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2007/11/30 (Fri) SPAMALOT 【STAGE-2】 05.Mar.07 Soirée

「プロデューサーズ」がミュージカルの裏側を面白おかしく描いていたのに対し、本作は痛烈にミュージカル文化を皮肉っているから、舞台好きには笑いどころもいっぱい!

「ブロードウェイにはユダヤ人が不可欠!」とただ歌い続けるナンバーもあれば、「ロイドウェバーみたいなのは、やめてくれよ!」なんてセリフも出てくるし、ファントムのパロシーンもあり。

男と女が小舟に乗って、スモークの焚かれた舞台奥から登場、上からはシャンデリアが(笑)
シーンにぴったりのバラードが歌われるんですが、この歌詞がまたいいんだ!

「こういうシーンでよく歌われるよね~こういう歌~最後はキスで終わる歌~♪そうね~演技過剰で唄われるわ~♪そしていつまでも終わらない~やけに長い歌~♪さぁ、ここでキーが上がってクライマーックス~♪」

訳は適当だけど、ホントにそんな内容しか唄ってないバラード(笑)

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俳優みんな好きなように芝居してるし、歌も上手いし、サービス精神も旺盛。

カテコの最後の最後までエネルギーが有り余っていて、幕が完全に閉まりきるまで、しゃがんだりひれ伏したりして、幕と床の隙間がどんなに小さくなっても、ずーっと手を振ってくれるの!
むしろ幕が閉まっても手だけヒョコっと出てきて振ってるし(笑)
そこも含めて演出なんだろうけど、可愛いし面白いし嬉しい♪

ネタバレに絡んでしまうけど、アーサー王と騎士たちホーリー・グレイル(聖なる杯)を見つけるところで、お客さんの1人も芝居に巻き込まれます。

もし友だちと一緒に見に来てたら、絶対巻き込まれたい!
だって、舞台の上に上げられて、色々お土産もらったり、写真を一緒に撮ってもらえたり。
そのうえ名前と出身地を聞かれて、自分の名前を歌詞に盛り込んだ歌を、キャストが歌ってくれるんだよ~!
すてきな思い出になること間違いなし!

騎士たちがさんざんチヤホヤして、そのお客さんを客席に帰した後、最後に幕が閉まる直前にマイラブランス~が、もう1回ちゃんと「協力ありがとー」って感じでそっちの方向に手を挙げて挨拶してたのー!
なんて律儀なの!ていうか、ぶっちゃけそれが一番羨ましいんだけど!らんすぅー♪

いつも同じ席の人がイジられるのかな?
その席番号、セットとも連動してるので、そうそう頻繁には変えられないと思うのよね。
私もランスの視線が欲しい…v

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そんなわけで、モンティ好きは間違いなく楽しめるし、旅疲れの夜に行っても眠気に襲われないという、素晴らしいミュージカルです。
あーもっかい見たい…。

Earlさんランスロットやんないかなーやんないかなー♪…なー♪

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2007/11/29 (Thu) SPAMALOT 【CAST-4】 05.Mar.07 Soirée

【ランスロット卿/罵り屋のフランス兵士/ニー!の騎士/魔法使いのティム … TOM GOODMAN-HILL】
劇団・学校:ブリストル・オールド・ヴィック演劇学校
舞台:「ドール・ハウス」、「かもめ」、「ヘンリー4世」
映画:「シャーロット・グレイ」、「The One and Only」ほか
テレビ:「The Office」、「Gideon’s Daughter」(スティーブン・ポリアコフ監督)ほか
tauntingfrench.jpg

もう騎士ん中で一番好きなキャラ!
てかこの俳優さんの持ちキャラ、全部好き!
この俳優さんが好き!愛が倒錯!!!

ニッ!しか言わないノッポさんもアホらしくて可愛いんだけど、ランスロットフランス兵士がツボりまくり!

イギリス人VSフランス人の古典的な笑いも最高です!
トロイのパロディもここだったよね。
馬じゃなくて、ウサギだったけど。
本作は、ウサギが重要キャラでいっぱい出てきます。
しかもそれが殺人ウサギとかだし。

さて、ののしり屋フランス兵士
英国騎士たちに向かってファック(てかメールド!?)&ブーイングのダブル攻撃を浴びせながら、城壁の間を顔だけで行ったり来たりする芸(説明するのが難しい!マリオのキノコみたいな動きよ~)は、TOMさんが開発した笑いらしく、畏敬の念すら覚えました。

彼はこの役で、What's on Stageの賞とってます!納得!

ランスロットは可愛い…v
殺人をものともしない屈強な騎士ながら、登場シーンからほのかに“そのケ”を垣間見せる。
ずっと隠し通しつつも、を助けるつもりが王子を助けちゃったりして、最後はカミングアウト!
ゲイの象徴=レインボーカラーあふれるセットで、ノリノリで踊っちゃいます。

カテコでも彼が一番元気で、観客に突っ込んでたりと、サービス精神旺盛でした。

ブロードウェイ・オリキャスではハンク・アザリアがやっていたし、オイシイ役どころなんだろうね~。
ハンクのランス見たかった!(><)

現在のWEランス(Tomの後任)は、ずっと大手広告代理店サーチで働いてて、いきなり俳優に転向した、これまた面白そうな俳優さんがやってます。
電通から俳優に転職した白井晃みたいですね(?)

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2007/11/27 (Tue) SPAMALOT 【CAST-3】 05.Mar.07 Soirée

【デニス・ガラハッド卿/黒い騎士/ハーバート王子の父 … GRAHAM MacDUFF】
劇団・学校:王立バレエ団、Arts Educational School
舞台:「ガイズ・アンド・ドールズ」(2005年ピカデリー劇場版オリジナル・キャスト、ジョーイ・ビルトモア&ソサエティ・マックス役)、「シカゴ」(ビリー・フリン)、「ウェスト・サイド物語」(ベルナルド)ほか
映画:『オペラ座の怪人』
spam-vsfrench.jpg

「ガイズ・アンド・ドールズ」2005オリキャス多いな~。

この作品のスゴイところは、脇キャラをアンサンブルがやるのではなく、あえて役名付きの俳優が1人何役も務めるところ!
それぞれの騎士に持ち歌があるから、その人の出番中、確かに他の騎士はヒマなんだな(笑)

黒い騎士や、ハーバート王子の父……って書くと何でもないような役に思えるけれど、登場人物すべてキャラが濃いので、芝居が出来る人じゃないと務まらないのもまた事実。

黒い騎士は、両腕両足を切られても、なお戦おうとするサイコなやつ。
超バカなのに、仕掛けと芝居の連動が上手くて、笑いとともに拍手までうっかり起きちゃったりもする(笑)

デニス・ガラハッド卿は、ファントムのパロシーンで男役(ファントム役!?)を歌う人。
俳優さんが、映画版『オペラ座の怪人』にまで出演していながら、パロってるのが笑える。

舞台の端っこの方にいても、グリンダ in 「Wicked」の持ちワザである「Toss! Toss!」大げさ&キザにずっと続けているような王子キャラです。


【歴史学者(本作のナレーター)/まだ死んでないフレッド/ハーバート王子/ロビン卿の吟遊詩人 … DARREN SOUTHWORTH】
舞台:「クリスマス・キャロル」、「ピノキオ」、「カンタベリー物語」、「秘密の花園」
映画:『カレンダー・ガールズ』、『あなたのために』
本作でウェスト・エンド・デビュー。
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この枠もなかなか大事なポイントを抑えた役ばかり。

騎士の持ち役はないけど、まだ死んでないフレッドの歌(の直後に“あっ!今死んじゃったフレッドの歌”もあり・笑)で、オープニングのフィンランドの歌に続き、畳み掛けるように笑かしてくれます。
小柄な役はすべてこの枠が担うけど、ハーバート王子は特にウルトラ・キュート!

「“フィンランド”じゃなくて“イングランド”だっちゅーの!」……なんてベタな歴史学者(笑)

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2007/11/26 (Mon) SPAMALOT 【CAST-2】 05.Mar.07 Soirée

【湖のレディ(未婚)… HANNAH WADDINGHAM】
Live and Recorded Artsアカデミー奨学生
舞台:「ロートレック」(主演女優賞、新人賞)、「グリース」、「バッド・ガールズ」
ほかオリンピック開幕式、This Morning、London Nightなどで歌唱パフォーマンス
spamladylake.jpg

男性中心のキャストの中で、唯一女性のメインキャラ
エクスカリバーを授ける重要な役ながら、2幕でめっきり出番が減ってしまう。
思い出したように登場し、「歌姫の嘆き」と題した歌の中で、「私の役はどうなっちゃったの~いつ出番が来るのよ~」と、嘆きというより怒りの大熱唱。

歌唱力のある女優さんだけど、なかばヤケで歌うので、結構ノドとか辛そう…。
自分を潔く捨てた強力キャラでした。


【ロビン卿/ブラザー・メイナード … ROBERT HANDS】
劇団・学校:ブリストル・オールド・ヴィック演劇学校
舞台:「シカゴ」、「マンマ・ミーア!」、「真夏の夜の夢」、「ウーマン・イン・ブラック」ほか
映画:『ピュア』、『アンナと王様』、『シャーロット・グレイ』、『シャイン』
テレビ:「ドクター・フー」、「ハートビート」

弱虫騎士のロビンは、聖なる杯を探す旅の途中でミュージカルに目覚め、ミュージカルやりたいけどユダヤ人が必要だー!という、アメリカのショービジネスユダヤ人で成り立っている事実を皮肉った歌を愉快に歌って、身近なところにユダヤ人を見つけ、めでたしめでたし。(さらっと書き上げてみました)

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2007/11/25 (Sun) SPAMALOT 【CAST】 05.Mar.07 Soirée

【キング・アーサー … SIMON RUSSELL BEALE】
劇団:RSC、Almeida Theatres
舞台:「ヴァーニャ伯父さん」(イブニング・スタンダード、オリビエ賞)、「ハムレット」(イブニング・スタンダード)、「ジャンパーズ」(ウェスト・エンド、ブロードウェイの両方で公演、トニー賞ノミネート)ほか
RSC:「リチャード3世」、「テンペスト」、「リア王」ほか
映画:『ハムレット』、『理想の結婚』
2003年、CBE受勲。
kingarthur.jpg

アーサー役は、ミュージカル俳優というよりシェイクスピア俳優の担当?
でもしっかり歌えちゃうところがスゴイ。

主役ながらダンスもほとんどないし、周囲の濃ゆいキャラに対する“突っ込み”に徹してる部分が多い、狂言回し的ポジション。

忠実な召使い兼“馬”であるパッツィとの名コンビっぷりが素敵。
馬に乗ってるフリが、地味に2人の共同作業なんですが、これが上手いのよ(笑)


【パッツィ(アーサー王の召使い兼“馬”)… DAVID BIRRELL】
劇団・学校:ブリストル・オールド・ヴィック演劇学校
舞台:「グランド・ホテル」、「シカゴ」(エイモス・ハート)、「オリバー!ほか
RSC:「恋の骨折り損」、「テンペスト」、「ハムレット」
映画:「Seventy-Two Faced Liar」(マーク・ウェイツ監督、サンダンス、ウッドストック、トロント映画祭ノミネート)
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アーサー王忠実なる召使い&馬として、こき使われっぱなし。
ココナッツの殻?を叩いて、馬の足音役も務めます。

いつも黒子に徹しているうえ、おいしいところは全部アーサーに持ってかれちゃうのに、モンティの名曲「Always Look on The Bright Side of Life」を歌って落ち込んだ王を励ましてあげちゃう辺り、アーサーに惚れてるとしか思えません(笑)
本作のメイン・テーマが持ち歌で、王と共に出ずっぱり。
影の功労者かも!?

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2007/11/24 (Sat) SPAMALOT 【STAGE】 05.Mar.07 Soirée

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もうね~大好きっっ!!!!

WEでファントムの次に好きな演目かも(笑)
春の卒業旅行が初見で、すっかり気に入ってしまい、特にお気に入り俳優が出ているわけではないけど、作品そのもののファンに。

今年秋の滞在でも、観劇リストにしっかり入れてました。
でも思わぬキャストが「シカゴ」に投入されてて、泣く泣くスパム諦めて、「シカゴ」見に行っちゃったんだよね…(苦笑)

「スパマロット」は、みんなホントに真面目にアホで可愛いんだよ~v
未見の人は、ぜひ一度、騙されたと思って見て下さい!
arthurlady.jpg

2006年秋にロンドン行ったころ、ちょうどプレビュー期間で、劇場前には長蛇の列!
その時は、話の筋も知らない上に“英語でコメディ”というのに不安を感じて見送ってしまったけど、今は「オリキャスで見ときゃ良かった!」と思う。
とはいえ私が見たキャストも、キング・アーサーデニス・ガラハッド卿以外は、ロンドン・オリキャスなんだけどね。

今でも、毎回とは言わずとも順調にフルハウス出してるみたいだし、実際舞台を見れば、欧米人が好きそうだな~ってのは納得。

ドーンと笑ってストレス吹き飛ばせるから、仕事終わりや、週末の余興としてはもってこい。
ロイドウェバー作品レミゼなどのロングランは、観光客ミュージカル・ファンが客席のほとんどを占めていると思うけど、本作はロンドン在住の普通の人がリピってそう。
「ウーマン・イン・ホワイト」(本作の前のパレス作品)よりは儲かってるだろうね(笑)

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モンティ・パイソンの映画をネタにした本作は、教養のあるドリフって感じ。
映画版も見たいんだけど、今のところビデオしかレンタルしてないんだよねん。
モンティ・メンバーが製作に関わっているし、ジョン・クリーズが声の出演なんかもしてるから、初演がウェスト・エンドでなくブロードウェイってのが不思議なくらい。

基本おバカだけど、欧米のコメディって、史実とか歴史とか文化を知ってないと笑えないという、いやらしいインテリジェンス感(笑)
でも分かりやすい笑いもいっぱいあるし、舞台上で誰かが一言発するたびに可笑しくて、見てる間中ずっと笑顔でした!
やってる方もとっても楽しそう!
キング・アーサー(役の俳優)なんて最後の方、マジウケしてたもん(笑)

こんなに幸せな気持ちにしてくれてありがとう!って素直にキャストに感謝☆

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2007/11/23 (Fri) SPAMALOT【Introduction】05.Mar.07 Soirée

【PALACE THEATRE】
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【Production】

ネタ元映画:『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』
映画版脚本:モンティ・パイソン(グレアム・チャップマン、ジョン・クリーズ、エリック・アイドル、テリー・ギリアム、テリー・ジョーンズ、マイケル・ペイリン)

舞台版脚本/作詞:エリック・アイドル
舞台版作曲:エリック・アイドル、ジョン・ドゥ・プレッツ

舞台演出:マイク・ニコルズ


【CAST】(05.Mar.07 Soirée)

・ザ・ゴッド … ジョン・クリーズ(声の出演のみ)

・キング・アーサー … SIMON RUSSELL BEALE

・パッツィ(アーサー王の召使い兼“馬”)… DAVID BIRRELL

・デニス・ガラハッド卿/黒い騎士/ハーバート王子の父 … GRAHAM MacDUFF

・ランスロット卿/罵り屋のフランス兵士/ニ!の騎士/魔法使いティム
 … TOM GOODMAN-HILL


・ロビン卿/ブラザー・メイナード … ROBERT HANDS

・歴史学者(本作のナレーター)/まだ死んでないフレッド/ハーバート王子
 /ロビン卿の吟遊詩人
 … DARREN SOUTHWORTH


・デニスの母/べディヴィエール卿/コンコルド(ランスロット卿の召使い兼馬)
 … TONY TIMBERLAKE

舞台:「フル・モンティ」、「イン・トゥ・ザ・ウッズ」、「雨に唄えば」、「オズの魔法使い」(ライオン)、「レ・ミゼラブル」(テナルディエ)、「キャッツ」(ガス/バストファー・ジョーンズ)
映画・ビデオ:「キャッツ」、「レ・ミゼラブル10周年記念コンサート in Royal Albert Hall」

・湖のレディー(未婚)… HANNAH WADDINGHAM

・ダンス・キャプテン/殺陣キャプテン … BEN CLARE
舞台:「ガイズ・アンド・ドールズ」(2005年ピカデリー劇場版オリジナル・キャスト)、「シカゴ」、「スターライト・エキスプレス」、「美女と野獣」、「オクラホマ!」、「エヴィータ」、「ハロー、ドーリー!」
映画:「ジーザス・クライスト・スーパースター」

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2007/11/22 (Thu) アランの行きつけ【その1】

アランが難しい顔をして何かを選んでいる様子をパパラッチされていたデリ。
(プライベート激写なので、表にその写真は貼れませんが…)
内側から見ると……こんなんです↓
20071111003730.jpg

あのお店は、パン屋でもケーキ屋でもなくデリなのですが、パンやケーキも売ってます。
で、アランが悪役してる時の目つきで物色していたウィンドウ側には、こういったパン・ケーキ類が陳列。
あの真剣な顔つきのワケが分かるような……若い女の子が好きそうな、やけにオシャレなおやつを食べているんですね~♪
ポッコリおなかの元凶もきっとコイツら(笑)

写真中央の「レモン&マスカルポーネのタルト」を頂きましたが、普通のタルトと一味違って、オーガニック風味で美味しかったですよん♪

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2007/11/21 (Wed) 【HIGH SCHOOL MUSICAL】(ハイスクール・ミュージカル)

出演:ザック・エフロン、ヴァネッサ・アン・ハジェンズ、アシュリー・ティスデール、ルーカス・グラビール、モニク・コールマン、コービン・ブルー、アリソン・リード
監督:ケニー・オルテガ
製作年:2006
製作国:アメリカ
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どんなもんかと思って、見てみました。
ザック・エフロンはこれで人気に火がついたらしいし、作品そのものも舞台として日本に輸入されてるしね。

何よりもまず、みんな歌もダンスも上手いんだから、口パクの技もちゃんと磨いてあげて!と思いました。
ま、口と音楽の相当なズレも、終盤には慣れるけど(笑)

ストーリーは、とってもディズニー。(ディズニーは形容詞かよ)
言わんとすることは分かっていただけるかと。
判で押したようです、ホントに。ある意味期待を裏切らない。

1人1人の役者さんは、口パクにせよ、実力やキャラクターはしっかり持っているなぁという印象。
特にライバル役の、アシュリールーカス
この2人の歌とダンスとキャラクター作りが上手い!

見せ場見せ場のミュージカル・シーンも、特に群舞は作りこんであって、なかなか見ごたえアリ。
後ろのエキストラの子達までちゃんと上手いのね。(当たり前)

バスケット・ボールを小道具にダンスしたり、校内の派閥(文化系、理系、体育会系など)をダンスで表現したり。
ソロ系の曲はあんまり印象に残らないんだけど、テーマ曲の“We’re All in This Together”は耳残りして、ポップ&ハッピーで好きな曲です。

それにしても高校生って、やっぱりキラキラしてんねぇ、まぶしいねぇ。
シワシワしていく自分を感じました…。

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2007/11/20 (Tue) 【La Vida Secreta De Las Palabras】(あなたになら言える秘密のこと)

出演:サラ・ポーリー、ティム・ロビンス、ハビエル・カマラ、エディ・マーサン、ジュリー・クリスティ、レオノール・ワトリング、ダニー・カニンガム
監督:イザベル・コイシェ
製作年:2005
製作国:スペイン
secretlifeofwords.jpg

海上に浮かぶ油田掘削所の火事で、大やけどを負ったジョゼフ
寝たきりで、一時的に視力も失っている彼の世話を、ひょんなことから始めることになったハンナ
ジョゼフから繰り出される質問も飄々とかわすハンナが、最後に告げた秘密とは…。

全編ほぼ英語だったけど、スペイン映画なんだね。
『死ぬまでにしたい10のこと』に続くイザベル監督×サラ・ポーリー「~のこと」シリーズ。
レオナール・ワトリングもまたもや出演。

ご飯リンゴチキンしか食べず、毎回新しい石鹸で手を洗うハンナは、難聴なうえに誰とも進んで話そうとしないから、常に1人静かな世界に閉じこもっている。
そんな彼女が、次々とユーモアを繰り出すジョゼフとの会話の中で、他人と時間をシェアすることに前向きになり始める話。

そんなちょっと微笑ましい日常描写の中で、最後に明かされるハンナの“あなたになら言える秘密のこと”はかなりヘビーショッキング

以前にもまして、“無口ながらツボを抑えたマッサージ師”のような映画です。
思いっきり女性向けのツボだなぁとは思うけどね。

いきなりジョゼフの前から消えてしまうハンナと、全快した後に彼女の跡を追うジョゼフ
サラ・ポーリーは美しいからすんなりいったけど、ジョゼフは彼女がどんなでも、ああいう受け入れ方をしたとは限らないしぃ~とか、意地悪なこと考えちゃったり。

衝撃的な秘密を打ち明けさせた責任を、恋心にまで昇華させたのは、何だかんだで乙女チックな展開だと思いました。

この展開に説得力があったのは、童顔でひょうきんな顔立ちのティム・ロビンス(シリアス俳優だけど)だからこそだよなぁ。
若くて見目麗しい男じゃ非現実的だし、もうすぐ定年のおじいちゃんだと何かイヤらしいし、ティムと同年代でもお腹の出たチビなおっさんだとラストが劇的じゃなくなっちゃうし……う~ん、どこの世界もおティムは絶妙!

上のポスターが、色んなものを含んだ上で絵になってるのは、小さな奇蹟です。

Cinema 2007 | trackback(0) | comment(0) |


2007/11/17 (Sat) 【Brothers of the Head】(ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド)

出演:ハリー・トレッダウェイ、ルーク・トレッダウェイ、ブライアン・ディック、ショーン・ハリス、ジョナサン・プライス、タニア・エメリー、ニコラス・ミラード、ケン・ラッセル
監督:キース・フルトン、ルイス・ぺぺ
製作年:2005
製作国:イギリス
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ロックバンド“ザ・バン・バン”として75年にイギリスで鮮烈なデビューを飾った結合体双生児の兄弟の、栄光と悲劇の人生に迫るドキュメンタリー、という設定で描かれるフィクション・ドラマ

って、ややこしー!(笑)
要は「創作」なんだけど、本編も、そして特典映像までもが、あたかも“ザ・バン・バン”が実在したかのようなドキュメンタリー調で描かれていて、手抜かりがありません。
知らないで観たら、ホントにこういう結合双生児のバンドがいたのかと思ってしまいます。

しかし、この手法を選択した意味が分からない。
“偽のドキュメンタリー”にすることを、何かを表現するために上手く生かしていれば良いけれど、ただ「アイディアとして思い浮かんだからやってみた」以上のものが感じられない。
30年前だったら、「斬新だ!」ってことで、それこそブームになったのかもしれないけれど。

アームストロング「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である」と言ったのちに、ガリレオがいそいそ登場して地動説を唱えるくらい、「だから何?」感に苛まれました。

たぶん、映像として完成してしまうと何てこと無いけど、企画の段階ではすごく面白く響いたんだろうなーと。
だって自分もストーリー読んだ段階では、「面白そう!」って素直に思ったもん。

ミュージック映画として好きなジャンルではなかったのも、個人的に気に入らなかった理由かも。
ヘドウィグとか『パーティ★モンスター』みたいな方が好き。

Cinema 2007 | trackback(0) | comment(0) |


2007/11/16 (Fri) 【AURORE】(オーロラ)

出演:マルゴ・シャトリエ、ニコラ・ル・リッシュ、キャロル・ブーケ、フランソワ・ベルレアン、カデル・べラルビ、マリ=アニエス・ジロ、ヤン・ブリダール、竹井豊
監督:ニルス・タヴェルニエ
製作年:2006
製作国:フランス
aurore.jpg

『ロバと王女』と同じ世界観の、手作り感あふれる映像。
でもあれは、あの時代にやっていたから微笑ましく、絵画的だったわけで。
今だったら、もっと高度な芸術性を追及できたのでは……と思います。

教育テレビの番組みたいにチャチなセットと演出、映像効果なんだよね。
これで毒があれば、ちゃち可愛いセットもわざとらしくて、クスっと来ちゃうんだけど、素直にお伽の世界を再現しただけ。
同じ監督の『エトワール』は好きだっただけに哀しい。

でもニコラ・ル・リッシュはさすが!
雲の上で踊るシーンは、彼らしい力強さにあふれていて、素敵。
ため息とか、汗とか、とにかく水蒸気や汁が身体中から噴き出しました。
↑汚いけど感動を伝えています。
このシーンのために、この作品を観る価値があると思う。
また彼の踊りをパリ・オペラ座で観たいよー!!

ま、マルゴとの年の差とか、彼の役どころは間違いなく突っ込みどころなんだろうけど、映像だから酷なんだよね、ということにしとこう?(笑)
だって舞台だったら、御髪の寂しいおっちゃんが高校生演じようが何しようが、アリなんだよ。

あとはマリ=アニエス・ジロがちょーもったいない使い方されてて、歯がゆかった。
エトワールがあれだけって、何と言う贅沢。

そしてキャロル・ブーケが許しがたいくらい美しかったです。
あんな見目麗しい50歳、アリですか。
『美しき運命の傷痕』、やっぱ見るべきだね。
ジェラール・ドパルデューといつまで婚約してんだろ。

Cinema 2007 | trackback(0) | comment(0) |


2007/11/15 (Thu) 【A Mighty Heart】(マイティ・ハート/愛と絆)

出演:アンジェリーナ・ジョリー、ダン・ファターマン、アーチー・パンジャビ、イルファン・カーン
監督:マイケル・ウィンターボトム
製作年:2007
製作国:アメリカ
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11月23日公開。

「ウォールストリート・ジャーナル」の記者ダニエル・パール氏が中東取材中に誘拐・殺害された事件について、妻のマリアンヌが綴った手記を元に映画化。

フランスのラジオ局に勤める妊婦・マリアンヌを演じるのは、撮影当時子供が出来たばかりで幸せ絶頂だったアンジェリーナ・ジョリー
そんな時期に、このような絶望の淵にいる役を演じるのは辛かったと、後にインタビューでも語っています。

でも最近のアンジーの活動を見ていると、彼女ほどこの一件を伝えるのに適した女優もいないと思われる。

使命感に燃え、行動力があり、強い女であり、母である。
アンジーマリアンヌの間には、強い繋がりが感じられ、感情表現も説得力がある。

夫の死を確信した直後――その事実を、理解は出来ても認めたくないという「NO!NO!」の叫び。

それまで冷静かつ強く、夫を救い出そうと気張っていた糸が切れ、1人の部屋で全てを曝け出してただ叫ぶだけのシーン。
アンジーの熱演……というより、彼女にとってはその感情を追体験することが自然に出来てしまったのだと思いますが、まさに魂を揺さぶられました。
アカデミー賞、ノミネート以上は確実なのでは?

何だか事件そのものよりも、マリアンヌという人間にばかり目が奪われてしまう。
彼女は事件の間中、終始強かった。
だけど最後の咽びは、まぎれもなく普通の人間が愛する者を失った時の絶望感そのもの。

「彼女が強かった」ということより、「普通の人間がこういう体験をした」と理解することが大切なんだろうね。
マリアンヌを演じたアンジーの勇気にも、感歎。

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2007/11/14 (Wed) 【BOBBY】(ボビー)

出演:アンソニー・ホプキンス、デミ・ムーア、シャロン・ストーン、ハリー・ベラフォンテ、ジョイ・ブライアント、ニック・キャノン、エミリオ・エステヴェス、ローレンス・フィッシュバーン、ヘザー・グレアム、ヘレン・ハント、アシュトン・カッチャー、シャイア・ラブーフ、リンジー・ローハン、ウィリアム・H・メイシー、マーティン・シーン、クリスチャン・スレイター、フレディ・ロドリゲス、イライジャ・ウッド
監督:エミリオ・エステヴェス
製作年:2006
製作国:アメリカ
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1968年6月5日、アンバサダー・ホテルで暗殺されたロバート・F・ケネディ
その日ホテルに居合わせた人々の運命を、アンサンブル形式で描く。

トニーの肝入りで、最低限のギャラで俳優が集まったという本作。
アメリカ市民の俳優にとっては、“ロバート・ケネディ+アンソニー・ホプキンス”と聞いたら反応せずにはいられなかったのかも。

いわゆる大物俳優たちはもちろん、新進気鋭のシャイア・ラブーフがここにも顔を見せていたり、リンジーイライジャミニミニカップルが可愛かったり(芝居をしてるリンジーは結構スキ)、デミ・ムーアアシュトンの共演という超常現象まで起きる始末。
ブルース・ウィリスにも出演依頼があって、しかもデミに断らせられてたら面白かったのに。

そんな裏事情があったかどうかは知りませんが、どのみち期待を裏切らないトニーはさすが!
劇場公開中もかなり見に行きたかった本作ですが、意外にもラストで感涙してしまいました。
しかも先見の明がありすぎるボビーの演説そのものに。
何て見せ方が上手いんだろう。

老齢のドアマンから厨房の移民労働者、兵役回避のために結婚する若夫婦ディナーショーの歌手とその手入れをする美容師……アメリカ社会の縮図がホテル内に映し出され、それぞれが微かに袖ふれあいながら、若き英雄“ボビー”に夢を託す。

今でこそカリスマからは程遠い政治家像ですが、心ある人間に自分の生活を託さねば為らない、託したい、という時代もあったに違いないし、それに足る、志の高い政治家というのも実際存在したのだろう。

最悪の結果を迎えてしまったにも関わらず、この映画にはまさに“古き良き”が詰まっているように感じられる。
それは人種問題が解決に向かいつつもなお、ボビーの語る幸せな時代は訪れることなく、逆に無関心から絶望へと向かっている現代だから?

人間には、個人単位でも人類単位でも、“絶対的な幸せや平和”というものが存在しえないんだろうな。
常に相対的な、“幸せ”という幻想が限界かも。(悲観的?)

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2007/11/07 (Wed) 【Little Miss Sunshine】(リトル・ミス・サンシャイン)

出演:グレッグ・キニア、トニ・コレット、スティーヴ・カレル、アラン・アーキン、ポール・ダノ、アビゲイル・ブレスリン
監督:ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス
製作年:2006
製作国:アメリカ
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公開時の評判も上々、アカデミー賞にも数部門ノミネート&受賞、ほか種々の賞にノミネート。

ということで、期待しすぎました。
一番感想が書きにくいパターン(苦笑)

各々のキャラクターのぶっ飛びぶりは、ヒネリがあって良かったんだけどね~。
役者自身に皆とても個性があって、それでも家族としてまとまって見える。
彼らの科学反応によって生まれる空気を先読みし、映画にしちゃったところはスゴイ。
最後までイタイんだけど(笑)、それをモノともしない集団。

変化とか前進を描いた話というより、キャラそのままで突っ走れ!という、キャラ勝ちストーリーでした。

そう、イタイ人は決して悪い人じゃないのです。
世の中空気読める人ばっかりだったら、文明は発展しません。
だから空気よまない人たちは、逆に相当空気よんだうえで、あえて空気よまないようにしてるんだと思います。広い意味で。

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2007/11/04 (Sun) 【BEING JULIA】(華麗なる恋の舞台で)

出演:アネット・ベニング、ジェレミー・アイアンズ、マイケル・ガンボン、ブルース・グリーンウッド、ミリアム・マーゴリーズ、ジュリエット・スティーブンスン、ショーン・エヴァンス、ルーシー・パンチ、モーリー・チェイキン、シーラ・マッカーシー
監督:イシュトヴァン・サボー
製作年:2004
製作国:アメリカ
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サマセット・モーム「劇場」を原作に、若いツバメと恋に落ちた舞台女優が、恋に燃え、恋に破れ、その経験を糧に女優としての輝きを取り戻す…というお話。

なにこれ!超おもしれー!

と鑑賞後、心の声で思わず絶叫。
予想では、ロマンティックなラブ@文芸物だったはずなのに、何とまぁ痛快な女の復讐劇ではないですか!

クライマックスに舞台上で繰り広げられる、大女優ならではの“演技”による華麗なる復讐劇は、鮮やかすぎて見事!
『華麗なる恋の舞台で』って、ラブラブな意味ではなく、大女優の底力を賞賛したものだったのね~。

製作が2004年というのも驚きですが(よくぞ日本公開してくれた!)、アメリカ製作にも関わらず、完全に英国作品の趣き。

舞台はロンドンだし、出演俳優もジェレミー、マイケル・ガンボン、ミリアム・マーゴリーズ、ジュリエット・スティーブンスンと英国映画の名脇役たち。(ジェレミーは主演タイプか)

ジュリエット・スティーブンスンは、イギリス映画でたまに見かける。
アランと共演した『愛しい人が眠るまで』の印象が色濃いため、見るたび「年取ったなぁ~」と申し訳ない感想を抱くけど、演じる役柄としてはラブストーリーのヒロインより、後に演じたサッカー少女の母とか(『ベッカムに恋して』)、本作の侍女役のほうが、彼女の味が生きている気が。

そしてジュリアにまとわりつく、演技の師匠マイケル・ガンボン
故人とはいえ幽霊ではなく、ジュリアの幻覚に近い。
大事なシーンでいつも口やかましく登場し、彼女の私生活の感情までも、女優業の延長でしかないことを印象付ける役目です。
劇場に関する薀蓄や名言(「女優にとって、現実は舞台の上にしかない」など)も、この方の鬼気迫る表情から出ると説得力ありますね。

ジェレミーは相変わらず黒いコートが似合ってたり、若い女の子とイチャついたり。
スッと立っているだけで、鎧を着ているみたい。
細かい動きまで実にスマート。
責められていても、攻められていても、24時間常に紳士。
スキはあっても、それすら美しいんだよねぇ。

ジェレミーには、なんていうかこう、“フニャっ”となる瞬間はないのだろうか。

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2007/11/03 (Sat) 【DAS LEBEN DER ANDEREN】(善き人のためのソナタ)

出演:ウルリッヒ・ミューエ、マルティナ・ゲデック、セバスチャン・コッホ、ウルリッヒ・トゥクール
監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
製作年:2006
製作国:ドイツ
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ええ話や…。

これ見よがしに涙を流させる訳ではないけれど、見た後はじんわり。
東ドイツの寒々しい風景の中にあっても、人間にはやっぱり体温があるのだと。

東西ドイツ統合直前、東ドイツの秘密警察“シュタージ”
国家に忠誠を誓うヴィースラー大尉は、反体制疑惑のある劇作家・ドライマンの監視に当たるのだが…。

20世紀の世界大戦や、冷戦に伴う東西対決なんかって、もちろん褒められたものではないけど、そんな状況でも人間味を失わない人はいるのだと、ある意味で強さを見せてくれることもある。

時代のウネリに揉まれながらも枯れなかった人間らしさを描いたものとしては、『戦場のアリア』とともに好きな作品になりました。

伝えたいメッセージが琴線に触れたのもあるけど、この作品の場合、プロットもなかなか。
劇作家にガサ入れが入り、ヴィースラー大尉は彼を助けるのか、見殺しにするのか、はたまた劇作家の彼女による告発はどう働くのか、目まぐるしい展開悲劇的な結末が…。

タイトルの「善き人のためのソナタ」は劇中でも奏でられるので、「なるほど、これがヴィースラー大尉の胸に響いたのね」と一旦納得。
でもラストにもう1度、また違う形の「善き人のためのソナタ」が出てきて、「あぁ~タイトルの意味はこっちか!」と、してやられたり。

悲しい出来事の後、統合後は真逆の立場になる劇作家と大尉。
物静かで救いのあるラストに、本作は「悲劇ではなく人情劇だったのだ」と感じ入る。

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2007/11/02 (Fri) 【A PRAIRIE HOME COMPANION】(今宵、フィッツジェラルド劇場で)

出演:メリル・ストリープ、リリー・トムリン、ギャリスン・キーラー、ケヴィン・クライン、リンジー・ローハン、ヴァージニア・マドセン、ジョン・C・ライリー、マーヤ・ルドルフ、ウディ・ハレルスン、トミー・リー・ジョーンズ、ロビン・ウィリアムズ
監督:ロバート・アルトマン
製作年:2006
製作国:アメリカ
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しんみりと、アルトマンが良いと言われるワケが分かった気がした。
っても、『バレエ・カンパニー』しか観たことないし、あれはバレエものってことで、嫌いじゃなかったんだけどね。
ただ「アランはこういう監督が好きなんだね~なるほどね~……」止まりだっただけで(笑)

アルトマンの『ゴスフォード・パーク』『M★A★S★H』あたり見てみたい。
『Dr.Tと女たち』はなぜか食指が働かない(苦笑)

個性派の俳優たちがそろい、最後の放送を迎えるラジオ番組の裏側を描く。
『バレエ・カンパニー』は徹底的にドキュメンタリー作風にこだわっていて、なのに有名俳優が出ているため、妙な雰囲気に支配されていた。
フィッツジェラルド劇場は、シャボン玉のように賑やかファンタジック

味のある俳優がそろっていて、まるで御伽噺を見ているような止め処ないおしゃべりと音楽。
ミュージカル映画といっても良いほど、多様な音楽で場面がつながれていく。
そんな賑やかな雰囲気のふとした間に、人間の営みや、“物事の終わり”のあっけない侘しさなんかが描かれている。

白いコートの天使は、何かの比喩というより、まさに天使そのものと思って良さそう。
創作の場(映画や舞台)には天使がいて見守ってくれるというのは、欧米人にはよくある考え方みたいだし。
先人たちが現場で見守ってくれているように、自分も……と思った、というのは穿ちすぎかな。
至って健康だった人が突然…というわけではないし、劇中に「老人の死」まで描かれているし。

「確固たる意志のもとに、遺作とされた」と、思わずにはいられない内容です。

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2007/11/01 (Thu) 【DISTURBIA】(ディスタービア)

出演:シャイア・ラブーフ、キャリー=アン・モス、デヴィッド・モース、サラ・ローマー、アーロン・ヨー
監督:D・J・カルーソー
製作年:2007
製作国:アメリカ
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11月10日公開。

アメリカでは、製作費も宣伝もかけてないのに、驚異的な大ヒットだったとか。
というのは、映画を観て納得。
正しく娯楽映画なんだけど、しっかり観客をビビらせることに徹しているから、1800円払って観ても後悔はしなかったと思われ。

裁判所から自宅軟禁処分を言い渡され、ヒマを持て余して隣人の観察を始めた主人公。
近所で女性の失踪が続く中、隣人ターナーの怪しい動きにのめり込み、観察も度を過ぎていく……。

アメリカでは、「温和で普通だと思っていた隣人が、実は連続殺人鬼」というのが良くある話みたいだから、彼らにとっちゃ余計怖い話だろうね。

この映画の上手いところは、隣人が本当に殺人鬼なのかどうなのか、クライマックスまで曖昧なところ。
確かに思いっきり怪しいけど、主人公が先入観を持って覗き見しているから全てが怪しく見えるだけ……とも取れて、観客的にはオチが読みにくい。
いざオチてみると普通だけど、そこに至るまでがどっちつかずでハラハラ。
主人公の母親が隣人に対してやけに無防備なのも、主人公の焦りを増長させるんだよね~。

そんなスリルを高めるアイテムとして登場したのが、軟禁処分を言い渡された受刑者が足首につける黒い装置。
リンジー・ローハンが刑期中に付けて、ファッションに昇華したとかしないとか。
規定の範囲(自分の家の門戸まで)を超えて行動しようとすると警報が為り始める仕組みなのだが、これが上手い使い方をされていた。

自分の部屋から覗き見しているうちは、直接危険は降りかからず安全……と思っていたのに、今度は自分の家を出て警報を作動させないと身の危険が…!――という真逆の状況に。
見るからに弱そうな主人公とともに、焦る焦る!

そんなヘナチョコ主人公を演じているのは、本作&『トランスフォーマー』でブレイクしたシャイア・ラブーフ

最近映画を見ていて「あれ?こんなとこにもシャイアが…」と思うことが多く、改めてスピルバーグのハリウッドにおける影響力が尋常でないと思い知らされ、ちとコワいです。(シャイアスピちゃんの秘蔵っ子)

この前も『インディ・ジョーンズ』最新作のネタバレしちゃった若手俳優に、「二度とハリウッドで仕事できると思うな」って、スピちゃんとルカちゃんの二大帝王を敵に回すと怖すぎるよママー!

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  • Author:nana
  • Would be always grateful that we somehow existed at the same time in a world's long history.
    My life has so much expanded after knowing you.
    Good bye, for a while and see you sometime.

    http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-35321410


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