2011/06/30 (Thu) 【LAST CHANCE HARVEY】(新しい人生のはじめかた)

出演:ダスティン・ホフマン、エマ・トンプスン、アイリーン・アトキンス、ジェームス・ブローリン、キャシー・ベイカー
監督:ジョエル・ホプキンス
製作年:2008
製作国:アメリカ

LAST CHANCE HARVEY

1人もん同士、中年、いや晩年になって出会った大人の男女のラブストーリー。
タイトルにもなっているけれど、LAST CHANCEです、まさに。

ホフマン演じる男性は、離婚してNYでCM作曲家をやっており、ロンドンにいる娘の結婚式のために渡英。
しかしパーティ中も仕事の電話を優先し、娘には義父とバージンロードを歩くと言われ、空港のバーでやけ酒あおっちゃうドン底っぷり。
エマはもちろん、結婚をあきらめ、口うるさい母親にうんざりな生粋のロンドンっ娘(?)を演じます。

超ロンドン満載な映画です。2人の出会い(LHRです、Terminal5かな~?)からデートスポットから何から…。
ラブアクみたいにキラキラ見せてはいないですが、曇った色味が逆にリアル・ロンドンぽい。
エマの役柄設定が、The イケテないロンドン女性なところも可笑しいです。
習い事がナショナル・シアター主催(場所も!)のシナリオライター講座だったり、ディティールもいちいちイギリス~。

ストーリーはイイ具合にすれ違いもありーの、結ばれるのが分かっていても、ヤキモキ!
引き離し要素がまた、「心臓発作で待ち合わせにいけない」とかいう年齢を反映したヘビーな理由だったりして(苦笑)
でもそれもまた年齢が年齢だから、取り乱すこともなく、最後はしっぽりとまとまっていくのです。
この空気のロンドンが好きなので、見てたら行きたくなっちゃったよー。


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2011/06/29 (Wed) 【THE TOWN】(ザ・タウン)

出演:ベン・アフレック、ジョン・ハム、レベッカ・ホール、ブレイク・ライヴリー、ジェレミー・レナー、タイタス・ウェリバー、ピート・ポスルスウェイト、クリス・クーパー
監督:ベン・アフレック
製作年:2010
製作国:アメリカ

THE TOWN

ベン・アフレックって、ちゃんと映画できる人だった、そうだった。

と、思い出させてくれるような作品です。
何か忘れがちなんだよね、何でだろうね?(笑)
女子のお尻のことばっかり考えてそうな顔してるからかな?
↑こんなこと言いながらも、マット・デイモンよりタイプに近いんです、彼。<何せウマ顔好き。

そう、監督もしてるし、主演もこなしていています。
監督が主演しただけに、主人公がオイシイ役どころですが、そこには目をつぶるとして。

『こわれゆく世界の中で』に似た雰囲気を感じる作品でした。
強盗が家業として受け継がれていくような町(住民たちは、親しみと憎しみをこめて“ザ・タウン”と呼ぶ)、ボストンはチャールズ・タウン。
犯罪スパイラルから抜け出せない、将来を悲観するしかない状況の中で、人生はもっと夢みるに値するはずだと、静かに、着実に抗う主人公。這い上がった先が、誰もが夢見る高みではなく、やっと地面だとしても。

演出だとしても広告的ではないリアル・アメリカを描きつつ、脚本そのものにはストーリーがしっかりあって、良くありたい、幸せでありたい、というポジティブな想いを、意思を持って具現化していく人間の姿が描かれているところが好きです。
身内の裏切りといった犯罪アクションの一面に加え、誘拐相手に自分の出自を気づかれないように恋心を温めるという懸命さにも、心理的にスリリングな見せ方が功を奏しています。

ストーリー性がありすぎる、ハッピーエンドは短絡的すぎる――という見方も出来なくはないのかもしれませんが(というか、フランス語に近いところにいると、フランス映画以外に対してそういった批判をよく聞く)、見る者に意思の力を気づかせる作品には、脚本家や監督の想像力と創造力が多分に盛り込まれていて然るべきだと思うんだな。それも……それでこそ、映画だよ。


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2011/06/26 (Sun) 【ROBIN HOOD】(ロビンフッド)

出演:ラッセル・クロウ、ケイト・ブランシェット、マーク・ストロング、ウィリアム・ハート、ダグラス・ホッジ、サイモン・マクバーニー
監督:リドリー・スコット
製作年:2010
製作国:アメリカ、イギリス

ROBIN HOOD

“ロビンフッド”といえば、↓こちらの方でばっかり見ていたので、一つの領地で繰り広げられるお伽噺風活劇をイメージしていました。

Nottinportrait.jpg

の割りにラッセルとかケイトとかスィリアス!なキャスト陣だし、アランは出ないのかアランは?!状態にもなったりしたのですが…。

なんとヨーロッパを巻き込んだ壮大な歴史絵巻みたいになっちゃってる!
大河ドラマみたいになっちゃってる!
グラディエーターみたいになっちゃってる!←ダメやん。

面白くないわけではないものの、まぁ長いし、真面目だし、一時も退屈させない!っていう映画ではありませんでした。そもそも本気で面白い映画に出来る題材ではないとも思う、意外と。

それに輪をかけて、笑っちゃうようなタイツ姿も出てこないし、あのおちゃらけ感はいずこへ?
スプーンで心臓ほじくり出さないの?魔女みたいなおばあさん出てこないの?まじめなの?
ロビンフッドってネタ映画であるべきなんじゃないか、こんなに真面目に作っちゃっていいんだろうかって、ドギマギしちゃいました。
いや20年前の毛ヴィン・コスナーだって、いたって真面目に作っていたとは思うんですが。

マーク・ストロングが禿げてた。めっちゃ悪そうだった。
そして「ガイズ・アンド・ドールズ」ネイサン役&まだ感想書けてない「ラ・カージュ・オ・フォル」のザザ役ダグラス・ホッジが出てたなんて、キャスト欄書いてから気づいたわよー!どこにいた~?(涙)


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2011/06/25 (Sat) 【THE SOCIAL NETWORK】(ソーシャル・ネットワーク)

出演:ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバレイク、アーミー・ハマー、マックス・ミンゲラ、ブレンダ・ソング、ルーニー・マーラ
監督:デヴィッド・フィンチャー
製作年:2010
製作国:アメリカ

SOCIAL NETWORK

前評判が良かったから期待しすぎちゃった、『スラムドッグ・ミリオネア』の二の舞。
舞台並みに会話だらけのシーンを、説明的になりすぎずテンポよく繋げて上手く作っているけれど、映画自体がこれほど話題になる理由は分からず。
Face Book自体の話題性が、映画の話題性になったのだろうなぁ。

こんなに使われているシステムの創業者が“人間的に微妙”っていうのも、世間の興味を引いたポイントに違いない。
どこまで本当かは計り知れないけれど、ハーバード大学在学中に女子学生の顔写真を比べて勝ち抜き投票をし、大学側に処分されたっていう事実あたりは本当らしい。
男子学生が仲間内で無邪気に盛り上がってワイワイ話す内容としては可愛いけど、そのノリと、倫理に反するやり方との境目が常識的に判断できないところは問題。
自分が傷つけられたらそれなりに悔しくて得意分野でリベンジしようとするのに、だからこそ(?)人を傷つけることに対して鈍感というか……不器用なだけとも言えるけど。
その純粋さがあったからこそ、邪を排して、ここまで大きなSNSを作れたのは確かだと思います。
欲はあるんだけど、その欲が純粋で、小さなエサに釣られない一途さはある。

「巨大SNSを作りたい」という強い野望の一方で、それを使って何をしたいかがよく見えないのが、不気味に感じられるポイントかもね。
とても大きな破壊力のある爆弾を作りたい、でもそれをどう使うかは、使う人それぞれに任せた。
そんな歴史的によく見られる頭でっかちな天才の構図の、超現代版なんだろうな。
まぁそれはちょっと大げさか……というのも、パーソナル・コンピュータやワールド・ワイド・ウェブを作った人ではないからね。

Face Book、消極的にではあるけど使っていますが、やっぱり個人の記号化っていう、あぁアメリカだなぁっていう要素はとても強く感じられる。
ふらっと「いいね!」を押しただけで、興味のある活動に加えられちゃうとかね。いやいや別にそこまでじゃないです、みたいな(笑)
マーケティング的に見たら、その人の趣味趣向や交友関係から割り出した諸々を瞬時に統計立てる格好の手段だし、もうむしろマーク・ザッカーバーグが本来目指していた純粋性は消えつつあって、ただのマーケティング手段になり下がりつつある気はします。
利用する人は実は利用されている……お互い様で割り切ったビジネスライクな使い方が主流になってしまったら、本来のアクティブな魅力は徐々に薄れていって、「便利だけど何かつまんないなー」と浮世は流れていく予感…。


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2011/06/11 (Sat) 【LIFE AS WE KNOW IT】(かぞくはじめました)

出演:キャサリン・ハイグル、ジョシュ・デュアメル、ジョシュ・ルーカス、クリスティナ・ヘンドリクス、メリッサ・マッカーシー、ヘイズ・マッカーサー、サラ・バーンズ
監督:グレッグ・バーランティ
製作年:2010
製作国:アメリカ

LIFE AS WE KNOW IT

友人の紹介でデートしたものの、ガサツな男と完璧主義の女はそりが合わず。
でも紹介してくれた友人夫婦のイベントに何かと招かれ、顔を合わさずにはいられない。
そんな折に、まだ幼い子を残して帰らぬ人となってしまった友人夫婦の代わりに、嫌いな者同士、協力して遺児を育てることに…。

そんな子育てコメディなので、2人が嫌いあえばこそ、子はより鎹となり、最後はラブ!っていう結末は想像できるし、その通りになります。(言っちゃった)

その過程がシットコムとして面白く、ドラマとしても上手く描かれていました。
好き合っていなくても子供のことが大切ならば、他人同士でも“かぞく”を形成できるもんだな、と妙に説得力がありました。まぁもちろん映画なんだけどさ。
そういう意味で、自然にではなく任意で“かぞくはじめました”っていうタイトルは、イイトコ突いてるかも。

結婚はしてないし、恋愛感情もお互いない、逃げようと思えば逃げられる環境なのに、転勤を伴う昇進話に二つ返事で乗れない……それは、子供のことを思えばこそ。
他に共通点はひとつもないけれど、子供を、そして友人を大事にする……というか“せずにいられない”2人は、根本的には同じ価値観を持っていた、“お似合いの2人”だったのね。
子はある意味で本来の意味以上に鎹だったわけだ。


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2011/06/06 (Mon) 【WALL STREET: MONEY NEVER SLEEPS】(ウォール・ストリート)

出演:マイケル・ダグラス、シャイア・ラブーフ、ジョシュ・ブローリン、キャリー・マリガン、イーライ・ウォラック、スーザン・サランドン、フランク・ランジェラ、チャーリー・シーン
監督:オリヴァー・ストーン
製作年:2010
製作国:アメリカ

WALL STREET MONEY NEVER SLEEPS

オリジナルは見ていないけれど、きっとオリジナルの方が面白かっただろうなと、それでも思う(笑)
どう転ぶか分からない途中はそれなりに引き込まれるのですが、最後がイマイチ。
もっとエグく、ゲームプレイヤーみなが破滅していくかと思いきや、ゲッコーが人生の真の勝利者になってしまっているのが、何だかね~。

途中で間違えても、多くの人を傷つけても、改心して代償を払えば全て許される。
キリスト教的なのか、アメリカ的なのか……あっ調子がよすぎるとも言うね!
しかもこの場合の間違いというのは、Honest Mistakeではないんだよね、頭がいい人たちなんだから。

伝えたい教訓は同じでも、ゲッコーを徹底的に破滅させるのではなく、彼に家族という幸せを与えることでそれを表現するのが、この監督らしいというか……。
マイケル・ダグラスのアメリカでの人気がそうさせるのかな。
まぁ実際のウォール街のプレイヤーたちに破滅を見せたらそっぽ向かれるだろうけど、真の幸せはこれだと見せれば説得力があるだろうという考えがあってかもしれませんが。

実際にその業界の人と話していても感じますが、あくまで仕事上のゲームをどう上手く転がすかが人生の軸。
仕事の特性上、語弊はあるかもしれないけど責任の伴う大がかりなゲーム感覚に陥ってしまうのだろうなと思う。
自宅にも6台のPCを買い込んで並べて、市場の動きを、帰宅後の自分の時間も全て費やして追っている知り合いの姿を見て思いました。
それって、ゲームにはまって引きこもっている人と、後姿は同じなんだよね…。

その世界観の中で、誰か傷つき陥れられる人がいたとしても、それが他のプレイヤーだろうが一般市民だろうが、会社の利益になり、ひいてはそれが自分の利益になればいいと。
心底そうは思っていなくても、何かで自分個人が問われ責められた時に、それが仕事だから、会社の利益だからやったという意味のない言い訳をしそうな怖さがある。
上手くプレイするための知識と機転はあったけど、想像力がなかったのは、まぎれもない自分自身なのに。


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2011/06/05 (Sun) 【THE TWILIGHT SAGA: ECLIPSE】(エクリプス/トワイライト・サーガ)

出演:クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン、テイラー・ロートナー、アシュリー・グリーン、ジャクソン・ラスボーン、ニッキー・リード、ケラン・ラッツ、ピーター・ファシネリ、ダコタ・ファニング、ブライス・ダラス・ハワード
監督:デヴィッド・スレイド
製作年:2010
製作国:アメリカ

THE TWILIGHT SAGA ECLIPSE

予告編で、ジェイコブが走りながら狼に変身して襲い掛かるシーンが好きで、それ見たさに渋谷まで…。
そして一緒に見た友人の目的はジェイコブの筋肉
すでにヴァンパイアの存在意義がバヤリースのオレンジジュース(果汁20%)ほどに薄まっていますが、何か?

そういう意味で期待は裏切らない映像の出来。走りながらのオオカミ化にも満足。
厚くて熱い筋肉にも満足。(人狼は体温が高いという設定なのです)
雪山での戦いが特に人間たちが獣くさくて、白い雪に飛び散る血の赤が美しくて見ごたえあり。
女ヴァンパイアがしつこくヒロインを狙い、それを守る男2人、そしてあられもない格好で死に行く女ヴァンパイア。(『ブラザーズ・グリム』の女ヴァンパイアの「イーヒッヒッヒ」って感じも好き。要は絵に描いたような悪女キャラ好き)

この映画だと、ロブテイラーなど、ストレートな美形ではない人々も美しく見えるので、目の保養にもなります。(また撃ち殺されそうなことさらっと言ってるー)
ダコタ・ファニングなど、美しい人はさらに美しく。
超クサい台詞も行動も何か許せる。むしろ匂うぐらいじゃないと物足りない。
原作は読んでいないけど、映画を粛々と見ているため、もはや最後までクサイの見届けなきゃという気になっています。
でも断固として、ハマッているわけではないんです。断固として。


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クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン 他

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2011/06/03 (Fri) レミゼ25周年記念もろもろ

1日に日本のレミゼを見てからというもの、ここ1週間ほど、昨夏のレミゼ・フィーバーが若干もどってきたので、書きもれたことをツラツラと。

ロンドンの25周年期間限定キャスト版グランテールが非常によくて、他のキャスト版に比べて、存在感と父性がとても強かった。
若くてカッコいいタイプの俳優さんが演じていて、その時点で珍しい。
ガヴローシュのお父さん!という雰囲気が随所ににじみ出ていて絡みがほほえましく、その分ガブの死での悲しみようが見ていて可哀想すぎる…。

原作読みでない私は恐れもせず聞いちゃうけど、グランテールガヴは親子ってことでいいのかな、実際?
ガヴがみんなに可愛がられてるから、誰が保護者か一見わかりにくい…。
今回初めて、その関係性に注目してバリケードのシーンを見た気がしたよ。泣けたわ。
もしこれで親子じゃなかったら、あの2人の関係性をドラマにする力といったら素晴らし過ぎな、グランテール役者とガヴ子役。

てか原作読もう。と、多分5年くらい前から思ってる。
あえてフランス語で手つけちゃう?<一生読み終わらないに1フラン!<しょぼい賭け金。

そだそだ、昨日NHK BSで、トニー賞特集やってましたね。
舞台ではそこまでパンチを感じられなかった新妻さんですが、シルビアさんと歌った曲は迫力があって良かった。
しかし今井さん、島田さん、新妻さん、笹本さんの「民衆の歌」はさすがに薄っぺらかった…。
これは4人ぽっちで歌う曲じゃーないね(苦笑)

そして四季の映像特集に入っていったのですが、うん、やっぱり正直なとこ言わせてもらうと、海外で見る方が断然……(苦笑)
ちょっとね、途中からホント、見てるの辛くなったからね…。
日本語で上演した功績や意義の大きさは、もちろんあるのだろうけども…。

↓そんなわけで去年行われたレミゼ25周年記念コンサート@O2アリーナ。
明日はこれが全編通しで放送される!わーいわーい!



オリキャスでもないのに歌いだしで拍手と歓声をもらったEarlさんが自分のことのように嬉しかったり。
聴き心地も良いし、立ち姿もスラっとしていて、きれい。
ケイティー・コゼットが嬉しそうに拍手していて、手の動きから読み取るにリア・サロンガさんも拍手してくれていて、あの画面上で唯一拍手していないニック・ジョナスっていう。
そりゃ女子はみんなアールさんにメロメロよね~男の子にとっちゃ面白くない存在よね~(←妄想です)
そんなニック・ジョナスは全員入るところでサボってた(てか気抜いてて気づかなかった)がバッチリ映っているのが面白い。

ラミンのあの、自分も出演者なのに、周りのスターキャストに興奮している笑顔もたまらなくかわいい!
カテコで1人ずつお辞儀する時、アンジョルラスの自分でいきなり歓声が大きくなったことに驚き、感謝しているところが謙虚で素敵でした。
そりゃあなた、わざわざO2まで見に行ってる観客は、ファントム2、いやむしろファントム1でも主役張ってる人がアンジョやってるって知ってるんだから、歓声も大きくなるよー!
ただのアンジョじゃないもん、贅沢な使い方だってみんな思ってるさー。
でも!本人は至って謙虚です。

↓レミゼの舞台となった通りの近く・現風景。平和じゃ。

AU ROCHE DE CANALES

rue_montorgueil.jpg

残念なのは、先日フランス人にミュージカル「レ・ミゼラブル」について話したら、

「はっ?レミゼがミュージカル?想像つかないんだけど!ミュージカルってだって、ディズニーランドみたいなやつでしょ?あんな暗い話、ミュージカルにできなくない?」

うん、わかるよーわかる。フランスでのミュージカルの市民権って、そんなもんです。
あんな豪華なツアーキャストがわざわざシャトレーくんだりまで来て歌ってくれてるのに、なんてもったいない。

ロンドン・ミュージカルとブロードウェイ・ミュージカルの違いを説明するも、最終的に「やっぱり想像できない」とのこと。
もう私にはこれ以上の説明はできない。見てもらうしかない。
しかしディズニーランドを想起している時点で、ミュージカルを見に行く気も起こらないらしい。
フランス演劇は好きらしいので、そのディープさとシュールさを求められたら、それはそれで無理だけど。

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2011/06/02 (Thu) レ・ミゼラブル さよなら公演 【STAGE】



ガヴローシュこども店長だった!(加藤清史郎くん)
海外子役に比べたら歌はやっぱり……ですが、初めてのミュージカルだし、子供らしくて可愛かったです。そして芝居は上手かった。
そういえば息絶えるシーンの歌って、あのメロディだったっけ?
ガヴのテーマになっているメロディラインと共に息絶えてた記憶ですが、違うメロディーのようでした。

あとリトル・コゼット「アニー」モリーを演じた事もある子で、上手かった。
子役にあまり辛いことは言いたくないのですが、パリで見た公演2日目のリトル・コゼットが、椅子からずり落ちちゃうくらいに音程が外れっぱなしで、ちょっとアレはないかな~ってくらい酷かったのです。
自分が音痴だから少しのズレなんて気づかないのですが、それでも肝が冷える調子っぱずれ。
子役だから、一部もしくは全員が現地オーデ調達だろうけど…。でもガヴは両日とも上手かったしなぁ。

テナルディエsは安定感があって、安心して聞けました。
前回見たときも森クミさんだったけど、今回は少し元気がないように思いました。
前は、もっといっぱい笑った気がする…。いやすでに、十分な演技はされているのですが(笑)

コゼット中山エミリさんは、歌は残念でしたが、見た目が可愛い!
よわっちいソプラノでもなんでも、コゼットの存在意義である(笑)雰囲気は当たりでした。

新妻さんって、以前見たことあるのだろうか。何かで見ている気はするのだけど…覚えていない(苦笑)
フォンティーヌは海外でもキャストの落差は激しいので、そして芝居が前面に出て声が潰れていることも多々あるので、それと比べても可もなく不可もなく……という印象。
フォンティーヌとしてやるべきことはきちんとやっているけれど、突き抜ける何かが足りない感じ。
人としては好きなんだけどね~新妻さん。

その新妻さんと仲良しさんの笹本エポニーヌ
こちらは、海外が割りとずば抜け型キャストを持ってくるので、比べちゃうとやっぱり…。
芝居などは出来上がっているものの、歌声の迫力も同時に求めちゃう役なのが厳しいところ。

マリユスは今度ロミジュリのロミオをやる山崎さん。たぶん初見、かな?
日本のミュージカルはめちゃくちゃ見ているわけではないので分母が小さいかもしれませんが、ここらへんのヒーロー系若手の中では、個人的には浦井さんが一番歌えるイメージなんだよね~。
雰囲気は超マリユスだし、大きく伸ばすところは太く出るけど、弱い声で演じるところ……というか地声?が残念な感じ。まぁでも出すべきところは出るからいいのかー。
ニック・ジョナスもアレだったしねぇ。

ジャン・ヴァルジャン吉原さんは、素写真がいかつくて、他のパパ系バルジャンとの落差がすごいなーと思いましたが、舞台上ではちゃんとバルジャンしてました。
33歳という、海外では適当な年齢にも関わらず、日本のミュージカル界においては、バルジャンを演ずるに若すぎる年齢で、大抜擢。
四季時代から知っている人に、いいよ~と言われていたので期待していましたが、確かに声質は柔らかくて素敵。
ただ声が、わざとか天然かは分かりませんがよく震えるので、安定感に乏しく聞いていて不安になる瞬間も。
出しにくそうなのとはまた違うんだよなぁ。あれは何なんだろう…?

ジャヴェールは、多分はじめましてな今拓哉さん。
よく日本のミュージカルでは名前をお見かけする気はしますが、ずっと観劇日に出演が当たることはなかったのでしょう。
芝居は良かったのだけど、声が残念でした。
ジャヴェールというキャラクター上、ああいうハスキー声も全くナシではないとは思いますが、ハンスさん、アールさんと聞いてからだと、声自体に存在感や力強さ、艶やかさや聞き心地の良さも求めてしまいます…。

ここまで引っ張りましたが、最後にこの方、アンジョルラス!引っ張ったのには理由がある(笑)
大学を卒業したばかりで、初のプロ舞台が今回のレミゼという、こちらも大抜擢!(今回こういうの多いね?)
いやーーーー良かった!そうそう日本で出会えません、この「見ぃ―つけた!」感。
ネットで検索すると、公式モノはレミゼのプロフしか出てこず、あとは今回見た人の絶賛ページで検索結果が埋まります。

オペラから来ているので声に安定感とパワーがあり(今回のキャストの中で、間違いなく一番歌えてた)、一方でオペラ出身者に不足しがちな味の部分も薄れておらず、何より魂、芯の部分にアンジョルラスを持っているのが良かった!
小手先の芝居では勝てない、役が息づいちゃってる感じ。
かなり熱い想いを持ってオーディションも受けたようで、役とのシンクロ具合がすばらしく、声と存在感にオーラがありました。

帝劇100周年記念パーティなどでもリードで歌い、ヴァルジャンらプリンシパル含めても、歌わせている量が他と段違い。なので製作側としてもダイヤの原石を発見しちゃったウッヒッヒ!という感じなのでしょう。(なぜ悪代官風味?)
今回ワケあってバルジャンキャストに合わせて日を選んだので、上原アンジョに出会えたのは完全なる偶然ですが、これはもうセレンディピティですね♪
ロミジュリにも出演が決まったみたいで、願わくば彼の出演日に見たいものです!

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2011/06/01 (Wed) レ・ミゼラブル さよなら公演 【Intro.】

【帝国劇場 Imperial Theatre】



【CAST】(01JUN11.マチネ)

ジャン・ヴァルジャン … 吉原光夫

ジャヴェール … 今拓哉

フォンティーヌ … 新妻聖子

テナルディエ … 三波豊和

テナルディエの妻 … 森公美子

エポニーヌ … 笹本玲奈

コゼット … 中山エミリ

アンジョルラス … 上原理生

マリユス … 山崎育三郎

ガヴローシュ … 加藤清史郎

リトル・コゼット … 清水詩音


経歴を書くのも諦めた感が…(笑)
でも日本の人たちだから、みんな知ってるでしょ、ね?(笑)

しかし正式名称か分からんが、「さよなら公演」て書くと一抹の寂しさが…。
もう日本では盆公演に会えないのだね~。

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nana

  • Author:nana
  • Would be always grateful that we somehow existed at the same time in a world's long history.
    My life has so much expanded after knowing you.
    Good bye, for a while and see you sometime.

    http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-35321410


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