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【RENT】 JAPAN TOUR
【Theatre】 東京厚生年金会館

【CAST】(2006年11月24日)
ミミ…Arianda Fernandez
エンジェル…Joel Bermudez
マーク…Jed Resnick
ロジャー…Gavin Reign
モーリーン…Shea Hess
ジョアンヌ…Andrea Dora Smith
コリンズ…Scottie McLaughlin
ベニ―…Terrance Clowe

指揮…Kevin Farrell
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今年映画も公開され、高まる「RENT」熱さなかの来日舞台公演。

…うーん。

来日公演のもっとも悪い面が出てしまった感じ。
役についたばかりだったり、これまでアンサンブルだったという人が、かなりの率でメイン・キャストを占めているので、そりゃ全体のグルーヴ感を出すのは難しいだろう。
アンダーやまったくのアンサンブルがメインに昇格した場合、他のキャストはすでにメイン経験がそれなりにないと、全体としてまとまりにくくなるよね。

声もギリギリ出している感じだし、でも余裕で演じられる俳優がいないから、みんな常に頑張ってなきゃならない
演技や歌、踊りにおいて、息切れが目立つ舞台でした。
この演目、セットや舞台装置による見せ場がほとんど皆無なので、すべてが俳優にかかってくる。
だから余計、大変なんだと思います。

さらにスタッフも、かつての「グリース」来日公演の恐怖再びという感じで、ミスが目立つ。
東京楽日にはロジャーの(?)マイクが長い間切れちゃったみたいだし。
そういえば「グリース」も厚生年金だった…。もしかして招聘元も同じTBS
だとしたら、ちょっとやり方変えないとだよね…。役者にとっても、良い経験の積み方なのかどうか。

ブロードウェイ公演今回の来日も見ている友人は、「BWと全然違う、比べ物にならないよ」と言ってたので、むしょうにNYへ行きたい。というより、出来ることならイディナの生モーリーンが見たい(笑)
逆に今回が舞台観劇自体初めてという友人は、「こんなもんなの?下手だよね?」って…初心者の目は一番怖いですわ(苦笑)

映画化されている舞台を見て、映画版が生の舞台を越えていると思ったことは、個人的にはこれまで一度もない
むしろそうでなきゃ、コスト・パフォーマンスの悪い舞台なんて、資本主義の中でとっくに淘汰しちゃってるかもだよね。
だから、それなりに、払った分に値するものは見せてほしいなぁと。
来日公演の場合、原因はほとんど俳優には無いかなと思うけど。

ただコリンズを演じたスコッティー・マクローリンさん、彼は良かった。
歌のみの力で感動が伝わる演技力だった。
あと「Seasons of Love」で俄然盛り上がった観客に驚きました。それまでのように静かだったのに(笑)
いい歌だもんね。

RENT CM(0) TB(0) top▲
【A Christmas Carol】(クリスマスキャロル)
出演:ケルシー・グラマー、ジェシー・L・マーティンジェーン・クラコウスキー、ジェニファー・ラブ=ヒューイット、ジェラルディン・チャップリン
監督:アーサー・アラン・シーデルマン
製作年:2004、TV放映
製作国:ハンガリー、アメリカ
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2005年ロンドンで観劇した『GUYS & DOLLS』の舞台で、最高のミス・アデレイドを演じていたジェーン・クラコウスキーが出演。

他にもキャストが意外にアレですよ。
映画『RENT』で、コリンズを演じていたジェシー・L・マーティンも、あの低い声を響かせている。
実はジェニファー・ラブ=ヒューイットがこんなTVミュージカル映画で可愛い役を演じてるし、チャップリンの娘なんかも出てる。

ジェーン過去の精として出演……キャラに合ってない(苦笑)
彼女のハマリ役は、間違いなくミス・アデレイドみたいなセクシーな女性だ。
個人的には峰不二子がぴったりだと思う。
顔は可愛いけど、声がハスキーなので妖精的な役はちょっと…。
衣装の生地の薄さが別の効果を生み出しているやも(汗)

実は「クリスマス・キャロル」の映像版を見るのは、初めて。
なのに、こんなマイナーなところから入ってしまった。
とはいえ、しっかりミュージカル俳優を使っていて、スタンダードなものに仕上がっているし(たぶん)、ボール・ルームのダンスシーンはかなり見ごたえがありました。

Cinema〜2006 CM(2) TB(0) top▲
【Adam Garcia as Fiyero】
舞台:「サタデー・ナイト・フィーバー」ロンドン初演Tony Manero役でオリビエ賞ノミネート、「グリース」など。
TV:「ドクター・フー」、「名探偵マープル」
映画:『ワイルド』『コヨーテ・アグリー』
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ミュージカル・スターの宝庫、オーストラリア出身の彼。かなりイイ声持ってます。
個人的にはオペラ系の声よりも、ロックソウルがカッコよく歌えちゃう“カスリ”の入った声が好き。
スティーブン・タイラーフレディ・マーキュリーも然り。
アダムの声はもう少し滑らかだけど、表情豊かに歌い上げることに長けてる声だ。

そして彼自身のキャラフィエロという役も絶妙なマッチング
フィエロ天然(ボケ)能天気な一方、自分をしっかり持っていて、実はまじめで優しい
ヒーローでありながら、完璧な王子様ではないところが魅力。ヒーロー色は、むしろエルファバの持ち味かも?
アダム自身も、背格好バックステージでのキャラからして、「等身大の男の子」といった感じ。
『コヨーテ・アグリー』でも、決して“ヒロインのあこがれの王子様”という立ち位置ではなかったしね。
ちょっと頼りないけど、男気とユーモアはある人といった印象。
バックステージの彼のユーモアについては、イディナの項で紹介できるかと(笑)

フィエロとエルファバとの出会いは、彼の乗る人力車とエルファバの衝突。
怒るエルファバに対し、「緑色が見えたから、人力車の漕ぎ手も渡っていい信号だと思ったんだよ」とさらり。
でも他の生徒がエルファバをからかうのと違って、嫌味がない。根が意地悪な人ではないから。

恋に落ちるほどエルファバの尻に敷かれ、知らない間にグリンダにいいように事を進められていくフィエロは、笑いどころの多い役でもある。
パンチラインに向けて周到に準備されたエルファバとの掛け合いは、劇中最大の笑いどころとなり、会場中の拍手&歓声&フィーフィーのフューフューで、なかなか次のセリフに入れなかったほど。

そして本作は、最初はいい加減さもあったフィエロが、エルファバを守るうちに正義責任感に目覚め、最後には弱気になるエルファバを慰めるまでに成長する物語でもある。
演じる人によって色が変わってくるキャラだと思うので、オリジナルBW版のフィエロはどんな人が演じているのかも気になるし、見てみたい。
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WICKED CM(0) TB(0) top▲
【Coyote Ugly】(コヨーテ・アグリー)
出演:パイパー・ぺラーボ、マリア・ベロ、タイラ・バンクス、イザベラ・マイコ、ブリジット・モイナハン、アダム・ガルシア、ジョン・グッドマン
監督:デヴィッド・マクナリー
製作年:2000
製作国:アメリカ
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ロンドン「Wicked」フィエロ役を演じているアダム・ガルシア(彼のエントリーも消えてるし凹)が出演ということで見てみました。
と思ったらすげー!ジェリー・ブラッカイマー映画で、主人公の恋人役とは…でかい役じゃないですか!

とはいえやっぱり粗が目立つブラッカイマー作品ではあるのですが、個人的にこの作品は好き!
ミュージカル映画(これも一応?)って、構成がグダグダでもパフォーマンスが良ければそれで良いみたいなところが。『RENT』もそう思った。
この作品は主人公の歌が口パク(もっと上手く口の動きと合わせれば良いのに…)なのが惜しいけど。別撮りでも本人が歌ってれば良いんだけどなー。

この中に出てくる薄っぺらいロマンスサクセスストーリーはどうでも良くて、一番見ごたえあったのは、あのバーのコヨーテたちによるスピード感あふれるパフォーマンス
スーパーモデルたちをキャスティングしたコヨーテsは、かなりかっちょいいです。

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【Anywhere but here】(ここよりどこかへ)
出演:スーザン・サランドン、ナタリー・ポートマン、ショーン・ハトシー、ボニー・ベデリア
監督:ウェイン・ワン
製作年:1999
製作国:アメリカ
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ボニー・ベデリアを見たのは、『ダイ・ハード』以来の気がする……。

S.サランドンナタリーという大好きな黄金コンビでありながら、やっと最近になってDVDが入荷されたので今になってしまった。

破天荒な母生真面目な娘の、噛み合わないロスでの2人生活。
正直こんな母親困っちゃうけど、「子供のためを思ってしてあげていることが裏目に出てしまう」というのは良くあることで、(7年前!の)ナタリー演じる少女もそれを分かってる。賢い子だから。
でもどんなに賢くても、あれには時々キレちゃうのも分かる(苦笑)

母娘の関係を描いた映画って、良い所に目をつけてると思うし結構好き。
この作品はどっちかっていうと、母の子離れの要素が強いけど。
美しく聡明なナタリー可愛くお茶目なスーザン・サランドンという関係性が違和感無くスッとぴったりハマる作品。

Cinema〜2006 CM(0) TB(0) top▲
【Munich】(ミュンヘン)
出演:エリック・バナ、ダニエル・クレイグ、キアラン・ハインズ、マチュー・カソヴィッツ、ジェフリー・ラッシュ
監督:スティーブン・スピルバーグ
製作年:2006
製作国:アメリカ
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報復は報復を呼ぶ。

人間はまったく進歩しないのに、テクノロジーばかり進歩していく。
そこに追いついていないのに人の命を左右する位置についている人間は、免許も持っていないのにジャンボジェットを操縦しているようなもの。
こういう映画を見た後に思うことは、いつも一緒。

でも、あんなに稚拙な作戦で暗殺を実行していたことには驚き。
というかあの暗殺自体、どこに意味があるのか分からんと言ってしまったらお仕舞ですが、でも本当に。
さんざん考えた結果じゃない、そういうもんだから決めたんじゃ?と。
まぁその愚かさが、人間らしさなのだろうけど。

役者陣が見ごたえありました。

Cinema〜2006 CM(0) TB(0) top▲
【FIREWALL】(ファイアーウォール)
出演:ハリソン・フォード、ポール・ベタニー、ヴァージニア・マドセン、ニコライ・コスタ=ワルドー
監督:リチャード・ロンクレイン
製作年:2006
製作国:アメリカ
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ストーリーとしては、新鮮味のないアクション映画
iPodなど、アイテムを現代物にすり替えることで凌いでいるような。
犯人側のボロの出方も、最後の方の「お約束ですので爆発させてみました」ってのも、小粒にまとめ過ぎてちょっと退屈ではありました……ベタニが出てなかったら。

このベタニは、かつてアラン・リックマン『ダイ・ハード』で演じたハンス・グルーバーという悪役に通じるキャラかも。
『ウィンブルドン』の監督さんだけあって、ベタニーの使い方上手いなーと。
エプロンでパンケーキは、ホント見せてくれてありがとう!と言いたい。
イライラしてたり、猫なで声だったり、脅してみたり、あーかわいい。
何でいつも上目遣いなんだろう?
でも見下されるところを想像してみたら、ちょっと本気で怖かった。
顔にが差すと、怖さ3倍増し。

そういえば『ウィンブルドン』でのイケメン友達役、ニコライ・コスタ=ワルドーとまた共演してるね。
『ブラウン夫人のひめごと』にも出てたけど、彼もカッコいい。
べたにと並ぶと、かなり最強のツーショット。うほっ。

んだから犯人側若手イケメンたちで良いとして、誰かハリハリに教えてあげて……

もう63歳だという事実を。

いや頑張ってたけどね、ちと痛々しい……。
こういう方向でずっと売っていくとすると、逆に若手に食われて彼の見え方がダウンすると思うんだ。
もっと老年の存在感を活かせる役で頑張った方が良いような。

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ライフ・イン・ザ・シアター 〜2〜
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全編通して「楽屋→舞台」シーンの繰り返しなので、ともすれば飽きてしまう可能性も。
そこを救ってくれたのは、やはり市村さんかなと思います。
何でもないセリフも、発し方取り方が上手いので笑えるものになるんですよね。
市村さんの器用さをより感じました。これが彼の真骨頂では決してないと思いますが、それでも積年の技量に嘆息。

藤原君はいつもの調子で演じていましたが、まぁこのお芝居の場合、役が役だからそれでいいのかも。
蜷川演出藤原君を見た人は「彼は凄い!」と熱弁するので、こういう普通の青年役が、彼の芝居傾向に単に合わないだけのような。
熱〜い彼のお芝居も、いずれ見に行きたいなぁ。

芝居そのものに関しては……2人芝居で、しかもその2人の設定が「老年俳優」「若手俳優」という時点で、もう伝えたいことの8割方は明白なんですよね。その伝え方としては少々回りくどいというか、「そんなにいらないでしょ」という感じ。

A Life in the Theatre ライフ・イン・ザ・シアター CM(0) TB(0) top▲
ライフ・イン・ザ・シアター 〜1〜
【出演】(世田谷パブリックシアター2006年4月25日夜)

Robert…市村正親
John…藤原竜也

【製作】
作…デイヴィッド・マメット「A Life in the Theatre」
翻訳…小田島恒志
演出…ポール・ミラー
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これ観た日って、凄まじい日だった。
朝に某社の役員面接を受けてきて、午後は1ヶ月以上前から取り組んできたプロジェクトの晴れの日(当日)を迎え、夜にこの芝居を観に行き、真夜中に内定を頂くという…今考えると人生の歯車が大きく動いた日(笑)

そんな日にこの芝居を観たことに何か意味はあるのかと問いたくなるけれど、タイトルにある“ライフ”“シアター”という語にちょっと皮肉を感じるくらいで、特になし。
人生にそうそう意味なんてないもんだ。うん。

ベテラン俳優若手俳優、共演する機会がなぜか多い2人の「劇場人生」を淡々と描いていく本作。
本当に淡々としていて、ちょっと幕送りのテンポが悪かったかなという感じ。
一応コメディが表面を覆っているから、海外公演だと観客の笑い声がスパイスとなって、全体のテンポが整うのかもしれない。

A Life in the Theatre ライフ・イン・ザ・シアター CM(0) TB(0) top▲
【DEATH NOTE デスノート the Last name】
出演:藤原竜也、松山ケンイチ、戸田恵梨香、片瀬那奈、マギー、上原さくら、津川雅彦、藤村俊二、鹿賀丈史
声の出演:中村獅童、池畑慎之介
監督:金子修介
製作年:2006
製作国:日本
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『DEATH NOTE デスノート [前編]』の感想はこちら

これ観た後に、漫画「デスノート」全巻一気借りし、読み耽る…。

映画も面白くないことはなかったんだけど、終わったあとの興奮度「前編」見た後の方が高かった。
というのも、もっとヒネリの効いたラストかと思って、(事態は収束しつつあるのに)さらなるどんでん返しを期待しつつ見てたら、結局そのまま終わってしまい……。
それで「こんなはずはない!」と思って、漫画に走ったわけです(苦笑)
だって「マンガとラストが違う」ってことで、相当売り込んでたしさ。

結果、Lの最後を除いて、全般的には漫画の方が好き。
Lの最後(&そこに至るトリック)は、映画の方が良かった。

L役の松山君もさらにパワーアップしていて、彼の出ているシーンは結構笑わせます。
ひょっとこ面と、こんにゃく丸かじりに笑う。
月(ライト)「もしもしじゃないだろ…」には場内がどよめいていました。

片瀬那奈無駄にお色気たっぷりな部屋着姿は、監督の趣味?
やっぱりエンタメムービーにエロ要素は不可欠なのか……あれで動員数も結構変わってくるのかも?
逆の立場で、好きな男優のセクシーシーンがあれば、私も見に行っちゃうだろうしなぁ。

藤原君、ラストは蜷川劇場の1人シェイクスピア状態に(笑)
身ぃ入ってて、見ごたえはありました。
舞台仕込みの藤原君、さりげない演技はちょっと過剰だけど、渾身の演技だとバランスが良くなる感じ。
「チェックメイトっ……」の口マネが、自分の中で一瞬だけ流行る。

ハリウッドの映画化はもう決まってるそうだし、というか6巻越えた辺り(?)から日本の製作体制じゃ無理が出てきちゃうと思うので、そこらへんかなり話が省略されているため、ぜひハリウッドで全編映画化して欲しいところ。

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【無間道】(インファナル・アフェア)
出演:アンディ・ラウ、トニー・レオン、アンソニー・ウォン、エリック・ツァン、ケリー・チャン
監督:アンドリュー・ラウ
製作年:2002
製作国:香港
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面白いという評判を良く聞くし、相当の版権料でハリウッド映画化されたし、『ディパーティッド』は気になるし……ということで見てみました。
実は前からトライはしてたんだけど、半額キャンペーンになると全部貸し出し中になっちゃうんだよね。
それだけ人気ということで。

『フェイス・オフ』を思い出しました。
マフィア側のスパイが警察に、警察側のスパイがマフィア内に潜入。
バレたら命は無いのに、その2人は事件を通して近づかざるをえない、という設定が緊張感を持たせます。

が、これを見た時期、ちょうど『デスノート』全巻を友達に借りて読んでいたんですね。
あれも犯人が警察に侵入して内部情報を得るというところにスリルがある。
この映画だけをパンっと見ていたら「面白い設定!」と思えていたかもしれないものが、同じようなスリル感を持つ作品に同時期にどっぷりはまっていたために、ちょっと印象が薄まってしまったのが残念です。

でも役者さんが良かったね。
あんまりアジア俳優は詳しくないですが、アンディ・ラウトニー・レオン、互角でありつつタイプが違って良い構図
個人的にはトニー・レオンの方がタイプだな〜と思いながら感情移入してたから、最後は「何でやねーん!」と画面に突っ込み入れさしてもらいました。

続編ではもう出てこないのかなー?

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【CRASH】(クラッシュ)
出演:サンドラ・ブロックドン・チードル、マット・ディロン、ジェニファー・エスポジート、ウィリアム・ファクトナー、ブレンダン・フレイザー、テレンス・ハワード、ライアン・フィリップ、ノーナ・ゲイ、マイケル・ペーニャ、トニー・ダンザ
監督:ポール・ハギス
製作年:2004
製作国:アメリカ
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2005年度アカデミー作品賞受賞作品。

ビッグ・バジェット、エンターテイメントだからというわけでなく、真の意味でアメリカでないと作れない作品。
テーマは「人種差別」と折に触れて謳われているけど、もっと根本的に“未完成な人間という生き物が共存する”とはどういうことかを描くための、それは表象に過ぎないと思う。

理性が働かなくなって自分が信じられなくなると、とても典型的な考え方に思考回路がはまってしまう。
それが人間の弱さであり、強さでもあるのかな。
差別主義の強い警察官がいたけれど、彼の差別的態度は不満の捌け口みたいな感じだったし、交通事故から人を助け出そうという時には、人種より人命救助という根本的な使命が先立っていた――それは強さ
逆に、そんな差別主義を軽蔑していた部下の警察官は、本能的な(というか生きてくうちに社会から刷り込まれた)人種差別観から、自分の身に危険が迫ってると勘違いし黒人をあっけなく撃ってしまう。冷静な時には、黒人の釈放に命をかけたのに――それは弱さ

“未完成な人間という生き物が共存する”上で起こるドラマは、日常的に永遠に続いていくことを示すラストシーン。

脚本が良く出来ていて、テーマと同じくらいストーリーラインそのものも興味深く、そして『アモーレス・ペレス』を観た時と同じ哀しみを感じた、個人的には好きな作品。

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PARCO歌舞伎 決闘!高田馬場 〜2〜
基本的なことですが、さすが伝統芸能出身の方々だけあってセリフも聞き取りやすく、皆さん芸達者!
オカマ、女形、老人、何でも来い!さらに1人最低3役は演じていて、早替えにも驚嘆。
演技と早替えの上手さから、まったく場面としての違和感が無いのも素晴らしい!
年配の俳優さんでこの技量なら納得ですが、まだ皆さん若いのでスゴイですよね。鍛えられてる感じ。

かなり完成度が高く、それでいてたまにわざと覗かせるが面白い(「3役もやらされてイッパイイッパイなんだよっ」とは劇中人形劇(←これも面白い)での亀治郎さんの捨てゼリフ・笑)、お腹いっぱいの舞台でした。

それにこの面子、よくよく考えてみると超豪華
だって、将来の松本幸四郎、市川猿之助、中村勘三郎に当たる人々が共演してるわけです。
今この3人のオジサマが共演するなんて考えられないから、かなり貴重なのでは?

そんな彼らが、「こんなの歌舞伎じゃないって言われても、僕らの中では歌舞伎。若い世代が考える新しい歌舞伎の形を提示していきたい」という熱〜い気持ちの下、舞台に立っていたのですね〜。
あのエネルギーで毎公演やってたかと思うと、頭が下がります。

もうひとつ、歌舞伎といえば長唄
今回は舞台上方に位置していて、「たぁ〜かぁ〜だぁ〜のばぁ〜ばぁ〜、ばば!ばば!ばば!(リフレイン・笑)」と歌っていました。
よく歌詞聴いてると、三谷作詞なんで面白い。
サントラCDでは主演3人+三谷幸喜が歌っているメインテーマも入っていて、歌の途中に思わず噴出しちゃってる声も入ってたりしてホントに楽しいー♪
カーテン・コールでは、長唄席にひそかに三谷さんが混じってモジモジしてました(笑)

あぁもう何だか、記すべきことが多すぎて、書ききれない自分がもどかしい!
ネットでちょっと検索したら、楽しい感想が他にたくさんあると思うので、ぜひご参照のほど。
そして再演の際には、機会があればぜひ観に行かれることをオススメします。

余談ですが、席を取って頂いた方に「屋号を叫んだら染五郎さんが後で千円くれるって」と聞いていたものの、チキンな私は叫べませんでした…orz

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PARCO歌舞伎 決闘!高田馬場 〜1〜
『真夜中の弥次さん喜多さん』で、七之助さん勘三郎さんが出てきているので、この親子の残るあと1人、中村勘太郎さんが出演していた「PARCO歌舞伎 決闘!高田馬場」の舞台感想を、良い機会なので書いて見ようと思います。何事もタイミングということで(笑)

これからも映画レビューに絡めて書けそうな舞台があれば「実はこんなのも見てました〜」って感じで書ければと思います(吹っ切れたことだし)。
国内で見た舞台は、ついつい(または事情があって)感想書かないで通り過ぎちゃうことが多いので。


作・演出=三谷幸喜

出演(2006年3月26日 夜の部)=

市川染五郎、市川亀治郎、中村勘太郎

市川高麗蔵、澤村宗之助、松本錦吾、市村萬次郎


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実は鑑賞日は千秋楽
ただでさえチケットの取りにくい演目なのに、楽日を抑えてくれた某氏に感謝。

毎日満員御礼だったそうで(狭い劇場でやっているのがもったいない!)、最終日のカーテン・コールでは、「(同時期に上演していた)コクーン歌舞伎に勝ちました!」という染五郎さんの第一声に場内爆笑。
当時同じ渋谷のコクーン歌舞伎「東海道四谷怪談」に出演してたのは、勘太郎さんのお父さんであるところの勘三郎(元・勘九郎)さんなわけで…(笑)

劇中もこんな感じで、内輪ウケ的なネタが多かったのがこの演目の特徴。
例えば勘太郎さんが劇中、「父親とは子供に構うものなんじゃ。……ホントうるせぇんだアイツっ…」とセリフのあとにボソッとつぶやいたりして。もちろん“アイツ”で指してるのは勘三郎さんなワケで、これにも場内爆笑!
「家族で有名」なのが伝統芸能一家の常ですが、それを上手く利用したセリフですよね。

語調からも分かるように、「歌舞伎」と銘打っていますが、内実は「歌舞伎の衣装で演じる現代コメディ」?まぁ三谷幸喜だし(笑)

主題こそ中山安兵衛(後の堀部安兵衛)が叔父の決闘に助太刀した「高田馬場の決闘(元禄7年)」ですが、あら筋のみという感じで、細かいところは三谷幸喜の笑いそのものでした。
むしろ、役者さんたちもかなりノリノリで、アドリブもどんどん効かせていったそうなので、三谷のみの笑いより数倍楽しかったかも?!
時期が時期だけに、イナバウアーカーリングとか出てきたり、時事ネタギャグ多し。
一緒に行った友人は2度目の鑑賞だったのですが、千秋楽が一番はっちゃけてて面白かった!と。

これを鑑賞した時って、就活真っ只中で荒んでいた時期だったので(笑)、あんなに笑わせてもらって有難いなと当時も今も思います。

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【真夜中の弥次さん喜多さん】
出演:長瀬智也、中村七之助、小池栄子、阿部サダヲ、柄本佑、生瀬勝久、寺島進、竹内力、森下愛子、岩松了、板尾創路、おぎやはぎ、古田新太、あじゃ、山口智充、清水ゆみ、しりあがり寿、松尾スズキ、楳図かずお、中村勘九郎(現・勘三郎)、毒蝮三太夫、研ナオコ、ARATA、麻生久美子、妻夫木聡、荒川良々
監督:宮藤官九郎
原作:しりあがり寿
製作年:2005
製作国:日本
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友人に「あんた絶対これ好きだから見て!」とずっと薦められていて、やっと見ました。

もうキャストが好きな方面の人たちです、これ。
お気づきかとは思いますが、邦画キャストを太字にしている時、ちょっと洋画の時と意味合いが違うかもしれません。とはいえブシェミとかも太字にするから、やっぱり同じなのかしら……。
でもでも!間違ってもアラン・リックマンを知らない人が、「あぁリックマンって荒川良々タイプの人なのね」っていう面白い勘違いをしませんように。なーむー。

『ラブ・アクチュアリー』とは違う意味豪華キャスト!
生瀬勝久板尾創路って似てるからよく混じる!
ぐっさんのオカマの店主はヘドウィグ(& the Angry Inch)をモデルにしてるんだって!
中村勘九郎(現・勘三郎)が自分捨ててる!(←「夜なのにアーサー!」とか言いながらとろろ汁売ってるアーサー王役)

ここまで何でもアリの自由さは、洋邦合わせてもなかなか無いのでは。
これで笑える日本人で良かった……としみじみ。
ただやりたい放題なんで、最後バーのシーンに入ってからの冗長さも持ち合わせていたけど。
構成とかより、持っていたアイディアを全て詰め込んだ感が強い。
初監督作品って、やっぱりそういう性質がどうしてもある気が……。

三谷幸喜可愛くまとまった笑いと、クドカンシュールでどぎつい笑い、どちらも結構好き。
普段友達とメールしてるとき、相手にもよるけど、だいたい内容がこんな感じなんですよ。
この映画みたいな感じ。投げやりでくだらない笑いを追及しつつ……生き返る?バスタオル?っていう。

髷を歯噛みしあう長瀬七之助が、何かちょっとエロい。あれも一種の性行為なのか……?

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いい男バトン
もうやだ。

ブログはまったく直る気配がないし(これってすごくやる気が削がれる・苦笑)、自分のノーパソは壊れ、iPodは壊れ、電子レンジを付けるとなぜかオーブントースターがオンになり(ってソレ怪奇現象じゃないの?!)…電化製品小人(いるんだって絶対!)の悪さが目にあまる今日この頃。

ノーパソが無いと舞台のレビュー書けないから、また映画のレビューをしばらく続けようと思います。ぷぅ。

iPod、保証期間が切れてるので修理すると新品購入と同じくらいかかる……ってことで、新しいの買おう。
そしたら移動中に映画も見られるしね。

最近ヤマを超えたと思ったら、すぐこれだ。
ネットで遊ぶなっていう思し召し?

みんとさんより「イイオトコバトン」

【1】いい男に絶対必要だと思われる条件は?

目の美しさ&目力。
清潔さ。
不良と不潔は違う。

「好印象」以上の雰囲気&存在感があること。
努力の人。


【2】いい男に似合うしぐさ、持たせたい小道具はありますか?

断固たる嫌煙家ですが……やっぱタバコ。
火つけないで、持っていただくだけで私は満足ですので。
あとシャツね。シャツ派。


【3】男性の体の部分で好きなところはどこですか?

目、手、口。

口元の上品な人はいいです。大切です。
タバコを持たせる手は骨っぽく。
目は形うんぬんより、目力があること。


【4】ごく普通の人がいい男に見える瞬間はありますか?それはどんなときですか?

上で外見的なこと、雰囲気とかを挙げちゃったので、普通の人がいい男に見えるには、やっぱり内面的な良さがにじみ出る時。自然体で惹き付けられるものがあればいい男に見える。

でもあれですよ。素材がどうであれ見せ方を知ってれば、ぶっちゃけイイオトコに見えます。←勘違いはイタイけど。

【5】いい男だと思う人を好きなだけ挙げてください。

<アラン・リックマン>
結構卒なく普通の女性が理想とする条件をクリアしてると思うんだけど。他の人に聞いても、引っ掛かるのは「年齢」と「タイプかどうか」だけで。
よく言われるのが、「ナンカワカルンダケド、オジサンダヨネ」
ホントはおじいちゃんなんだよ、どーだまいったか。

<アール・カーペンター>
真面目にアールさんについて語っちゃうと、仕事に対する姿勢が結構好きかな。
自分がそれが好きで楽しいからする、または才能に恵まれたからやっている…以上のものを感じる。映画俳優にはそういう人も結構多いけど、そこまで世界を股に駆けてるわけでもない舞台俳優だから、珍しいなと思う。
そしてやっぱり努力の人だと思います。相当研究はしてるよね。
何で“あの”JOJの後任が自分なのか、その意味と意義をよく考えてやっている様子が、舞台を見ていると伝わってきて。
WEという場所で主演するのに、「順番が回ってきたから」という理由は適用されないと私は思う。順番でも出来ない人は出来ないんじゃないかな。

あっ、語りすぎ?(笑)

<ヒュー・グラント>
顔だけ見ればタイプじゃないんだけど、あのルックスあの性格は絶妙なバランスだと思う。そのバランスが彼を稀有な存在にしている。あんなんだけど、普通にいい人ではあると思うし。

<ジョニー・デップ>
才能。丸くなった今の方が良い感じ。

<ユアン・マクレガー>
あの人懐っこさ。あそこまで陽のオーラに包まれた人、珍しいよ。
あっけらかんとしてるのもなんか良い。
「(ロンドン・テロ直後)バックステージの対応が禁止されて、やっぱちょっと楽になって助かるかも」「(散々ハリウッドを批判しといて)だってあのスター・ウォーズだよ!出るに決まってんじゃん!」
……何て正直。言い訳しなさそう。
「だってそうなんだもん!」みたいな(笑)
素が明るいキャラの俳優ってあんまり好きになることないんだけど(上のラインナップ見ても)、この人は例外かも。

好きなだけって書いてあったけど、こんなとこで。
ベタニとかジョシュ(あっファミリーネーム書かないと分かんない?ルーカスです・笑)は、自分のツボにハマる理由は挙げられる。
けど「自分のツボにはまる人」「他人にも自信を持ってイイオトコと言える人」は違うと思うんで、後者だけに絞りました。


【6】上に挙げたいい男にハマッて‘こんなことをした’‘自分はこんな風に変わった’というエピソードがあれば教えてください。

ユアンの舞台を観たのはラッキーからだけど、アールさんは確実に彼が目的となって、イギリスに渡らせたな。
あとこっちのブログ開設も、アールさんの仕業だね。

アランはもう…それどこじゃないな(笑)
ファンブログ開設の動機となったことは勿論、人生の進路にまで影響与えちゃったよ、この人。

【7】もっと知名度が高くてもいいはず!といういい男がいたら教えてください。

アールさん(笑)
日本に来てても、おかしくないのに。
国際ツアーとかで。
多分本人に来る気がないから、来てないんだろう(笑)

【8】フィクションの人物に恋をしたことはありますか?その経験がある方は、誰に恋をしましたか?

絶対あるはずと思ったんだけど、完璧にフィクションとも言い切れず。
ってのは、“好きな俳優の演じた”キャラって枕詞が付くから。
ファントムも思ったんだけど、「アールさんのファントム」が好きだから、それって結局アールさんが好きなんだよね…(笑)

【9】いい男とふたりきりになれます。誰と、どんなシチュエイションがよいですか?

アラン。
パリかロンドン。夜。ホテルでも自分の部屋でも良し。

はい、次。

【10】自分のまわりの人を全部いい男でかためられます。誰をどんな立場の人に選びますか?

血のつながってないパパみたいな存在:アラン←条件付けがさりげなく姑息。

別れても腐れ友達みたいな恋人:ヒュー(息子と夫も考えた)

お兄ちゃん:ジョニーとアールさん(そんでブラコンになる)

夫:べたにやショーン・ビーン…夫にクール系を選んでしまう、なぜ?

上司:ジョシュ・ルーカス

友達:ゲイリー・オールドマン(ギター教えてもらう)

(年齢設定に無理がありますが)息子:ユアンかオリバー君(いきなり出てきたよ)

おじいちゃん:アンソニー・ホプキンスかポール・マッカトニー(放任)
おじいちゃんは、ファンキーでぶっ飛んでる感じがいいな。

執事:マイケル・ケイン(心配性←おじいちゃんがファンキーな代わりに)

ちなみに変な下心なく純粋にパパ役(下心満載なのはアランパパ)を選ぶなら、WEファントムでムッシュー・アンドレ役のサム・ヒラーさん!大好き!優しすぎるー!

【11】次に廻す方は?

Vespaちゃん、さわ、Teranceさん、しおしづさん

こちらはフランス人のイイオトコが期待できそうです。
(私はほぼイギリスを担当しました。勝手に)

あー何でも思い通り(笑)楽しかった!

Baton CM(2) TB(0) top▲
【Miracle on 34th Street】(34丁目の奇跡)
出演:リチャード・アッテンボロー、エリザベス・パーキンス、ディラン・マクダーモット
監督:レス・メイフィールド
製作年:1994
製作国:アメリカ
miracle34th.jpg

一応見てみました。
リチャード・アッテンボロー卿サンタというのもそそられたしね。
この人の演技を見る機会があまり無かったので。

カラークリスマスらしさは増したものの、やっぱりオリジナルの方が好きかも。
サンタももっと純朴で可愛らしかったし、あと裁判シーンのテンポは断然オリジナルの方が優れてる。

それにモノクロだと許せることが、カラーだと許せないことってあったり。
「そんなのアリ?」って思うようなことでも、昔の映画だからいいかーって許せちゃう一方で、カラーだと現代的なだけに白々しく感じてしまったり……って、何て殺伐とした時代に生きてるんだろうと今ふと悲しくなりました。

Cinema〜2006 CM(0) TB(0) top▲
【Miracle on 34th Street】(三十四丁目の奇蹟)
出演:エドマンド・グウェン、モーリン・オハラ、ジョン・ペイン、ナタリー・ウッド、ジーン・ロックハート、ポーター・ホール
監督:ジョージ・シートン
製作年:1947
製作国:アメリカ
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あるデパートに「自分はサンタ」と言い張るおじいさんが現れる。彼をめぐる騒動は、サンタを信じる子供、信じない子供、クリスマスを商戦としか捉えない大人たちをも巻き込んで、「サンタはいるか?」という前代未聞の裁判にまで発展する。

クリスマス映画を探していた時に、名作だけにこの映画を推す人があまりに多いことから鑑賞してみました。
推薦人の多くが見ていたのは1994年カラー版『34丁目の奇跡』だったけれど、調べるとオリジナル版の評価が断然高かったので、まずこちらをチェック。

古き良きアメリカと言った風の良作。
この作品、戦後すぐに製作されてます。
ビデオだったんで珍しく家族で見たんですけど、親がしみじみ言ってました。
戦後すぐでも、アメリカはこんなに華やかで裕福だったんだね。
そりゃ敗戦してボロボロだった日本人は、この生活に憧れるよねって。

クリスマスといえばカラフルで鮮やかな印象もあるけれど、モノクロ画面のレトロ感が雰囲気をさらに引き立てる。

「信じる」ことがテーマのこの話に、共感できる部分は多い。

結局このおじいさんが本当にサンタだったかどうかは分からずじまい。
でもそんなことはどうでも良くて、クリスマス人々の心に奇跡を起こしたことが重要で。

信じなければ“無い”も同じ。人間の信じる力は、本当に驚異だと思うのです。
だって、もちろん当然のこととして知ってはいるけれど、たとえばイギリスに行ったことがないうちは、「イギリスっていう国がある」って信じられなければ、無いも同じ。オズランドと一緒。
「世界」っていう概念なんて、人間の主観なんだから。
オズランドだって、人間が見つけてないだけで、あるかもしれないじゃんね。

別にオズランドサンタの存在を信じろと言う話ではなく、「行ける」とか「やれる」とか「出来る」って信じる力だけで、人は何かが出来るもんだと。
「信じられる力」は、少なからず前進の後押しになるのだから、最初からこうと決め付けるのは勿体無いね。
と、何やらやけに前向きな締めです。

一説によると、この出来事は実話らしく「良い話だ」ということで映画化&リメイクもされているとか。

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【Helen Dallimore as Galinda → Glinda】
オーストラリアのThe National Institute of Dramatic Art在学中、『Guys and Dolls』のミス・アデレイド役でデビュー。才能を見いだされ、NIDA在学中から、威信あるSydney Theatre Companyの舞台に数多く立つ。舞台『Up for Grabs』では、後にマドンナがWEで演じたSimone役を初演した。
『The Extra』『Mr. Accident』といった映画で主演を演じ、英米のTVにも多数出演。
『Wicked』のGlinda役は、彼女にとってWEデビューとなる。
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フィエロ役のアダム・ガルシアといい、すごいねオージー……。
ミス・アデレイドってのはびっくりだけど、けっこう納得。
アデレイドグリンダのキャラも、ちょっと被る気がするもん(笑)
アデレイドは喉が強くないと難しそうな役だし。

プロフを見る限り、才能が認められてスピード出世した感のあるヘレン
確かに上手い。というか、She's got a voice!って感じ。
のど強そうだなぁ〜。

ミュージカル俳優って、訓練で声が出るようにした人と、元々「声を授かっている」人の違いが判りやすい。歌手の人はみんな「授かってる」感じだけど。
ファントムだったら、アールさんは前者だし、JOJ高井さんは後者だろう。アールさんは違う意味で、あのマシュマロ・ヴォイス「授かっている」とは思うけどね(笑)
この演目で言えば、Idinaが前者で、Helenが後者って感じがする。
歌に精魂込められるのもまた才能なので、前者の方が魅力的な歌い方をすることはモチロン有りってのは前提として。

というわけでHelenは、歌は当然のように上手いとして、役作り輪を掛けてステキ
本当に今回が(彼女にとっての)初演ですか?ってくらい、役が自分のものになっているよ。
あのテンションを保ち続けて、毎公演細かく演じているのは素晴らしいね!
個人的には彼女にMVPをあげたい。

Glindaというキャラも、また一筋縄でいかないから、演じるの楽しいだろうなぁ♪
ご令嬢自己中&マイペースで、ちょっとおバカなブロンドの典型で、ずる賢いところもあるけど、意外と情に熱い

劇中に見所が沢山ありすぎるキャラです(笑)
セリフの端々が笑いどころになっちゃうからね〜この人は。
冒頭の登場シーンからしてシャボン玉をプカプカ飛ばしていて、妙にバカっぽい。

でも一番はやっぱり“ぽぴゅーうらぁー♪”(Popular)かな♪
“Popular”の、棒読み&頭空っぽな感じで歌う♪ら〜ら〜ら〜ら〜 がタマらん!
よっぽど物販の“Popular”Tシャツに手が出そうになったよ。(結局オーソドックスな“Wicked”刺繍のにしたけど←どっちにしろ買ったらしい)
あーでも、超高速のtoss toss!も笑えたよう…
エルファバとのひっぱたき合い喧嘩シーンも捨てがたい!

エルファバグリンダだけ取り上げると、何だかファンタジー版シカゴみたいだよね(笑)
ロキシーヴェルマの、男がちゃんと愛せるバージョン、もしくは友情もちゃんと築けるバージョン(笑)
エルグリの場合は、全く正反対の2人が引き合ったわけだけど、2人とも周りから浮いてる&我を通すから、惹かれあうものがあったんだろうね。

カーテン・コールでは、ElphabaGlinda同等扱い(一緒に手をつないで出てくる)から、もしかしたらキャラ的にハッチャけられオイシイのは、Glindaかもしれん。

バックステージでも感じ良かったHelenでした。
全ての要望に快く答えていたし、終始笑顔でThank youモード
helenglinda.jpg

PICT0033.jpg

本人が持って出てきたシルバーペンで頂いたので、ちょっと見にくいけど上方に。
この公演で、自分でペンを持ってきたのはIdinaHelenミリアム・マーゴリーズのお三方。ハリポタ効果恐るべし……?

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