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2007/08/31 (Fri) 【The Incredibles】(Mr.インクレディブル)

声の出演:クレイグ・T・ネルソン、ホリー・ハンター、サラ・ヴォーウェル、スペンサー・フォックス、ブラッド・バード、サミュエル・L・ジャクソン、ジェイソン・リー
監督:ブラッド・バード
製作年:2004
製作国:アメリカ
incredibles.jpg

友だちに何度も「面白いから」といわれ、見なきゃ見なきゃでやっと見ました。

うん、普通に面白いポプコム。(ポップコーン・ムービー)
『ファンタスティック・フォー』アニメ版だと個人的には思ったのですが、どうでしょう?

パパが、力持ちのザ・シング
ママが、軟体のミスター・ファンタスティック
が、透明人間のインビジブル・ウーマン
が、スピード・マシーンのヒューマン・トーチ

おおぉー!(あまりにしっくりハマったので、自分でもびっくり)

スーパーヒーローが主人公なのに、「スーパーヒーロー禁止」ってのが、皮肉っぽい。
Mr.インクレディブル3輪車の男の子のシーンを見ていて思ったんだけど、アメリカの笑いにも“間”って、あるにはあるんだよね。

アニメをあまり映画館で見ないので、ピクサー系もわりと手付かずなのですが、『ファインディング・ニモ』くらいは見といたほうが良いよなーと思ってます。
「観てソンはしない」と、約束されているのがスゴイよね、このプロダクションは。

『レミーのおいしいレストラン』もパリが舞台だから、ちょっと観てみたかったな。

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2007/08/30 (Thu) 【ERAGON】(エラゴン 意志を継ぐ者)

出演:エド・スペリーアス、ジェレミー・アイアンズ、シエンナ・ギロリー、ロバート・カーライル、ジャイモン・フンスー、ジョン・マルコビッチ
監督:シュテフェン・ファンマイアー
製作年:2006
製作国:アメリカ
eragon.jpg

ジェレミー、カーライル、マルコビッチ……また濃いのばっかり(笑)
それぞれの役どころはピッタリで配役は良かったけど、作品自体にあまり面白みを感じられなかったのが残念。

何かの“二番煎じ”に感じる……と、思わせてしまう『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズは偉大だな(笑)
話は原作があるから良いとしても、個人的には映像が微妙だった…ドラゴンが嘘くさくて。

主役のエド君は、写真だけ見ていた時にはとても何万人から選ばれたシンデレラ・ボーイには見えなかったけど(失礼)、動くと可愛いじゃん。

次回作は、キャストが良かったら見てみようかな……。
ジェレミーが出るなら絶対見たんだけどねー。

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2007/08/26 (Sun) HAPPY DAYS (NT, 01.March. 2007) 【3】

HappyDaysPoster.jpg

それでも感想を書こうと思ったのは、言葉の壁を越えてスゴイと思わせる何かが、やっぱりあったから。

まずはセット!
舞台は(どん帳から横幕まですべて)を取り払い、板全体~横幕があったとしたら本来はそこに隠れている部分も、そして舞台袖奥の壁に至るまでが敷き詰められていて、観客席からは、「舞台を観ている」というより、「砂丘を見ている」状態。

場内に入ったとたん、この光景にまず圧倒されます。
今まで見たどの舞台よりも、斬新かつ大胆なセット。
セット・チェンジはなく、主演のフィオナは腰まで砂丘に嵌ったまま、独白を続けます。(2幕では肩まで埋もれる)
カーテン・コールも砂丘上。

思えばベケットは、身体の自由が奪われた状態(Playではツボにはまってる)で、登場人物がしゃべり倒す作品が多い。(って2つしか知らんけど)
出てくる単語から察するに、話す内容は“Play”同様ループしていて、もはや内容ではなく“しゃべり続けること”に目的がある。
それこそしゃべり続けなきゃ「頭のてっぺんまで砂に埋まってしまう」という強迫観念に駆られて、口が勝手に動いているような。

happydays.jpg


そんな独特の作品で、フィオナはやっぱりやってくれました!
『ブラック・ダリア』も最後の独白で映画全体をさらいましたが、今回もあの時に通じる狂気が垣間見えましたよ。
1人で高笑いしたり、しゃべり疲れてふとが覗く瞬間もまた独特の間を醸し出していて。
私の期待していた類の彼女の演技が見られたので、内容は分からなかったけど正直満足(笑)

ところで彼女の夫?恋人?……その役どころすら掴みかねた、マイペースで行動も不思議なウィリーは、一体何を象徴する存在だったのだろう…?
無関心そのもの?

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2007/08/25 (Sat) HAPPY DAYS (NT, 01.March. 2007) 【2】

とかいって、一応劇場&キャストを紹介してはみたけど、ぶっちゃけ感想を書くのもおこがましいと言うか、申し訳なさ過ぎる…(苦笑)

元はといえば、『ブラック・ダリア』フィオナ・ショウの演技に惚れちまったから観に行ったわけですが。

ベケットよ、あぁベケットよ、ベケットよ。

芝居が始まった瞬間、あぁベケットってこうだったなと、ある映像を即座に思い出しました。

アラン・リックマンファンの方ならピンと来た方もいらっしゃるでしょう、まぁ久しぶりに観てみてください(笑)↓



サミュエル・ベケット「Play」という作品です。

弱冠これよりも感情豊かではありましたが、「Happy Days」も例に漏れずマシンガン・トーク炸裂
フィオナの独り語り。
息継ぎしたら死ぬという罰ゲーム大会。

英語理解力のメーター振っ切りました。

あはは、あはは。
予習なしに観た私がバカだった。

とはいえ正直、深くて抽象的な演劇だと思うので、英語として理解できたからといって、作品として理解できるかといったら、それもまた別の話だと思われます。

端的にいうと、おととい観に来るべき作品でしたね。えぇ。
あーせめて英語としては楽に理解できる力を、いっそ“翻訳こんにゃく”をくれたもぅー…。(ドラえもーんもーんもーん…)

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2007/08/24 (Fri) HAPPY DAYS (NT, 01.March. 2007) 【1】

【National Theatre】
NationalTheatre.jpg


【CAST】(01.March. 2007)

Winnie … フィオナ・ショウ
RADA出身
舞台:「Machinal」、「お気に召すまま」、「エレクトラ」(以上3作においてオリヴィエ主演女優賞受賞)、「Dublin」「The Good Person of Sichuan」(以上2作においてロンドン批評家賞受賞)、「リチャード2世」(リチャード2世役)ほか多数
映画:『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』、『ブラック・ダリア』、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』、『ハリー・ポッターと賢者の石』、『ジェーン・エア』、『スーパー・マリオ/魔界帝国の女神』、『ブッチャー・ボーイ』、『アンナ・カレーニナ』、『マイ・レフト・フット』
2001年CBE受勲。


Willie … ティム・ポッター
Central School of Speech and Drama出身
舞台:「ジュリアス・シーザー」、「オズの魔法使い」、「市民ケーン」ほか多数
TV:「クリスマス・キャロル」、「不思議の国のアリス」ほか多数
映画:『ネバーランド』、『エントラップメント』、『オネーギン』ほか

原作:サミュエル・ベケット
監督:デボラ・ワーナー



テムズ沿いにある&併設の演劇専門書店が楽しくて、散歩では何度か訪れていましたが、観劇は初のNational Theatre

パリ留学中に行った際は、ちょうど「リチャード3世」だったかが上演直前で、マイケル・ガンボンマシュー・マクファディンデヴィッド・ブラッドリーなど、英国映画の顔が並んだ“どでかいポスター”が設置されてたなぁ。
今思えば、このメンツだったら観ておくべきだったよね(笑)

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2007/08/23 (Thu) 【Sid and Nancy】(シド・アンド・ナンシー)

出演:ゲイリー・オールドマン、クロエ・ウェッブ、ドリュー・スコフィールド、トニー・ロンドン、デヴィッド・ヘイマン、イギー・ポップ
監督:アレックス・コックス
製作年:1986
製作国:イギリス
sidandnancy.jpg

ぶっちゃけあんまりピストルズは聞かないけれど、ゲイリーの原点が観てみたかった。

映画の中でかなりの確率で死んじゃうゲイリーは、この作品から始まった?
こんなのが映画デビューだなんて、そりゃ只者じゃないと印象づけるには十分すぎるよ。
ゲイリーと、ナンシー役クロエ・ウェッブヨゴレっぷりに敬服。
むしろクロエのが強烈だったかも。

映画としては……うーん。
自分の好みがはっきり分かった。
音楽ジャンキー歪んだ愛を描いた作品に関しては、アメリカ製の方が好み。

イギリス俳優役作りはスゴイと思うけど、ジャンキーのキレっぷりシュール&シニカルに描くアメリカの方法論が好き。
いかんせん英国のドラッグものは、シドみたいなカリスマを描いても、真面目で地味……。

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2007/08/22 (Wed) 【Swimming Pool】(スイミング・プール)

出演:シャーロット・ランプリング、リュディヴィーヌ・サニエ、チャールズ・ダンス、ジャン=マリー・ラムール、マルク・ファヨール
監督:フランソワ・オゾン
製作年:2003
製作国:フランス、イギリス
swimmingpool.jpg

サニエちゃん演じるフランス女と、ランプリング演じるイギリス女の対比が、典型的だけど面白い。
たぶん年齢的な立場が逆でも、同じ展開になるんだろうな(笑)
良い年して奔放なフランス熟女に、たじたじしながらも憧れる英国少女というように。

ラストのどんでん返し、あれだけ明確に描かれていながら、「でも本当にそうなの?」と淡い疑問も捨てきれないのは、気まぐれなフランス映画ならでは。

新人作家にかかりっきりで、自分を構ってくれない編集者に対する想いから、すべてが生まれたのでは。
女としての焦り、作家としての焦り、色々あるけれど、今の自分に自信がないわけでもない。
そんな中年閨秀作家の心のうちが、フランスの別荘で起こる事件のなかに、色濃く凝縮されていて。
オチ通りの設定だとしたら、それも当たり前なのだが。

ジュリーすら、彼女の一部なんじゃないかと。
サラも若い頃は奔放で、強い女性だったと思えなくもない。
ジュリーに対するサラの思いは、お堅い本の虫による、単に若い娘への憧れと妬みと考えるのが一番素直。

けど、彼女自身がジュリーだったという見方もアリかなって。
成功は手にしたけれど、年を経るほど守りに入る今の自分にとって、あの頃の自分が眩しい。

フランス語を話せるのが、この説の唯一の説得材料という気もするけど(笑)、帰国した彼女は、現に強さと輝きを僅かながら取り戻しているから……ね。

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2007/08/21 (Tue) 【36 Quai des Orfevres】(あるいは裏切りという名の犬)

出演:ダニエル・オートゥイユ、ジェラール・ドパルデュー、アンドレ・デュソリエ、ヴァレリア・ゴリノ、ダニエル・デュヴァル、フランシス・ルノー、オリヴィエ・マルシャル
監督:オリヴィエ・マルシャル
製作年:2004
製作国:フランス
36aruihauragiri.jpg

しぶ~いシネ・ノワール。

公開時の評判がべらぼうに良かったもので、もう本当にずっと観たかった作品でした。

で、今回見てたら、途中までずっと見覚えのある場面が続く。
一度観た映画は、内容は忘れても“観たという事実”自体は忘れない自信があります、さすがに(笑)
そういえば、春旅行の復路便の機内上映は、観たかったのが全て入っていて大充実だったな。
それにも関わらず、1本も最後まで観ることなく熟睡してしまった……。

てことで、観ているうちに眠りこけてしまった映画の1つがコレでした。
フランスシネ・ノワールで静かな作りのため、旅行疲れによる睡魔が勝ってしまったようです。

実は『ディパーテッド』以降この作品まで、ブログにアップした映画、すべてそう。
先週末のレンタル半額キャンペーンを機に、年末年初公開で見逃していた作品をほぼ全て制覇。
(図らずも全てアクション・サスペンス系で、少し食傷気味にもなりましたが)
めちゃくちゃストレス解消されスッキリしたのですが、それって大充実の機内上映プログラムをすべて見逃した鬱憤が、今やっと晴らされたからだったんだなぁ。

元刑事である共同脚本家の経験を元に描かれる、フランス警察を舞台にした2人の男の物語。
さらにそれを監督するオリヴィエ・マルシャル元警官ってことで、硬派な作品に仕上がるのも納得。
ハリウッドリメイクするようですが、どこまでこの寒々しい雰囲気を出せるものか、見ものです。

とにかくオートゥイユドパルデューが、ハマりすぎ!
2人とも感情をまったく表に出さなくて、だけで語ってるんだよね。

ハッピーなんだかアンハッピーなんだか、どっちに感情移入するかによって真反対の感想を抱きそうな、ピリ辛いオチがお気に入り。

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2007/08/20 (Mon) 【Lucky Number Slevin】(ラッキーナンバー7)

出演:ジョシュ・ハートネット、ブルース・ウィリス、ルーシー・リュー、モーガン・フリーマン、ベン・キングズリー、スタンリー・トゥッチ
監督:ポール・マクギガン
製作年:2006
製作国:アメリカ
luckynumber7.jpg

ブルース・ウィリスって、どんでん返しの話が好きだね、最近。

オチに向けて高速展開するサスペンスの、渦中から少し外れたところで飄々と存在するキーマン役の多いこと。
同じ大ヒットアクション・シリーズを抱える身としては、トム・クルーズより身軽な仕事への取り組み方。
ま、主役を演じる共演俳優にスター性があるので、ウィリスが省エネしてても作品としては埋もれないのが、彼の上手いところ。

本作の俳優陣は隅まで豪華だと思うのですが、たぶんウィリスが一番オイシイとこ持ってった。
フリーマンキングズリーなんて、ビニール袋かぶせられてフガフガいって情けない姿だったし…。

こういう作品への出演が続くと(観客側も)飽きてしまいそうな気もしますが、1つ1つはそれなりに面白く観られる。
脚本も、共演俳優も、映像の見せ方も全てひっくるめて、作品の質の最低ラインはちゃんと保持してるんだよね。
映画館に観に行って、まぁ損はしなかったかな、程度に。

本作は「すごく面白い」と聞いていたために期待しすぎてしまいましたが、それでもそれなりに楽しめた。
怒涛の展開に、爽快でちょっと悲しいラスト
ツボを心得すぎてて、パッケージされた商品みたいな卒のなさも感じられるけど。

あと、ルーシー・リューってやっぱり可愛いかも。
ブレークし始めの頃は、いかにもなアジアン・フェイスに、ステレオタイプなハリウッドを感じてあまり好感は持てなかったけど、やっぱり演技上手いと思うし、時々見せる仕草が愛らしい。

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2007/08/16 (Thu) 【CASINO ROYALE】(007/カジノ・ロワイヤル)

出演:ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、マッツ・ミケルセン、ジュディ・デンチ、ジェフリー・ライト、ジャンカルロ・ジャンニーニ、カテリーナ・ムリーノ、イェスパー・クリステンセン
監督:マーティン・キャンベル
製作国:アメリカ、イギリス
製作年:2006
007casinoroyal.jpg

意外だけど、よく考えると当たり前な事実として、私が映画館で見たことのあるリアルタイムなジェームス・ボンドは、ピアース・ブロスナンただ一人。

ボンドといえばブロスナン、ブロスナンといえばボンド。

世間的にはショーン・コネリーだと思うけど、如何せん見たことないっす。
コネリーは、物心付いた時にはインディ父でした。

ブロスナンは、「原作にもっとも近いボンド」と言われていただけあって、スマートな容姿に優男っぷりがはまっていて、私の中ではボンドそのもの
彼の周りでは昼夜問わず太陽が輝いているのか、常にまぶしそうに細められた瞳が印象的。

ダニエル・クレイグには悪いけど、私も彼のボンド姿はハマラないと思っていた1人。
ヤクザで粗野なイメージだったし、実際演じる役柄もそういうのが多かったから、ボンドスタイリッシュな紳士っぷりを想像できなかったんだよね。

でも逆に、そういう出来上がったボンド像に迎合していない感じが良かった。
「ボンドが生まれるまでの物語」だから、荒削りなのもそりゃアリよね。

ボンドの生い立ちは深く知らないけれど、今回ボンド・ガールが語ったような半生だったら、なるほどねって。
逆にメチャクチャ育ちが良くて……っていう思い込みを持っていたけれど(『バットマン/ビギンズ』のせい?)、これはこれで馴染めました。

今回はクレイグの肉体美を愛でる会だったようで、ボンドならではのアイテムはアストン・マーチンくらい。
裸一貫で戦い抜く、原始的なボンドさん。

一方の敵もまだアナログで、レーダーに映らない潜水艦とかイカロスとか氷の城とか持ってない。
最初のアクションシーンの黒人さんなんて、あなた今日本いるでしょ?世界陸上出てるでしょ?級に抜群の運動神経が、凄すぎてむしろ愉快でした。

アナログな分、かなり直接的に攻撃されるボンドさんは、かなり痛そうでしたが。
なんかそういう方面の方たちをターゲットにしてないか?って勘違いしちゃいそうな、今回のクレイグさんの扱い。

Mの私生活には触れません。彼女も公務員ですから。

それよりエヴァ・グリーンが可愛かったよー!
さりげなく彼女の作品は、デビューからすべて観てます。
ファンってほどでは無いんだけども、大陸的な繊細さと大胆さが魅力。
エロカワイイって、こういうこと?
新作『ライラの冒険』もほのかに気になります。

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2007/08/15 (Wed) 【A Scanner Darkly】(スキャナー・ダークリー)

出演:キアヌ・リーヴス、ロバート・ダウニー・Jr、ウディ・ハレルソン、ウィノナ・ライダー、ロリー・コクレイン
監督:リチャード・リンクレイター
原作:フィリップ・K・ディック「暗闇のスキャナー」
製作年:2006
製作国:アメリカ
scannerdarkly.jpg

“物質D”という薬物が蔓延する、近未来のアメリカ。
覆面麻薬捜査官のボブ・アークターは、自らジャンキーとなってオトリ捜査に加わり、二重生活を送る。
ジャンキーとしての自分を密告され、自分で自分を監視する羽目になったボブは、次第に多重人格の気が現れ…。

物語の前提設定を理解するのに時間がかかりましたが、最後まで見てみると、なかなかシュールで面白い。
少し難解だけど、特典ドキュメンタリーを見ると原作者の哲学がはっきりする。
現実離れしているように思えたSFアニメが、実は社会に対して強烈なメッセージを浴びせていることに気付いてドキっとさせられます。

そしてこの映像手法は、やっぱり面白くて注意を引くよね。
鑑賞に至る大きな動機となったもの。
キアヌにそっくりなのに、実写ではないという不思議……。
一方ウィノナは、彼女と気付くのに時間かかりましたが(苦笑)

初めは正直、「アニメ」で撮る必要性が、“百面相スーツ”の再現くらいにしか感じられなかった。
でも改めて振り返ると、やっぱり実写よりも俄然説得力が出てくるなと思う。
クスリによる幻覚などはもちろん、登場人物たちの実在性アニメで曖昧になることによって、物語に入り込みやすくなるというか。

予備知識先入観なしに観たので、ラストも意外で面白かった。
ただでさえ濃いのに、アニメ用に“オーバー”な演技を意識したというロバート・ダウニー&ウディハチャメチャっぷりに目を眩まされていたけど、深いメッセージを含んだ作品でした。

何より驚きなのは、監督が『ビフォア・サンライズ』『ビフォア・サンセット』『スクール・オブ・ロック』リンクレイターだということ。
撮る作品のカラーバリエ、豊富すぎ。でも結構好み。

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2007/08/14 (Tue) 【The Departed】(ディパーテッド)

出演:レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーグ、マーティン・シーン、レイ・ウィンストン、ヴェラ・ファーミガ、アレック・ボールドウィン、アンソニー・アンダーソン
監督:マーティン・スコセッシ
製作年:2006
製作国:アメリカ
departed.jpg

オリジナルに深い思い入れがあるわけではないけど、やはり登場人物2人のどちらにも感情移入させた『インファナル・アフェア』は上手かったんだなと。

マットの役に感情移入できなかったのが痛い。
オリジナルでは、コリン・サリヴァン(=マット=ラウ=アンディ・ラウ……ややこしいな)の、「このまま過去を消し去って生まれ変わりたい」と渇望する気持ちに納得が出来た。

でもコリンは、“正統の力”に取り付かれただけの、軽くて頭のキレる嫌味な奴になってしまっていて、“出自”に対する猛烈な思いが感じられなかったんだよね。
“アイデンティティ”とそれによって背負い続ける業がテーマでもあると、オリジナルからは強く感じられたのだけど。

特にラスト、マット“諦めたような冷笑”から、作品全体が“トリッキーなギャングもの”として締められてしまったのが、半分残念。(マットの演技は上手いんだけどさ)

残念が半分なのは、本作を「エンターテイメント」と捉えたら、このラストも私の中ではアリだから。
アカデミー賞作品賞ってのはフツーに疑問ですが、それ以前に最近のアカデミー賞の存在意義すら疑問なのでそれは良いとして、オリジナルの存在が無かったら、よくあるギャング・アクション群像劇以上のものとは思えない。
逆に言えば、「よくあるギャング・アクション群像劇」としては楽しめたけどね。

主役2人の対称性というオリジナリティーある面白い設定は、濃いキャスト陣によって半ば薄められ…。
ジャック・ニコルソンマーク・ウォールバーグの演技は、それぞれに見ていて楽しいけれど、主役の2人以外が目立つほどに、作品としてはありきたりのものになっていく。
「偽り」続けるギリギリの緊迫感は、確実に減っていたと思う。

キャストは豪華で演技に見ごたえあり。
オリジナルに拠っているにせよ、魅せるストーリー展開
と、コレはコレでまとまっていて面白いけど、映画としての存在感至って“普通”

これで監督賞やら作品賞をあげたハリウッドは、むしろスコセッシに対して、一番ヒドイ仕打ちをしたようにすら感じられ……。
リメイクものを撮った年に、たまたま受賞なんてね……穿ちすぎ?

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2007/08/13 (Mon) 【Life~天国で君に逢えたら】

出演:大沢たかお、伊東美咲、真矢みき、袴田吉彦、川島海荷、石丸謙二郎、哀川翔
監督:新城毅彦
原作:飯島夏樹「ガンに生かされて」「天国で君に逢えたら」
製作年:2007
製作国:日本
windwedding.jpg

8月25日公開。

たかお目当てで試写会に応募しまくり、そして当たりまくった(笑)
アラン関係はよっぽど積極的に行かないとサッパリなのに、微妙なところで増す引力よ(苦笑)

小学生の頃、「星の金貨」でたかおにトキめいた自分にとって、この作品は絶対ツボに違いない!という確信の元、大いなる期待とともに朝から試写会へ。

飯島夏樹さんという実在のプロ・ウィンドサーファーが、ガンに侵されてから綴った原作の映画化。

妻・寛子さんの糟糠の妻っぷりは賞賛に値するし、1人の人間を支えぬくってスゴイことだと思った。
難しいし大変だし辛いけど、そうすることによってまた彼女も救われるっていう。
女性としてしなやかな強さに憧れるし、そこまで愛せる旦那さんに出会えたことが、羨ましい。

大沢たかお演じる夏樹さんは、(大抵こういう作品は本人を美化して描くはずなのに)ラスト近くになるまで結構ダメダメで、後半部は病気のせいもあるけれど、前半部ではまさにダメ亭主の典型。

そんなダメっぷりを覆す助けとなったのが妻、そして娘・小夏や家族の存在なのだよね。
特に長女であり唯一の娘である小夏との関係は、丁寧に描かれている。

ダメ亭主・ダメパパな夏樹に対して、複雑な感情を抱く娘。
ハワイの公園での静かな対決、そして日本の海で融けるわだかまり。
海ばかり見ていて家庭を顧みなかった彼が、大切な人たちの存在に気付けたのは病気になったおかげ。
だからこそ「ガンに生かされて」という前向きな気持ちで死を迎えるに至った。

自分もだし、激しく難しい感情を抱いた方だと思うし、父も何度か患ってもいるので、どこかやっぱり重なったのかな。
試写会に当たりまくったのも、むしろ大沢たかおが出演したこと自体、全ては「この映画を観ろ」というお導きにすら感じられて、ちょっと怖い(苦笑)

エンド・クレジット桑田佳祐の歌声がまた…(苦笑)
その歌声と共に実際の飯島さんや家族のポートレートが映し出されていくのですが、劇中で「素敵だな」と思った、ウェディング・ドレス&タキシードでウィンド・サーフィンをする姿も写真に残っていて。
「幸せ」を絵に描いたようなその1枚に、切ないでも嬉しいでも悲しいでもない涙が、また溢れてしまったのでした。

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2007/08/12 (Sun) 【Kramer VS. Kramer】(クレイマー、クレイマー)

出演:ダスティン・ホフマン、メリル・ストリープ、ジャスティン・ヘンリー、ジョージ・コー、ジェーン・アレクサンダー、ハワード・ダフ、ジョべス・ウィリアムス
監督:ロバート・ベントン
製作年:1980
製作国:アメリカ
kramerkramer.jpg

メリル・ストリープわっかー!
メリル・ストリープは、初めて見たときから今のメリル・ストリープだったから、驚いたー。

たぶんブルース・ウィリスゴールディー・ホーンと共演している『永遠に美しく…』が彼女の初見。
その頃にはもう「おばさま」という外見だったし、役柄だった。

それがなに、若い頃はこんなに可愛くてつるつるだったなんて!
クール・ビューティーは変わらないけど、そして表情によっては時々恐いけど、でもやっぱり透明感があって儚げで可愛い♪
ダスティン・ホフマン目当てだったけど、思わぬ嬉しい発見でした。

映画そのものは、ベタで無理やり登場人物たちの言動に納得いきかねて、微妙……。
でも役者たちの演技、特に子供に対するダスティンの関わり方が、上手くてリアル。
アイスを食べる食べないのくだりに笑いました。

この映画の“題名”だけは前から知っていたんだけど、意味は分からなかったんだよね。
Claimerかと思ってた。でも何で重ねるんだろうと。
原題だとこんなに明瞭に内容を表してるのに、邦題つけた人の意図を図りかねるよ…。

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2007/08/11 (Sat) 【Pirates of the Caribbean:At World’s End】(パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド)

出演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトリー、ジェフリー・ラッシュ、ジョナサン・プライス、ビル・ナイ、チョウ・ユンファ、ステラン・スカルスガルド、ジャック・ダヴェンポート、トム・ホランダー、ナオミ・ハリス、デヴィッド・スコフィールド、キース・リチャーズ
監督:ゴア・ヴァービンスキー
製作年:2007
製作国:アメリカ
jacksparrow.jpg

もう公開も終わりかけですが…。
出演者の数に比例してか、長くなっちゃいました。

「だからそういうことなんです」的な前提のもと進む“取引”意味ぷぅなんで、もっかい説明して欲しい。

原作読まずに『ハリー・ポッター』の映画を観ちゃうと、こういう感覚に陥りそう。
「マグルって何?」とか悶々としてるうちに、キャラクターがうじゃーっと出てきて、名探偵ハリーが事件を解決しておしまい!てな具合に。

一緒に観ていた友人に「これ、1回じゃ分からないね」と言ったら、「えっどこが?私は分かったよ」と返され、(えっマジ?理解出来てないって相当バカ!?)と焦って「取引の約束事とか混乱しなかった?」と聞いたら、「あぁそれは全然分からなかったけど気にしないで観てた。映像が凄かったから」とのこと。
やっぱりみんな内容は大して見てないんだね(苦笑)

ここまで設定を詰めた(作りこんだ)なら、5部作くらいでも良かった。
1・2作目「内容の割りに長い」と感じたけど、今回はその逆。
上映時間としては十分すぎるほど長い170分だったけど(笑)、内容に対しては短いかな、と。

映像は凝っているけれど、構成はやっぱり微妙&脚本も残念な感じなのは前作までと同じ。
でも脚本以前のオリジナル・ストーリーがあるとしたら、それはアドベンチャー物語として悪くないものだと思うんだよね。
1,2作目まではそんなこと思わなかったけど、今回のを見て。

アトラクション→映画化→ノベライズだから中途半端になってしまったけれど、原作からならシリーズの配分もちゃんと出来ただろうし、製作側が実はもっと細かく作っているだろう裏設定まで描きこめたんだろうな。
2時間40分は、長いんだけど短い。けど長い。体力的に。

映像は絵画度を増していて、迫力は満点。
でも、自然な海の風景が減ったのは残念。
碧く広がる海や、島の自然は、この作品を観るうえで大きなポイント。
ストーリー上しかたないけれど、ですらCGセットの撮影が増えていて、作り物感タップリでションボリ

今回「ジャックの存在感が薄くなっている」とは聞いていたけど、まったくもって(笑)
同時多発なジャックはどこかティム・バートン作品ぽく、ウンパ・ルンパを思い浮かべて密かにツボ。
この作品においては、かなり浮いていたけど(笑)
でもやっぱり前作までの方が、ジョニー節が前面に出ていたよね。

その代わりボッさんやら、ウィルやら、タコ船長が大活躍!
特にタコさん!(役名ど忘れ!)
ビル・ナイ良かったね!
「ラブアクでブレークできた」って自分で言ってたけど(遅っ・笑)、ますますのご活躍、喜ばしいこったです。

ボッさん、1作目で死んだのは一体なんだったのだろう?(笑)
とはいえオールスターかくし芸大会みたいになってた今回の賑わいに、彼は欠かせない存在です。
何だかんだいって、1作目からの主要登場人物が全員出ているという豪華さ。

でもジョナサン・プライスのシーンは必要以上に長かったし、チョウ・ユンファでさえ、実はそこまで時間割くほどの役でもなかったような気が……後から考えると。

キーラは今回ちょっと(ちゃんと?)演技してる部分が多かったのは良かったけど、1作目が一番可愛かった…。

ウィルは後半かっこよかった。
一度海に沈んで、「次出てくる時はどんなフジツボっぷりを見せてくれるのかしらv」とウキウキで待っていたのに、何だよカッコよくなっちゃうのかよっ!…てのは少々寂しい気もしましたが。

毎回敵役が変わるのかと思ってたので、トム・ホランダーで最後まで引っ張ったのは意外。
あんたここまで頑張ったのに、肝心な時にナニ腑抜けちゃってんのよもう!
と、海賊がヒーローの映画なのに、彼の背中をピシピシ叩いて焚きつけたくなりました。

最後の渦巻きシーンにかけてはもう何でもありで、掟とか取引とか関係なく、結局ティア・ダルマ1人で解決できたことじゃん。とか。
ブラック・パールを動かしジョニーを墓場から救ったカニも彼女なら、わざわざ墓場までご一行で行く意味は何やねん。とかとか。

突っ込みたいけど突っ込んじゃいけない、とにかく170分もの長時間、飽きることなく画面に食い入らせた事実は素晴らしい。(役者に負っている部分が多大だけれども)

ただこれだけは突っ込みたい。
そこに居るだけで貫禄のあるキース・リチャーズはさすが。
でもヤシの木から落ちるパロディをこれだけ自然に組み込める映画は本作を置いて他にないはずなのに、何でやんなかった?
一体ブラッカイマーとディズニーは、何のためにココまで3部作を撮ってきたというのか!(そのため!?)

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2007/08/10 (Fri) MARY POPPINS (01.Mar.2007) 【MARY POPPINS】

【Lisa O’Hare as MARY POPPINS】
ロイヤル・バレエ学校、ミレニアム・ダンス出身
舞台:「マイ・フェア・レディ」(ツアー、イライザ役)、「メリー・ポピンズ」(オリジナル・キャスト)、「オン・ユア・トゥーズ」
CD:「コパカバーナ」、「メリー・ポピンズ」(共にオリジナル・キャスト)
PICT0575.jpg

舞台教育の経歴を見る限り、ダンスの人
なのに澄んだ持ち声に恵まれていて、歌も上手い!
しかも可愛くて、現実感の伴わない「お人形のようなメリー・ポピンズ」にぴったりのビジュアル。

まず表情が上手いなぁと思った。
張り付いたような笑顔…というか、常に何か企んでいるような表情が、メリー優しさ厳しさいたずらっ子な一面すら濃縮されていて、何とも言えない!

そしてバレエの人なので、細かい身振り手振りが美しい。
神経の行き届いたつま先指先の動きに思わず目が奪われました。

ラスト、ハーネスにぶら下がって観客の頭上を飛んでいく時に、常にバレエの1番をキープしてたことに、驚愕。
だって直立&空中微動だにしない1番って、難しくね?

と、そんな稀有な存在感美しい身のこなしリサさんなのですが、ちょっと天然ボケな一面も。

階段でつまずいた時は、会場から「Oh!」と咄嗟の呻き声が(笑)
メリーの動きって「人間らしくない」のが特徴で、たとえば階段を上る時も、前傾せずむしろ反り返るくらい後ろに重心を置いて、「トトトトトッ」と早足で上っていく。

その動きが難しくてコケやすいのは分かるので、次に階段上るシーンでは、私も友達も、そしておそらく会場中の全員が、固唾を呑んで見守っていたはずです。
「今度はコケるなよ~」と(笑)

さらに子供たちのサイズを測るために取り出したメジャーをごっとん落としたり、ラストRepriseで歌われる「Supercalifragilisticexpialidocious」を噛んだり(「早口なのに噛まない」のが見せ場のナンバーなのに・笑)、所々ボケボケと抜けているので、観ててハラハラ(笑)

階段やメジャーでは無表情で演技続行でしたが、最後のSuper~は(カーテンコールなので)さすがに「あ~噛んじゃった」という表情で、口元覆って照れ笑い。

その時の周囲の様子からして、何となくいつもこんな感じで、周りからハラハラ見守られてるのかな~という雰囲気(笑)
愛らしくて許せちゃう本人のキャラが感じられた。

こんな風に書くと、それってプロとしてどうなの!?と突っ込まれそうですが、実力はある人で、歌やダンスなど、見せるとこではキッチリ見せてくれるので、個人的には満足でした。

でも恒常的にミスが多かったせいか知らないけど、彼女はもう降板してしまったのですね…(涙)


【余談】

この演目ではハーネスを多用。
1人の人間を浮かせるために2本のハーネスを使うだけで絡まりやすいのに、凧揚げのシーン10本くらい一気に出てくる。
何でも、10本を絡まないようにするのは相当難しいことらしい。
舞台に詳しい友人と観にいったので、そういう地味に難易度の高い技術がこの作品には詰まっていると聞かされ、なるほどねー!と、いつもより感慨深く観る事が出来ました。

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2007/08/09 (Thu) MARY POPPINS (01.Mar.2007) 【MR. & MRS. BANK】

papamama.jpg

【Rebecca Thornhill as WINIFRED BANKS】
芸術教育学校卒
舞台:「雨に唄えば」(オリビエ賞ノミネート)、「シカゴ」(ロキシー・ハート)、「フル・モンティ」(ヴィッキー・ニコルズ)、「レ・ミゼラブル」(ファンティーヌ、コゼット)、「オクラホマ!」(ガーティー)、「美女と野獣」(バベット役オリジナル・キャスト)、「ミー・アンド・マイ・ガール」、「アニーよ銃を取れ」ほか多数。
コンサート:ギルバート・オサリバンの来日コンサートにてバックシンガーを務める。「レ・ミゼラブル」10周年記念コンサート(ロイヤル・アルバート・ホール)、ボーンマス・シンフォニー・オーケストラほか。
TV:「イースト・エンダース」、ナショナル・シアター「オクラホマ!」収録ビデオ&DVD(!)
キャバレー:ジョゼフィーナ・ガブリエルと多数共演

鑑賞中は全く気付かなかったんだけどね、これ書くためにプログラムを眺めていて、やっと気付きました。
バンクス家の奥さんを演じていた彼女……

アールさんの奥さんやんけーーーー!!!!

あれまあ!これまあ!
通りでプロフ欄にボーンマスの地名が出てくるはずです。
Musicalmad.co.ukへの誘導もしてるはずです(笑)
きゃあvとか思って、無駄にプロフを長く書いてみました。

私はてっきりアールさん本人ジョゼフィーナ・ガブリエル(「シカゴ」のロキシー役を演じている中で個人的に一番好きな女優、NT「オクラホマ!」ではヒューの相手役)が仲良しさんなのかと思ってましたが、このプロフを見る限り、レベッカ(ベッキー)さんと彼女が仲良しなんだろうねー。
Earlさんにとっては、「奥さんのお友だち」って感じ?

そしてレベッカさんロキシーを知らずに観てそうな自分すらいる……(苦笑)
世間は狭い。

で、肝心のMrs. Banks役におけるレベッカさんですが。
正直、あんまり記憶がない……(笑)

濃いキャラクターでもないし、ストーリーにも絡んでこないし…。
お父さんの方は、ストーリー上大事なんだけどね。
意識して見ていなければ、俳優の個性が迫ってくることはない役柄。
なので「記憶に残ってない」というのは、場面に馴染んでいたという、ある意味では褒め言葉かも。

でも経歴に割かれる行数が多い女優さんにしては、何でこんなに特徴の無い役で出演しているのか、少し不思議かも。


【Aden Gillett as GEORGE BANKS】
舞台:「かもめ」、「三姉妹」、「十二夜」、「大いなる遺産」ほか多数
映画:『Collusion』 、『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』、『ラスト・ウェディング』
TV:「マーガレット」ほか

映画俳優のようなビジュアルで、ほのかにエド・ハリス似

ストレート・プレイへの出演が多い人で声は歌向きでないものの、風格はお堅いGeorge Banksそのもの。

何かもう、雰囲気勝ちですね。
鑑賞中は普通に観ていたんだけど、よくよく考えると、彼以外の俳優がこの役を演じている姿が想像できないという…。
特にオーバーな演技でも濃いキャラでもなく、本当に「普通」なだけに、実はスゴイことなのかもと。

マルコヴィッチと共演してるのに、よりによってホラーだから観られない…。

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2007/08/08 (Wed) MARY POPPINS (01.Mar.2007) 【BERT】

【Gavin Creel as BERT】
ミシガン大学音楽学校卒
舞台:「ラ・カージュ・オ・フォル」、「モダン・ミリー」(ジミー・スミス役でブロードウェイ・デビューし、トニー賞にノミネート)、「バウンス」、「バット・ボーイ」、「ヘアー」
CD:自身のアルバム「GOODTIMENATION」でデビュー。
bert.jpg

本作の芸達者大賞があるとしたら、彼がグランプリ間違いなし!

登場人物の中ではもっともミュージカルらしい演出を担い、ダンスを同時にこなす道化師でありエンターテナーでもある。
キラキラしたオーラで子役を従える姿は、さながら“歌のお兄さん”

Supercalifragilisticexpialidociousではダンス&歌でカンパニーを牽引。
煙突夫たちのダンスでは、(舞台枠)の側面を登り始め、挙句の果てに天井まで到達しての逆さ吊りタップダンス!
重力が真反対に働く中でのタップって、難しいのか何なのか、もはや想像がつきません。
アクロバティックな見せ場が多い一方で、ソロ曲も結構あるし、メリー以上にミラクルな存在でした。

トニー賞にもノミネートされているんだね。
オリジナルの当たり役を掴んだら、いつか受賞しそうかも。

この前ほんっとーーーーに久々にTheatre Radioを聞いていたら、たまたま彼のアルバムから「Rocket Ride」という曲が流れ、ちょうどメリポピの記事を書き始めた時だったので、そのタイミングの良さに驚き、Pop調で何とも艶めかしい歌い方にシビれました。

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2007/08/07 (Tue) MARY POPPINS (01.Mar.2007) 【MISS ANDREW】

missandrew.jpg

【Louise Gold as MISS ANDREW】

舞台:「チキ・チキ・バン・バン」「マンマ・ミーア!」、「キス・ミー・ケイト」、「ラ・マンチャの男」
TV:「カジュアリティー」ほか


愛すべき憎まれキャラでした。ウマイ!

イギリスの俳優って、つくづく悪役(もしくはダーク)キャラを演じることにやりがいを見出しているんだなーと思います。(アメリカの俳優はヒーローになるのが好きだよね、何となく)
で、それだけ愛着を持って演じているからか、英国俳優の演じる悪役「憎めない」ことが多い。(もしくはすんげー恐ろしいか)

ドスの効いた声で、迫力満点に歌い上げるのですが、歌声以前に存在感が圧倒的。
上にはほんの一部しか書かなかったけど、プロフ欄が長く経験豊富な女優さんなので、存在感余裕の演技は当然かも。

この演目では、メリーが魔法を使ったり、子供たちがを見ているシーンなどでは、現実世界の人間が姿を変えて(でも現実世界でのキャラ特徴は残したまま)登場するのですが、どんな格好で登場しても的確に笑いを取っていました。

ラストの悪役退却シーン(メリポピによって退治)では、それこそ奈落に沈んでいくのですが、ルイーズ・ゴールドさんに対して観客から拍手が沸き起こったほど。

レミゼのテナルディエ妻とか演じてそうだけど、やってないんだねー。

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2007/08/06 (Mon) MARY POPPINS (01.Mar.2007) 【Brill & Robertson】

20070813002819.jpg

【Zee Asha as MRS BRILL】

舞台:「美女と野獣」(マダム・グラン・ブーシュ)、「シカゴ」(ママ・モートン)
コンサート:ボーイ・ジョージ、ガブリエル、ミートローフのバックシンガー


この役、出番は多いけど、そこまでのキーパーソンでもないので、あまり書くことが…。
ていうか、このZee Ashaさんのママ・モートンを見たことある気がするのは、気のせいかしらん?
プロフィール写真に見覚えがあるような。

最近、他の演目で観た役者違う演目で再見するというのが、別にその人を追っかけてるわけじゃないのに、無意識にチラホラ出てきていて。
観た演目の数が増えてきているからか(とはいえ、まだまだ)、実力のある人はどこでも活躍しているからか……多分そのどっちもだね。

【Howard Jones as ROBERTSON AY】

舞台:「シカゴ」(ウェストエンド・デビュー作)、「ダンス・オブ・ヴァンパイア」(ドイツ)、「クレイジー・フォー・ユー」

素顔はとってもイケメンなのに、わざとの不細工メイク
だって、「シカゴ」でデビューってことに大いに納得できちゃうような、セクシーな素顔写真なのよーv
「ダンス・オブ・ヴァンパイア」では、ぜひともヘルベルトであってくれ!系の。

なーのーに!超不細工なメイク&表情で、完璧な役作り!
オドオドしたバンクス家の下僕ロバートソンに為りきってます。
舞台上でも、「キャラ立ちしているなー」とは思ったけど、素顔写真とのギャップにノックアウト!

あぁ、この感じってばEarlさん以来……どうせメンクイさっ。
だってカッコイイ上に歌えて演技も出来るんだもん、しょうがないよ(笑)

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2007/08/05 (Sun) MARY POPPINS (01.Mar.2007) 【Jane & Michael】

この写真の子役は、私が見た回とは違うと思います。男の子は確実に。
toys.jpg

【Jenny Huxley-Golden as JANE BANKS】

11歳。3歳より「テレタビーズ」に出演。
「レ・ミゼラブル」ヤング・コゼット役でウェストエンド・デビュー。
映画:『オペラ座の怪人』『ブリジット・ジョーンズの日記』


どこの世界にもスーパー子役ちゃんって、いるんですねー。
大人の俳優に顔負けしない芸歴…。
むしろ芽の出ない大人俳優に比べたらずっと…。

クリスの子供時代かなー?
映画版ファントム・キャストを舞台で観た中では、彼女が最年少で間違いないっす(笑)

だからといって活躍する子役にありがちな、こ慣れたような嫌らしさは微塵もなく(英語のニュアンスが分からないからかもしれないけど)、マイケル役の少年を引っ張っていく、落ち着いた自信のある演技でした。

歌も上手かったなー。さすがヤング・コゼット


【Robert Madge as MICHAEL BANKS】

9歳。
本作のマイケル・バンクス役が、彼にとって正真正銘のプロ・デビューとなる。


あっ、何だかとてもホッとするプロフィール(笑)

涼しげな目元がキュートで、キラキラ澄んだオーラを持った男の子。
可愛い弟キャラなので(独断)、Jennyちゃんとの相性もバッチリでした。

小さい身体でいっぱいいっぱいに動き回って、頑張っている姿が微笑ましかった。
特にSupercalifragilisticexpialidocious早くて細かいダンスなんて、大人キャストに付いていくの大変そうなのに……。

本作の子役たちは、もちろんマルチ・キャスト
ジェーンマイケル役に、それぞれ5人の少年少女がキャスティングされています。(パンフ内でも随時子役募集中・笑)

プログラムに載っている写真も様々で、プロっぽくスタジオで撮っている子もいれば、オーディション用に急いで撮ったようなスナップ写真も。
ロバート君スタジオ・バージョンで、育ちの良さそうなブリット・ボーイの風格が。

将来は何になるのかなー?
俳優だとしたら、とっても楽しみです。

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2007/08/04 (Sat) MARY POPPINS (01.Mar.2007) 【STAGE】

fantasy.jpg

「WICKED」を見たときも、かーなーりー金かけてるなぁと思ったけど、メリポピの比じゃないかも!
上には上がいますね……。
てかユニバーサル(ウィキ)VSディズニー(メリポピ)って……土俵からして黄金で出来てそう(笑)

ただ「Wicked」は、お金のかけ方が過剰な気も。
メリポピは、ちゃんと納得できる使い方&見せ方

縦横が舞台と同サイズで、そのまま舞台にはめ込まれた可動式の家は、もはや建造物の域。
メリーの魔法を表現するための様々な仕掛け(手品?)は、アナログながらタネが見えなくて、客席を埋めた子供たちは大喜び

衣装やメイクは、クラシックで可愛いく、キャラクターを的確に具現化。
鎧のようなチョッキの銀行マンのお父さんカラスのようなMiss Andrew
特に巨大化した人形やおもちゃのシーンは、子供の頃に見ていたら、夢に出てきて泣いてたかも…!

仕掛けの技術も高く一分のすきもないエンターテイニングは、まさにディズニーランドのそれ。
大道具さんや、セットを操るスタッフさんにとって、かなり神経を削る演目ではないかと思うのですが、テクニカル・プロブレムなども特になく、完璧に再現されるファンタジーの世界☆

たまたま観劇した日にメリー役のミスが目立ったのを別にすれば、キャラクターに合った配役出演者の確かな技術も感じられる、高い完成度を誇る作品でした。

お話そのものは普遍性を感じる一方で、やっぱりちょっと「錆び付いているかも」なんて、夢のない考えも脳裏をかすめ……。
家族の絆を確かめさせる内容に、新鮮味はあまり感じられない。

舞台上で美しく完結してしまうがゆえに、幸せな余韻はあれど、後を引くのとはまた違う。
ファントムみたいに、大人がリピートしたくなるような、そういう取り付かれ方をする類の作品ではないかもしれません。

完璧なファンタジーは逆に、人の想像力の入り込む余地が少なくて。
大人のリピーターを引き込む(ロングランには不可欠?)には、舞台上だけで完結しない、もっとリアルな感情が必要なのかもね。

でもでも、子供に見せたい作品No.1であります、今のところ!

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2007/08/03 (Fri) MARY POPPINS (01.Mar.2007)

【Prince Edward Theatre】
princeedwards.jpg


【CAST】(01.Mar.2007)

MARY POPPINS … Lisa O’Hare

BERT … Gavin Creel

GEORGE BANKS … Aden Gillett
WINIFRED BANKS … Rebecca Thornhill

JANE BANKS … Jenny Huxley-Golden
MICHAEL BANKS … Robert Madge

MISS ANDREW … Louise Gold

MRS BRILL … Zee Asha
ROBERTSON AY … Howard Jones

BIRD WOMAN … Romy Baskerville

ダンス・キャプテン … Philip Michael Thomas
振付 … Matthew Bourne



こんなに長蛇の列を成しているのに、来年でクローズしちゃうんだねぇ。
まぁどんなに席が埋まっても、維持費の方が高そうなセットや仕掛けばかりだったのも確か。

世界各国(つーか日本?)に権利を売るには、今ひとつ魅力に欠ける作品なのかな。
当然のごとく日本の某劇団にもお話は来たらしいですが、代表である彼の方が、「つまらん」の一言で瞬殺したとか……(苦笑)

いや~つまらなくはなかったよ、さすがに(笑)
エンターテイメントとしては高い完成度だったし。

素直に考えると、「メリポピ」の方が“っぽい”作品で、これを輸入することになったとてヒジョーに納得できる。
一方で、なぜコレでなく「Wicked」が選ばれたかという理由も、分かる気がするんだよねー…。

公式サイト

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2007/08/02 (Thu) 世の中ハリポタ祭りですね!

という訳で、超マイナーハリポタ×アラン×ラブアクスポットを。
BFbridge.jpg

この赤と白の配色が印象的なブラック・フリアーズ橋は、今回のハリポタの予告編にも一瞬現れています。本編にもあるかな?

さらにアラン・リックマンソニー・エリクソン・アワードの夜に、ドグマご一行夜のロンドン観光に連れて行き、この橋でタクシーを降りてセント・ポール大聖堂(橋の向こうの白いドーム)を案内してあげました。

さらにラブアクでは、親友の花嫁に心を寄せるアンドリュー・リンカーン(役名忘れた)が、キーラに恋心がばれてしまった後、1人街をふらつく一連の場面で、まさにこの場所、この歩道の手すりを撫でながら歩いていくシーンがあります。
遠くに見えるブラック・フリアーズの景色もまさにこのまんま。
さぁDVDを見返してみよう!(笑)

テムズ沿いを散歩している時に偶然見つけたこの撮影スポット。
映画の中のカメラ・アングルと、自分がこの場所を歩く時の視界が全く同じため、一瞬で気付きました。

ハリポタ映画でこの橋が映る時、きっと何となく感慨に耽りそうです。

その前に5巻を読めよと。
(手元にありすらしない…誰か貸して!笑)

Greetings | trackback(0) | comment(0) |


2007/08/01 (Wed) 【TRANSFORMERS】(トランスフォーマー)

出演:シャイア・ラブーフ、タイリース・ギブソン、ジョシュ・デュアメル、アンソニー・アンダーソン、ミーガン・フォックス、レイチェル・テイラー、ジョン・タートゥーロ、ジョン・ヴォイト
監督:マイケル・ベイ
製作年:2007
製作国:アメリカ
transformers.jpg

「マイケル・ベイ デス」
「スティーブン・スピルバーグ デス」
「フタリ アワセテ オスギ ト ピィコ デース」


プロデューサー2人による片言の日本語から始まる予告編
映画そのものよりむしろ気になっていました、ずっと。
(最後の一文は捏造です、念のため)

“マイケル・ベイ+スティーブン・スピルバーグ”という時点でガン引きする向きもあるとは思うのですが、日本をリスペクトしまくって、本気で観て欲しそうな2人のつぶらな瞳に、「よし、見てやるか」と。
(ちょー上から目線の割りに実はタダ見です、すんまそん・笑)

CGに懲りまくった超大作SFアクションなんて「いまさら」……と思っていたけれど、映像が意外と新鮮。

“トランスフォーム”するシーンが、特に男の子や、男の子だった男の人にとっては、アドレナリン噴出もんなのでは?
ガンダム好きにはまず堪らないでしょう。
映像については、かなり良い仕事してらっしゃる。さすがです。

『マトリックス』みたいにCGそのものを売りにするのではなく、「ロボットの変身」というあり得ない場面を、どれだけちゃっちくすることなくリアルに“魅せるか”ってことに全精力を注いでいて、しかも成功。
CGを見慣れた目にも、なかなか新鮮に映りました。

ロボットVS人間かと思ってたら、良いロボットも出てきて、そいつらと人間のやり取りがチョコチョコ面白いし、日本の玩具が元の話なので、日本リスペクトなセリフ、『キル・ビル』のパロなど、スピちゃんベイちゃんLove for Japanを大いに感じ取ることが出来ました。

ストーリーは、スピルバーグ「語りすぎる」クセが今回も見事に発揮されちゃってて、“オッサンの説教”くさいのが玉に瑕。
ま、鑑賞中は飽きることなく楽しませてくれるので、そういうとこは「はいはい」と受け流せばよし。
どうせ見るなら「DVDより映画館」な作品であります。

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nana

  • Author:nana
  • Would be always grateful that we somehow existed at the same time in a world's long history.
    My life has so much expanded after knowing you.
    Good bye, for a while and see you sometime.

    http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-35321410


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