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2007/12/29 (Sat) 【SWEENEYTODD:The Demon Barber of Fleet Street】(スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師) ― 3―

キャストについて書いてます。
キャストによっては、重大なネタバレを含んでいますので、ご了承の上でお願いします!

<ジョニー・デップ>
予告編でも、好きな歌い方だなーと思っていましたが、本編も良かった!
上手い下手じゃなくて、役のなりきりっぷりがさすが!
コブシがよくまわるし、迫力もあるので、舞台もやればいいのにー。

<ヘレナ・ボナム=カーター>
歌声は弱いけど、ブリブリっとした歌い方とロリな雰囲気で押してました。
この映画の何が怖いって、彼女のラスト映像が一番恐かったかもしれない(笑)

umibe.jpg

<アラン・リックマン>
ナカトミ・ビルディングから突き落とされた時は、ブルース・ウィリス「けったいな!」と叫びました。
小刀で心臓を一突きされた時は、ケヴィン・コスナー「ご無体な!」と叫びました。
あれから20年、ジョニー・デップが一番ハデにトドメを刺してくれました…やっぱり微妙に正視できなかった(苦笑)
そしてそして20年ぶりに、息絶えるまでひっぱりまくるアランさんが復活(笑)

ツボだった!この映画の彼はツボった!
おティムアランの良さを最大限引き出した撮り方をしてたと思う!
もーおティムったら分かってるぅ♪
セリフ回しや表情も、どこかいつもほど構えすぎず、軽めで良かった。
アンソニーに対する「Come in!Come in!」の笑顔と言い方とか、「Kill me! Here I am!!」(セリフうろ覚え)の迫力とか、とりあえずアンソニー相手(笑)になんか言ってる時のアランが良い!
トッドの手中にありながら、呑気に口ずさみ、まどろんでいる表情なんて最高!

歌はね、メロディに乗せてコブシ効かせるのは苦手な声質だと思うんだけど、早口でしゃべるように歌うところ、カチカチのブリティッシュ・イングリッシュが聞き心地良かった!
あとは、リシパパfrom『パフューム』とかぶっちゃうかもしれないけど、ジョアンナとの絡みがもっと見たかったなぁ。

<ティモシー・スポール>
ほとんど歌がなかったけど、絵に描いたような、ねちっこい悪人笑顔がステキだった!
巨悪の金魚のフン的な役回りが、板につきすぎていて右に出るものは居ないんじゃないかという…(笑)
STTV3-29.jpg

<サーシャ・バロン・コーエン>
ボラットの面影なし。でも巻き舌ピレリ役はめちゃめちゃ似合ってた。
ボラットを使おうと思ったおティムの発想の自由度がステキ。
舞台ではどんな感じの役なんだろうなぁ。
sasha.jpg

<エドワード・サンダース>
トビー役の子役なんですが、歌が琴線に触れてくる素晴らしいものだったので、思わずネット上で彼のこと色々調べてしまいました。でも全然情報ないの~(;;)
レミゼのガヴローシュ辺り演じていて、引っかかって来ないかなぁと期待したんだけども。
劇中では、クレジット3番のアランより、彼のほうが活躍度高いです。
重要な役どころだし、海外の鑑賞者の目にも留まっているみたい。気になるわぁ~ホント。
lovetttoby.jpg

<ローラ・ミシェル・ケリー>
ずっとアランファンサイトの方で、「スウィーニー・トッド」という映画は追いかけていました。アラン視点で。
でもやっぱりミュージカル映画なので……他にもお目当ての俳優さんは出てたりするわけです。

彼女は、歌も上手くて可愛くて、憧れの存在。
観に行ったミュージカルのパンフレットで、スウィーニーへの出演を知りました。
その時は、こんなに大きな役だとは思わなかったけれども。
が、見進めるほどに、「あれ?あんまり歌がない役……!?」という疑問がムクムク。
でも終盤に差し掛かって、乞食の歌が上手いんで、なるほどね……と。
やっぱりミュージカル俳優の歌い方と、映画俳優の歌い方は全然違う。
ジョニーやヘレナももちろん役に成りきっているけど、彼女の場合は技術の高さも一目瞭然。
「メリー・ポピンズ」メリー「ロード・オブ・ザ・リング」ガラドリエルなどのオリジナル・キャストとしての評価が、今作への抜擢へとつながったのでしょうね~。
laura2.jpg

<ジェイン・ワイズナー>
アイルランドの無名の新人女優らしいです。
多分この作品は全キャスト自前の歌声だと思うのですが、彼女も本当に小鳥のような透き通った美しいソプラノ!
無表情っぷりが、アダムス・ファミリー時代クリスティーナ・リッチとかぶります。
絵に描いたような美女というよりは、ティム・バートンの世界に住んでるアニメ風少女のニオイがぷんぷん。
この歌声なら、将来ウェスト・エンドでクリスティーヌとか普通にやってそう。
stshoto.jpg

<ジェイミー・キャンベル・バウワー>
一部で大人気のジェイミー君(笑)
相当なヴィジュアル系ですよ、この方。
歌声はクラシックではなくポップよりですが、彼の持ちナンバーはそれで正解かと思われ。
変にクラシック風に歌える、少し年のいったオジサンがこの役をやってたら、全てが崩れていたことでしょう(笑)
アランとの絡みが多かったね。美少年をいたぶる美中年……イケズな感じです(?)
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2007/12/28 (Fri) 【SWEENEYTODD:The Demon Barber of Fleet Street】(スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師) ― 2―

内容の感想行きます。
直接的な書き方はしてないけど、ネタバレになる部分もあるかと思うので、各自ご判断の上読み進めてください。
sweeneytodd2.jpg

事前に舞台も観ていなければお話も読んだことがなく、サントラを聞いたこともないため、今回のティムの映画版初のスウィーニー体験でした。

なので、たまにストーリーや登場人物の心情に無理のある展開だと、「舞台版はどうだったのかな」と、気になってしょうがなかった。
サクサクっとカットされたシーンやナンバーは結構あるみたいだしね。

そんなわけで話自体は他と比べようがないものの、演出に関しては「舞台でもこんな感じかな」と想像しやすいものだった。
もちろん実際見てみたらかなり違うとは思うのだけど、ティム・バートンの映画世界って、元々絵画的・戯画的な部分があるから、大げさな表現は舞台に通ずるものがあると思う。
特に登場人物のヘアメイク、衣装、小道具、コミカルで大仰な演技など。
映画でも笑いが起こるセリフ・歌詞もあったけど、舞台だともっと多いんだろうな~。

暗く毒々しいシーンは、もちろんティムらしさ全開の映像ばかり。
オーケストラと映像のアンサンブルも、何度も上手いなぁと思わされました。

他方、色鮮やかで非現実的な映像も、ティムのお得意。
ミセス・ラヴェット「海辺の生活」妄想シーンは、舞台では歌だけで完結してるんだろうけど、ティムらしい、カラフルでシュールなコワ可愛い映像があっぱれ。
このシーンのトッドの強張った動きが笑える。ラヴェットの膝上に一瞬置いた手は…(笑)
賛否両論だった2年前のブロードウェイ版も気になるけれど、ティム版“舞台”「スウィーニー・トッド」も観てみたい。

残念とまではいかないけど、あと一歩何か欲しかったのは、トッドラヴェット、そしてトビー以外の人物に対する、もう少し細かい描写。
トッドの復讐劇に焦点を当てているから、分かりやすくて良い。けれど、少々シンプルすぎる面も。

救いのなさが畳み掛けるように襲ってくるラストは個人的には好きだったけど、トビー、アンソニー、ジョアンナのその後が気になります。
アンソニーとジョアンナはきっとあのまま駆け落ちするとして、トビーはこの先どうするんだろう?

面白いなと思ったのは、「悪とは何か」について両面的な見方が出来る点。
トッドの復讐も、少年から見たら単なる大量殺人。自分を庇護してくれたミセス・ラヴェットは被害者。
乞食の奥さんからみたら、悪はラヴェットで、トッドは利用されている可哀相な人。(トッドが何者かを知らずしてそういう解釈だったよね)

判事は……どう贔屓目に見ても悪いヤツかもしれないが(笑)、一応アランはやっぱり、観客が憎みきれない演じ方をしていたと思う。
ジョニーも同じような役作りだな~と今回初共演してみて、初めて思った。
役者さんがみんな上手くて、一枚岩な善悪の対峙を回避していたと思います。
ストーリー自体は単純だけど、何か最後はちょっと切なかったよ。

Cinema 2007 | trackback(0) | comment(8) |


2007/12/27 (Thu) 【SWEENEYTODD:The Demon Barber of Fleet Street】(スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師) ― 1―

出演:ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アラン・リックマン、ティモシー・スポール、サーシャ・バロン・コーエン、エドワード・サンダース、ローラ・ミシェル・ケリー、ジェイン・ワイズナー、ジェイミー・キャンベル・バウワー
監督:ティム・バートン
製作年:2007
製作国:アメリカ
sweeneytodd.jpg

長いので分けました。
1部は日本でのプロモーションに関する愚痴とアランの量(笑)
2部はティム・バートンの演出&映画の概要に対する感想。
3部は、書いているうちにミュージカル好きの血が騒ぎ出し(笑)、映画俳優として有名な面々の他に、元々ミュージカル俳優として活躍している役者さんについても触れてみました。

************************************

「ジョニー×ティム×ミュージカル映画」ということで、もちろん気にはなっていたけど、アランの出演が決まった時点で、私の中では「アランの映画」に。

なので、クレジットは3番目なのに、何で公式ポスターがヘレナのショットまでしか出ないのか、何でアランはジャパン・プレミアに来なさげなのか、何で日本のチラシのアランはあんなに小さいのか、言いたいことは山ほどある今日この頃です。ぷりぷり。

ていうか、そもそもプロモの仕方が不思議~。
開幕前から、メイキングや本編映像が出回りまくりだし、日本の公式サイトは全く充実する気配もないし、日本の映画サイトで紹介されているキャスト数が少なすぎる。
やっぱりホラー要素があるから、ワーナーもあんまり力入らないのかな。
貴重なアランの日本公開映画なのに…ぷぅ。

とはいえ冒頭のネーム・クレジットだけ事前に全部公開したのは、上手いやり方だと思った。
チャリチョコのチョコ川になぞらえた血の川ですが、あそこが一番気持ち悪くなって、後はそれほどでもなかったし。
カミソリが人の首筋に当たるたび、「切っちゃうのかな、それとも今は止めとくのかな」ってビクビクしながら観ているので、心臓は疲れますが。

あと海外のアランファンが、「ネットで映像見すぎたから、事前に見た分の2倍くらいしか出番がなくてガッカリ」と言ってましたが、極力ネタバレ抑えてメイキングもインタビューも本編映像も見ないようにした自分の目には、結構大活躍なように感じました。
不精ヒゲで、目元タルタル&大佐風ファッションのアランせくしー。
きっと誰も、ジョニーと親子ほど年が離れてるだなんて気付かないはず♪

そんでもってスプラッタ気味になるのは知っていたから、鑑賞前に肉とか食べないでおこうと思ったら、逆に鑑賞後の方が肉は食べたくない感じでした。当たり前か。


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(2007/12/18)
Stephen Sondheim、 他

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2007/12/26 (Wed) 【Still Crazy】(スティル・クレイジー)

出演:スティーヴン・レイ、ジミー・ネイル、ティモシー・スポール、ビル・ナイ、ジュリエット・オーブリー、ビリー・コノリー、ブルース・ロビンスン
監督:ブライアン・ギブスン
製作年:1998
製作国:イギリス
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これまた「やっと見れたー!」って訳で、多年(本当は3年くらいだけど)の望みが叶いました。
ビル・ナイの出世作っていうか、代表作的な作品なので、ずっと気になっていたんだもの。
見なきゃ見なきゃって、もう半分ストレス(笑)

確かに彼のキャラを存分に生かした作品だわー。
仕草が大仰でアニメなビジュアル系っぽいところが、高見沢さんとカブるビル・ナイ

セリフの前に意味もなく間をためたり、鼻を鳴らしたり、手の形がいつも気取っていたり。
どの映画でも、彼自身のキャラで役を食っている。
『あるスキャンダルの覚書き』は例外中の例外だろうなぁ。
「オペラ座の怪人じゃねーんだよ!」に笑いました。

本作には、「イギリスの俳優がみんなジェレミー・アイアンズやアラン・リックマンみたいな小奇麗な英国紳士風だと思ったら大間違いだぜー!いえー!!」的な反骨精神(なのか?)あふれる、小汚く品のないビール腹系“オッサン”俳優たち(+高見沢)が集まっています。
これはこれで英国らしい風景だと、大いに納得しながら見ていました。

ロック版フル・モンティだと言われつつ、『フル・モンティ』を見てないんでどうにも反応できないんですが、腐っても英国コメディ、やっぱりハートフルで、みんなちょびっとずつ小心者なところが愛らしい。

Still CrazyからForever Crazyへ、ド派手すぎるカムバックを果たしたオッサンたちの、いつまでも現在進行形なGoing My Wayっぷりは、ぜひとも見習いたい!


スティル・クレイジースティル・クレイジー
(2005/12/16)
スティーブン・レイ、ジミー・ネイル 他

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2007/12/25 (Tue) 【Breaking and Entering】(こわれゆく世界の中で)

出演:ジュード・ロウ、ジュリエット・ビノシュ、ロビン・ライト・ペン、マーティン・フリーマン、レイ・ウィンストン、ヴェラ・ファーミガ、ラフィ・ガヴロン、ポピー・ロジャース、ジュリエット・スティーヴンスン
監督:アンソニー・ミンゲラ
製作年:2006
製作国:イギリス、アメリカ
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やっぱりミンゲラが好き。

一見フランス映画風の、静謐で客観的な映像なのだけど、ストーリーがドラマティック。
現実世界にどうしても起こってしまう悲しい事件を描きながら、人の力でそれをポジティブな結末に導くところに、一筋の光。
デビュー作『愛しい人が眠るまで』から、ずっとそう。

移民親子も、中流階級の核家族も、どちらもそれぞれに生活感がある。
普段かけ離れているその2者が、ふと触れ合う痛みと癒しの描き方が確かでした。
まさに“Breaking and Entering”なんだよなぁ。

『ラブ・アクチュアリー』では出演者一同、「メイクアップしたロンドンが撮られている」と評価していたけど、本作のロンドン(主にKing’s Cross駅周辺)は、ありのままの姿に近い。

英国のブリストルに留学してた友だちとロンドンに遊びに行った時、「イギリスじゃないみたい」って言ってたんだよね。
地方のブリストルには純粋なイギリス人しかいないけど、ロンドンパリと一緒で移民が多い。
まず外国訛りの強い英語が聞き取れないことに、彼女はカルチャー・ショックを受けていました。
もちろん英国の一部なんだけど、ロンドンはロンドンでまた特別な存在なんだろうな。

本作に収められているロンドンは、ラブアク観ている時に「ロンドンに行きたーい!」って思わせるような無邪気な感覚よりも、ロンドンの空気がヒヤっと肌を撫でるような、既にロンドンにいるような錯覚を起こさせるものでした。

久しぶりに監督のコメンタリーもさらっと見てみて、ジュリエット・スティーヴンスンの出演がカメオ扱いだと知って、またそれが『愛しい人が眠るまで』つながりっていうのが嬉しかった。
『愛しい人~』ではカウンセリングを受ける立場だったけど、今回はカウンセラーとして、短いシーンに出演。

ジュード・ロウは一時期見損なったけど(笑)、そして外見はタイプじゃないけど、映画の中では好きかも。
それもハリウッド映画でなく、英国作品に出ているとき。
パパをやっている時なんて、特にすてき。
しかしミンゲラジュード好きだね(笑)

ジュリエット・ビノシュは、彼女以外考えられない役。
中年でありながら、ジュードと寝るシーンに危うい雰囲気を醸し出せるのは、大陸女優の成せる業。
他の俳優も、「この人以外あり得ないな」っていうジャストな配役(レイ・ウィンストンなど)だから、作品に信頼がおける。
その信頼感が、ハリウッド映画にない部分かも。
子役も2人とも自然で、ステキでした。ラフィ君は大注目!むっちゃ可愛い!

マーティン・フリーマンミンゲラ作品で見るのも、ちょっと新鮮。
どちらかというと、コメディが多い気がするし。ま、本作でも半分コメディ担当でしたが。


こわれゆく世界の中でこわれゆく世界の中で
(2007/09/19)
ジュード・ロウ.ジュリエット・ビノシュ.ロビン・ライト・ペン.マーティン・フリーマン.レイ・ウィンストン.ヴェラ・ファーミガ.ラフィ・ガヴロン.ポピー・ロジャース.ジュリエット・スティーヴンソン

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2007/12/24 (Mon) ぼーん・くらいすと。

★Joyeux Noël★

アルバムの中から、クリスマスらしい風景をどうぞ。

フィンランド・ロヴァニエミサンタ村の、(日本語しゃべれる)サンタの家。
PICT046.jpg

ベルギー小便小僧サンタと、それに群がる子サンタたち。
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パリ・ギャルリー・ラファイエット巨大クリスマスツリー
GL.jpg

ギャルリー・ラファイエットの外側。
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パリ・ヴァンドーム広場のビニールボールに入ったクリスマスツリー。
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ロンドン・ディズニー・ストア生サンタ
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ロンドン・セルフリッジで、Mr.ビーン激似の店員相手に苦心して浮気相手にハートのペンダントを買った宝石売り場。(ref.『ラブ・アクチュアリー』)
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東京・新宿・サザンテラス。
PICT0042.jpg



北欧に行きたいなー。

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2007/12/17 (Mon) 【Paris, Je t’aime】(パリ、ジュテーム)

製作年:2006
製作国:フランス、ドイツ、リヒテンシュタイン、スイス
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映画館で観たかった。
未見の段階でも、携わってる俳優と監督のメンツだけで、DVD買っても良いと思ったくらい。
映画好きとしても、パリ好きとしても嬉しい、極上の一作!!

1エピソードにつき5分ほどで、パリが舞台……抽象的な芸術作品のオンパレードで飽きるかな?という心配もあったけど、国際性とバラエティに富んだ監督を集め、脚本の上手い監督も中にはいるので、5分の中にも起承転結&オチのある作品が多くて楽しめました。

全体的に作品のレベルが高かったので、ブックレットがついた特別版DVDで持っておきたい感じ。

以下エピソードごとに簡単な感想。お気に入りエピソードの前には★印。

parisjetaimesaintdenis.jpg

「モンマルトル」
監督:ブリュノ・ポダリデス
出演:ブリュノ・ポダリデス、フロランス・ミューレル

パリの駐車事情を反映したコミカルなオープニング。
ロマンティックなパリジャンらしい作品。


「セーヌ河岸」
監督:グリンダ・チャーダ
出演:シリル・デクール

『ベッカムに恋して』の監督ということで、少女マンガ風のストーリー。
一方でベッカムの時同様、監督の出自を示す、異教の共存も。


★「マレ地区」
監督:ガス・ヴァン・サント
出演:ギャスパー・ウリエル

ガス・ヴァン・サントってやっぱり…。
この監督としては意外だったのが、ちゃんとオチつきだったところ。
ギャスパー・ウリエル可愛い。


★「チュイルリー」
監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
出演:スティーヴ・ヴシェミ

コーエン兄弟の作品って苦手なんだけど、これは最高!
てかブシェミが最高なのか!?
ノーマル時でも不安げ&怪しげなブシェミの表情を、最大限生かしたストーリー。
モナリザ・スマイルに包まれて…。
tuileries.jpg

★「16区から遠く離れて」
監督:ウォルター・サレス、ダニエラ・トマス
出演:カタリーナ・サンディノ・モレノ

セリフが非常に少ないながら、雄弁な映像。
『モーター・サイクル・ダイアリーズ』ウォルター・サレス『そして、ひと粒のひかり』で力強く、ピュアな少女だったカタリーナ
個人的に秀作だと思う2作品関係者による、最強のタッグ。

「ショワジー門」
監督:クリストファー・ドイル
出演:バーベット・シュローダー

こういう作品が続いたら退屈だったな…と(笑)
パリという題材に飲まれフランスっぽい表現に走った感ありつつ、まぁ1エピソードくらいなら我慢の範疇でした。


★「バスティーユ」
監督:イザベル・コイシェ
出演:ミランダ・リチャードスン、レオノール・ワトリング

『死ぬまでにしたい10のこと』『あなたになら言える秘密のこと』コイシェ監督。さすがというか、イイトコ突いてる。
最初にオチが来て→静かなラストという珍しい構成だけれど、よく考えたら『死ぬまでに~』と同じ流れの作品だったかも。
『オペラ座の怪人』で可愛かったミランダが、年相応だった。


「ヴィクトワール広場」
監督:諏訪敦彦
出演:ジュリエット・ビノシュ、ウィレム・デフォー

ウィレム・デフォースティーヴ・ブシェミが、エピソードは違えど同じ作品の中にいる時点で、濃すぎます。
ビノシュ、年とったのね~。日本人監督らしい死生観。


★「エッフェル塔」
監督:シルヴァン・ショメ
出演:ヨランド・モロー

観ててすっごい腹立つの、これ(笑)
ミスター・ビーン見ててもたまに腹立つけど、それと同じ感覚。
あの笑顔とか、やりたい放題なところとか、めっちゃイライラする~!
でもこの作品もオチるうえに、ちゃんと最初の伏線につながるの。
星付けたくないけど、発想の自由さに★。
あ~でも悔しいし、やっぱり観ててイライラする(笑)


★「モンソー公園」
監督:アルフォンソ・クアロン
出演:ニック・ノルティ、リュディヴィーヌ・サニエ

アルフォンソ・クアロンの映像っていう気はしなかったけど、脚本はさすが!と思いました。
サニエちゃんニック・ノルティが並ぶと漂う、怪しい雰囲気を逆手にとった、ナイス・オチ。


「デ・ザンファン・ルージュ地区」
監督:オリヴィエ・アサイヤス
出演:マギー・ギレンホール

マギーって、アメリカ人なのにヨーロッパ人の雰囲気。
キルステン・ダンストもそうだけど。
同じ英語圏でも、イギリス人よりアメリカ人の方が、フランスへの憧れは強い気がする。


「お祭り広場」
監督:オリヴァー・シュミッツ
出演:セイドゥ・ボロ

出演者がアフリカン・フレンチ。
このエピソード、基本はどんな人種が演じようと関係ないのだけど、でも白人が演じていたら、やっぱりただロマンチックなだけで終わってしまったと思う。
5分の中に深い切なさ。


★「ピガール」
監督:リチャード・ラグラヴェネーズ
出演:ファニー・アルダン、ボブ・ホスキンス

最初は「また雰囲気と会話で引っ張るフランス映画かな~」と思いつつ観てたけど、シニカルなオチが素敵だった。


★「マドレーヌ界隈」
監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
出演:イライジャ・ウッド、オルガ・キュリレンコ

なんと『CUBE』の監督まで参加してる本作。どこまでバラエティ豊かなんだ。
吸血鬼のお話で、ちょっと恐いけど、でもホットな愛のストーリー。
『薬指の標本』オルガ『シン・シティ』イライジャ、キワモノ系の可愛いカップル。
ハート型に広がる血は『スウィーニー・トッド』がマネしたのかな?


「ペール・ラ・シェーズ墓地」
監督:ウェス・クレイヴン
出演:エミリー・モーティマー、ルーファス・シーウェル

ブリティッシュなカップルの倦怠感が、これまたイギリス文学の巨匠オスカー・ワイルドによって救われる。
オスカー・ワイルドのお墓って、パリにあったんだね。
ていうかルーファス・シーウェル……最初『ロック・ユー!』で観た時はかなりトキめいたのに、その後の出演作見てもパッとしない。
ジュード・ロウとキャラが被ったうえに、向こうのが話題性&演技ともに注目度が高いから?


★「フォーブール・サン・ドニ」
監督:トム・ティクヴァ
出演:ナタリー・ポートマン、メルキオール・べスロン

『パフューム』トム・ティクヴァ監督。
夢オチに近いものがあるけど、ナタリーだから許せちゃう。
faubourgsaintdenis.jpg

「カルチェ・ラタン」
監督:フレデリック・オービュルタン、ジェラール・ドパルデュー
出演:ジーナ・ローランズ、ジェラール・ドパルデュー

普通に釣り合ってる2人だから夫婦かと思ったら、そういう関係だったのね。
フランスらしいピリ辛感。ジェラール・ドパルデューのギャルソン役がいい味。


★「14区」
監督:アレクサンダー・ペイン
出演:マーゴ・マーティンデール

『サイドウェイ』の監督ということで、わざとらしいくらい平和な雰囲気の中に織り交ぜた現実が絶妙。
まずマーゴ・マーティンデールの英語訛り丸出しのフランス語が面白いし、私は知識が足りなくて色々気付けなかったけど、そのナレーションの中にはとんでもない勘違いが多く含まれているみたいです。
しゃべっている内容も、アメリカ人がフランスに抱くベタの憧憬丸出しだし、フランス人が聞いたら、よっぽど面白いんだろうね。
あと、せっかく頑張ってフランス語で店員に話しかけても、英語で返されてしまう虚しさ……これも「あるある!」と頷きまくりでした。


パリ、ジュテーム プレミアム・エディションパリ、ジュテーム プレミアム・エディション
(2007/10/24)
ナタリー・ポートマン;イライジャ・ウッド;ジュリエット・ビノシュ;スティーヴ・ブシェミ;ウィレム・デフォー;リュディヴィーヌ・サニエ;ファニー・アルダン;ジーナ・ローランズ;ベン・ギャザラ;ミランダ・リチャードソン

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2007/12/16 (Sun) 【Blades of Glory】(俺たちフィギュア・スケーター)

出演:ウィル・フェレル、ジョン・へダー、ウィル・アーネット、エイミー・ポーラー、クレイグ・T・ネルスン、ジェナ・フィッシャー、ウィリアム・フィクトナー、ルーク・ウィルスン、サーシャ・コーエン
監督:ウィル・スペック、ジョシュ・ゴードン
製作年:2007
製作国:アメリカ
bladesofglory.jpg

2007年12月22日公開。

…って。

日本公開は絶対あり得ないと思っていたのに!やるねGAGA!

男子フィギュアスケートの世界選手権。
同点1位となった表彰台の上でケンカし、シングル部門を追放された2人の選手が、ペアを組んで復帰を目指す。

華麗なるアンポンタンたちだよ、命を懸けたアンポンタンたちだよ。

シングル時代の2人のフィギュア・プログラムからして、ちゃんちゃらフザケまくりである。
設定上、ここは普通に金メダルを獲れるような、まともな滑りのはずなのに、金メダル獲っちゃイケナイ感じである。むしろ世界選手権に出てる時点で、とんだウッカリさんだよ。

男子フィギュアをおちょくりまくった演出に、本物の方たちには申し訳ないながら、含み笑いさせてもらいました。(飛行機の中だったモンで、声には出せなかった)

ウィル・フェレルジョン・へダーという似たもの同士とか対極にいるとかそういう物差しで計れない、何とも香ばしい感じの2人がペアを組んでからは、さらにコクのある青春コメディ漫画へと展開。

男と男がゲイでもないのに(むしろ仲悪いのに)、ペア組んで触れたくもないところに触れちゃったり、北朝鮮で編み出されたという失敗すれば文字通り首から上が飛ぶ大技(かといって成功しても全然美しくない)に挑戦したり。

ライバル役の男女ペアもまた、バイキンマン並みにお決まりな悪役で、策略の浅はかさが素晴らしいです。
毎回毎回アンパ~ンチに飛ばされても、諦めないくじけない。
あとブロンド王子=ジョン・へダーの追っかけの「いつかあんたのこと殺すから!」ってのも良いトコ突いてました。

ありそうでなかったフィギュア映画<たぶん知らないだけ。
もっとフィギュアを美しく撮った芸術映画に出ればいいのに、こんなのにバッチリっていうかウッカリ出演しちゃってるサーシャ・コーエン(本物)が好感度大です。

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2007/12/15 (Sat) 【The Bourne Ultimatum】(ボーン・アルティメイタム)

出演:マット・デイモン、ジュリア・スタイルズ、デヴィッド・ストラザーン、スコット・グレン、パティ・コンシダイン、エドガー・ラミレス、アルバート・フィニー、ダニエル・ブリュール
監督:ポール・グリーングラス
製作年:2007
製作国:アメリカ
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今はもうロンドンのユーロスター発着駅はウォータールーでなくなってしまいましたが、映画の中ではボーンがパリからロンドンに来て、ウォータールーで右往左往してくれたので、懐かしく観ちゃいました。

ホントにねぇ、パリ北駅とウォータールーを、何度往復したことか。
ウォータールーは思い出いっぱい。
初めてのファントム観劇で、ギリギリに着いてものすごい勢いで売店の店員に両替迫ったこととか。
あるいはユーロスター乗り遅れて1本遅いのにしてもらったのに、それすら乗り遅れて延泊しちゃったりとか。
自分の中では、ボーンの緊張と張り合うくらいエキサイティングな思い出のある駅です。

マドリッドも行ったことあれば、感慨深く見えたんだろうなぁ。

って「世界の車窓から」じゃないんだよ、同じシリーズもんでも。

シリーズ前作も楽しめたし、評判も上々だった本作。
「ボーン頭いいなぁーつえーなぁ…」と、適度に緊張しながらも安心して彼の活躍を見守りました。

思わせぶりな割には、ボーンの秘密はかなり普通でしたが。
本作の屋根渡りごっこ@マドリッドも手に汗握りましたが、全体的なストーリーに全身の毛穴開きっぱなしだったのは、2作目かも。
見てる最中はのめり込むんだけど、見終わってみるとさっぱりした感じね。
ま、最終作とは限んないしね。

ミャットは、People誌の宣言どおり、確かにセクシー。
と、同時にデビュー時の“芋っぽさ”も、どこか漂わせてるから可愛いんだろな。

それよりさ、冒頭のダニエル・ブリュールはカメオなの!?
それともハリウッド映画での彼の扱いなんて、あんなもんなの!?
どうなのアレ!?
ジュリア・スタイルズがIKKOに似すぎな件と合わせて、即日審議してもらわないと!

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2007/12/14 (Fri) 【A Love Song for Bobby Long】(ママの遺したラブソング)

出演:ジョン・トラヴォルタ、スカーレット・ヨハンスン、ガブリエル・マクト、デボラ・カーラ・アンカー、
監督:シェイニー・ゲイベル
製作年:2004
製作国:アメリカ
lovesongforbobbylong.jpg

人間関係の進展が早くて、微妙な違和感もあったりしましたが、でもスカ子とトラちゃん、あと掘り出し物のガブリエル・マクトのアンサンブル演技は、雰囲気があって良かった。
トラちゃんとスカ子の共演なんて、トラちゃんが火傷しちゃうんじゃないかと期待してたのに、何にもなかったんですね。つまんないの。

3人の奇妙な共同生活は、ちょっと、いやかなり楽しそう。
最初は生ごみ臭かった家もどんどんスカ子が改装し、住みやすくなっていくし。
お互い口は悪いけど、文学教授のトラちゃんとその弟子ガブリエルの中には、スカ子に対する保護者的な心情も湧いてきたりして。
酒臭そうなオヤジ集団に囲まれながら、堅気の道を見出していくスカ子

もういい加減無理くりなんじゃないかってくらい突発的に挿入されたトラちゃんのダンスシーンに呆れつつも、今回演技面で一番目を見張ったのが、何を隠そうトラ子(あれ?)でした。

あられもない姿でスカ子に泣きついたり、子供みたいにゴネたり、スカ子に口論でやり込められたり……。
若くて美形のガブリエル・マクトがイイトコ全部持ってちゃうから、ヨゴレ役に徹していたのですが、実はそれこそが彼の持ち味だったんじゃないかっていう。
『ヘアスプレー』のママといい、最近また良い感じに魅力が滲み出ている感じ。

一時期、主要なミュージカル映画の重要な役のオファーに無用な足踏みをして、リチャード・ギアにさらわれまくってたけど、逆にそれで良かったのかも。
だって変にまともにビリー・フリンなんてやってたら、今のイケてないけど味のあるトラちゃんはなかったかもしれないもん。


ママの遺したラヴソング スペシャル・エディションママの遺したラヴソング スペシャル・エディション
(2007/09/07)
スカーレット・ヨハンソン.ジョン・トラボルタ.ガブリエル・マクト.デボラ・カーラ・アンガー

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2007/12/13 (Thu) 【Saint-Jacque...La Mecque】(サン・ジャックへの道)

出演:ミュリエル・ロバン、アルチュス・ドゥ・バンゲルン、ジャン=ピエール・ダルッサン、マリー・ビュネル、マリー・クレメール
監督:コリーヌ・セロー
製作年:2005
製作国:フランス
saintjacque.jpg

今秋に亡くなった恩師と夏前に呑んだとき、「良いから見てね」と言われていた映画。

コリーヌ・セローという監督は『女と男の危機』『赤ちゃんに乾杯!』の2作しか見ていなかったけど、その印象では結構好きな監督。
身勝手な登場人物があーだこーだ言いながらも、交じりあっていく作品が多く、本作もまた…。

母親の遺産相続の条件として、3人一緒にキリスト教の聖地巡礼に向かう仲の悪い兄妹。
2ヶ月間にも渡る徒歩の旅。そこに、一癖も二癖もある他の巡礼者も加わって…。

個人主義のフランス人が10人弱も集まって、2ヶ月も一緒に旅したら、そりゃテンヤワンヤですよ(笑)

それぞれのセリフが時事を皮肉っていて、のっけから毒舌全開。
コメディ・ロード・ムービーを軸に、フランス人がよく映画の題材にする“政教分離”“移民”の問題も盛り込み、涙を交えながらも人生に対して前向き。

そう、フランス人って、アル中になってもストを起こしても、不平を言うのが仕事だと他の国民に揶揄されても、お金がなくても、結局“Joie de vivre”(Joy of living)でオールオッケーなんですよね。羨ましいわ。


サン・ジャックへの道サン・ジャックへの道
(2007/09/26)
ミュリエル・ロバン、アルチュス・ド・パンゲルン 他

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2007/12/12 (Wed) 【All the King’s Men】(オール・ザ・キングスメン)

出演:ショーン・ペン、ジュード・ロウ、アンソニー・ホプキンス、ケイト・ウィンスレット、マーク・ラファロ、パトリシア・クラークソン
監督:スティーヴン・ザイリアン
製作年:2006
製作国:アメリカ
allthekingsmen.jpg

おぉ、意外と豪華キャスト&イギリス俳優祭り

腐敗した政治を立て直すために知事になりあがった男が、やがて自分も…という政治&人間ドラマ。

ショーン・ペンの品のないしゃべり方に、微妙な嫌悪感。
いや、役柄なんだけどね。
この役にまったく感情移入が出来なかったのは、この作品を観るにあたっての痛手だったかも。
せめて実直だった頃の彼には、好感が持てれば…。
崇高な意志というよりも、正義感に酔っていた男というのが、ペンの解釈かなぁ。

逆にジュード・ロウは、腐敗していく1人の男を客観的に見つめ続けるという控えめな役ながら、存在感はなぜかあって良かったです。

アンソニー・ホプキンスがやっぱり深かった。
彼の役柄も、決してすべて正しいというわけじゃないし、肯定できる面ばかりでもないのだけど、それでも観客に与える共感が大きい。
アランが、役柄に対しまず共感し肯定的になる役作り(たとえそれが悪役でも)と言っていたのは、こういうことかなと。

全体的にこの作品、登場人物の立ち位置と関係をつかむのに時間がかかりました。
シーンの繰り返しが多く、1回目はそれぞれの関係性が全く分からない状態で観客に見せて、2回目は関係性も分かったうえで観客に見せるという手法が何度も出てくる。
それはそれでハッとする部分も多いけれど、簡単なことをわざとややこしくしていたのも事実。

セリフも、的を得ない言い回しを多用していて、凝ってる半面、見せたいものの焦点が定まりにくい。
セリフに凝るなら映像は端的に表す、映像に凝るならセリフはもっとまっすぐ心に刺さってくるようにとか、メリハリが欲しかった感じ。

床の彫刻に沿って血が流れ、やがて交わるラストの画は印象的だったな。


オール・ザ・キングスメン コレクターズ・エディションオール・ザ・キングスメン コレクターズ・エディション
(2007/09/26)
ショーン・ペン.ジュード・ロー.アンソニー・ホプキンス.ケイト・ウィンスレット

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2007/12/11 (Tue) 【Thank you for smoking】(サンキュー・スモーキング)

出演:アーロン・エッカート、マリア・ベロ、デヴィッド・ケックナー、キャメロン・ブライト、ロブ・ロウ、アダム・ブロディ、サム・エリオット、ケイティー・ホームズ、ウィリアム・H・メイシー、J・K・シモンズ、ロバート・デュバル
監督:ジェイソン・ライトマン
製作年:2006
製作国:アメリカ
thankyouforsmoking.jpg

禁煙家ですが、アーロン・エッカート巧み話術は見ていて飽きなかった。
とはいえ話術の根底にあるのは大抵“主題のすり替え”なので、「いや、今話してるのはタバコの有害性についてだよね?」と冷静に話を元に戻してしまえば、打ち負かせるもの。
でも人間熱くなってくると、そうもいかない(苦笑)
冷静さを保ったもん勝ちです。

とまぁ、“口撃戦”そのものも見ていて楽しかったのだが、これはきっと原作もかなり面白いと思うし、映画としても色んな切り口を盛り込んだ上で、よくまとまっていた。

①まず責任転嫁社会であるアメリカを痛烈に皮肉り、
②ネットワーク社会において「情報」こそ命であるということ、
③あふれる情報の中で何を選択するかは自分の責任

という、ちゃんとつながるサイクルがビシッと本作を貫いていました。

マクドナルドだってさ、クスリでも盛ってたらそりゃ問題だけど、フライドポテトなんて一目見りゃ分かるじゃん、油の塊だってことくらい。
それでもジャンクが食べたい時はいっちゃうし、でも毎日食べてたら不健康なのは分かるから、自制するのであって。
自制する人が増えたら売り上げの伸びないマックも一考して、サラダとか出してくるさ。

“人間”は自分で考えて行動する生き物なのに、提示された情報に踊らされるただの“消費者”に成り下がってしまっていることを、警告する映画でもありました。
そういうメッセージを送る人間として、タバコ研究アカデミーのスポークスマンを選んだのが、本作の面白く目新しいところ。

“喫煙シーンを映画の中から排除しよう”という劇中議員の試みからも分かるように、アメリカの情報操作の最大の武器である“映画”。
それを使って「脳のない“消費者”に成り下がるな」というメッセージを送る点、趣向を変えた一種のマイケル・ムーア作品といえるかもね。
とはいえ本作は娯楽作品だから、売れることが目的なのを忘れちゃいけないんだけど。
マイケル・ムーアほど押し付けがましくなく、“娯楽と警告の狭間”にいるのが、この作品の面白さかなと思いました。

蛇足になっちゃうけど、やっぱり語りたいアーロン・エッカート
アメリカ~ンな顔立ちに筋肉質な身体……たぶん外見(そとみ)はタイプじゃない(笑)

でもね、演技の端々が結構ツボに来るんです。
奥さん役に「あの記者セクシーだったんでしょ」って問い詰められ、「うんにゃ~…うん、セクシーだった」って素直に認めちゃう演技が好き。
ガッチリ筋肉のおかげでスーツ姿は鎧のように決まっているけど、部屋着のボサボサ感や、女性の前でフニャっとなっちゃう雰囲気が、本能に訴えかけてくるんですよね~(笑)

「SOME GIRL(S)」ニール・ラビュート作品の常連ということで、アーロン主演でぜひ再演して欲しい!と思った。絶対似合うわ、この役。
『幸せのレシピ』も見たいよ~。

サンキュー・スモーキング (特別編)サンキュー・スモーキング (特別編)
(2007/09/07)
アーロン・エッカート.マリア・ベロ.キャメロン・ブライト.ケイト・ホームズ

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2007/12/10 (Mon) 【Music and Lyrics】(ラブソングができるまで)

出演:ヒュー・グラント、ドリュー・バリモア、ブラッド・ギャレット、クリステン・ジョンストン、キャンベル・スコット
監督:マーク・ローレンス
製作年:2007
製作国:アメリカ
musicandlyrics.jpg

これを映画館で見なかったのは、2007年の3大不覚のひとつだわ~!

実際観てみたら、いつものヒューの感じなんだけど。
それでもやっぱりヒューだしね~。(なんやねん)

ラブアクの首相時代から、まったく変わってないヒューのダンス
あれしか踊れないんじゃ…。

a-ha以上にa-haなバンド、“Pop”時代のヒューが、メイクにせよCGにせよ、シワシミひとつなく、ツルツルの産まれたて
そして直後に現在のヒュー(てかアレックス)が映って、あぁやっぱり重力と乾燥には逆らえないわよねって、リアルな衝撃。
にしても、15歳年下の女優とラブストーリーやれるくらい、若くはあるんだけど。

勝手にドリューに部屋の模様替えをされ、ピアノの前から動けなくなってしまったヒュー
「向こう側から出ればいいじゃない」ドリューに諭され、「やったことないもん」と返す。
この「やったことないもん」の甘ったれた言いぐさに、ヒューがすげー愛しく感じられました。
字幕翻訳の妙ですね~誰だか知らないけど、分かってるわ~!>なっちだったりして。

そしてやっぱり、あのこしょばい歌声が何と言ってもご馳走さま。
予告編でも使われていた1曲だけかと思ったら、結構歌ってくれちゃって。
サントラ借りてこなきゃ。
普段はスタッカート気味にカクカクしたイギリス英語ですが、歌うとなると少しトーンが柔らかくなり、あのくすぐったい歌声になるんですね~。

ラブソングができるまでラブソングができるまで
(2007/04/25)
サントラ、ヒュー・グラント&ヘイリー・ベネット 他

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作品としてはいつものヒュー王道+αで歌、でした。
あと意外とヒューは相手を選ぶのかも、と思った。
同じ監督の『トゥー・ウィークス・ノーティス』では、サンドラのキャラも印象が強かったけど、ドリューはそれに比べ薄い。
ヒューはよく「演技じゃなくて、いつものヒュー・グラントのままだ」って批判されるけど、共演女優もまたヒューの前だと丸裸にされてしまって(いや、そういう意味でなくてね。そういう意味でもあるのかもしれないけど)、素のキャラクターの濃さが、演じるキャラクターの濃さを決めてしまう。
サンドラヒューを仕切るくらいだったし、だからこそ自然と役柄もそうなったのかなと。

余談ですが、日本のヒュー・グラント=阿部寛が結婚してしまい、そこはかとなく寂しいです。

ヒューが来日したら、ぜひとも阿部ちゃんと並べて見てみたい!会話させてみたい!

と密かすぎる野望を描いていたのになぁ。しゅん。
この2人、似すぎなうえに独身貴族というスタンスまで一緒(だった)。

とはいえ、お幸せに>阿部ちゃん。
ヒューもそれなりに幸せに。


ラブソングができるまで 特別版ラブソングができるまで 特別版
(2007/09/07)
ヒュー・グラント. ドリュー・バリモア. ヘイリー・ベネット. ブラッド・ギャレット. クリステン・ジョンストン

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2007/12/08 (Sat) Woman in White 【CAST - 2】 2005 summer soiree

Mr Fairlie役の、エドワード・ぺザーブリッジさん。
まさに英国の重鎮俳優といった趣のおじいちゃんで、アラン・リックマンヒュー・グラント『恋する予感』に出演しているようなのですが…

ぱ、パンフの経歴から抹消されて…る!?

はふん……。

いや、シェイクスピア劇で書くべき作品が多すぎただけかもしれないけどね。
わざとじゃないかもだけどね。うん。
…でも抹消されてたらされてたで、納得できてしまう悲しさよ。

有名人を起用して客寄せしてた感もあるフォスコ伯爵のキャストは、錚々たる顔ぶれ。
オリジナルは泣く子も黙るマイケル・クロフォードマイケル・ボール→今回のアンソニー・アンドリュースをはさんで、サイモン・キャロウに引き継がれます。

アンソニーさんもアガサ・クリスティ「スキャンダル殺人事件」TVドラマで有名らしいけど、個人的にはサイモン・キャロウで一番見てみたかったかな。

AAFoscoandRat8.jpg

こうやってアップの写真で見ると、アゴの肉とか思いっきり付けているんだね。
肉襦袢は、遠めでもあからさまだったけど。
ていうかアンソニー氏の素写真が痩せすぎで、全然フォスコだと分からない。

そしてネズミはこんなに小さかったっけ?
このネズミは非常によく訓練されていて、それでもアンソニーさんが必死に指示を出している様子が可笑しくて、上手くネズミが動いて曲がフィニッシュした時は、拍手喝采。

メイン・テーマも印象には残るのですが、フォスコの持ち歌“You Can Get Away With Anything”マイ・鼻歌ソング・リストに追加されています。

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2007/12/07 (Fri) Woman in White 【CAST - 1】 2005 summer soiree

MarianPainting.jpg

マリアン役のRuthieさんはもう、普通に上手かったっす!
このブログで何回も書いてますが、向こうの人って、咽び声で歌えてしまうのがスゴイ。

クリスティーヌ役にも思うことだけど、ソプラノでキレイに歌うだけなら、出来る人は世の中にたくさんいるだろうと思うのです。
が、泣きながら絞り出すような声で、でも歌としては美しく完結していて……という歌い方で、よくノドを壊さないよホント。

彼女は、Really Usefulのパンフでどの演目でも共通に掲載されている役者インタビューの、この号でフューチャーされていました。
ブロードウェイでも活躍していて、とても意志の強さが伝わってくるインタビュー。

でも「レ・ミゼラブル」10周年記念コンサート(鹿賀丈史とかも参加したやつ)では、250人のバックコーラスを従えて、2本の足で立っていられるかも不安なくらい緊張したそう。
この10周年記念コンサートの「Do You Hear The People Sing?」の映像、テンションが上がるので良く聴く(見る)んですが、確かに大迫力!
気の強そうな女優さんでも、緊張してしまうのには納得です。

話はそれましたが、彼女の意思や気の強そうなところは、妹を守るしっかり者なマリアンにぴったりだったのかも。

余談だけど、「シカゴ」の今のWEのBrochureパンフの、一番目立つ大きい写真でロキシーやってるのがRuthieさんだってこと、この記事書くに当たって初めて気付きました。
通りで見覚えある顔だと思ったよ~。

てゆーか「CHICAGO」10周年で、Ruthieさんがロキシー返り咲いてる!

chicagoanniv10.jpg

It's Happening UK

そういえば今回シカゴで、ある女優さんの出待ちをしてたら、「今度シカゴがアニバーサリーなのよ~今までのロキシーとヴェルマたちが大集合して、私も出るわよ」って言ってた。

映像見ると、舞台で観た顔がいっぱい!
特に有名人を集めたんだね。

それにしてもRuthieさん、ドス効き過ぎ(笑)
ジェニファーみたいな若い子もいれば、「おばあちゃん?」て人もロキシーにいて(でも出演年は最近な上にクリスマス・キャストなのね!)、この演目の出演者は本当に歌って踊れれば出られちゃうんだなぁ。

そしてロキヴェル集合写真で足あげてんのが、たぶんジョゼフィーナ・ガブリエル…。

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2007/12/06 (Thu) Woman in White 【STAGE - 2】 2005 summer soiree

あとはセット……というか演出ですね~。

ストーリーを際立たせるためか、常にダークな色調の舞台上。
衣装も派手さはなく、従来のような大道具セットもなく、後ろに立つ2台のスクリーンに背景が映し出される仕組みなので、板の上はかなりシンプル

その代わり景色幕もすべて動的。滝が映っていれば、ちゃんと水が流れています。
これは最初見たとき、「有りそうで無かった!」と感心しました。
普通のセットだったら、森のお屋敷を空から鳥瞰したり、ものすごい勢いで迫ってくる汽車から身をよけることは出来ないもんね。

単にスクリーンに背景映像を映すだけでなく、まるで映画を見ているように自由な視点を観客が持てるよう、工夫されています。
っても当時は、背景に映像をただ映しているだけと思っていた……。
でもどうやら全てCG映像だったようで、ちゃんと人間の目の錯覚を利用したり、視覚に訴えるように作られていたんだろうね~。
Picnicscene.jpg

以前はレミゼもやっていた劇場ということで、回転舞台の上にスクリーンが乗っているのですが、“映像自体の動き”と、“映像を映し出すスクリーンの動き”が見事に調和していて、登場人物カメラと同じ視点で風景を見られるのが面白いです。

先述した、鳥の気分で眼下の濃い緑を眺めるシーンは素直に美しいし、舞台いっぱいに迫り来る汽車は、本当に線路の上に取り残された気分になって、少なくとも1階の観客(私も含め)は、みんなビビッて身体をくねらせていました。<もちろん汽車をよけようと<そしてお構いなしに観客をのしていく汽車。

本作は役者の動きが少なく歌うだけのシーンが多いので、ミュージカルよりオペラっぽい。
しかも同じようなトーンの歌が多い。
それでも集中できたのは、作品の世界にポーンと放り込まれるような、その世界観に包み込まれるような感覚を生み出す舞台演出のおかげかもしれません。

ファントムといい、ウーマン・イン・ホワイトといい、ロイドウェバー作品演出がアトラクションだ~!と、当時は思ったものです。

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2007/12/05 (Wed) Woman in White 【STAGE - 1】 2005 summer soiree

私が観た頃のチラシやポスターはこの人↓だった。
RedHairwoman.jpg


スパムのパレス劇場つながり、日本公演も実現ということで、衝動的に書いてみたくなりました。
書きどころをたくさん備えた作品なので、いつかは…と思っていたことだし!

正直、日本で公演されるとは……(苦笑)
だって舞台装置に莫大な費用がかかるし、ロンドンのクローズも早かったから。
クローズが早かったからこそ日本に権利売らないと、にっちもさっちも行かなかったのかもしれないけど。
日本版では、舞台装置は簡略化?されたのかな。
この作品において舞台装置はかなり大きな要素だけど、ストーリーだけでも日本人受けはしそう。

というわけで、本作で印象的だったのは何と言ってもセット演出物語
曲もアンドリュー・ロイドウェバーということで、さすが耳残りするのは素晴らしいけれど、他のロイドウェバー作品と違って、「音楽が主役」という感じはあまりしない。

ストーリーについては、原作もあるしミステリーの仕掛けがしっかりしているので、ストレート・プレイでも十分見ごたえがありそう。
当時ロンドンの本屋さんでは原作のプロモ満開でしたが、読んでから見たかったなぁと思った。
って、今も読んでないんだけど、機会があったら是非!と思っています。

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2007/12/04 (Tue) Woman in White 【Intro】 2005 summer soiree

【Palace Theatre】
WiW.jpg

作曲:アンドリュー・ロイドウェバー
演出:トレバー・ナン



【CAST】(うっいつ観たか覚えてない…2005年夏のソワレなのは間違いないけど)

とりあえず、パンフレット(例のReally Useful Theatresのもの)は2005年8・9月号

扉のコラム“We Love London Theatre”には、“Hay Fever”で翌年舞台に立つジュディ・デンチ、2005年秋冬の舞台に出演のジョゼフ・ファインズリチャード・E・グラント「ガイズ・アンド・ドールズ」の初日に(スター・ウォーズ繋がりで?)来てたナタリー・ポートマン、2005年10月からアルベリー劇場で“Ducktastic”の演出担当だったケネス・ブラナー、RSCの“ヘンリー4世”で共演者から妻になった女性と写真に納まるマシュー・マクファディンなんかがいます。

と、これだけ並べると、なんか懐かしい~。

Marian Halcombe … RUTHIE HENSHALL
ウェストエンド:「ペギー・スー」(ペギー・スー)、「シカゴ」(ロキシー)、「オリバー!」(ナンシー)、「クレイジー・フォー・ユー」(ポリー)、「レ・ミゼラブル」(ファンティーヌ)、「ミス・サイゴン」(エレン)、「キャッツ」(ジェミマ、グリザベラ、ディミータ、グリドルボーン)「コーラス・ライン」(マギー)
ブロードウェイ:「シカゴ」(ヴェルマ)、「ミス・サイゴン」
CD:多くのミュージカルのウェスト・エンド版サントラに、オリジナル・キャストとして参加。
オリヴィエ賞ノミネート多数。

Count Fosco … ANTHONY ANDREWSウィキペディア
舞台:「マイ・フェア・レディ」(ヒギンズ教授)、「Coming into Land」(スティーヴン・ポリアコフ監督)
TV:「スキャンダル殺人事件」ほか多数
映画:「火山のもとで」ほか
BAFTA主演男優賞、ゴールデン・グローブ主演男優賞、エミー賞ノミネート。

Anne Catherick … ELINOR COLLET
舞台:「マンマ・ミーア!」(アリ、ソフィー役)、「レ・ミゼラブル」(ファンティーヌ)
コンサート:「ノエル・カワード100周年記念コンサート」

Walter Hartright … DAMIAN HUMBLEY
West Australian Academy of Performing Arts
舞台:「オリバー!」、「マスター・ピース―アンドリュー・ロイド・ウェバーの音楽」ほか
オペラ:「真夏の夜の夢」ほか
本作がウェスト・エンド・デビューとなる。

Laura Fairlie … ALEXANDRA SILBER
王立スコティッシュ音楽演劇学校
本作でウェスト・エンド・デビュー。

Sir Percival Glyde … MICHAEL CORMICK
舞台:「ミュージカル・ゾロ」(ワークショップ版)、「エヴィータ」(チェ)、「オペラ座の怪人」(ラウル)、「美女と野獣」(ビースト)、「ジョゼフと不思議なテクニカラーのドリームコート」(ファラオ)、「キャッツ」(マンカストラップ)ほか

Mr Fairlie … EDWARD PETHERBRIDGE
舞台:「ハムレット」ほか多数、RSC作品多数出演、「チキ・チキ・バン・バン」など。
ロンドン批評家賞、ソニー・アワード受賞。


The Woman In White [Original Cast Recording] The Woman In White [Original Cast Recording]
Steve Rossell、 他 (2004/11/15)
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2007/12/03 (Mon) ギルグッド劇場正面のスタバにて。

starbucksgilgued.jpg

あのオジさんが、いきなりアランアールさんだったらいいのに……と念じてみる。

ピカデリー~シャフツベリーにかけての劇場街には、俳優たちがウヨウヨしてるから、いても可笑しくないもの。

「Guys and Dolls」公演中、ピカデリー劇場裏のラーメン屋さんでラーメン食べてたら、ジェーン・クラコウスキを先頭にマチソワ間の俳優たちが入ってきたし。(しかし残念ながらユアン・マクレガーはいなかった!)

2年くらい前は、ドン・アッティリオがソフトクリームをパクつきながらHer Majesty'sに向かってヘイマーケットを下る可愛い姿にもすれ違いました。(もういいオジサンなんだけど、ソフトクリームがお似合い)

ダニエル・ラドクリフの出待ちしてたら、もすもすっと帰宅途中のJOJを見かけたりもします。

でもなぜかアールさんを見かけることはないんだよね~。
まっステージドアですら、めったに見かけないけどね~(笑)

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2007/12/02 (Sun) 【Scary Movie】(最終絶叫計画)

出演:ショーン・ウェイアンズ、マーロン・ウェイアンズ、アンナ・ファリス、チェリ・オテリ、シャノン・エリザベス、ジョン・エイブラハムズ、カルメン・エレクトラ
監督:キーネン・アイヴォリー・ウェイアーズ
製作年:2000
製作国:アメリカ
scarymovie.jpg

コメディ・ホラーを見ようの会で、ショーンに引き続き鑑賞。

『ショーン・オブ・ザ・デッド』の方が100倍くらい出来は良かったけど、映画やTVシリーズのパロはそれなりに笑えた。
シモに走ったとたん、発想の貧困さに冷めるけど。

ポスターにもある、クスリで飛んでる時のスケアリー君(命名)のフニャ顔に一番ウケタ。


最終絶叫計画 最終絶叫計画
ジョン・エイブラハムズ、カーメン・エレクトラ 他 (2001/01/26)
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2007/12/01 (Sat) 【Shaun of the Dead】(ショーン・オブ・ザ・デッド)

出演:サイモン・ペッグ、ケイト・アシュフィールド、ニック・フロスト、ディラン・モーラン、ルーシー・デイヴィス、ぺネロープ・ウィルトン、ビル・ナイ、マーティン・フリーマン
監督:エドガー・ライト
製作年:2004
製作国:イギリス
shaunofthedead.jpg

タイトルは『ドーン・オブ・ザ・デッド』のパクリ、中身は『ゾンビ』のパロという本作。
本国イギリスで大ヒットしましたが、日本はなぜか未公開です。
これ留学中に公開されていたと思うんだけど、本当にメチャクチャ評判良かったのよ!

ビル・ナイが出演を承諾したのも納得!という、傑作コメディでした。私は好き。

イギリス人らしさというものを、そこかしこで皮肉っている一方、英国作品らしい人情みたいなのも滲み出ていたりして。
ラストは、今年公開の『ゾンビーノ』という作品を思い起こさせます。こちらも観たい。

基本はコメディなのですが、ゾンビ映画へのオマージュということもあり、そこそこ恐くグロい場面もあります。
が、ゾンビすらおちょくってる部分があるので、本気で恐くはないです。
そういうのが苦手だからという理由で本作を観ないのは、もったいない!

QUEENの「Don’t Stop Me Now」にのせて繰り広げられるゾンビ退治シーンが秀逸!
ちょっと目から汁出た、笑いすぎで。
今後この曲聞いたら、思い出し笑いは避けられません。
ビルさんのラストシーンも、後ろの方でピンボケながら細かい動きをしていて、そこはかとなく可笑しい。

加えてDVDの特典映像がオイシイ♪
武器のクリケット・パット(これまたイギリス的)で、ビル・ナイを殴るシーンのNGがお気に入り。
「うっわホントに殴っちゃったよ、ビルごめ~ん!」ていう貴重な一幕です(笑)
ちょっと本気で痛そうでした。彼も年だし。

ところでマーティン・フリーマンありえないくらいのチョイ役でした。
私の中ではそこそこ売れてるイメージなのだが、カメオ出演なのだろうか?
知名度が微妙だから、本気の出演なのかカメオなのかも微妙…(笑)


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  • Author:nana
  • Would be always grateful that we somehow existed at the same time in a world's long history.
    My life has so much expanded after knowing you.
    Good bye, for a while and see you sometime.

    http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-35321410


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