2006.12.31.Sun
出演:ティム・ロビンス、デレク・ルーク、ボニー・へナ
監督:フィリップ・ノイス
製作:ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、アンソニー・ミンゲラ、ロビン・スロヴォ
製作年:2006
製作国:フランス、イギリス、南アフリカ、アメリカ

1月27日(土)公開。
真面目で現場をまとめる立場ですらあった労働者が、テロ容疑者として拷問されたのち、テロリストへと変貌する――。
歌と絡めたセリフが多い。「Hot Stuff」や、タイトルの「Catch a Fire」も。
アンソニー・ミンゲラはクリエイターとして信頼しているところがあって、彼が名を連ねていると、それだけで観る気になってしまう。
そして彼のこれまでの作品に違わず、大変メッセージ性の強い作品。
そのパンチラインは、まじめな労働者からテロリストへと変貌するパトリック(デレク・ルーク)と、テロを憎む保安部大佐(ティム・ロビンス)の攻防戦にあるのではない、正直。
その部分はドラマとして事の流れを追うのに有用ではあるけれど、もっともメッセージ性が強かったのはラスト。実在のパトリックが登場して、最後に自分が下した決断について語る部分だ。
この決断については、実際に映画でドラマ部分と合わせて観て頂きたいところ。
「報復は報復を呼ぶ」――その無意味な連鎖を断ち切ることを、ただ平和な場所で声高に叫ぶのではなく、テロのど真ん中に頭のてっぺんまで浸かった人物が、個人のレベルで成し遂げた現実。
今まで『ホテル・ルワンダ』などアフリカの混沌そのものを描いた映画はあって、それらも意義のあるものだった。
ただ今回は最後に強烈なメッセージ性を打ち出しているところが新鮮で、本作をヒストリー・チャンネル的なものから“映画”という芸術へと昇華させていたと思う。
監督:フィリップ・ノイス
製作:ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、アンソニー・ミンゲラ、ロビン・スロヴォ
製作年:2006
製作国:フランス、イギリス、南アフリカ、アメリカ

1月27日(土)公開。
真面目で現場をまとめる立場ですらあった労働者が、テロ容疑者として拷問されたのち、テロリストへと変貌する――。
歌と絡めたセリフが多い。「Hot Stuff」や、タイトルの「Catch a Fire」も。
アンソニー・ミンゲラはクリエイターとして信頼しているところがあって、彼が名を連ねていると、それだけで観る気になってしまう。
そして彼のこれまでの作品に違わず、大変メッセージ性の強い作品。
そのパンチラインは、まじめな労働者からテロリストへと変貌するパトリック(デレク・ルーク)と、テロを憎む保安部大佐(ティム・ロビンス)の攻防戦にあるのではない、正直。
その部分はドラマとして事の流れを追うのに有用ではあるけれど、もっともメッセージ性が強かったのはラスト。実在のパトリックが登場して、最後に自分が下した決断について語る部分だ。
この決断については、実際に映画でドラマ部分と合わせて観て頂きたいところ。
「報復は報復を呼ぶ」――その無意味な連鎖を断ち切ることを、ただ平和な場所で声高に叫ぶのではなく、テロのど真ん中に頭のてっぺんまで浸かった人物が、個人のレベルで成し遂げた現実。
今まで『ホテル・ルワンダ』などアフリカの混沌そのものを描いた映画はあって、それらも意義のあるものだった。
ただ今回は最後に強烈なメッセージ性を打ち出しているところが新鮮で、本作をヒストリー・チャンネル的なものから“映画”という芸術へと昇華させていたと思う。



































