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2007/04/30 (Mon) 【SAW Ⅲ】(SAW3)

出演:トビン・ベル、ショウニー・スミス、アンガス・マクファーデン、バハー・スーメク、ディナ・メイヤー
監督:ダーレン・リン・バウズマン
製作年:2006
製作国:アメリカ
saw3.jpg

“見たがりの怖がり”が集うホラー鑑賞会、今回は2本立て。
“マジで怖そう”な方から先に見ようということで、アメリカの映画館では失神者続出だったというジグソウさんから。

いやーこれは映画館で見ていたら、間違いなく意識飛んでたね(苦笑)
直視できたのが全体の3分の2くらい……あとは毛布の影にずっと隠れていました。
もうね~エグいっていうかグロいっていうか痛いっていうか、ヒドイ
今回は“骨”が痛いのが多かった……グロさではCUBEの3とか越したかも。

でも内容としては、1と2の種明かしをするものなので、「ソウ」という作品に“特有の面白さ”は削ぐ形になってしまったかな。
とはいえ、その種明かしでのジグソウが、ちょっと可愛いの。
『オペラ座の怪人』の小道具が“ファントムの手作り”だと考えると、ちょっと可愛いのと一緒。
ジグソウさん、あなたも手作り派だったんだね!職人だね!
…てか作れるのはピエロetc小道具までだろ!
大道具(殺人機械)まではさすがに難しいだろ!と突っ込みも入れさして。

そんなわけで、私はやっぱり、世間では評判の悪い(苦笑)『SAW Ⅱ』が一番面白いと思いました。
っていうのも、2だけジグソウの仕掛けた最大のトリックが見抜けなかったから。
2の感想でも書いたけど、「時間差」「“待つことがルール”の真の意味」「ラストが1とシンクロ」っていうのに、気持ち良いくらい“してやられた”のですよ。

【以下ネタバレ注意報!直接的には書いてないけど、勘の良い人は避けてください】

1作目の『SAW』は正直な話、作品タイトル自体が相当ネタバレで、地下室の人の配置見たときに、真ん中の人の真実に気付いてしまったわけで。このタイトルはウマイけど……いいのか!?とも思う。
でもまぁトリックとは別に、途中経過の見せ方&編集は、1が一番上手かったかな。

も、ゲームを課された男女医の関係が途中で分かってしまい……。
瀕死のジグソウに得意そうにネタばらしされても、「ごめんね、知ってた」と申し訳なくすら感じたり。
今回はそこが分かっちゃうと、アマンダの行方が想像ついてしまう→ジグソウの片腕的存在であるのにアマンダがそうなる訳とは?って、芋づる式にピンと来ちゃうのが残念。

あと3は、今までで一番、登場人物の行動に納得いかない部分が多くて、無理をさせ過ぎている気がした。
息子を亡くした男の最後の行動は、本当に無理やりだよ~。
息子にまつわる恨みをあれだけ我慢してきたのに、最後になって、大して関わりも深くない、しかもほっといたら死にそうなジグソウに、突っかかる意味が分からん。
1や2のラストに比べたら、終わり方もまったく衝撃的でなかったし。

ただ「次がありそう」ではあったね。
4&5の製作がもう決定しているらしいですが……どうでしょ、グロさだけを追求して、トリックはつまらなくなるんじゃないかと、ちょっと不安。

つーか1のゴードンの行方を、今更だけど誰か教えて!(笑)

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2007/04/29 (Sun) 【The Family Stone】(幸せのポートレート)

出演:サラ・ジェシカ・パーカー、ダイアン・キートン、クレア・デインズ、レイチェル・マクアダムス、ダーモット・マローニー、クレイグ・T・ネルソン、ルーク・ウィルソン、ポール・シュナイダー
監督:トーマス・ベズーチャ
製作年:2005
製作国:アメリカ
familystone.jpg

サラ・ジェシカ主演だし、ルーク・ウィルソンの名もチラリと見えるし、完全なラブコメなのかと思って観たら、意外としっかりヒューマンしてて見ごたえあった。

生きるのに不器用な人にとって、見てる間は痛いけど、最後には救われる映画なんじゃないかな。

人とのコミュニケーションがアレだけ苦手なのに、どうしてバリバリのキャリア・ウーマンをやっていられるのか不思議なメレディス(笑)
そんな彼女が、何であんなに寛大な男性と一緒にいるのかもナゾ(笑)

サラ・ジェシカ演じるメレディスは、見てて本当にイタい…。
悪気はないんだけど上手くいかず、それで「ドジで可愛い」と思われればまだしも、彼女の場合、冷たくて性格の悪い女と見られちゃうんだよね…。
婚約者の実家・ストーン家は、あらゆることに対してリベラルでオープンな家柄だけに、メレディスみたいな、都会的だけど保守的な女性は浮きに浮きまくる。

でもスゴイなと思ったのが、メレディス保守的かつ時に差別的な発言を繰り出すのは、本当の差別主義からではなく、真面目&素直に考えすぎてしまう結果だって、ストーン家の人々は分かっているところ。
言葉の選び方TPOを知らないから(っていうより、あくまで真面目ゆえに中途半端に出来ないってことかも)、刺々しく聞こえてしまうだけ。

しかも、自分が誤解されがちな人間であることを、彼女自身も気に病んでいるだろうと察することが出来る、人間の出来たストーン家の面々。
まぁそれでも確かに一部メンバーは、メレディスに対して冷たい態度も取るけれど。
一方で、初めからメレディスの本質を見抜いているメンバーもいたりして。

不用意な発言を繰り出してしまう不器用な人間にとって、言葉を額縁どおりに受け取らない、真意を汲み取ってくれる、出来た人間の存在って本当にありがたいんだよね。
それに甘えちゃいけないんだけれども。

ラブストーリーも意外な方向へ展開するし(恋愛なんて結構そんなもんかもね、と強制納得させる落ち着き方)、ラストの“幸せのポートレート”のシーンでは、じんと来ちゃう。というか、そこで救われる。
メレディスの本質が、“幸せのポートレート”を通して皆に伝わったから。

そういえばこの婚約者役のダーモット・マローニー「フレンズ」レイチェルが恋に落ちる嫌味な同僚役だった人。
本作では、弟(ルーク)と家中を追いかけっこ(殴り合い)するシーンなど、コミカルな一面も見られた。
やっぱりフレンズ役者を映画で見かけると嬉しくなっちゃう。

ジョジクルピーター・ギャラガー系のダーモットなのですが、いつまでたっても、なぜこういう系統の男性がアメリカではセックスシンボルなのかが、イマイチ腑に落ちない
その人自身を知れば好きになるのは分かるけど、一目ぼれはしないタイプっていうか……。
って、余計なお世話も甚だしいわ~。

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2007/04/28 (Sat) 【Sa Som I Himmelen】(歓びを歌にのせて)

出演:ミカエル・ニュクビスト、フリーダ・ハルグレン、ヘレン・ヒョホルム、レナート・ヤーケル
監督:ケイ・ポラック
製作年:2004
製作国:スウェーデン
asitisinheaven.jpg

途中ちょっと中だるみしたものの、全体的には良かったです。
ヤマとなるところで、しっかり盛り上げてくれたので。

世界的な大指揮者がハードスケジュールに身体を壊し、生まれ育った町に戻って静かな余生を送ろうとする。
もう音楽には関わらないと決めたのに、地元の聖歌隊から指導を懇願されて……。

『幸せになるためのイタリア語講座』に少し似ているかな。
聖歌隊のメンバーそれぞれが、のっぴきならないマジな状況にあるところが特に似ている。

心温まる優しいお話だけではなく、現実の痛いところも包み隠さず描くところが北欧らしい。
同じような小作品をイギリスが作ると、リアルを描いてもユーモアを忘れないんだよね。
『ブラス!』ピエロのように。

そんなわけでこの作品の場合は、個々のサイドエピソードよりも、中ほどラストに用意された2大クライマックスに心打たれました。
中盤でDVの被害者女性がソロで力強く歌うシーンは、アメージング・グレイスのシーンと共に、歌のヒーリング力を見せ付けられました。

そしてこの作品、ラストがすごく良かったな。
人によっては「えぇ!」と突っ込みたいかもしれないけれど、あれってある意味、最高のハッピーエンド
それより上はない、至上の最後だと思う。

ラストに限り、メロディのある歌ではなくハーモニーのみだったのも、死生の狭間の瞬間を感じさせるのに最適だった。
やはりメロディのある歌って、美しくも汚くも、“生ける人間のもの”という気がするもの。

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2007/04/27 (Fri) 【DEAD MAN】(デッドマン)

出演:ジョニー・デップ、ロバート・ミッチャム、ゲイリー・ファーマー、ジョン・ハート、ガブリエル・バーン、アルフレッド・モリーナ、イギー・ポップ、ビリー・ボブ・ソーントン、スティーヴ・ブシェミ
監督:ジム・ジャームッシュ
製作年:1995
製作国:アメリカ
deadman.jpg

ジャームッシュジョニーがタッグを組んでるなら、見とかなきゃだよねぇ。
っていうことに気付いたのは、つい最近。
これ、ジャームッシュが監督だったんだ。

とても抑揚のない映画なんだけど、展開を追っていると意外と楽しい。
前世紀前半の小説を読んでいるような、淡々とした展開に油断していると、時々ビクッと来る映画でした。

インディアンや、ジョニーを追う殺し屋たちに、腹話術のように語らせるジャームッシュ
個人的には、『コーヒー&シガレッツ』『ブロークン・フラワーズ』の方が好きだけど、登場人物に監督の思うところを語らせるのは変わらないなぁと。

とはいえ、当該2作にあるホノボノ感から一転、本作には残酷な描写も出てきて驚きました。
こういう引き出しも持ってたんだ…っていう。
明らかにおもちゃと分かる、分かり易すぎる小道具を使って見せているけれど、そうまでしてグロいびっくりシーンを挿入するジャームッシュのダークサイドが直接的に見られました。
いつもは台詞に含んじゃうもんね。

ニール・ヤングのギターとか、モノクロの映像とか、ハマる人にはハマって、カッコよくてしょうがないんだろうなぁ。
個人的には嫌いじゃないけど、そこまで好きでもない(苦笑)
タイトルと内容の結び方は良かったけれど。

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2007/04/26 (Thu) 【American Dreamz】(アメリカン・ドリームズ)

出演:ヒュー・グラント、デニス・クエイド、マンディ・ムーア、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ウィレム・デフォー、クリス・クライン、サム・ゴルザーリ、ジェニファー・クーリッジ、アダム・ブッシュ、トニー・ヤルダ
監督:ポール・ワイツ
製作年:2006
製作国:アメリカ
americandreamz.jpg

あーブラックだ。黒い黒い。そして激辛い
途中まではまだまだコメディだったけど、最後はもうブラックジョークが行き過ぎて失笑すら漏れず……みたいな。

ヒューの出る作品はもともと皮肉やジョークが多いけど、これはピカイチだね。
昔の『白蛇伝説』なんかをジョークとして数えなければ。
『アバウト・ア・ボーイ』の監督ですが、やっぱりあれはイギリス用に撮ったんだなって、本当は『アメリカン・パイ』の監督なんだなって、心底納得。

まずウィレム・デフォー特殊メイクからして、悪いジョークはよしておくれよっていう気になる。
いや、デフォーさんはあれくらいガンガン行ってくれた方が、気持ちは良いですが。
でも普通にしてたらカッコイイ人なのよ、進んで汚れてるだけで。

そんでもって、再選した翌朝に初めて新聞を読んでみたら、世の中のニュースに本気で凹んでしまう大統領。
ブッシュも新聞読んでるかなんて非常に疑わしいし、この映画の大統領よろしくプレッツェルをつまみながら「アメリカン・アイドル」でも観てる方が想像しやすいもんなぁ。

そんなアメリカの国民的スタ誕番組「アメリカン・アイドル」……のパロディ「アメリカン・ドリームズ」のプロデューサー、ってのがヒューの役どころ。
しょっぱなから女性に向かって人でなしな台詞を吐いて、毒っ気満開です。春だわぁ。

ヒューのジョークって、記者会見とか見ていてもわりと自己完結してるから、MCみたいな役は向かないねぇ……本人もやりにくそう。でも本当は好きなのかな、こういうの。
『ラブソングができるまで』のプロモーションでスマスマに出演し、ゴローちゃん相手に寒いコントを演じきった律儀さもあるし、意外と付き合いいいんだね。バッチリ録画しといたよ、ヒューv

ところでこの映画、とことんアメリカを茶化すことに決め込んだらしく、細かいところまで容赦ありません。
あるイラク兵の青年がミュージカルの大ファンで、歌っているのが「Guys&Dolls」「Luck be a Lady」
いやーユアンのおかげで、おととしGuys&Dollsというミュージカルに出会っていなければ、歌われても分かんなかったような選曲(笑)
あくまで“ブロードウェイ”ミュージカルに拘っているところが心憎いかも。
キャッチーなミュージカル曲って、やっぱりWEの…っていうか、ウェッバーさんのが多い気がするからさ。

そのイラク人青年が「アメリカン・アイドル」に出場し、米国大統領がその番組のファイナルにゲスト出演し、そこで自爆テロ計画が遂行されるのだが、ひと悶着あって……って、それだけでもキワどいのに、ラストが『チーム☆アメリカ』の鑑賞後並みに後味悪いときたもんだ(笑)
あんなヒュー見るの、何だか居心地悪いよ~。
そりゃヒューはコメディアンだけどさ(えっ俳優じゃなくて?)

お正月から「LOST」にはまっていて、それを見ていても思うんだけど、実際にリアルタイムで戦争を経験したばかりの相手国の登場人物として、出演する勇気ってスゴイなと思う。
演じてる本人はもう生まれたときからアメリカにいて完全にアメリカ人かもしれないけど、やっぱりセンシティブなはずじゃない。
日本だと、ほとんど無いに等しいよね。まぁそもそもお話自体が、日本人だけで完結しちゃうものばっかりっていうのもあるけど。たまに出てきても、アジア人の場合は日本人が演じちゃったり。
良い意味で登場するか、教訓めいた内容でない限り、なかなかその人種の人が演じるってないから。

んーやっぱり、こういう映画を作らせて公開してもOKなアメリカは、意外と懐が深いのかもと思ったり。
つまりは、あんだけ広い国土に人種もさまざま“人それぞれ”ってことさね。

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2007/04/25 (Wed) 【Sergeant Pepper】(サージェント・ペッパー ぼくの友だち)

出演:ウルリク・トムセン、ヨハンナ・テア・ステーゲ、ニール・トーマス、カロリン・プライン、バルバラ・アウア、オリヴァー・ブロウミス、アウグスト・ツィルナー
監督:サンドラ・ネットルベック
製作年:2004
製作国:ドイツ、イタリア、イギリス
sergeantpepper.jpg

いや、これはやばいでしょ。素敵すぎでしょ。可愛すぎでしょ。

冒頭、ご主人さまが亡くなって落ち込む演技派のお犬さまももちろん可愛い。
でも何より、人間になりたくなくて常にトラの着ぐるみをまとっているフェリックス君がヤバすぎ。
椅子に座るとクタっとなって、本当にぬいぐるみみたい。
一家に一匹欲しいなぁ。
そしてベッドの中で抱きしめて眠りたいっす。むー、しんぼーたまらん。
いちいちセリフも可愛いんだよ。

朝の支度を全部ひとりでにやってくれる夢のような(笑)機械をつくる発明家の お父さんに、エンドクレジットで歌を披露する気弱な精神科医……脇を固めるキャラクターエキセントリックで可愛くて。

ストーリー子供向けだけど、でも大人も絶対癒される、そんなに癒してくれなくてもいいのにぃ~ってくらい、癒される作品です。

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2007/04/24 (Tue) 【Annie:A Royal Adventure!】(アニー2)

出演:アシュリー・ジョンスン、ジョージ・ハーン、イアン・マクディアミッド、ジョーン・コリンズ
監督:イアン・トイントン
製作年:1995
製作国:アメリカ
annie2.jpg

アニー、ロンドンへ行く!

オリジナルの作品が大好きなこと、さらにロンドンが舞台なために、是非とも観なくては!と思っていた作品。

ただストーリーがつまらなさそうなんで、イマイチ他の作品との競争力に欠け、レンタルショップではタッチの差でレジに持っていくことがなかった作品でもある。

モリー役の子が可愛かったな~。
当たり前だけどモリーアニーも、よく知ってるオリジナル版よりも、ちょっとばかり成長してるのが面白かった。

まぁ内容は本当に子供向けで、アニーの冒険談も別段面白いわけでもない勧善懲悪作品でした。
オリジナルのハニガン先生は、あくまで“憎めない悪役”だったのに、残念。

さらに2は完全にミュージカル映画では無くなっていて、最後に思い出したように歌われる「Tomorrow」に、それでいいのか!?と突っ込みはしたけれど、まぁ聴けただけいいや。
おそらく最後まで歌なしかと思ったもん。

たぶん予算が低い映画だったために、セットを作ることは出来ず、かといってロンドンまでロケに行ったは良いものの、時代を考慮したエキストラ(衣装&ウィッグ)を用意する余裕もなかったのか、ロンドンの町並みの写し方は中途半端。
背景に建物以外ほとんど何も映せないという何とも残念な結果に。

キャストが豪華なディズニー版アニーでも観て、お口直ししようかな。

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2007/04/23 (Mon) 【The Lake House】(イル・マーレ)

出演:キアヌ・リーヴス、サンドラ・ブロック、ショーレ・アグダシュルー、クリストファー・プラマー、ディラン・ウォルシュ
監督:アレハンドロ・アグレスティ
製作年:2006
製作国:アメリカ
ilmare.jpg

↑何でこんな普通のヴィジュアルにしちゃったんだろう。
過去を生きるキアヌセピアで、今を生きるサンドラカラーでくっついいてる米版のがずっといいよー。

設定を知った時点で、どういうラストに落ち着くのかと興味が湧き、さらに来日した生サンドラが大変魅力的だったことから、ずっと見たかったのでした。
仕事で関わったりしても、意外と観る機会に恵まれない作品ってあったりするのね。
映画って、絶対的に決められた時間をかけないと観られないものだから、時間がないと諦めるしかないわけで……試写状があってもムダにしちゃったりして、勿体無い。

韓国の原作を全く知らないので、ハッピーエンドなのかサッドエンドなのかも予想がつかず(結構どっちもありえそうじゃない?)、純粋にストーリーを楽しめた気がする。
過去と未来をつなぐポストから始まるラブストーリーって、設定がすでにロマンチック。
とても近くに感じるのに会えないっていうもどかしさも、切ないよね。

途中のセリフなどから、「あの場面のあの人が実はその人だったんだ」と気付いてからは、早くサンドラにそのことを気付いて欲しくてドキドキし、サンドラが気付いてからはどうやって切り抜けるのかにハラハラしました。

何回か会って婚約者との喧嘩の元にもなってるのに、サンドラは事故の時少しでも気付かなかったのかとか、色々突っ込みどころはある気がするものの、ここはさっぱり忘れて楽しみたいところ(笑)

“湖畔の家”も幻想的だし、ラストも「待っていて」くれたし、美しい映画でした。

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2007/04/21 (Sat) 【Breakfast on Pluto】(プルートで朝食を)

出演:キリアン・マーフィー、リーアム・ニーソン、ルース・ネッガ、ローレンス・キンラン、スティーヴン・レイ、ブレンダン・グリーソン、ギャビン・フライデー、イアン・ハート
監督:ニール・ジョーダン
製作年:2005
製作国:アイルランド、イギリス
breakfastpluto.jpg

日本のポスターヴィジュアルが一番好きだー。

キリアン・マーフィー既婚という事実を最近知って、衝撃。
「妻が…」って普通に語るキリアン
他意はないけど、売り出し中の若手にしては珍しいなと。

アイルランド/イギリスの渋いキャストがチラホラと見受けられ、監督も『マイケル・コリンズ』ニール・ジョーダン
この監督の作品は性に合う方で、女性的な男性を描くことが多かったり、上手かったりするのが、密かなる共通点かも。

本作ではまんま麗しいキリアンが見られるし、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の主演2人は文句なしに美しかったし、『マイケル・コリンズ』アランだけなぜかオバサンくさかったのは……まぁしょうがない。(アランがオジサンだもの)

ジャケットのキリアンは本物の女の子に負けず劣らず可愛らしいものの、描く時代の背景(IRA)からして、結構重めの作品かな?と踏んでいた。
予想を裏切って、意外と強いコメディ要素が、上手い具合に散りばめられていて。

冒頭とラストに使われた小鳥同士の会話が、ただ可愛いだけじゃなくちゃんと物語を引き締めていたりと、細かい演出がいちいち心憎い。
さらにキャストの顔合わせが、イギリス映画好きには見慣れた面々なのも嬉しい。

キトゥンが放り込まれる現実は、荒んでいてリアル極まりないのだけど、彼女の周囲半径3mぐらいだけ、なぜか常に御伽噺の世界
男の子が女の格好をしていると弱く見られがちではあるけれど、自分の価値観を貫いているという意味ではとても強い。

そんなキトゥンが、本当のお母さんを探しにロンドンへ旅立ち、そしてお父さんを見つける。
お母さんにも会えたけど、“出会えていない”というか。
本当の意味で出会えたのはお父さんなのだろうね。
キトゥンがお母さんとその家族に対して取った態度も、実は現実をしっかり見つめていて、なおかつ前向きな優しさを保っていられる彼女ならでは。

清々しいラストも含め、時間を置いてたまに観たくなる。
憎めない少女キトゥンちゃんロードムービーとして、「好き」というよりも、何だか「愛しい」作品。

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2007/04/16 (Mon) 【Amadeus】(アマデウス)

出演:F・マーレイ・エイブラハム、トム・ハルス、エリザベス・ベリッジ、ロイ・ドートリス、サイモン・キャロウ、ジェフリー・ジョーンズ
監督:ミロス・フォアマン
製作年:1984
製作国:アメリカ
amadeus.jpg

冒頭――サリエリが血だらけのシーンにかぶる音楽のタイミング選曲が最高。

公開当時は大ブームになったらしいですが(もちろん知らない)、確かに偉大な音楽家を新たな視点から捉えた、オリジナリティあふれる作品。

本当のモーツァルトはどんな人だったの?サリエリは?
実際のところは知らないけれど、それぞれ漫画ちっくな人物像が逆に悲劇を盛り立てる。
『敬愛なるベートーヴェン』といい、今になって暴露される天才たちの新たな一面。
今さら誰も傷つかないもんね。(あっ子孫はどうなんだろ)

本当に欲しい才能はないのに、モーツァルトという人物の才覚弱みを見抜く力だけは天賦されてしまったサリエリの鬱屈。これって酷だよねぇ。
音楽の天才であるモーツァルトの苦悩よりも、共感できる。

でも、モーツァルトの才能でサリエリが苦しめられ、サリエリの(ある意味で)才能によりモーツァルトが苛まれ……才能とは何ぞやと。
お金と一緒で、使い方を考える力を、持ち合わせた才能とは別のところで磨かなければいけないものなのかな。

そんなわけだから、例えば俳優や歌手なんかでも、「たまたま才能があるからそれをやっている」以上の“何か”を感じる人に惹かれるんだと思う。
とはいえ、モーツァルトの音楽は大衆の多くをハッピーにしただろうから、やっぱり天賦の才には抗えない部分もあるんだけどね。

言いたいのは、トム・ハルス高笑いがすでに音楽だってこと。

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2007/04/13 (Fri) The Phantom of the Opera 181006 【3】

【Celia Graham @ Backstage】
celiagraham.jpg

Celiaさん舞台上ギャップが結構激しい人かも。
舞台上では、前々から書いている通り、「綺麗なお姉さん」クリスティーヌ
素だと、10歳くらい若返る…かも(笑)

とても細くて、少女みたいな小柄な人。
話している時の様子やリアクションも結構大きめで、クールというよりは“オチャメ”という言葉がぴったり。
どっちかというと妹キャラで、予想を裏切られました。良い意味でね。

彼女はアールさんと真反対で、たとえ最初はファンの姿に気づかずに歩いて行ってしまっても、少しでも気配(笑)を感じたら、どんなに遠くに行っちゃっても戻ってきてくれる。
これ、2回ともそうだったんだよね。ちょっと感激。
別に声を掛けたわけでもないのに、目の端にでもコチラの姿を捉えたら、戻ってきてくれるの。
そりゃもう、サイン頼まないわけにはいかない(笑)
写真頼まないわけにはいかない(笑)


春の滞在のエピソードで。
セリアさんは友だちと一緒に帰っていて、私たちの姿には気づかずに、もう道を半分くらい渡ってしまっていた。
特に声を掛けたわけでもないし(タイミングを失ったから)、もう遠くまで行っちゃったから、「クリスは諦めよう」なんて友だちと話していたところ、突然はるばるこちらに戻ってくるセリアさん
「ゴメンね、最初あなたたちに気づかなくて。友達が教えてくれて、慌てて戻ってきちゃった!」と。

話している時もすごく楽しそうでテンション高くて、写真撮る時も「ぺタ」って何か頬に当たったと思ったら、あっその小さなお顔のホッペを、私の顔にぴったり付けて撮るのね、そうなのね。
もちろん後で出来た写真を見て凹む……Michael君も隣に並ぶのキツイけど、欧米の小顔女性の隣に一分のスキも空けず顔を並べるのは、もはや恐怖ですらあるかも……。

彼女は、何となく縁のある女優さんだなぁ。
初ファントム体験時、メインじゃないにも関わらず彼女がクリスだったし。
その後もたぶん一番多く観ているし。(あっでもRachelさんの方が多い…?)
2回とも何の苦労も無く、バックステージでコンタクトとれているし。

彼女もRaminみたく、バックステージでの対応はフランスのミュージカル女優さんに限りなく近いかも。
RachelさんとかEarlさんOliver君なんかは、ちゃんと優しく対応してくれるけど“イギリスっぽいな~”と、やはりどことなく感じるんだよね。
Celiaさんは、女の子のファンの存在がすごく嬉しそうな、話すのも楽しそうな、そんな雰囲気がしました。

Phantom of the Opera - Earl ~Sep.2007 | trackback(0) | comment(8) |


2007/04/09 (Mon) The Phantom of the Opera 181006 【2】

【Earl Carpenter @ Backstage】


前項にも書いたように、総スタオベでウキウキだったかもしれないEarlさんと、この日初めて(そして最初で最後?)、楽屋口を出てきた瞬間に目が合いました。

本当に初めて、彼の方からファンの姿を探して見つけて寄ってきてくれました。(私のほかにもアメリカ人学生らしき団体がいた)
スタッフのフリして帰ろうとする彼を呼び止めるのが常なのに、何とも異常な事態。

あぁきっとオールスタオベ嬉しかったんだね……と、ちょっと微笑ましくなったり。

しかしだ自分。
初めてフェイスtoフェイス生アールに、挙動不審の極み
口に出した言葉で覚えてるのは、ComeFromJapanくらい。
英語が出てこない。ずっと伝えたいことはあったのに、言葉にならない。
サイン写真も残ってるので、「サインくれ」「写真撮ってくれ」と頼んでたんだろうけど……記憶に無い。

あっ思い出した。
写真撮るとき、シャッター押すのをアメリカ人学生に頼もうとしたところ、「この子はしゃべれない子だ」と思ったらしいアールさん「ちょっとシャッター押してくれる?」って代わりに頼んでくれてました。優しい。

あとは、写真撮るために寄り添った時、彼の着ていたフリース肌触りが極上だったことしか覚えていません。

実際会った友人たちに「普通のおじさんだよ」と言われるたび、逆に自分の中で神聖化していったから、10年ぶりくらいに本気でうろたえた(笑)

春の滞在では普通に会えちゃって、ドキドキも小さく、期待が最大だったこの滞在よりも、ずっと多くの言葉を交わせました。

生アールで意外だったのは、ファントム・スーツではそこまで分からなかったけど、実は筋肉モリモリだってことです。
そりゃクリスお姫様抱っこだし、重そうなマネキンも片手で投げられるよねぇ、と納得のモリモリ
背の高さはそこまで感じなかったかな。
SamさんMichael君らノッポさんキャスト花盛りだしね。

Phantom of the Opera - Earl ~Sep.2007 | trackback(0) | comment(0) |


2007/04/06 (Fri) The Phantom of the Opera 181006 【1】

celiag.jpg

すべて一度個別に書いているキャストなので、ここはさっくり。

ひと口にいうと、安心して見られるキャスト
EarlさんCeliaさんの呼吸はすでにピッタリで、そこにMichaelも花を添えてくれます。
初めて観たファントムは、アール×セリア×オリバーでしたが、それに匹敵するほどの麗しさバランスの良さ

歌声のみで言えば、確かにアールさんは大変そうなんだけど、そこは彼も契約を更新してきている実力があるので、マイケル君に負けないように頑張っています。
キャスティング初期のラウルMichael君だったら難しかったかもしれないけど、今のアールさんなら応えられる感じ。

Celiaさんは、クリスに備わっているだろう幼さは持ち合わせていないものの、見ていて飽きないんだよね。
クリス歴が長すぎて今さら感もあるのか、演技もそこまで変えていない。
なのに、マンネリにも陥らないという…。
レイチェルみたいなパワフルな歌声とはまた違うけど、安心して聞ける艶やかさ。
今回メインに復帰ということで、Brochureにもクリスとしての彼女の写真が出てきていたのが嬉しい。


この公演は、別に特別な日でも何でもないのだけど、なぜか総スタオベでした。
いや舞台が素晴らしかったに違いないのだけど…少なくとも私の視界に入る限りで、何でも無い日に綺麗にオールスタンディングってなかった気がするので。

しかも、1回目のカテコではまばらに人が立っている程度。
2回目のカテコのために一度幕が閉まりかける、ちょうどその時に全員が立ち始めたんですね。
その様子、舞台上からは、みんな“帰るため”に立ったようにも見えたんじゃないかな。
少なくとも私にはそう見えたので、舞台上からもそんな感じだったのでは?

それがもう一度幕が開いたときには、帰るためにごそごそしてたと思ってた観客が、実は全員スタンディングオベーションで迎えたわけだから、舞台から見たらさぞや圧巻だったのではないかと。
事実アールさん、その光景見た瞬間顔がほころんでいたし、セリアさんと繋いだ手をやったね!って感じで高く掲げていたもの。(春は、総スタオベじゃなくてもグッとクリスの手を握り返していたけど)

Phantom of the Opera - Earl ~Sep.2007 | trackback(0) | comment(0) |


2007/04/02 (Mon) The Phantom of the Opera 181006 Soirée

hermajphantom.jpg

【CAST】(18.Oct.2006 Soirée)

The Phantom … Earl Carpenter
Christine Daaé … Celia Graham
Raoul … Michael Xavier

Carlotta Giudicelli…Wendy Ferguson
Ubaldo Piangi…Rohan Tickell

Firmin…James Barron
André…Sam Hiller

Madame Giry…Heather Jackson
Meg Giry…Lindsey Wise



その後、一番良く観たトリオの組み合わせ。
というより、春の滞在では3回ともこの3人でして。
1回くらいはUnderで観たかったなぁ…と逆に思ってしまいました(汗)
そんな春のエピソードは今後改めて触れるとして、今回は10月のエピソードを。

10月はEarlさんになかなか会えなくて泣きそうだった時。
Her Majesty’sBOX OFFICE、当日券カウンターのお兄ちゃんに1人愛想の悪い人がいるのですが、私が行くと大抵その人が担当です(苦笑)

それで「ウザイと思われてるだろうな~」と思いつつも、滞在期間も短くビビッてる場合ではないので、Earlさんが出るかどうかを2日連続で、その無愛想なお兄ちゃんに聞きに行きました。

1日目はRaminファントムのマチネ。
「Earl Carpenterは出ないよ」と冷たく一蹴される。
2日目ソワレ(=上のキャスト)、キャスト・ボードがアールさんだったので、嬉々として「このキャストの通りでいいんですよね!間違いないですよね!?」と尋ねたところ……

「開演直前にならないとコンファームは出来ません」(つ、つめたい…)
「あっそうですか」(しょぼん)
「アールを観に来たの?」(おっ?)
「はい!彼のファントムを観るために日本から来たんです!!」
「裏に電話して、今夜彼が出るか確かめてあげようか?」
「えっ出来るの?お願いします!」
「OK。(といって裏に電話)……今夜は出演するって」
「本当に!?ありがとうございますぅ、こんなことまでしてくれて!」
「いや、いいんだよ(やさしいじゃん!しかもちょっと照れてる!?)。アールのファントムが好きなの?」
「はい、彼はベストだと思う!」
「そうか。スタッフとして観てるけど、確かに僕も、彼は本当にいい役者だと思うよ」
「ですよね!」

……というわけで、鉄仮面お兄さんのちょっとイイところを覗けた出来事でした。(アールさんのこと褒めてくれたし)

内容どうこうではなく、しゃべり方自体が今まで結構冷たい感じだったのでビビッていましたが、それはあえて冷たくしてるのではなく、素だったということが分かり、何となくホッとしました。
素で冷たい印象を与えてしまうタイプなのと、あえて冷たくされるのとでは、180度意味が違うもの。

アールファントムの良さで意気投合してもなお冷静だった一方(笑)、優しい申し出をしてくれたお兄さん。
春の滞在でも変わらず鉄仮面を振りまいていましたが、Students' Priceなので学生証を提示しようとしたところ「いや見せなくて大丈夫」と言われ、しかも取ってくれた席が2列目ど真ん中だったのは、偶然でしょうか? それとも覚えていてくれた?(あんだけ手間を掛けさせたしね……)

100%見てないだろうけど、日本のブログで鉄仮面って連呼してごめんね&ありがとう!

Phantom of the Opera - Earl ~Sep.2007 | trackback(0) | comment(2) |


2007/04/01 (Sun) 【Good Night, and Good Luck】(グッドナイト&グッドラック)

出演:デヴィッド・ストラザーン、ジョージ・クルーニー、ロバート・ダウニー・Jr、パトリシア・クラークソン、レイ・ワイズ、フランク・ランジェラ、ジェフ・ダニエルズ
監督:ジョージ・クルーニー
製作年:2005
製作国:アメリカ
gngl.jpg

軟派ジョジクルがふと見せる硬派な一面。

アメリカの良心が垣間見えるのが、こういう映画だね。
真の意味でこの国が作るべき映画を作っている、みたいな。

デヴィッド・ストラザーンはじめ、さりげないのに奥深い演技を繰り広げる役者陣のおかげで、鈍色の画面からはオーラがあふれ出ていました。

個人的には、レイ・ワイズ人の良さそうな笑顔が、素なのか演技なのか、ものすごく味があるなと。
あの笑顔から、彼のキャラクターの最後を想像できてしまうところがスゴイ。

そして作品全体の9.9割を担っていたラストの名言
映像とは、TVとは…今年初めくらいに散々考えてたなぁ。
娯楽と言うよりも、ひたすら企業宣伝のための道具と化しているような。
世の中の重大なニュースが、そこで報道されていることも含めて。
CMこそが主役であって、CMとCMの間も人の目を惹き続けるために番組がある。
TVを持たない人の気持ちが、分からなくもないです。

TVもずいぶん見なくなったなぁ。
とはいえ、代わりにネットしてたら世話ないね…。

Cinema 2007 | trackback(0) | comment(0) |


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    http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-35321410


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