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2008/02/27 (Wed) ここはどこでしょー?

ヒントは、『ダヴィンチ・コード』ラストシーンでひざまずくトム・ハンクス!
sakasa-pyramide.jpg

やっぱりパリも行きたかったなぁ…。
今回を逃したら、行かないまま丸1年経っちゃう。
パリ行ったらやりたいことイッパイ。行きたいとこイッパイ。
会いたい人もいる。

こんな気持ちを以前はロンドンに対して持っていたのに、最近は行く場所がかぶってきてしまって、マンネリぎみ。
何かおススメスポット教えてください(笑)

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2008/02/26 (Tue) 【Mrs. Henderson Presents】(ヘンダーソン夫人の贈り物)

出演:ジュディ・デンチ、ボブ・ホスキンス、ウィル・ヤング、クリストファー・ゲスト、ケリー・ライリー、セルマ・バーロウ、アンナ・ブリュースター
監督:スティーブン・フリアーズ
製作年:2005
製作国:イギリス
mrshendersonpresents.jpg

『危険な関係』『クィーン』のスティーブン・フリアーズ監督作品。
しっかり見ごたえのある作品が多くて、お気に入りの監督さんです。

莫大な財産を受け継いで未亡人になったヘンダーソン夫人は、ウィンドミル劇場を買い取り、雇われ支配人のヴァンダムとぶつかり合いながらも、イギリス初のヌードレビューに挑む。

実話なんだよねぇ。ウィンドミル劇場、今もあるのかな?
あるなら観に行きたい。

ケリー・ライリーが着々とキャリアを積み重ねていて嬉しい。
気が付けば彼女の出演作品すべて見ている。印象的な女優さん。
最初は『スパニッシュ・アパートメント』、最近では『プライドと偏見』
イギリス人だけど、どこかやさぐれた、コンチネンタルな雰囲気なのです。
ヌードだってどんとこい。
ファッキュー to the SKY!←このシーンかっこよかったー!

当時は裸体の女性が舞台上で動いちゃいけなかったみたいだけど、タブロー(絵画)のような裸体の表現っていうのは、現代の英国舞台にも大いに生きているなぁと思う。
「Cabaret」のラストなんて、まさに。

ジュディ・デンチはこう、痴話げんかが似合うというか、ぷんすかぴーと小言を漏らしまくり常に何かにイカっている、でもニクめない英国女性がやっぱり一番可愛い。
『あるスキャンダルの覚え書き』は、ありゃ恐すぎたよ。
ボブ・ホスキンスとの絶妙なコンビ(っていうか漫才?)が、軽快で楽しいっす。

ウィル・ヤングって有名なんだってね~向こうでは。
オーディション番組から出てきたアイドルらしいけど(アイドルらしからぬ風貌がまた…)、この映画での活躍っぷりを見る限り、いつかWEで彼の舞台を見る日が来そうです。

ヘンダーソン夫人の贈り物 デラックス版ヘンダーソン夫人の贈り物 デラックス版
(2007/11/21)
ジュディ・デンチ;ボブ・ホスキンス;クリストファー・ゲスト;ケリー・ライリー

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2008/02/25 (Mon) 【Life or something like it】(ブロンド・ライフ)

出演:アンジェリーナ・ジョリー、エドワード・バーンズ、トニー・シャルーブ、クリスチャン・ケイン、ジェームズ・ギャモン、メリッサ・エリコ
監督:スティーヴン・ヘレク
製作年:2002
製作国:アメリカ
lifeorsomethinglikeit.jpg

マリモン(マリリン・モンロー)の出演映画にカケた原題の名残もない邦題。

びみょん。

めちゃくちゃ悪いってわけでもないけど。

女子力アップな映画特集では必ず出てくるし、アンジー好きなので前から見たかったけど、直感で面白くなさそうな気がして(笑)

何よりアンジープラチナ・ブロンドがまずうそ臭い(笑)
生え際が明らかにカツラだし。
アンジーはやっぱり、マロン黒髪が一番セクシーです。

グラビアでは完璧な彼女も、映画の中だと可愛く見える時もあれば、そうでない時もあったり。
大人っぽく見えることもあれば、少女の表情も覗かせたり。
今でこそ「ブラピがダンナですが何か?」的な極道っぽいオーラ(国連親善大使だけど)を醸し出しておりますが、まだこの頃はキャンキャンしてる。
めでたく本作でラジー賞もノミネート♪(笑)

相手役のエドワード・バーンズ明らかに草食顔で、女豹のアンジーと同じ檻に入っているのは危険すぎる気がしました。

『ギャラクシー・クエスト』でエイリアンと愛し合う役しか印象に残ってないトニー・シャルーブも出てる!
クレイジーなホームレス役でわが意を得たり?

「余命1週間と宣告された彼女は…」なんていうストーリー書き出しだから、てっきりスィリアスものなのかと思って身構えてたら、何だただのラブコメじゃん。

『もしも昨日が選べたら』みたいな、泣けるコメディの走りで、まだプロットに適当さが見えるのもご愛嬌?

でもまぁ「毎日が人生最後の日と思って生きる」、その姿勢はとっても大事だけどね。
去年ロンドンに行ったとき、偶然にもアンジーが表紙のMarie Claireを買ったのだけど、そこに女性のための転職ガイドとか載ってて、やっぱり考え方が日本人のそれと違うんだよ。
好きな仕事をする歓び!っていうのが、まず第一。

最近、映画関係のお誘いに仕事で行けなくなることが続いて、ムッショーに腹が立ちます。
人生最後だと思って、転職した方が良いのでしょうか。

ブロンド・ライフブロンド・ライフ
(2007/12/21)
アンジェリーナ・ジョリー

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2008/02/24 (Sun) 台湾に行ってきました。

「死の秘宝」≒「死神的聖物」…何となく分かるわ。
taiwanalbum.jpg

しょっぱなから英語が通じなくて、不安のどん底に…。
よく考えたら、アジアの外国って初めて!
ホテル以外では中国語片言の日本語しか通じないし、つられて自分の日本語も片言になるわで、言葉が通じないじれったさというのを超ひさーしぶりに実感しました。

ヨーロッパの国はたいてい英語が通じるし、ロンドンやパリみたいに慣れてて人に聞かなくてもさっさか動けるとこばっかり居たから、何年かぶりに「うわー外国行ったなぁ!」って。

変な話、距離的・文化的に遠いヨーロッパよりも、台湾の方がずっと異国気分。
アナウンスとかも、中国語部分はワケ分かんなすぎて面白い。
中国語もいずれやりたいなぁ。

街中の景色における新旧の混合っぷりは、東京のそれを上回るものがありました。
新しいものは日本と変わらないんだけど、建物の1つ1つを見ると相当古い。
でも地下鉄は東京なんか目じゃないくらいの最新設備というアンバランス。
似てるようで全然違う、でもやっぱり親日的で親切な街でした。

初めてなのでベタな観光地しか行ってないけど、小龍包とフカひれ&あわびが美味しかった♪

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2008/02/23 (Sat) The Dumb Waiter 【Back Stage】-2

自分のセリフは省略するけれど、会話の内容はこんな感じ。

「どこから来たの?」
「ロンドンにはどれくらい滞在しているの?留学中なの?」
「違うの?じゃあ今回イギリスに来た目的は何なの?」


正直な話、この質問の答えに、私は方便の嘘をつきました。
「観光とか他の舞台とか色々見たりもしているけど、この舞台を観るのが一番の目的です!」と(笑)

「確かにロンドンは色んな舞台観られるもんねーでも僕らの舞台を目的に来てくれたんだね、ありがとう」
「フライトはどうだった?日本からここまで、どれくらいかかるの?」
「12時間あったら、飛行機の中で暮らしてる気分だねぇ」←地味に可愛い発言。
「てゆーか本当に12時間!?嘘だろ!?55分の劇を見るために、12時間かけて来たっていうの!?ありがとう!」
で、ハグ!(トキメキ死>自分)

何だか質問をいっぱいされたので思い出しきれないけど、最後の「55分のために12時間」ていうセリフは鮮明に覚えてる。
私だって、インターバルもなしにあっという間に終わってびっくりしたもん、正直(笑)

あっ最後に「写真撮って下さい」って頼んだ時に、「そりゃ12時間もかけてきたんだから、写真撮らないで帰るなんてないよ!」と、肩をギュっと抱きしめて撮ってくれました。

↓普段は、野球観戦帰りのビールを飲みすぎたアメリカ人のおっちゃんという印象。
jidmwtrhp.jpg

↑あえて並べて見た。顔がちがーう!(笑)

芝居になると顔変わりすぎ、雰囲気変わりすぎ、マジでプロだ、この人。
舞台上の顔も、ちゃんと「ジェイソン☆アイザックス」って感じで(?)、シュッとしてたんですけど。
20分立つと話好きで陽気なおっちゃんに様変わり。
俳優ってスゴイなぁ……!

ここまでの流れだけでも十分キュンキュン来たのに、「あっこの人、本当に素で優しいんだ」と思わされた彼の配慮爆弾は、まだこれでもかと爆発。

リー・エヴァンスに向けて、「日本から来てる子いるから、サインとか写真とかやってあげてね」って。
しかもあからさまじゃなく、とってもさりげなく。

……ハリポタとか超悪い人だよ!
『パトリオット』の悪役なんて本当憎憎しいよ!

それで素がこんなに気遣い王子(王子?)だなんて、反則だよ~!
ていうか彼にとって、どんだけ日本は遠い異国なのよ~(苦笑)

英語のやり取りも、最初の言い方で通じなかったらそこで流してしまわず、すぐ分かりやすい言葉に言い換えてくれたり、こちらの(たどたどしい)返事もしっかり待ってくれたり。

頭が良くて、人の気持ちを察することが出来て、寛大。素で尊敬しました。

この人の寛容さを前に自分がちっぽけな人間に思えたし、こういう前向きな対応ひとつで人を幸せな気持ちに出来るなら、自分もそうなれるように頑張ろうと思えた。
ただ「嬉しい」だけで終わるのではなく、そこまで深く考えられたのは、俳優という職業ゆえの上辺だけの愛想や感じの良さではなく、そこに本当の優しさがあったからだと思います。

偶然かもしれないし、実際そうなのかなとも思うけど、結婚して子供が居る人って、やっぱり人間的に余裕があるのかなと。サム然り、ジェイソン然り。

人気稼業に付き物だからと「作業」としてこなしてるわけでもなく、「ファンあってこその職業だから」という気負いからでもない。

ただ名前書いたり写真撮ったりするだけで喜んでくれる人がいるなら、やりますよ。という。

常々向こうの俳優さんは、「職業がたまたま俳優だっただけ」というスタンスだなぁと感じてはいましたが、それが本当に顕著な人です。

「俳優とファン」というより「人間同士」って感じが、一方的にかもしれないけど、するんだよね。
だからこそJasonSamも、「素晴らしかったです」「ありがとう」でさらっと終われるところを、あくまで普通の会話をしようとしてくれるんだろうなって。

ダンナさんにするなら、Jasonみたいなタイプが良いなぁ~♪←誰も聞いてない。

Dumb Waiter, The | trackback(0) | comment(8) |


2008/02/22 (Fri) The Dumb Waiter 【Back Stage】-1

出待ちの人数は、ほどほど。
ジェイソンリーも同時にその場にいて、出待ちの全員と写真撮ったりサインしたり会話したり。
全部で10人くらいだから、賑々しくもアットホームで、イイ感じの現場でした。

リー・エヴァンスは、楽屋口から出てくる時もコミカルな歩き方でした。
素肌だけど、被り物してるような…ミッキーみたい♪
口数も少なくて、しゃべったとしてもキャラ作り万全な感じ。
普段から演技してるような印象です。
こんなだからイギリスの俳優さんは、セラピーに通わなくちゃならないんじゃ?(笑)
挙動不審なまま、ミッキー歩きで夜のトラファルガーに消えてゆきました。

wizLeeEvans.jpg

ジェイソンはねー、ホンっトにほんっとーに!ほんっとーに良い人!!!!!(><)
これはジェイソンファンにも、アランファンにも、ハリポタファンにも、もう全ての人に知ってもらいたい!
これから書くエピソードを読んだら、アランファンもジェイソンファンになっちゃうかもしれないから、気をつけて!(笑)

ジェイソンは、今までバックステージで触れ合った全ての俳優さんの中で、超ド級に優しい!
もう人類として素晴らしい!(笑)
フランスの俳優の親しみやすさすら超えたかもという…!
今までで自分の中で、色々気遣ってくれる優しい俳優さんNo.1は「オペラ座の怪人」アンドレ役Sam Hillerだったのですが、超えた!(笑)

滞在中最後の夜が「The Dumb Waiter」の観劇だったのですが、親切にされたことに嬉しくて感動して、「どんなに荒んでいても、人には優しくしよう」って感銘を受けたくらいです(笑)

そんなジェイソン、最初は連れ合いの男女と一緒に出てきて、ご飯を一緒に食べるっぽかった。
出待ちのみんなもその雰囲気を察して、あえて誰も声をかけなかったのだけど、「あっ!写真とかサインとかしようか?」って向こうから皆に声を掛けてきてくれたのです。
「ちょっと待っててもらって良い?」とお連れさんたちに頼んでたけど、実際は「ちょっと」どころじゃない時間を費やしてくれました。

それぞれのファンとちゃんと会話をしていたし、1人1人にちゃんと向き合っていた感じがした。
こっちの持ち上げ言葉とか(笑)にも、Thank youだけで応えるのではなく、色々向こうから質問を投げかけてきてくれたり、サービス・トークだけで終わるというより、しっかり会話をしようとしていた感じ。

俳優さんとの会話って、ファントムとかのレベルでも「素晴らしかったです」「ありがとう」で終わることがままあるから、世界公開される映画に出ているような俳優さんが、ここまで丁寧に接してくれることを予期していなかったせいで、余計嬉しかったー♪

Dumb Waiter, The | trackback(0) | comment(2) |


2008/02/21 (Thu) The Dumb Waiter 【STAGE】-2

btdumb.jpg

雇われた2人の殺し屋がいるのは、汚い地下室。
まさに『SAW』のあの地下室の雰囲気。かびた感じを良く出したセット。
鉄のベッドに寝そべって新聞を読むヒゲ・ジェイソンの様になること!

舞台「ロード・オブ・ザ・リング」もオープニング前から役者が演技しているってのは同じなんだけど、あれは観客と絡んでいたし、世界観に引き込むための演出だった。

今回は、観客と絡むわけでもなく、ただステージの上にGusとBenがいる。
舞台の上で、せわしなく座ったり立ったりボーっとしたりするGusと、ページをめくる以外は微動だにせず、寝そべって新聞を読み耽るBen
真逆の動きをしていることから、何となくキャラクターもつかめてくる。
それを見せるために、開演前から(開場と同時に開演してるとも言えるけど)ステージ上にいる。

しかも確か、セリフの第一声をしゃべってから、客電がおちたと思うんだよね。
ということは、芝居を始めるのも役者のタイミング次第だったってこと。

2人の他にもう1人、「見えざるボス」という登場人物がいる。
でも声が聞こえるわけでも姿が見えるわけでもなく、ダム・ウェイターで2人に運ばれるメッセージが、その存在を示すだけ。
「ダム・ウェイター」っていうのは、レストランなどで調理場から客席へ料理を送る時に使う、小型エレベーターみたいなやつ。
ガラガラガッシャーンと派手な音を立てて、奇妙な指示を出すばかり。
でもその指示には、ちゃんと意図があったのでした…。

dmwtr.jpg

ネタバレになっちゃうし、日本公演をしているくらいだから見る可能性のある方も居ると思うので、本丸は明かしません。
たった60分の劇なのですが、飽きさせない芝居運びだと思います。また芸達者な2人だしね。

ラストは前回Trafalgar Studioで観た「BENT」と似て、照明が一気にフっと落ちるもの。
どん帳が無い劇場なので、そうするしか幕を閉じる方法がないのかもしれないけど、「照明落ち」という演出に毎回ちゃんと意味を持たせてるのです。

その証拠に毎回照明が落ちた瞬間、客席全体が息を呑む音が、大げさじゃなく本当に聞こえてくるのだから。
向こうの人のリアクションが大きいってのもあるけれど、効果的で衝撃的な見せ方であるのも事実。

Dumb Waiter, The | trackback(0) | comment(0) |


2008/02/20 (Wed) The Dumb Waiter 【STAGE】-1

DumbWaiter.jpg

リー・エヴァンス×ジェイソン・アイザックス×ハロルド・ピンターというアンサンブルに、惹かれに惹かれてはいたものの、Earlさんもまだいたあの頃(それ以外でもドン・ジョンソン、ダニエル・ラドクリフ、フィオナ・ショウ、メリポピ、スパマロットetc…見たいショーがてんこ盛りの時期)、ストレート・プレイってことで最後まで観るの迷いました。

でも観て大正解!
劇場は「BENT」と同じトラファルガー・スタジオですが、この劇場はとがってる!センスが!
「BENT」もストプレだからって最後まで観るの迷ったけど、超良かったし。

2回も当たりを引いた今、ここで断言しちゃう!
この劇場でやっているストレート・プレイを観ようか迷ったりすることがあったら、迷わず見に行っちゃってください!損はしないから!

今回もまったくストーリーを知らずに観に行ったので、細かいところまで理解できているかは謎ですが、演出の面白さと、どんでん返しの待つ脚本は素直に楽しめた。

挙動不審リー・エヴァンスに、クールなジェイソン
たった2人の役者で構成される会話劇。
これは……ボケとツッコミではないか!立派に漫才ではないかー!

ちなみに本作、実は日本でも上演されている。
そして堤真一×村上淳のAバージョンと、浅野和之×高橋克実のBバージョンなるものが存在していたりする……そのバージョン分けは何やねんと。
どんでん返しで幕を閉じる演目だけに、違いが気になるやんと。

目新しかったのは、劇場に入った瞬間から、2人ともステージの上にすでにいたこと。
しかもかなり前方席だったので、入場した瞬間から客電落ちるまで、目の前でジェイソンがベッドに寝そべって普通に新聞読んでるー!
ま、凝視ですよね、そこは。えぇ。

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2008/02/19 (Tue) The Dumb Waiter (06.Mar.2007.Soirée)

【Trafalgar Studios】
trafalgarstudiosdw.jpg


演出:Harry Burton
脚本:Harold Pinter


【CAST】(06.Mar.2007.Soirée)

GUS … Lee Evans
舞台:「プロデューサーズ」(レオ・ブルーム役でオリヴィエ賞ノミネート)、「Endgame」(マイケル・ガンボンの相手役)、Wembley Arenaでソロ・コメディアン・ショーを2度行い、いずれも完売。
テレビ:「リー・エヴァンスの世界」、「リー・エヴァンス・ショウ」、「リー・エヴァンス―So What Now」ほか
映画:『フィフス・エレメント』、『マウス・ハント』、『メリーに首ったけ』ほか


BEN … Jason Isaacs
舞台:「The Force of Change」、「1953」、「エンジェルズ・イン・アメリカ」ほか
映画:『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』、『ソルジャー』、『セックス・アンド・マネー』、『美しい人』、『エレクトラ』、『ピーター・パン』、『タキシード』、『ラブ・アクシデント』、『ブラック・ホーク・ダウン』、『ウィンド・トーカーズ』、『スウィート・ノヴェンバー』、『パトリオット』、『ことの終わり』、『アルマゲドン』、『ドラゴン・ハート』ほか
テレビ:「ザ・ホワイト・ハウス」、「Guardians」ほか

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『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』ジェイソン・アイザックス
ただただカッコ良いので、脈絡もなく載せてみました。うふ。

Lee Evansって、ロンドン版「プロデューサーズ」のオリキャスだったんだぁ!
ネイサン・レインと、映画『マウス・ハント』でも舞台でも共演してることになるんだね。

っていうか、Wembly Arenaスタンダップ・ショーってツワモノすぎでしょ!?
ソロ・コメディ・ショーで観客動員数のギネス記録持ってるらしい…。
そりゃピン芸でアリーナクラス埋めちゃうんだもん、世界記録なはずだよ。
あんなに挙動不審だったのに、実はすごい人だったんだねぇ。

ジェイソン・アイザックスは言わずもがな。
こうして並べると、彼の映画でまだ観たことないの、いっぱいあるなぁ。
『ことの終わり』『スウィート・ノヴェンバー』『美しい人』あたりから攻めてゆきたい。

各々舞台以外の分野でキャリアを確立している、濃いぃ~2人の共演だったのね。

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2008/02/17 (Sun) 【Mr.Magorium’s Wonder Emporium】(マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋)

出演:ダスティン・ホフマン、ナタリー・ポートマン、ジェイソン・ベイトマン、ザック・ミルズ、テッド・ルジック
監督:ザック・ヘルム
製作年:2007
製作国:アメリカ
magorium.jpg


チラシや予告編での乙女心をくすぐるキラメキ具合に加え、ナタリー&ダスティンの共演と来たら!
私の心のやらかいところはもう、ぐわし!と掴まれたわけです、ハイ。

だがしかし、結論から言うと消化不良……。
期待が大きすぎたのだけが、原因ではないと思う。
普通の映画並みの心の準備で臨んでいても、途中ではぐらかされている気分になったはず。

「お堅い人物が大切なものに気付く」という使いまわしプロット。
いつまでたっても話の方向性が見えてこない。(そのまま尻切れの勢いでエンディング)
メッセージの織り込み方が無理くり&唐突に登場人物に言わせる。
エンドクレジットが始まっても放置プレイされっぱなしの、伏線(らしきもの)たち。

正直、ナタリー&ダスティンがもったいない。
ついでに言えば、CG技術者さんたち技能と給料ももったいない。
俳優の演技も、夢いっぱいの映像もレベル高くて素晴らしかったのに、ただただ話がどっちらけ。

陳腐でもいいからキレイにまとめあげてしまった方が、いっそ潔いんじゃないかと。
浮かんだアイディアを端から映像化することに気をとられて、木を見て森を見ずな感じ。
ストーリー・テリングが苦手なのかな。
映画よりプロモーション・ビデオの方が向いてそう、この監督。

存在意義は最後まで分からなかったけど(会計士が子供の頃に大切にしていた人形かと思ったけど、結局詳細説明はなし)、税理士の腕につかまろうとするヌイグルミにはキュウーンとした。
あれ、ストラップにしたら売れるよ!

ナタリーも当たり前のように可愛かったけどね。
まっ、一番キュートだったのは、口角何度ですか?ってくらい笑顔が完璧なダスティン・ホフマンだけどね。

Cinema 2008 | trackback(0) | comment(0) |


2008/02/16 (Sat) Ensemble 【CABARET】 Tokyo

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英仏に対して年齢的にずいぶんと若返った、日本のクリフ、シュナイダー、シュルツ

クリフの森山くんは、落ち着いて大人しい青年風の英仏クリフとは違い、若々しくて万物に好奇心旺盛な少年という感じ。
漫画みたいな、絵に描いたような飛び蹴りとかしてました。
そういうクリフなんです(としか言えない)。

森山君のことは、特攻隊の青年を演じた、夏の終戦の頃のスペシャル・ドラマで観た時に、演技が上手くて目に留まってました。
今回も若いのに間がつかめているし、芝居が良かった。
元々はダンスの人らしいんだけど(って聞いてびっくり)、踊る場面はちょっとだけ。
まぁそもそも海外クリフは踊らないけども(笑)

シュナイダー役の秋山さんは、噂どおり上手い女優さんでした。歌も歌えるし、セリフの間も完璧。
おばあちゃん役にはあまりに若いけど、うーんどうなんだろうねぇ、まぁ狙ってるものが英仏版とは全く違うからねぇ……。

何の件でかは忘れたけど、ミス・シュナイダー「私がこのままダーっと走っていって、そのドアを出て、そしたら冴えない制服を着た女子が“トイレはこちらでーす”って案内してくれるっていうの!?」みたいなセリフがツボりました。
書くと微妙だけど。
劇場ならではのトイレ事情みたいなのね、さらっと突っ込んでたね。
だってトイレが一方通行ってねぇ、よく考えると可笑しいよねぇ。

シュルツさんもしかり、俳優さんとして、大人計画的な間のあるコント(ってコントかよ!)は上手いのだけど、「典型的な“キャバレー”のシュルツ役」とかけ離れている面は否めず。
彼もやはり若いし、若い人がズラかぶって杖もって老人を演じている時点で、やはりコント臭が。

シュルツの小松さんは、幕間に「ダンス・オブ・ヴァンパイア」におけるクコールと化していました(笑)
客席に出てきて観客をいじったり、「今日は自分の歌で、いつもはもらえない拍手がもらえて嬉しかった」という小話をしたり。

パンフの松尾スズキ(演出)のインタビューに「“人生はキャバレー”というセリフの安っぽさ」という言葉があったけど、プラスチックで出来たアクセサリーのような演出は、そういう観念を映し出したものだったのかなぁ。

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2008/02/15 (Fri) Ensemble 【CABARET】 London

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イギリスのクリフはあまり印象に残ってないなぁ。
馬顔じゃなかったし。←?
役柄が地味だから、あまりに馴染みすぎると記憶に残らないのね。
歌も芝居も普通に上手かったと思うけど。

シュナイダーHonor Blackmanは、大女優だとは思うのだけど、残念ながらミュージカル的にはあまりに声が出なさすぎて、風邪の声でムリに歌っているような、聞いていてこっちまで辛い歌声でした。

シュルツさんもシュナイダーさんも、フランス版可愛いおっちゃん&おばちゃんというイメージだったけど、イギリス版は、お上品なおじ様とおば様だったなぁ。

フランス版はきっと、2人ともとても無邪気に感じられたから、悲しかったんだと思う。
イギリス版の2人は、もう少し大人の恋の香りがしました。

↓やっぱりバレエの要素が強いです、この演出。
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2008/02/14 (Thu) Ensemble 【CABARET】 Paris

↓日本版パンフレットに載ってた写真。キャチーさんも紹介されてたよん。
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さて、クリフすらまとめてアンサンブル扱い(笑)

パリのクリフUnderのフィリップだったのですが、えらい好みだったのよねー見た目がねー馬顔で(笑)

歌がどうとか、あんまり覚えてない。顔しか覚えてない。←相当ひどい。
とはいえ、あのどぎつい雰囲気に気おされ気味な、生真面目な作家志望のアメリカ人(というよりイギリス人?)の感じは出ていたと思います。

シュナイダーシュルツのコンビは、フランス版がダントツで上手かった!
ていうかフランス版は全般的に、かなり強烈にフランス人ミュージカル俳優の底力を見せ付けられた感じ!

みんな上手いんだ、年なのにバリバリ声出るんだよ。
ウェスト・エンドでも滅多にいないよ。
フランスのシュルツさん(Under)は可愛いおじいちゃんで、だからこそ最後とても切なくて、涙を誘いました。

Page 14


―出待ち小話―

出待ちの時に、ファビアンにサインもらってる最中に、クリフ役のフィリップが出て行っちゃって、「あっあっ…」っと挙動不審に陥る私。
「クリフの役者さん…」みたいな拙いフランス語のつぶやきをしたら、人気者のファビアンには大変とてつもなく恐縮ながら、人の良さげな彼は、「フィリップ呼ぶ?呼ぶよ?」と大変快く帰りがけのフィリップを呼び戻してくれました。ありがたや~。
「ファビアン王子にUnderの俳優さんを呼ばせる」というのも、そこはかとなくシュールでオツなものです。うん。

「Chance!」の時は何でか全然絡みませんでしたが、超好青年でした。さすが王子。
少し黒いエティエンヌよりどす黒いEmceeより何より、ラウルがしっくり来るだけのことはある(笑)
ファビアンジェラルド・バトラー主演の映画『オペラ座の怪人』フランス語吹替でラウルの声やってるのら)

そういえば、何となくだけど現WEラウルAlexにかぶらないこともないかも……っていう、どっちつかずの書き方するくらいなら書かなきゃいいのに。
でもちっちゃくて筋肉質&キュートな顔立ちが似てるんだもん。

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2008/02/13 (Wed) Sallys 【CABARET】 Paris-London-Tokyo

パリロンドンサリー像は、そこまで違いがありません。
女優さんも同じタイプの方で、フランス版のクレールの方が、ちょっと可愛げがあったくらい。
Kimの方が、歌詞やセリフの端々が雄雄しい。

クレール(舞台裏だと、ちょっとシャイで可愛い)
sally.jpg

でも2人とも強烈な存在感と歌唱力で、何かもう、完璧!
クライマックス・ナンバー“Cabaret"なんて、鳥肌もんです。

もちろん何度も見れば、お芝居の細かいところも見えてくるのだろうけど、初見の身には、どちらもパーフェクトだったよ。
2人ともおかっぱも似合っていて、時に可愛く、時に強く……ロキシーとヴェルマを2掛けしたくらいパワフルな女性像でした。

↓法曹界でもやっていけますが何か?
(ブリストル大学で法律も学んだキム。多才のレベルが違うんすけど・笑)
Cabaret1.jpg

松雪サリーだけは、やはり方向性が違うものに仕上がっていました。
もっと薄くて軽い感じ?地に根が張っていない女。

きゃぴきゃぴーっとクリフにくっついてみたり、機嫌損ねてみたり、よくいる日本の若い女の子のそれに見えてくるから不思議。
ロンドン&パリにも同じシーンはあれど、やっぱり違うんだよねー。
女性のあり方そのものが違うせいかな。
あと衣装や髪型も、ほぼブラック一色のロンドン&パリに比べ、カラフルでデザインも可愛いのが多かったです。

↓といいつつ“Cabaret”を歌う時は黒。
どのバージョンでも黒いイメージがあるけど、この歌って喪に服す意味もあるのかなぁ。
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歌唱力は……ロンドンもパリも、層の厚いミュージカル俳優の中でも、さらにトップクラスで歌える女優さんを使っているので、これはもう並べて書いちゃ可哀想かも。
ミュージカルが本業の日本の俳優さんの中でも、あのレベルで歌える人はいないと思うもん。

それをTV&映画メインの松雪さんが歌うということで、正直&失礼な話、全く期待していなかったんですね。
だから逆に、あそこまで歌えるように持ってきたのにも、スゴイ努力があったんだろうなぁと。

日本語だからこそ気になった点は、元々ドラマでもクセのあるしゃべり方だと思いますが、舞台だとセリフが聞きとりにくくて、何を言ったのか分からないシーンもあったことでした。

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2008/02/12 (Tue) Emcees 【CABARET】 Tokyo

japcab.jpg

では最後にシューベルトみたいな人の感想いきます。
何でズボンがおたまじゃくし柄なんだよぅっ。
何でハイドンみたいな頭してるんだよぅっ。

これまた前者2人と、かなり立ち居地が違う。
本当に「MC」としての役割が大きいというか、司会者的腰の低さに皮肉が感じられる。

個人的にはMCという役にまったく歌の上手さは求めていなくて、それよりキャラが濃いかどうか。
いかに現実を皮肉るか、シュールになれるかっていうところが大事。
そして、そこにはちゃんとハマってました。
だからこそ歌には全く違和感を感じなかったのだろうし。

客席まで降りてきて観客をイジったりと、サービス精神旺盛なところもありつつ、ちょい辛な突っ込みも忘れない。
一言一句はうろ覚えだけど、観客に「どこから来たの?」って聞いといて、その答えを笑うという(笑)

「えっ何?今ベルリンっつった?一生懸命考えて、作品の舞台がベルリンだから、今ちっちゃい声で“ベルリン…”って、ぷぷー!」みたいな。(笑)

そういう、作品世界に登場人物が留まらない(「作品の舞台が~」とかぶっちゃけちゃうところとか)のが、英仏の演出には絶対にないところだったので、新鮮。

サダヲさん、秋山さん、小松さんあたりは、結構アドリブ全開だったのではないかなぁ。
素笑いらしきところもあったし。

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2008/02/11 (Mon) Emcees 【CABARET】 London

jamescabaret.jpg

で、一見普通に黒いメイクしてるだけのピエロに見える、ドレイファスMC(下写真では一番左)。
最初こそ、『ノッティング・ヒルの恋人』でも垣間見られるオネエ演技で、和やかに笑いを取ってました。

観客とのコール&レスポンスもフランス版よりかなり多く、英仏間では日本版ほどセリフがかけ離れていないはずなので、このセリフ量の違いは、色々アドリブ混ぜてるんだろうなー舞台が自分のものになってんなースゴイ存在感だなーなんて素直に感心してたんですけど、途中から空恐ろしくなってきたの。

この人、時々(そしてラストに向けて頻繁に)、クリフに対してと同じように、観客を突き放す瞬間があるように感じられて。
もちろん演技なんだけどね。

コンサート並みに観客と絡んで愛想振りまいてるのに、突然、素に戻って口調も目も冷たくなって、それは勿論「現実」というものを表現した演技なのだけど、ちょっと背筋が凍るものがあった。

「プロデューサーズ」ゲイのアシスタントを演じていた時にすごく見たくて、でも観劇した時はUnderで、今回地味に念願かなっての初Dreyfusだったのですが、(彼の舞台を見たこともないのに)ずっと欲していただけのことはある、やっぱりスゴイ人だと思った。
彼の持つ何かを、自分の本能が感じ取っていたのかも。

ファビアンがKABAちゃんで、カミングがIKKOだとしたら、ドレイファスは美輪明宏

何となくでも分かっていただけるでしょうか、この例え。
黒いオーラの泉がガンガン湧き出ていましたよ、ドレイファス。
何かちょっと腰が引けて、出待ちやめちゃったくらい(苦笑)

それにしてもパンフの写真、もうそろそろ変えようよ、詐欺だよ(笑)
10年以上前なんじゃないの?ってくらい可愛い写真使ってるんですが(「プロデューサーズ」パンフも同じ写真)、今は立派に腹の出たオッサンです、ドレイファス。

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2008/02/10 (Sun) Emcees【CABARET】Paris-London-Tokyo

Emcees.jpg

明らかに違う生き物が1匹、混じっている気がしてなりません……。

同じ演目の同じ役なのに、演出が違うと、ここまで印象が違うものなのね~。
あっでも、「同じ演目を違う演出で見る」って、実は今回が初めて?なので、こんなもんなのかも。
違う国で観ても、オペラ座の怪人Wickedは結局同じ演出なんだものね。

意外とないもんだ~同時期に、異なる演出で上演中の同演目って。
最近では「RENT」「RENT-Remix」(クローズ早すぎだよ、私が行くまで待っててよぅ)とか、「オペラ座の怪人」「ファントム」とかかなぁ。

真ん中がChance!にも出ていたファビアン王子
1人だけバッチリきまってますが、確かに3人の中でいっちばん!まともなMCでした(笑)
アラン・カミングが、このプロダクションのオリジナルにあたると思うので、やはり後でカミングのMC動画を見ると、大いに通ずる部分が。

もちろん当時はカミング版を知らなかったけれど、後からカミングMCを見ると、「ファビアンはコレを目指して稽古してたんだろうな~」っていう感じで、たいへん納得。
演技の方向は共にしていても、カミング気持ち悪いハ虫類で、ファビアンは可愛いオネエManに見える。これいかに。

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2008/02/09 (Sat) 人生はキャバレー!【STAGE】- TOKYO

cabaretcomp.jpg

人生はキャバレー!何でもありよー!

っていうのを、ある意味で一番体現していたかもしれない(笑)

他の2演出とは全く物差しが違うというか、松尾スズキワールドでした。
「キャバレー」という囲いの中で、世界中のどの演出よりも遊んでいるのは確か。

ストーリーや曲は「Cabaret」だけど、お米券とかパイナポーとかドッキリ大成功―!とか、細かい脚本(セリフ)は、もういちいち内輪(日本)ウケ。

間の取り方から、ひいてはシーンの意味まで違ってくるような演出の数々。
セットや衣装もカラフルで、ジャジーでダークなイメージはどこへやら。

実は3演出の中で一番お金かかってるかも。
フランス版は「キャバレーらしさ」にお金をかけていたけど、日本版は独自ネタにコスト使ってる感じです。
「Money」各国通貨の衣装&セットなんて、一瞬しか出ないのに豪華だったし(苦笑)
「プロデューサーズ」の劇中劇、「ヒトラーの春」に出てくる、ビールプレッツェルに匹敵するバカバカしさ(笑)

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配役された俳優のイメージも、それぞれ欧米版とは別物。
特にサリー、MC、シュナイダー、シュルツは(ってメインほぼ全員じゃん)、別人だわさ(笑)

クリフくらいかな、どこの国でもあまり変わらないのは。
クリフの個性がハジケないのは、舞台上で唯一ノーマルでなければならないから。
とはいえ森山君のクリフは、演出が演出だから、ノリツッコミとかやらされてたけど(笑)

絶対に欧米人には出来ない演出だと思うので、これはこれで貴重かも。
なぜあえて、松尾スズキが「キャバレー」なのか?っていうのは、ロジックで考えると謎ではあるけど、本人が好きでやりたいってんならもう、それで理由になっちゃうんだろう。

言葉で伝えるのがすごく難しいなぁ、これ。
「大人計画」の舞台を観たことある人には、分かっていただけるのだろうけど。
というか、普段からそっち見ている人にとっては、松尾節が中途半端という説も。
でもこれだけ完成された演目を、これだけ壊すのも、結構大変だと思う。

演出の細かいところまで契約に込められた正統派輸入ミュージカルは、出来るだけ本家に忠実に作ってしまうし、縛りのユルイ契約または来日公演だと、本公演に追随する廉価版みたいになっちゃう。
ここまで確立した演目を、お金を使って壊すには、もうひとつの強烈な個性をぶつけるしかないんだよね。
ビッグバンみたいに。

japcab4.jpg

各所にミニコントが繰り出され過ぎて、ラスト重唱のシリアスさとか、ナチスの登場が浮いているような感はあったけど、そのアンバランスさも含めて、「松尾スズキのキャバレー」なのかなと。

ヨーロッパの舞台でナチスが出て来た時の過敏な反応(今度別の演目で触れますが、場合によっては観客の反応が本当に顕著)とはまた違う、「気まずい空気」は、日本ならでは?

映画や海外での舞台をまったく観ずに、初めて日本版の舞台を見た人に残るもの、印象ってどうなんだろう?と、ちょっと興味あります。
ストーリーそのものも残るのかな?それともコントが?意味不明なネコの着ぐるみが?

あっちなみに歌詞の訳はムリに直訳ではなく、オリジナリティが勝っているためか、そんなに違和感なかったです。
オープニングは「ヴぃるこーめん、ようこそ~、うぇーるかーむ♪」になっていたので、真ん中のフランス語が淘汰されていました。
まっ確かに日本語突っ込むなら、そこしかないわ(笑)

結果として「キャバレー」という素材を、活かしたのか殺したかは分からん……むしろ松尾スズキ返り討ちに遭ったのかもしれないし。
でも中途半端に本場に倣った舞台が一番見苦しい気もするので、そういうのは無くて良かった。
松尾演出でそんな普通の見せられたら、発狂しちゃう。

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2008/02/08 (Fri) Life is a CABARET!【STAGE】-LONDON

cabaret-london.jpg

フランス版凝った演出とは一変、こちらはセットからしてシンプル、というか前衛的

フランスはキャバレーにありそうなものが忠実に再現されていましたが、英国版は幾何学的抽象的なセットが多かった。
もちろんロンドンのよくある普通の劇場での上演なわけで、こぢんまりと舞台上で完結する「アート」という趣。

何となく始まるオープニング&潔く終わるラストが印象的なフランス版と、真反対の演出かも。
オープニングは“Cabaret”の電飾が派手などん帳の真ん中から、ドレイファスMCがこんにちは☆(笑)
さぁ始まるよー!てなもんです。
Cabaretjames.jpg

セットだけでなく演出も、全体を通して、とってもミニマム。
芸術性と人間の裸体は、何でこうも多くの芸術家の中で結びつくんでしょう?
まっさらな裸の人間たちが身を寄せ合い、ふわわわ~~~んと締まるラストはバレエに近いような。
実際、1幕の最後だっけ?そこにも裸のバレエがありました。

フランス版にあった(わざとの)醜さが無いというか、とても美しくてスマート。
足を鳴らしてぶっきらぼうなフランス&98年版のダンスに比べたら、動きも滑らかな印象があったし。
あんまりゴチャゴチャしてません。
(あのやっつけダンス、好きなのだけどね)

セットも抽象的だし、この演目のドロリと濃い部分は、役者の演技に丸投げしていた感じ。
そう、役者が……っていうかMCが、濃かったのなんのって(笑)

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2008/02/06 (Wed) La vie est un CABARET!【STAGE】- PARIS

若きアメリカ人作家クリフが辿り着いたのは、ナチス台頭前夜のベルリンに佇むキャバレー、「キット・カット・クラブ」
そこで歌姫サリーと出会い、恋に落ち、共同生活を始める。
2人の下宿先の女主人シュナイダーと、ユダヤ人果実商シュルツの距離も縮まり、結婚を決意した矢先…。
ナチスの足音は、夢のようなキャバレーにも迫りつつあった。

トラジック・コメディー。
悲劇であり、喜劇である。
そんな舞台です。

華やかなキット・カット・クラブで幕を開け、徐々に大きな黒い塊りがモヤモヤと舞台上空に溜まり始め、ラストに向かってそれは重みを増し、最後には舞台を、キット・カット・クラブを、そして登場人物たちを押しつぶしてしまう。

強烈な風刺に笑って明るくカーテンコールに突入する『シカゴ』と、ダンスや曲のテイストは似ていても、大違い。
そして演出によって舞台の印象が大幅に変わってくる面白さも『キャバレー』の特徴。

今回並べた3バージョンの中では、フランス版――つまり98年ブロードウェイ版の演出が、一番好きかな。
まさに悲劇と喜劇の真ん中。
ドギツイ色にあふれてるのに、どこか色あせてる。ジャンキーなエンターテイメント。

kitkatklub.jpg

まずは劇場自体がキャバレー
1階客席は丸テーブルが並び、お酒も飲める。
2階は普通の劇場と同じような作りの客席ではあるけど、見える世界観は「劇場」ではないわけです。
まさに「キャバレー」なのよ、ピンク色の。
本当は普通の劇場と同じ作りなところを、1階席の椅子を全部とっぱらっちゃったのかな?
それとも元々こういう作りなんだろうか?

開演前からキャバレーのお姉ちゃんたちが、死んだ魚の目で会場中をねめつけ回しているのも、雰囲気抜群。

そして元々音楽家ではない俳優たちが、キット・カット・クラブのバンドとして音楽を担当する演出。
ヘタウマでダルイ空気がナイス。
間違いなくその演出には時間と労力が必要なわけで、その手の込みようが上手~い具合に染み出しているのよね~。
3パターンの中ではもっとも完成され、成熟した演出に思われました。

cabaretformule.jpg

あとはラスト。
ストーリー全体の解釈を左右するんじゃないかというほど、三者三様、ラストが全く違う。

またまたこれも、フランス版が一番好み。
MCの命が突然切れる、衝撃的なラスト。
フっと一気に照明を落とすことによって「消滅」を表す演出は、よく使われるしブロードウェイ的でもある。
けど、まさにLife is a Cabaret!Yes!って感じなのよぅ。
キラキラ輝いたり、汚かったり、まがい物の中で、真実が踏み潰されて、悲しくて、でも出会えて嬉しくて、それでは閉店でーす!みたいなね。

これが初めて接した『キャバレー』の世界だったわけだけど、その後に全く違った2演出を見てしまったから、印象が薄れつつある…というか、むしろ全部の色が混ざって黒ずんできちゃった。

もう一度鮮やかに目に焼き付けたかったなぁ。
↑パリは最近千秋楽を迎えちゃいました。ってのもあって、書き始めたんだけどね。

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2008/02/04 (Mon) CABARET 【JAPAN】

皆さんTVでよく見かける方たちだし、今さら経歴書くのも何なので、お名前のみで。

【青山劇場】
PICT0740.jpg

PICT0742.jpg


演出 … 松尾スズキ

【CAST】(8.OCT.2007 Soirée)

サリー・ボウルズ … 松雪泰子

MC … 阿部サダヲ

ミス・シュナイダー … 秋山菜津子

シュルツ … 小松和重

クリフ・ブラッドショウ … 森山未來

エルンスト・ルートヴィッヒ … 村杉蝉之介

コスト …平岩紙

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2008/02/03 (Sun) CABARET 【London WEST END】

フランス版に比べ、俳優の年齢層&以前の共演率が高い。
英演劇界の狭さというより、経験値の高いHonor Blackman(元ボンドガール、さすが英国!笑)などがいるためと思われ。

【LYRIC THEATRE】
CabaretLyric.jpg

演出 … RUFUS NORRIS

【CAST】(8.SEP.2007 Matinée)

SALLY BOWLES … Kim Medcalf
ブリストル大学で法律を、Central School of Speech & Dramaで舞台を学ぶ。
舞台:「Hay Fever」、「The Play What I Wrote」(UK TOUR)、「パジャマ・ゲーム」ほか
テレビ:「イーストエンダース」、「Comic Relief Does Fame Academy」

EMCEE … James Dreyfus
舞台:「プロデューサーズ」、「ジュリアス・シーザー」、「かもめ」、「アーサー王」ほか
映画:『カラー・ミー・キューブリック』、『エージェント・コーディ』、『ノッティング・ヒルの恋人』、『リチャード3世』
テレビ:「シン・ブルー・ライン」

FRAULEIN SCHNEIDER … Honor Blackman
舞台:「サウンド・オブ・ミュージック」(エルザ)、「オン・ユア・トゥーズ」(ペギー)、「The Play What I Wrote」(本人役)、「マイ・フェア・レディ」(ヒギンズ夫人)、「キング・フィッシャー」ほか
映画:『ブリジット・ジョーンズの日記』、『カラー・ミー・キューブリック』、『007/ゴールドフィンガー』(ボンドガール)、『四重奏』、『その日その時』ほか

HERR SCHULTZ … Francis Matthews
舞台:「ミュージカル―高慢と偏見」(ってどんなんよ?)、「マイ・フェア・レディ」(ヒギンズ教授―ヨーロッパツアー)、「ヴァージニア・ウルフなんてこわくない」、「キング・フィッシャー」ほか
映画:『フランケンシュタインの復讐』、『ラスピューティン』ほか

CLIFF BRADSHAW … Michael Hayden
舞台:「キャバレー」(ブロードウェイ)、「マッチメイカー」、「ネブラスカ」、「カルーゼル」
映画:『Charming Billy』

ERNST LUDWIG … Andrew Maud
舞台:「三姉妹」、「ヴェニスの商人」、「ジュリアス・シーザー」、「ロメオ&ジュリエット」、「目には目を」ほかRSC作品多数

FRAULEIN KOST … Harriet Thorpe
舞台:「スウィーニー・トッド」(ミセス・ラヴェット)、「十二夜」、「シンベリン」、「真夏の夜の夢」、「レ・ミゼラブル」(マダム・テナルディエ)ほか
映画:『カレンダー・ガールズ』、『モーリス』ほか

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2008/02/02 (Sat) 黒い女はカワイイ―歴代CABARET

こうやって横道に逸れてなかなか書きおわらなそうだったから、始められなかったんだよ~キャバレ(笑)

フランスの本格輸入ミュージカル第一弾。

「ミュージカル」=「エンターテイメントで、“芸術”ではない」と捉える節のあるフランス。

そんな土壌に、もろにミュージカルミュージカルした作品を持ち込むのは無粋というもの。
うらぶれた雰囲気の本作を選んだのは正解だったと思う。
フランス人にとって痛いところ(史実)を突く社会派な一方で、ブラック・コメディ。
風刺作品では、「シカゴ」かコレかなぁと思うけど、やっぱりヨーロッパだったら「キャバレー」だよね。

そんなわけで、ちょっと前に「何百回観たか!」ってくらいハマった、アラン・カミングEmceeを務める98年ブロードウェイ版「キャバレー」の演出が、そのままフランス語になりました。

話それるけど、この98年版サリー役(英語版)、色んな人がやってんのね。
WE「シカゴ」ロキシーも演じたブルック・シールズはまだ分かるものの、初代ナターシャ・リチャードスンも個人的には驚きなのだが、今はまりにはまっているドラマ「デスパレートな妻たち」テリー・ハッチャー(萬田久子の吹き替えがむずがゆくて堪らない彼女)も演じていたのには驚愕!
向こうの人は、あっちとこっちの往来自由ですな。

ナターシャ&カミング(←変態v←嬉しそう)
cabaretalannatasha.jpg

ブルック・シールズ(ちとインパクト薄い?)
brookeshieldscabaret.jpg

テリ・ハッチャー(あのね、キャラはすごい分かる(笑)、合ってると思う)
tericabaret.jpg


この「キャバレー」という作品、ジャジーな音楽に、ダーク&シンプル&エロい演出がむちゃ好み。
「シカゴ」曲、ダンス、演出が好きなので、なるほど作曲家や演出家がかぶってる本作もツボに入るはず。
てか「シカゴ」もね、「映画版の方が好き」っていう意見が周囲に多くて、「分かるけどぉー、んでもやっぱ舞台なのよぉー!」とホントは色々語りたいことあるんだけど、それはまた別の機会に(笑)

いかにもミュージカルらしい華やかな舞台づくりも、別に嫌いなわけではないです。
ちゃんとオーケストラで組まれた荘厳な音楽も、嫌いなわけではまったくないです。
つーか好きです。
でももし自分がミュージカル俳優だったら、ロイド・ウェバー作品中のヒロインより、サリー・ボウルズやロキシーやヴェルマを演じたいと思う気がする…(笑)
本能的に「カッコイイ!」って思えるんだもん、ジャジーで退廃的でカワイイ女。

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nana

  • Author:nana
  • Would be always grateful that we somehow existed at the same time in a world's long history.
    My life has so much expanded after knowing you.
    Good bye, for a while and see you sometime.

    http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-35321410


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