出演:モニカ・ブライブトロイ、ハンナー・ヘルツシュプルング、スヴェン・ピッピッヒ、リッキー・ミューラー
監督:クリス・クラウス
製作年:2006
製作国:ドイツ
久々にドンと、グッと来る映画でした。
ドイツ映画って、国民性に倣ってか堅実な作りが多い気がする。
どっちらけになって、はぐらかされたような後味になることがない。
最初は淡々と進んでゆくのですが、クライマックスでやられた!
あぁ綺麗にまとめないんだ~っていう意外性に、爆発する感情の鮮やかさ。
魂を揺さぶられるような光景を久々に見たよ。
『ONCE ダブリンの街角で』以来だわ。って、最近か(笑)
当たり前だけど俳優が本当に魂を解放できた瞬間に、鑑賞する方も共鳴する。
これだけ映像の技術が進んでも、脚本のトリックが巧妙になっても、最後は人の持つエネルギーとか温度に依るんだなぁと思わされます。だから舞台に惹かれるんだろうし。
多くは語りたくないので、「見てください」です、これは。
4分間のピアニスト (2008/06/06) モニカ・ブライブトロイハンナー・ヘルシュプルング 商品詳細を見る |
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