込まれて気づいたんだけど、骨格の感じられる顔が好きなの。

日本人だと、大沢たかおとか中村トオルとか、好きなの…。
今でこそ“もっちり”風味アランも、昔は骨っぽいお顔だったのよ。

ね、みんな同じ系統でしょう?(え?ちわう?)
骨格はしっかりしてるけど、意外と目元とか薄い!しょうゆ!なのが、いーの。


…映画の感想になってないよ、ママン。


でも、そもそも韓流が好きな人、また嫌な毎日を涙ですべて洗い流したいという確固たる目的をもって臨めば、有効利用出来る映画やもしれません。

あたいは、あざとさが感じられて泣けなかったが。

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2006/09/27 (Wed) 【Nacho Libre】(ナチョ・リブレ 覆面の神様)

出演:ジャック・ブラック、エクトル・ヒメネス、アナ・デ・ラ・ゲレラ、ピーター・ストーメア
監督:ジャレッド・へス
製作年:2006
製作国:アメリカ
nacho.jpg

スーパー・ナチョて…。

11月3日公開。

アホだなぁ…ジャック・ブラック


…おっと、1行で終わるトコだった。

ブラック・ホワイト・プロだったら、『スクール・オブ・ロック』の方が、パンチ感動があって良かったなぁと思う今日この頃。
さすがにこれは予定調和すぎ
でも実話なんだよな~。不思議だな~(笑)
ジャック・ブラックが出てると、何もかも胡散臭くなる気がする。コメディ仕立ての実話だから、それでいいんだが。

でもジャックにこんな最強に間抜けな格好をさせたんだから(したんだから)、もっと大暴れしても良かったのに。
予想期待に届かない程度のハチャメチャぶりでした。

ピーター・ストーメアは結局ドコに……?

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2006/09/26 (Tue) 【The Black Dahlia】(ブラック・ダリア)

出演:ジョシュ・ハートネット、スカーレット・ヨハンスン、ヒラリー・スワンク、アーロン・エッカート、ミア・カーシュナー、フィオナ・ショウ
監督:ブライアン・デ・パルマ
製作年:2006
製作国:アメリカ
blackdahlia.jpg

10月14日公開。

『マッチポイント』で、最近見たもうひとつのスカーレット作品と書いた方。
『秘密のかけら』で、小説を読んでるみたいな作品と書いたの。

小説を読んでいるような感覚で見られる映画です。
ちょっと展開がドラマ性に欠けるというか、淡々としていて、見所とそうでない所の差が激しい感じはしましたが。

ただ見所の部分は、ものっそ強烈でした。
あれのせいで、また電気つけないと眠れなくなりました。

そう、フィオナ・ショウさんの演技に鳥肌。
ゾッとしました。
「こんな凄まじい女優さんがキャスティングされているんだから、ペチュニアおばさんがタダで済むはずがない!」と、本気で思いました。
絶対あの役でも何かがあるはずだと。
実際たくさん賞とっている女優さんだもんね。納得。
あのシーンに、この映画を見る価値を感じてしまった。
この人がタイミングよくロンドンで舞台に立つことがあったら、絶対観にいくわ。

この映画で仲良くなったスカーレットジョシュ
何か2人ともパッとしなかったんですが。
というかフィオナさんがオイシイトコ全部持ってっちゃった、えへ。みたいな。

ヒラリー・スワンクのキャスティングは少し疑問が残ります。
だって…“似てる”か?

暗くてグロくて怖い作品なので、気をつけてください。私みたいな怖がりの方は。
私が見たときのは、映倫審査中(まだ映倫マークの入ってないもの)だったので、公開版はもちっとマイルドになってるやもしれませんが。

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2006/09/25 (Mon) 【Tarnation】(ターネーション)

出演:ジョナサン・カウエット
監督:ジョナサン・カウエット
製作年:2004
製作国:アメリカ
tarnation.jpg

私の大好きな『ヘドウィグ・アンド・ザ・アングリー・インチ』の監督、ジョン・キャメロン・ミッチェルが見出した才能ジョナサン・カウエットの自伝的映画、というのに釣られて見てみましたが……。

や、病みすぎだよ……。

ある意味CUBEより怖かったし。
病んだ生身の人間が素で考えることの方が、恐ろしい?

映像そのものは、美大の学生の卒業制作っぽい作り。
1時間半、「映画」として見る分には辛いかも。
画廊や美術館で流しっぱにされているのは似合うけど。

でも彼の交錯した半生には、このハチャメチャな表現が合っているとは思う。
そう、「伝えたい」より、「表現したい」ってことなんだろな。

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2006/09/24 (Sun) 【Hollywood Ending】(さよなら、さよならハリウッド)

出演:ウディ・アレン、ティア・レオーニ、トリート・ウィリアムズ、ジョージ・ハミルトン、デブラ・メッシング、ティファニー・ティーセン
監督:ウディ・アレン
製作年:2002
製作国:アメリカ
hollywoodending.jpg

ウディ・アレンをここまで前面に押し出すか>仏ポスター

いやーん!可愛いウッディー♪

私の許容範囲(何のだよ)を確実に広げてくれたおじいちゃん。
あーこの人にインタビューしたい。

この作品気に入った。

理由を聞かれれば、ウディーの演技がカワイイからとしか…。
あと、安心して見てられるのもポイント高いかもね。

笑いがベタで、ちょっとカトケン見てる気分になるけど。(いや、違うだろ)

ラストのオチは、落しどころながら妙に納得してしまった。
このオチを撮りたい(伝えたい)がために、映画全体があったんじゃないの?とすら思うほど。

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2006/09/23 (Sat) 【Paris, Texas】(パリ、テキサス)

出演:ハリー・ディーン・スタントン、ナスターシャ・キンスキー、ハンター・カーソン、ディーン・ストックウェル
監督:ヴィム・ヴェンダース
製作年:1984
製作国:西ドイツ、フランス
paristexas.jpg

パルムドール作品。

『ベルリン、天使の詩』ヴィム・ヴェンダース
この監督は、アート系の友達の間で大変人気が高いです。
ゆえに、主役は何よりも映像。
ストーリーはこれまた1行で書き終われそうなものです。

さすらう男の物語。

…1行もいらなかった。

最初のシーンを見たときから、「あっこの映画はまた見直すだろうな」と直感。
いずれ見直すために今見るのだろうと思ったので、さらっと鑑賞するに留めておきました。

きっと全く違った受け止め方をする自分を、将来に予感しながら。

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2006/09/22 (Fri) 【Amores Perros】(アモーレス・ペロス)

出演:エミリオ・エチェバリア、ガエル・ガルシア・ベルナル、ゴヤ・トレド、アルバロ・ゲレロ、バネッサ・バウチェ
監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
製作年:1999
製作国:メキシコ
amores.jpg

これも時間錯誤もの、ある出来事を接点にいくつかのストーリーラインが展開する作品。
こういう作りの作品はたいていがギャングもので、しかもスタイリッシュな匂いをぷんぷん漂わせているものとばかり思ってたのですが…。

こういうのを待ってた!

作りを真似するなら、伝える中身に独創性を出さなきゃね。
ってわけで、この作品のテーマは「終わりのない哀しみ」
少なくとも私にはそう思えた。

切なさやるせなさばかりが残るエピソードのコレクション。
エピソードの共通アイテムにはが使われているのですが、特に殺し屋ホームレスのおじいさんと犬たちのエピソードに胸を痛める。

犬を可愛がって沢山飼っているおじいさん。
交通事故にあった闘犬をかわいそうに思い、連れて帰って手当てをする。
他の犬と一緒に残して、ちょっとの間家を空ける。
帰ってくると闘犬が、他の犬をも食い殺していた…と言う話。

おじいさんは子供のように犬を可愛がっていたゆえに闘犬に怒りを覚える。
しかし闘犬もまた犬であり愛情の対象。
だからその憤り哀しみをどこにぶつけて良いか分からなくなる。

悪気が無いのに悪い結果を招いてしまう行為って、一番痛々しくて悲しくてやるせないかもしれない。

パリに住んでた時、普通のおじいさんが…鳩にエサをやるのが唯一の楽しみにも見えるおじいさんが、沿道で鳩にエサをやっていた。当然たくさんの鳩が集まってくる。

でも沿道でエサをやるということは、集まってきた大量の鳩は車道にまで飛び出してしまう。
パリでは車に轢かれる鳩が本当に多くて、そのたびに始末をしなきゃならない人なんかもいるわけだし、もちろんそんな光景を見せられる通行人も良い気分じゃない。
つまりはこのおじいさんの行為は迷惑行為なわけ。
そこで30代後半くらいの男性が車から降りてきて、おじいさんに怒鳴る。

「こんなとこで鳩にエサをやるな!車道に鳩が集まって来るだろう!それくらい分からないのか?!」

おじいさんは自分の子供くらいの年齢の男性に怒鳴られて、一瞬あっけにとられて、そして背中を丸めて退散していった。
確かにそれは迷惑行為だったけど、おじいさんには多分、これっぽっちも悪気はなかった。
ただ鳩にエサをやりたいだけ。だからそのことを怒られてびっくりしていた。

この光景を見たとき、何だか世界で一番悲しいものを見てしまったような気分に襲われた。

この光景の何が悲しいのか、今までなかなか説明出来なかったんだけど。

ポジティブな行動や気持ちが報われないと、人はよけい悲しくなるのかな?

そんな気持ちを思い起こさせる風景はわりと日常に溢れていて、そしてこの映画の中でも遭遇したのだった。

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2006/09/20 (Wed) 【CUBE ZERO】(CUBE ZERO)

出演:ザカリー・ベネット、デヴィッド・ヒューバンド、ステファニー・ムーア、マイケル・ライリー、マーティン・ローチ
監督:アーニー・バーバラッシュ
製作年:2004
製作国:カナダ
cubezero.jpg

そしてまたカナダに戻る…(笑)
どないやねん!
同じタイトルながら、まったく一貫性のないシリーズだな~もうっ。

CUBE2があまりにチャチすぎて、そういうの目当てで観る人からブーイングが来たのでしょうか?
今回は冒頭からグロさ200%増しで、「あっ無理かも」っと思ったほど。

<良かった点>
殺人トラップが原点に戻って、恐怖感が増したこと。
ラストがはっきりしなかったこと。
オリジナルとのつながりを持たせたこと。(ZEROというタイトルが活きてくる)

<悪かった点>
CUBEの外側を見せてしまったこと。
管理側の人間いかにもな変人ルックで、CUBEミステリアスな魅力がそがれたこと。
オリジナルとのつながりを持たせたのは良いが、どうせならラストシーン1と全く同じ役者でやってもらった方がさらに面白かったと思ったこと。

はまぁ別物だったとして、ZEROを見ると、やっぱり三途の川説が一番良いなぁ。
最後の質問も…ねぇ、あれだし。


しかしCUBEのデザインって3作とも違うのに、ポスターは適当だなぁ。

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2006/09/19 (Tue) 【CUBE2:Hyper Cube】(CUBE 2)

出演:ジェラント・ウィン・デイヴィス、カリ・マチェット、ニール・クローン、マシュー・ファーガソン、
監督:アンジェイ・セクラ
製作年:2002
製作国:アメリカ
cube2.jpg

全然怖くないっす。
オリジナルでは簡単に人間がサイの目切りになったりしてましたが、今回は血のりからミイラから作り物感が溢れていて、映像効果がちゃっちいです。

オリジナルでは監督製作国も違っていて、アメリカが目を付けたのはCUBEの無差別な残虐性やそこに生まれる人間ドラマではなく、「CUBE」という密閉空間のアイディアのみなんだよね。

だからCUBEの性能が4次元ものに進化した発想は面白いし、ドキドキしながら次のCUBEのドアを開ける緊張感も助けて、やはり時間の流れは早く感じましたが…。
見てる最中友達と、ふと時計を見てみてびっくりするんだよね。
「えっもう1時間経ったの?!」って。

でもCUBEの存在にそれらしい答えを用意してまとめようとしたり、人間関係は前回のパクリだったりして希薄でした。
すぐ答えを出そうとするのは、アメリカらしいなー。

CUBEの容器だけ真似てみたけど、本質は独自に作った感じ。

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2006/09/18 (Mon) 【CUBE】(CUBE)

出演:モーリス・ディーン・ウィン、ニコール・デ・ボア、デヴィッド・ヒューレット、ニッキー・グァダーニ、アンドリュー・ミラー、ウェイン・ロブソン、ジュリアン・リッチングス
監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
製作年:1997
製作国:カナダ
cube.jpg

やっぱりオモシローイ♪

鑑賞は2度目。
今回“CUBEシリーズ全制覇お泊り大会”が行われたので復習したのだ。

SAWシリーズより動機やら何やらがはっきりするお話ではないので、すっきりはしませんが、観ている間は時間を忘れます。

オチはどうなるのー?ってのがやはり気になるし、キューブを移動するごとに襲いかかる殺人トラップのバラエティーの豊かさ(『デッド・コースター』並み)と怖さがあるので、中だるみしない。

このCUBEは「三途の川」では?という意見に納得。
その解釈が今のところ一番好き。

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2006/09/17 (Sun) 【Pulp Fiction】(パルプ・フィクション)

出演:ジョン・トラヴォルタ、サミュエル・L・ジャクソン、ユマ・サーマン、ハーヴェイ・カイテル、ティム・ロス、アマンダ・プラマー、クリストファー・ウォーケン、クエンティン・タランティーノ、スティーブ・ブシェミ、ブルース・ウィリス
監督:クエンティン・タランティーノ
製作年:1994
製作国:アメリカ
pulp.jpg

あぁー…。

こういう作品の金字塔的存在だったんだね、当時は。
映画ってやっぱり進化するもので、しかもこれだけ作品が量産されている現代で自称シネフィルやってれば、どこかで似通ったものに出会ってしまう。
だから、「えっ?パルムドール?これが?」と拍子抜けしてしまった。

「めちゃくちゃ面白い」という評判に乗せられて、過剰な期待を抱いて見てしまったために、期待はずれに終わってしまいました。それはまぁ、自分の責任だけど。

スタイルとかアイディア勝負の作品って廃れるのも早いのかなって、ちょっと悲しくなりました。
『ドッグヴィル』のアイディアにしても、同じような演出でまた作品が作られても大して衝撃はないだろうし、あの設定を2次利用して上手く茶化すくらいじゃないと、唸れないと思う。

「見る順番」なんて観客側に委ねられているワケだから、エポック・メイキングな作品にとっては酷だなぁと思ったり。
一方で、見る順番に左右されるようじゃ、それまでの作品なのかな…とも。
キューブリック黒澤作品は、やっぱり本質を突くタイプのものだろうから、いつどんな順番で観ても衝撃が走る。

とはいいつつ、時代に従属したこういう作品にも、音楽と一緒でその世代の共通言語になれるっていう利点はあると思ふ今日この頃。

キャストの見え方は好きな作品でした。
ユマとかカワイイし。

豪華なキャストだなぁーしかし。
ワンシーンだけ登場の人とかザラだし。(ウォーケンとか)

今ではブルース・ウィリスと同じ危機に陥っているトラちゃんのヘアー・スタイルが、この作品では面白いことになっていて、見所のひとつとなっていました。

私的にタラちゃん(トラちゃんとタラちゃん…ぷぷっv)の神経質な演技が拝めたのはオイシかったです。
演技してる彼も、なかなか良いじゃないですかー♪

てかブシェミどこに出てた?なんで覚えてないんだろ?
途中から興味喪失して観ていたせいかしら?

…最近本気で健忘症かも。

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2006/09/16 (Sat) 【The Hitchhiker's Guide to the Galaxy】(銀河ヒッチハイク・ガイド)

出演:マーティン・フリーマン、サム・ロックウェル、モス・デフ、ズーイー・デシャネル、ビル・ナイ、ジョン・マルコヴィッチ、ワーウィック・デイヴィス
声の出演:アラン・リックマン、スティーブン・フライ、ヘレン・ミレン
監督:ガース・ジェニング
製作年:2005
製作国:アメリカ、イギリス
18166.jpg

ダグラス・アダムス『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズ全5巻を読み終わったので、改めて観返してみました。

実はあえて全部読む必要もなかったんじゃないかという件。
だって本とかなり違うんだもん。
少なくとも1巻で事足りたのは間違いない。
いや別に読んで損したワケではないので良いのですが。
むしろ読んでて楽しかったし。原作好きです。

初めて映画館で見たのはロンドンですが、フランス語字幕も無い中で、正直理解できてなかったよね。あはは。
当時はあんまり面白くないと思ってたけど、今見てみると結構面白かった
ああいうハイパーな用語たちは、ついてけないわ。
あんなん仏語字幕あってもワケわかんなかっただろうさ。

そういう用語類やら、システムやら、作家さんの考え方のクセ(って、こんな遠回りして書く必要ないね……要するにひねくれてひねくれてまた元に戻ったくらいの皮肉屋さんです)とかも分かった上で見ると、面白いなぁ!と思った。
こうさ、人の悩みとかがとてもちっぽけに見えてきて良いよね。
世の中を別の視点から見せてくれるのが、ありがたい。

アランの手前アランしか太字にしませんでしたが(?)、キャストも愛着のある人ばかりなので、個人的に愛すべき作品なり。

ディープ・ソート@実物大…じゃないや、実際のセット大。
PICT0231.jpg

当たり前だけど、劇中よりずっと小さかったです(笑)
渋谷のモヤイ像くらいの大きさでした。

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2006/09/15 (Fri) 【Kiss Kiss (Bang Bang)】(キス★キス★バン★バン)

出演:ステラン・スカルスガルド、クリス・ペン、ポール・ベタニー、ピーター・ヴォーン
監督:スチュワート・サッグ
製作年:2000
製作国:イギリス
kissbang.jpg

あーん、ババが最高!

33歳まで過保護に育てられてきたババは、空や太陽や雲がどんなものすらかも知らない。
そういう基本的な理科とかも通り越して大人の男やお酒を学んだところで、どうなのか?って疑問が残りますが、男の本能で分かるんですかね?

そんなババを演じたクリス・ペン氏は、オスカー俳優ショーン・ペンの実弟。
お兄さんに負けず劣らずなキャラクター俳優だったらしいですが、ホントにね、ラスト間際の瞳が悲しげでつぶらだったのがとても印象に残ってます。
今年初めに本当に亡くなってしまったらしく、残念です。
ババ役に最適な俳優さんでした。

べたにーは思ったより出番少なかった。
けど、普通の俳優さんがやったら特徴のないキャラクターになってしまったところを、ベタニーが演じたおかげで、独特の存在感が出ていたと思う。
この人の外見とか話し方って、つかみどころがない一方で印象には残りやすいっていう……俳優として、そういう生まれつきの特徴に恵まれてるんだろなーと思います。

一応ジャンルはギャングものだけど、イギリスらしいコミカルさにあふれたハートフル・コメディだと思いました。

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2006/09/14 (Thu) 【BACHEHA-YE ASEMAN】(運動靴と赤い金魚)

出演:ミル=ファロク・ハシェミアン、バハレ・セッデキ、アミル・ナージ
監督:マジッド・マジディ
製作年:1997
製作国:イラン
children-heaven.jpg

イラン映画って、ひそかに人気があるんだよね。
日本が出資している作品もけっこうあるし。

ストーリー。
少年アリは修理してもらったばかりの、妹ザーラの靴を買い物の途中でうっかり失くしてしまう。親にも言えず、兄の靴一足しかない兄妹は、それを共有することに。妹がまずアリの運動靴を履いて登校。下校途中で待ちあわせて、今度はアリが履いて登校するという具合。そんなある日、小学生のマラソン大会が行われることに。3等の賞品はなんと運動靴。アリは妹のために3等になろうと必死に走るのだった……。健気で一生懸命な兄妹の姿を描きアカデミー外国語映画賞にノミネートされた感動ドラマ。

感動―――!!!っていう種類の感動じゃなくて。
何と言うか、小さく心動かされる場面が散りばめられている感じ。
子供ってこういう思考回路だし、衝動でこんな行動を取ったかと思えば、それをすぐ後悔するし、物事を俯瞰しない子供の特権的な世界観っていうのを、ちゃんと汲み取って描いていて。
彼らは彼らで無限の世界を持っているんだってことを、思い出させてくれた。

ハッピーエンドなんだけど、それが本編では描かれず、ラストの向こう側に見えている状態で終わるのがイイ!
ラストに向けてハッピーエンドになる要素は集まっていくのに、実際のラストシーンでは、主人公の少年は浮かない顔。(赤い金魚がここで象徴的に登場)
でもこの後、満面の笑みを見せるんだろうなって想像すると、こっちまで顔がほころぶ。

ちなみにペルシャ語原題「天国の子供たち」らしい。
天使のように無垢で健気な子供という意味は確かにあると思う。
それに加え、イランも近代化が進み、この映画のような子供たちの風景が失われつつあるそうで、そういう意味での“今は亡き”子供たちに捧げた映画でもあるのかなと。

それにしても中東の女性って、何でこの年からこんなに色気があるのかね?(妹役の子)
本当に完璧な顔の作りをしてるよー。

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2006/09/13 (Wed) 【Dogville】(ドッグ・ヴィル)

出演:ニコール・キッドマン、ポール・ベタニー、クロエ・セヴィニー、ローレン・バコール、パトリシア・クラークソン、ベン・ギャザラ、ジェームズ・カーン、ステラン・スカルスガルド、
声の出演:ジョン・ハート
監督:ラース・フォン・トリアー
製作年:2003
製作国:デンマーク
dogville.jpg

あの声、ジョン・ハートだったんだ…。

面白くて興味深い映画だった。
何度も見たい映画ではないけど、そういう意味ではなくて、好きは好き。
脚本も演出も上手い。そして新鮮。
これは最初にやったモン勝ちだったね。
リスクもあるから、今までそう簡単に出来なかったんだと思うけど。

いやーしかし人間てホントどうしようもない(苦笑)
見せ付けられました。
3時間と長かったけど、それも必要な時間だったのかな。
違和感なく人の態度を180度変えてみせるって、難しいと思う。
それは本質的な悪さを見せるのではなく、本質的な弱さを見せるということ。

あとコピー見てひらめいたんだけど、もしかしてニコール父親らギャングって、天界の人間を表してる?
そうするとラストも納得がいく感じ。
門外漢なのでとんちんかん(おっ韻踏んだ)なこと言ってるかもしれないけど、天使とか天界の存在の中で人間を信じる者信じない者がいて、じゃあ試してみようってなことで人間界に降りていって色々やってみて、でもやっぱり人間てくだらないから死んじゃってもいいよって、人間を信じてた方も納得するみたいな話がね、あったような気がするんだけど……夢?(笑)
でも、そういう話自体よくあるよね。
本当になんかの神話とかが元になってるのか知らないけど…性善説性悪説の対決みたいな。


かつて友人が『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を見てひどくうちのめされていて(笑)、食わず嫌いだった監督だけど(今回はもちろん、ベタニがそれを打ち負かす動機となりました)、他の作品も見てみようかなと思いました。

とりあえず、『ドッグ・ヴィルの告白』は絶対見る!
予告編だけ見ても面白そう!(この世に“面白くなさそうな予告”なんてあるのかは甚だ疑問だが)

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2006/09/12 (Tue) 【Snatch】(スナッチ)

出演:ベニチオ・デル・トロ、デニス・ファリナ、ブラッド・ピット、ジェイソン・フレミング
監督:ガイ・リッチー
製作年:2000
製作国:アメリカ
snatch.jpg

ちょっと時間が迫ってたので、所々早送りしながら見てしまいました。

…普通に見ても分かりにくい映画らしいです(苦笑)

でも、“そういう映画”だってことを知ってて吹っ切れながら見たので、「分からない!」という欲求不満に陥ることはありませんでした。

その代わり、こういう時間のつぎはぎモノの映画が初めてでもなく、見た数も1本や2本じゃないと思うので、特に新鮮さも感じられませんでした。公開当初に見れば、また違ったかな。

だってブラピの映画だけでも、他にもこういう時間差ものっていうか伏線が最後に1本に繋がるの、結構あるよね。オーシャンズ12ファイトクラブも。
彼自身がこういう脚本好きなのかな。

そんな訳で、ちょっと期待しすぎたかな~って感じでした。
でもツボにハマる人はハマりそう。

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2006/09/11 (Mon) 【World Trade Center】(ワールド・トレード・センター)

出演:ニコラス・ケイジ、マイケル・ペーニャ、マギー・ギレンホール、マリア・ベロ、スティーブン・ドーフ、ジェイ・ヘルナンデス
監督:オリヴァー・ストーン
製作年:2006
製作国:アメリカ
WTC.jpg

10月7日公開。

今日で、まる5年
そして間もなく、その瞬間。
報道でも、この5年を振り返っているものが沢山ありますが、状況はたいして良くなってないことしか伝えられないのが残念です。

この試写を見た日、マイケル・ペーニャ演じる警官のウィル・ヒメノ氏本人の舞台挨拶もあった。(映画本編にも本人がカメオ出演しています)
さすがにあの惨事から生還しただけあって、言葉のひとつひとつに説得力がある。
例えば、「一瞬一瞬を大切にするようになった。娘が構って欲しいと言ってきたら、「忙しい」と蔑ろにせず、ちゃんと向き合ってあげるようになった。人生はあっという間だから」などなど。
自分も身に刻まなきゃと思う。たった一度の人生だもんね。

映画本編。
『ユナイテッド93』よりはドキュメンタリー要素が弱くなって物語性も多少ありますが、それでも現実的な描き方をしています。
ある意味で、『ユナイテッド93』より見ているのが辛いかも。
当時の映像もたくさん使われているし、ビルが崩れる音に迫力がありすぎて、崩れるたびに痛い。
しかも下に人を残したまま、何度も何度も崩れ落ちる。
110階建てのビルが崩壊して、たった6mの瓦礫になるってことが信じられない。
それを1階で受けても生き残った人がいるなんて。

もちろん実際に下敷きになった人とは比べ物にならないとは思うけど、映画を観ているみたいだったWTCへの飛行機の激突そして崩壊のシーンが、もっとリアルに追体験できるような映像の作りだった。
ゆえに、あの出来事が「TVのニュースで見る」よりすごく身近に感じられた気がする。
「ニュースで見る」ということは、あの攻撃にどういう意味があって、誰と誰が対立していて、経済がそこにどう関係があって…といった諸々を含む。
でもこの映画では、ただただあの出来事の残酷さが描かれ、身にしみる。
こんなことはあっちゃいけない、と思わせられる。

ただ2つ、不満を言えるとすれば…
宣伝や予告でのうたい文句が、一方的。
「その時世界は、悪を目撃した」…って、“テロ行為自体”を「悪」と呼ぶのは間違っていないと思うけど、ウィル・ヒメノさんの話を聞く限り、そうではなさそうだ。
簡単に「悪」という言葉を使いすぎ。

2つめ。
9.11をテーマにした映画は、莫大な宣伝費をかけて、世界中の大型スクリーンで上映される。
アフガニスタンイラク戦争を題材にした作品は、存在こそすれ沢山の人の目に触れる機会が少ない。
アメリカは軍事力ももちろんだけど、世界一の経済大国になった要素のひとつはハリウッド映画産業
映画を産業にすることで、ハード面でもソフト面でも強力になった国。…が作った作品。
映画は、程度の差はあれ、多少なりとも製作国の宣伝を兼ねているもの。
私は映画を好きだけど、同時にある意味で「恐ろしいメディア」だとも思う。

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2006/09/03 (Sun) 【L’enfant】(ある子供)

出演:ジェレミー・レニエ、デボラ・フランソワ、ジェレミー・セガール、オリヴィエ・グルメ
監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ
製作年:2005
製作国:ベルギー、フランス
enfant.jpg

パルムドール作品。

日本にいて見ると、「本当にどうしようもない男だー!」と主人公に対して怒りを覚える。

もしヨーロッパで見てたら「あり得る話だ」と納得出来るかもしれないと考える。

もちろん環境に左右されない人もいるかもしれないけど、環境は人を造る重大要素でもある。
軽率な行動をとりやすくもなるかもしれない。
優先順位生活レベルによって変わってくることも考えられる。
そんな生活を続けてるうちに、ある感情を忘れてしまうかもしれない。

必ずしも貧しさだけでなく、逆の状況も同じ効果を生むと思うけど。

どうしようもない歴然とした格差って、思ってる以上に怖い。

っていうのは私がこの映画を観て思い当たったことだけど、主人公がそれを感じているかは分からないし、最後の涙の意味を考え始めると、泣く理由がありすぎて判断に困る。

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2006/09/02 (Sat) 【Millions】(ミリオンズ)

出演:アレックス・エテル、ルイス・オーウェン・マクギボン、ジェームズ・ネスビット、デイジー・ドノヴァン
監督:ダニー・ボイル
製作年:2004
製作国:イギリス、アメリカ
millions.jpg

おう…イギリス映画なのに知ってる俳優がいなぁい…。

ロンドンで、主役のダミアン君のスマイルが、そこら中にばあぁーーっと貼ってあったんですよね。
見たいなって、ずっと思ってて。

ポンドユーロになるというアイディアも身近だったし、面白いと思った。

ホントに通貨同盟入っちゃいなさいよイギリス(笑)
あーでもそしたら結局ユーロの価値もあがって、パリでも暮らしにくくなるかも。
ロンドンがちょっとでも暮らしよくなるなら、それもまた…だけど。
びみょん…。
その前にが頑張らないと、どっちにしろ苦しいんじゃ…。
ユーロ150円ですって。まぁ恐ろしい。
去年から14円も上がってるけど?!
日本は大丈夫か?

…とかついつい現実的なことを考えてしまいますが、監督が『トレインスポッティング』ダニー・ボイルだけあって、幻想仮想あふれる映像の作りになっております。
ここまでサーリアルな映像で進むと思ってなかったので、「あぁそういえばこの人はトレインスポッティング撮った人なんだよな」と、見ながら実感していく始末。

主人公のダミアン品行方正まだ穢れていない純粋な心を持った少年。
いきなり舞い込んできた大金を、貧しい人を助けるために使いたいと思うのですが、やり方が直接的すぎてどうも上手くいかない。
募金箱に束でお札入れたりして、怪しまれる始末。

それを見て、やっぱりお金って“ある”だけじゃ「半分」しか手に入れたことにならないんだなと。
上手い使い方を考えられないと、手に入れたお金は物理的に他へ流れていくだけで、その過程で有機的にプラスのものを生み出すことなく、消費されるだけ
某国の援助金の使い方を見てるよう…(必ずしも清い心からとは言えませんが)

でもそんなダミアンを否定するための映画ではないんだけどね。
最後に「お金があると人がおかしくなっちゃう」って叫んだように、本来的には勧善懲悪な作品なのだと思う。ダニー・ボイル自身が子供に見せられるものを、と撮ったらしいし。

でも私はダミアンを見て、すごーく歯がゆく思ったり、「思い上がり」みたいなものも感じたけど。
いちいち聖人と会話してるから余計。
もちろん、お金だけあってもどうしようもないってこと、当たり前のことが当たり前に出来ない世の中の歪みも感じられる作品だったけども、何だかんだで、ダミアンの行動が一番興味深かったなぁ。

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2006/09/01 (Fri) 【Cold Mountain】(コールド・マウンテン)

出演:ジュード・ロウ、二コール・キッドマン、ルネ・ゼルウィガー、ドナルド・サザーランド、ナタリー・ポートマン、フィリップ・シーモア・ホフマン、ジョヴァンニ・リビシ、ブレンダン・グリーソン、キャシー・ベイカー、ジェナ・マローン、ジャック・ホワイト、ルーカス・ブラック
監督:アンソニー・ミンゲラ
製作年:2003
製作国:アメリカ
coldmt.jpg

全員太字!(笑)

いや確かに無理はありますが…。
でも見る前に意識してたのって、最初の3人(つまりポスターの)だけなんですよ。

そしたら、話が進むたびに「こいつも出てたかーーー!」てな具合で、腰抜かしっぱなし。
ドナルド父さん「こいつ」というのも大変失礼な話ではあるんですが。

ナタリー・ポートマンさえ意識していなかったし(突然子供抱いててびっくり)、シーモア・ホフマンが便秘に苦しんでるわ、ジョヴァンニよ君は性悪な役も出来るのか!その他“The英国”な作品で見覚えのある人約2名、とどめにジャック・ホワイトまで何でいるー??!!

はぁはぁ。

どうせ監督も太字だ、全部太字にしちゃえ!(やけくそ)みたいな。
ジュードとか特に好みじゃないし、キッドマンゼルウィガーも普通に好き程度ですが、こうなったら全部太字にしたかったんです。

そんなわけで、不可抗力的に好きな映画

ジュードニコールのシチュエーション両面から描いていますが、どちらもなかなか面白かったです。
これでオスカーとったルネが、ニコールを教育していく方が好きではあったかな。

あと、ホントにこの頃はそういう身分だったのだな~としみじみしてしまったのですが、今は味のあるミニシアター系作品で人気なキリアン・マーフィー君が、2言3言しかセリフがないようなチョイ役で、ナタリーのシーンに出てきますよね?
クレジットされてないので定かではありませんが、あの鉄の無表情は彼に違いない。←あんまり表情変わらないからシワがないんですよ、ほとんど。
イイ人の役だったのに、動転したナタリーに衝動的に殺されてしまうと言う、可哀想な役どころ。
ホント、かわいそう。
そんだけ母は強しというか、母の恨みは怖しというのは伝わってきましたが。

それにしてもアンソニー・ミンゲラの作品は、「亡くなってしまった人のことは忘れなさい」というメッセージが色濃いなぁ…デビュー作『愛しい人が眠るまで』からずっと。

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    http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-35321410


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