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【Reign over me】(再会の街で)
出演:アダム・サンドラー、ドン・チードル、ジェイダ・ピンケット=スミス、リブ・タイラー、ドナルド・サザーランド
監督:マイク・バインダー
製作年:2007
製作国:アメリカ

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9.11で妻子をなくし、すっかり殻に閉じこもってしまった男。
カウンセラーでも治せなかった彼の心を癒すきっかけを与えたのは、偶然ニューヨークの町角で出会った、旧い友人だった。

アダム・サンドラーがそのイメージを覆す役どころということで、かなり評判もよかった本作。
ドン・チードル、ジェイダ・ピンケット=スミス、リブ・タイラー、ドナルド・サザーランドと、手堅い脇役陣を集め、硬派に攻めようとしているものの、若干強引。

そもそも9.11である必要性って?
義父母が裁判を起こす心理って?

ドン・チードルにまつわるストーリー・ラインは、静かに都会に生きる人間に肉薄し、その営みを描き出していたと思う。
一方、アダム・サンドラーにまつわるストーリー・ラインは、宣伝の切り口のために用意されたかのような設定のいくつかに納得が行かず、強引さも感じる。

アダム・サンドラーの役作りは、パーフェクトに近かったんだけどね。
むしろ、全ての役者の演技が素晴らしかっただけに、垣間見える浅はかさが残念でした。


再会の街で再会の街で
(2008/06/25)
ドン・チードルアダム・サンドラー

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【The Good Shepherd】(グッドシェパード)
出演:マット・デイモン、アンジェリーナ・ジョリー、アレック・ボールドウィン、タミー・ブランチャード、ビリー・クラダップ、ロバート・デ・ニーロ、マイケル・ガンボン、ウィリアム・ハート、ジョー・ぺシ、ジョン・タートゥーロ、ガブリエル・マクト
監督:ロバート・デ・ニーロ
製作年:2006
製作国:アメリカ

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仏題の「Raison d’Etat」って、久しぶりに聞いたなぁ。
留学中にフランスの政治参考書読んでた時以来。

がっ、ガブリエル・マクト出てたの…!
ガブちゃん…気付かなかったよぅ。
もう1回みたい。でも彼の出演シーンだけでいい…。

春の機内上映で往復ともやってたんだけど、あんまり機内鑑賞に向く映画ではないよね(笑)
身体が辛いから、どっちかというとポップコーン・ムービーとか、ファンタジーが見たくなる。

アンジーが好きなので劇場見に行っても良いかしら?と思ったけど、どうも元気と気力が湧かなかった重々しさ。

CIA創設に加わった1人の男の話です。
でも実際には、仕事に打ち込んであらゆるものを犠牲にした人間は報われたのかっていう話。

マット・デイモンはハマリ役。
歓びのない人生を見事に写した表情。沈黙が似合います。

アンジーは、『マイティー・ハート』が格段に良かったので、彼女である必要性があまり感じられず……
もっとクセのない女優さんの方が、この役には説得力あるような。

主人公の人生は、CIAという暗い亡霊にいつも追われているかのようで悲劇的なオチが待っていたけれど、こういう人がいなければ、今社会を形作っているシステム構造というものも出来てこなかったんだよね。
良いかどうかは別として。

これだけ全身全霊注いだのに、打ち込んだものの是非に疑問符が残るというのも、また悲劇。
歴史や人生って、その繰り返しのような気もほのかにします。

いち人間にできる「最善」って何だろう?
死ぬほど打ち込んで何かを生み出すことが一般的には「功績」になるんだろうけど、究極的には好奇心も含む“欲”とのせめぎあいに、良心を勝たせる姿勢そのものだろうか。


グッド・シェパードグッド・シェパード
(2008/05/15)
マット・デイモン.アンジェリーナ・ジョリー.ジョン・E・タートゥーロ.アレック・ボールドウィン.タミー・ブランチャード.ビリー・クラダップ.ロバート・デ・ニーロ

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【IL POSTINO】(イル・ポスティーノ)
出演:マッシモ・トロイージ、フィリップ・ノワレ、マリア・グラツィア・クチノッタ、リンダ・モレッティ
監督:マイケル・ラドフォード
製作年:1994
製作国:イタリア、フランス

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田舎町にやってきた詩人と、彼に郵便物を届ける配達人の、真夏のひと恋みたいな友情。

詩人にとっては息を吸って吐くような所業が、配達人にとっては人生に吹いた突風となって、世界を変える。

詩人が祖国に帰った後、郵便配達人の手紙や声はなかなか届かなくなってしまうところが、単なる美談に終わらなくてよい。

主演男優は、心臓病を患いながら撮影に望み、終了後に他界したとか。
誠実そうな表情を鮮やかな背景の中に残せて、苦しかっただろうけど、本望だったのだろうな……と、何となく伝わってくる、温かみ。

この映画自体が、劇中で演じた配達人よろしく、彼が観客に届けてくれた“おとの絵はがき”そのもの――。

そう思える。俳優は配達人でもあるのだ。

言葉のちからって、確かに甚大。
「人生を変える名言集」や、語感だけで書かれているような小説が溢れた昨今では、よほどのものでない限り、胸に刺さらないけれど。

雄弁な景色と、それに負けないくらい美しい言葉に浴したいな。
そして、落ち着いて呼吸をするように、身体に取り入れたい。


イル・ポスティーノイル・ポスティーノ
(2006/04/19)
フィリップ・ノワレマッシモ・トロイージ

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【Because I said so】(恋とスフレと娘とわたし)
出演:ダイアン・キートン、マンディ・ムーア、ガブリエル・マクト、パイパー・ぺラーボ、トム・エヴェレット・スコット、ローレン・グレアム
監督:マイケル・レーマン
製作年:2007
製作国:アメリカ

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美味しそうな映画でした――数多のケーキに、お料理に、ガブリエル・マクト

最近気になる、ガブリエル・マクト

今回彼が出てるとは知らずに見て、「あっこの人いいな」って素で反応。
そんな折、自分のブログに「ガブリエル・マクト」で検索かけたら、『ママの遺したラブ・ソング』でも彼のことを(かなり抽象的にだけど)褒めていた。

この気持ちに間違いはないのね!

割と普通に整った、クセのないひと。
スティーヴ・ブシェミみたいに強烈なニオイを発していないにも関わらず、目に止まったのはナゼだろう?
この青年を見ていると何だか目が覚めるというか、目が冴えるんです。

ジョシュ・ルーカスにどことなく近いかしらん?
ジョシュも、特徴のないタイプなのは百も承知で割りと好き。

英国俳優「ウマ顔!」「濃いの!」「女たらしで悪役で紳士!」っていう確かな好み(メチャクチャやんけっ)があるのですが、米国俳優に関しては、こういう当たり障りのないタイプにそそられる。

しいて言えば、優しそうな瞳と、爽やかな笑顔がポイントでしょうか。
でも、年はそこそこイッてるのね。ジョシュ=38歳、マクト=37歳。
20代にも見える若い風貌ながら、30代ならではの落ち着きや包容力が感じられるところがよい。
あっあとカウボーイハットが似合う。アメリカ人だから?(固定観念もいいとこ)

しかしマクトは既婚かー。惜しいなぁ。(何が?)

マクトが目に美味しかったことの他は、いかにもダイアン・キートンらしいヒューマン×ラブ・コメディ
ただのラブコメじゃないところが、年の功なんだろうね。
お節介ママと娘の絆も盛り込んじゃうぞ、と。
3姉妹娘に紛れて、ちゃっかりでっかいリボンのワンピを恥ずかしげもなく着ちゃうぞ♪と。

マンディ・ムーアが、結構イイところまでマクトと結ばれなかったのが面白かった。
もう一人の金持ちのムコ候補も悪くなかったし、自分だったらどっちを選ぶかな〜と考えたら、お金持ちのマクトがいいなっていう元も子もない結果に…。


恋とスフレと娘とわたし デラックス版恋とスフレと娘とわたし デラックス版
(2008/03/21)
ダイアン・キートンマンディ・ムーア

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【WHAT HAPPENS IN VEGAS】(ベガスの恋に勝つルール)
出演:キャメロン・ディアス、アシュトン・カッチャー、ロブ・コードリー、トリート・ウィリアムス、デニス・ミラー、クイーン・ラティファ
監督:トム・ヴォーン
製作年:2008
製作国:アメリカ

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ツヨシ!マサヒロ!シンゴ!ゴロー!タクヤ!アシュトーン!!!

ホントおもしろい、アシュトン
スマスマ観て、彼の株がうなぎ上りです。私の中で。
日本人の笑いの間が分かっているようだった。

製作総指揮も兼ねた『バタフライ・エフェクト』の質の高さと、「デミ・ムーアとの結婚」という事実から、見どころのある男だと思っていましたが、ますます評価は上がるばかり。

でも本作のアシュトンは髪型が変で、サングラスのシーンくらいしか「おぉ!」と思うビジュアルはなかったのですが。(いや、普通にカッコよいですが)

やっぱりラブコメだとキャメロンの魅力が全開になってしまうので、花添え役が男優になっちゃう(笑)
体格は互角でバランスは良いのだが、貫禄が…キャメロンは、キャラは若いけど見た目は年相応だし、アシュトンは若々しいしで。
この作品の配役には、その差がパーフェクトに当てはまっているとも言えますが…

婚約者にフラれたキャリア・ウーマンと、仕事をクビになったパラサイト男が、ストレス発散のためにべガスを目指し、ベガスで出会い、ベガスで泥酔結婚してしまい、ベガスで大金を当て、ベガスで離婚を決意するものの、裁判所に6ヵ月の結婚生活を強いられ、ベガスの夢から一転ニューヨークで悪夢の仮面結婚生活へ……。

原題の「What Happens in Vegas」 ――後ろに、「stays in Vegas」が続いて“旅の恥はかき捨て”に近い意味になりますが、見事にVegasの出来事を日常生活にまで引きずってきちゃった2人の熾烈な戦いが、かなり低レベルで笑えます。
ま、男のがやること低俗で、女の方が一枚上手っていうパターンが多いですが…。

ハリウッドも色んな設定考えるよね〜(笑)
まぁどんな手法で来られても、この手の映画って最終的には役者の技量にかかっていると思うし、キャメロンはそこんとこ外さない!

ベガスでアシュトンが300万ドル当てた後、「We’re married now, remember?」と薬指を立てたFポーズのキャメのほくそ笑みに、鳥肌立ちました。さすが上手いわ。

客席からは笑い声があがるくらい、そこかしこのシーンがウケてました。

そういうシーンもありつつ、ちょっとあざとく狙いすぎな場面(アシュトンが便座をカメラに向けてヒラヒラとか)もありましたが、こういうポップコーンの似合う、後くされのない、それでいて後味の良い作品を求める乾いた時期に自分がいたので、少しパワーがついたような気もします。
まぁ、一時的にでも……一瞬潤っただけでも、今の自分にとってはスゴイこと(笑)

あーキャメロンみたいに生きてぇ…。

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HAIRSPRAY 【Michael Ball】 6.Mar.2008 Matinée
【Edna Turnblad … MICHAEL BALL】
英国を代表するミュージカル俳優の1人。20年間、ブロードウェイやウェストエンドで主役を張り、高い評価を受けている。
舞台:「レ・ミゼラブル」(マリウス)、「パッション」(ジョルジオ)、「オペラ座の怪人」(ラウル)、「アスペクツ・オブ・ラブ」(アレックス)、「チキ・チキ・バン・バン」(カラクタカス・ポッツ)、「ウーマン・イン・ホワイト」(フォスコ伯爵)ほか

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そんなこんなでトリのマイケル・ボール!

この人を目当てに観に行ったのですが、期待を裏切りませんでした。

そもそもエドナ役の男性俳優って、まったく声が出てないことが多いんですが、あれってやっぱりキーが高いのと、女声を作って台詞や歌を発しているから?

来日版の俳優は、聞いていて気の毒になるくらいガラガラ声で…というより、声が出てるのかも危うかった。
トニー賞のブロードウェイ版ですら、映像で見る限りは散々だし(苦笑)

マイケルのように、大きな声で滑らかに歌うエドナは初めて。
彼が本領発揮すれば、きっとあんなものではないのでしょうが、おばちゃん役を演じながらだし、他のエドナの壊れっぷりからすると、格段の差を見せ付けていました。

だってマイケルの歌は、ちゃんとメロディになってるんだよ!(そっからか!)

キャラクターも見事にキュートさを発揮!
この演目って、ストーリー上は明らかにトレイシーが主役だけど、実際メインとして扱われているのはエドナ
もともと人好きのするキャラとカリスマ性を持っているとは思うのですが、太っちょなエドナの衣装とカツラとメイクにハマリすぎてて可愛かった!

宣材写真の笑顔も、輝いてるもんね…マイケル(笑)
ちょっと、素でおばちゃん入ってるような…。

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ウィルバー役のイアンとツボにはまって芝居にならなかったシーンもですが、もうひとつ天然で可愛かったのが、「Welcome to 60s’」が終わった後だったかな?

小道具のバッグを落としちゃって、一生懸命拾おうとしてるんだけど、お腹周りの肉襦袢が邪魔してなかなか拾えず、1人で頑張ってたところ(笑)
これは先ほどのシーンとは違い、本当にハプニング。
トレイシーがメインでしゃべってるシーンだから、周りの役者も全然気付いてくれなくて孤軍奮闘。
何とか指先がバッグに届いて、ハケるまでには拾えてましたが、客席からも笑いがこぼれていました。

アールさんのようにCrazy About Him!となる感じではないですが、また他の舞台に出ることがあったら観に行きたいな〜と思わせる、確かな技術とオーラを持った役者さん。
一度は生で観てみたいと思っていた人なので、夢叶いました。

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HAIRSPRAY 【MAINS】 6.Mar.2008 Matinée
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トレイシー憧れのリンク役は、「JOSEPH」のオーディション番組で準決勝まで進んだというベン・ジェームス=エリス
確かにこんな顔の人もいたかも。
登場の瞬間、微妙に歓声があがっていたような…。

でもリンク役に関しては、個人的にトニー賞授賞式で出演していた役者さん↓が気になる〜。



誰だかはあまり詳しく調べていないのですが、ダンスのキレが素晴らしい上に、歌もちゃんと歌えていて、顔なんか全く分からないのにファン(笑)

トニー賞に出演するのだから、やっぱりブロードウェイのオリキャスかな?

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トレイシーLeanneは今回がプロ・デビューということで、少し押しが弱かったかも。
来日版の方が、カリスマ性にあふれていて、歌ももっと丁寧に全力をぶつけていた印象です。

それにしてもトレイシー役のために太る女優さんや、エドナ役のために太ったマイケル・ボール
声が楽器だから身体のコンディションも変わって、調整も難しいだろうに、尊敬するわ〜。

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ウィルバー・ターンブラッド(お父さん)役は、演劇界のドンな役者さん。
英国には重鎮がいすぎて、誰がどのレベルなのか見極めがたい。高倉健がいすぎて。
役者としてだけでなく、演劇事業にどれだけ貢献しているかで計られるせいもあるのでしょうが…。

エドナ役マイケル・ボールとのラブシーンで、お互いにツボに入りすぎちゃって、笑って演技が出来ないというハプニングも。
ハプニングというより、毎回そういう雰囲気になっているっぽいのですが、エドナ&ウィルバー夫婦の個性は、さすが英国版のが強烈でした。

欲を言えば、オリキャスのメル・スミスで見たかった!!!

アランと仲の良い俳優さんということで、しかもHairsprayになんて出なさそうなのに出てたのが気になる。

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HAIRSPRAY 【CAST】 6.Mar.2008 Matinée
ダイナマイツシーウィードは、来日版の方が迫力やリズム感、カリスマ性があって圧倒されました。

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ペニー役のエリノア・コレットは、「ウーマン・イン・ホワイト」で観たときの印象が強かったのですが、今回は可憐さゼロ(笑)

不思議少女を上手い塩梅で演じていた来日版ペニーもかなり好きでしたが、エリノアもパワフルな歌と華奢な身体で、弾けるオタクを熱演していました。
彼女は歌声が、滑らかで華奢かと思えばドスも効かせられるので、色んな表情を持っていて好き。

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アンバーも来日版同様に技術・演技ともに説得力がある女優さんでした。
トレイシー×ペニー×アンバー「Mama I’m a big girl now」がお気に入りナンバーです。
映画版で削られたのが、未だに納得いかない(笑)
このGirls Castのトライアングルも、個性があふれているし、みんな上手くて可愛いよねぇ。

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トレイシーの敵役となる、人種差別家のヴェルマ・フォン・タッスルは、レミゼでマダム・テナルディエだったトレイシー・ベネット

レミゼで観たときは、日本版マダムにはなかったヒドイ悪人面化粧に衝撃を受けましたが、いやー今回も歌声のドスが、わる〜い感じ。
タバコとお酒やりすぎとしか思えない(笑)、いつ壊れてもおかしくないくらい掠れた声ながら、声量は十分なんですよね。逆にノドが強いってことなんだろうな。

来日版は、「悪役ならではの可愛げ」が強調されていたと思うのですが、トレイシーのフォン・タッスルは、じんわりトレイシーを苛め抜きそうな湿度の高さ…(笑)

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HAIRSPRAY 【STAGE】 6.Mar.2008 Matinée
北京オリンピック開幕式、まさかのサラ・ブライトマン登場でした!
隣りはファントムじゃなかったけどね…。


シャフツベリー劇場は今回初めて。
ロンドンの劇場の中では、規模の大きい方かと。

shaftesbury side

当日券はあるもののStallsはなし、まだまだ売れてる演目です。
まぁマイケル・ボールが出てる間は、どう転んでも安泰だよね(笑)

舞台全体の正直な感想を…。

来日公演の方が感動したかも(笑)

来日公演は、あらゆる意味で本当に頑張っていたんだなぁと、他プロダクションを見てみて初めて分かる。

ラストに会場がダンス・ボックスとなるタイプの演目で、いかにノリの悪い日本人をノラせるか。
招聘元も、キャストも、演出者も、相当に心を砕いたんだろうなと。
そして見事に成功していたことの凄さを、改めて感じました。

Stallではなく2階だったので、少し熱気が薄かったせいもあるかもしれません。
でもロンドン版には幕間のダンス・レッスンはなかったし、役者が通路を通ってのハイタッチもなかったような。

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盛り上がってはいたのですが、どうしても「ステージを観ている」感覚が抜けなくって、「ステージと一体化」出来なかったのが、ちょっぴり寂しかった。

キャストたちも、「You Can’t Stop Beat」の永遠に終わらない疲れるダンス、日本の観客にも一緒に踊ってもらっている手前、リピートも本来より多かっただろうに、振りが分かりやすいように丁寧に踊っていて、改めて顧みるとサービス精神がひしひしと感じられる舞台でした。

そこらへん、ロンドン版ではあっさり終わっていったような。

別に舞台は芸術だから、サービス精神が全てではないと思う。
それでもミュージカル、しかもHairsprayのようなジャンルでエンタメ性の高い舞台ほど、そこで観客の満足度に違いが出てくるのも事実なんだろうな。

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HAIRSPRAY 【Intro.】 6.Mar.2008 Matinée
【Shaftesbury Theatre】

Shaftesbury Theatre


【CAST】(6.Mar.2008 Matinée)

Edna Turnblad … MICHAEL BALL

Wilbur Turnblad … IAN TALBOT
昨年までリージェント・パークのオープン・エア・シアターの芸術監督を務める。
舞台:「真夏の夜の夢」、「十二夜」、「から騒ぎ」、「Lend Me a Tenor」、「Run For Your Wife」
舞台演出:「秘密の花園」、「ピーター・パン」ほか
2007年OBE受章

Tracy Turnblad … LEANNE JONES
2006年Mountview Academy卒業。
本作でプロデビュー。

Link Larkin … BEN JAMES-ELLIS
舞台:「ダーティ・ダンシング・トリビュート」(UK TOUR)
TV:「JOSEPH」オーディション番組「Any Dream Will Do」準決勝出場
本作でプロデビュー。

Velma Von Tussle … TRACIE BENNETT
舞台:「レ・ミゼラブル」(マダム・テナルディエ)、「She Loves Me」ほか
TV:「カジュアルティ」、「ハート・ビート」ほか
映画:「旅する女シャーリー・ヴァレンタイン」、「Knights and Emeralds」ほか

Penny Pingleton … ELINOR COLLETT
舞台:「ウィキッド」(スウィング、グリンダUnderstudy)、「ウーマン・イン・ホワイト」(アン)、「マンマ・ミーア!」(アリ、ソフィー)、「レ・ミゼラブル」(ファンティーヌ)

Motormouth Maybelle … JOHNNEIE FIORI
舞台:「125番街」、「モダン・ミリー」、「1984」ほか
CM&CD:「ヘラクレス」(ディズニー)、アメリカン航空CM、ペプシCM、コカ・コーラCM

Seaweed J Stubbs … ADRIAN HANSEL
舞台:「ヘアー」、「フェイム」、「愛こそがすべて」、「スターライト・エキスプレス」ほか
CM:ナイキ・スポーツ・ウェア・モデル、マークス&スペンサー広告

Corny Collins … PAUL MANUEL
舞台:「レ・ミゼラブル」(アンジョルラス)、「ウェスト・サイド・ストーリー」(トニー)、「グリース」、「ホット・ミカド」ほか
CD:「ウェスト・サイド・ストーリー」、「ホット・ミカド」、「グリース」、「雨に唄えば」、「マイ・フェア・レディー」、「キス・ミー・ケイト」、「ロッキー・ホラー・ショウ」

Amber Von Tussle … RACHAEL WOODING
舞台:「ウィー・ウィル・ロック・ユー!」(ミート、スカラムーシュUnderstudy)、「サタデー・ナイト・フィーバー」(アネット)、「Loveshack」(新作ミュージカル、UK TourでAJ役)、「フットルース」(アリエル)、「コーラス・ライン」(クリスティン)、「フェイム」、「スターライト・エキスプレス」、「キャッツ」

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