2012/03/31 (Sat) 【SHERLOCK HOLMES: A GAME OF SHADOWS】(シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム)

出演:ロバート・ダウニー・Jr.、ジュード・ロウ、ノオミ・ラパス、ジャレッド・ハリス、レイチェル・マクアダムス、スティーヴン・フライ、エディ・マーサン、ケリー・ライリー、ジェラルディン・ジェームズ、ポール・アンダーソン、ウィリアム・ヒューストン
監督:ガイ・リッチー
製作年:2011
製作国:アメリカ

SHERLOCK HOLMES A GAME OF SHADOWS

ついにモリアーティ教授登場のシリーズ第二弾!

モリアーティがアランじゃなかった…(しゅん)
予想(期待)した俳優の誰でもなかった…(しゅんしゅん)
(もはやモリアーティを演じるのは誰か?!という予想という名の妄想しかしていない第一弾の感想はこちら

そうかークマさんキャラで来たかー。
意外とこう、思ったより切れ味の鋭い俳優さんではなかったね。
もっとダースベーダー的な存在感で来るかと思いきや、RDJ&ジュードコンビより出過ぎないけど、そこそこ年期は感じるっていう、大人しめの配役。
2つの顔を持つ男としては、間違いのないキャスティングなのだろうか。
でも武術が強そうには見えないぞ?(それを言ったら、アランだってそうなんだけどね。でもお腹を全力で突き出したら、相手がドーンって吹っ飛ぶかも!←言いたい放題)

まぁさすがにブラピはないにせよ、濃いジョニー・デップが主演だろうが、さらに濃いアランに向こうを張らせるティム・バートン並みの気概を見せて欲しかったわ、ガイ・リッチーさんよ!
前作のマーク・ストロングがモリアーティでも良かったんじゃね?と思ってしまいます。
別にジャレッド・ハリスが嫌いなわけじゃない。
ただ彼は、キャラの濃い悪役よりも、レストラード警部的な役どころの方がしっくり来るっていうだけで。

まぁ3が作られたところで、モリアーティの配役は変わらないだろうから諦めるとしまして。
前作では「世のイメージとかけ離れてようが、あたいは大丈夫!だってシャーロキアンじゃないから!」と思っていたのですが、なんかやっぱり今回ほどただのアクション・ムービーになっちゃうと、もう少しブリティッシュな方向に寄せて欲しかったなぁなんて、ワガママこいちゃいます。
世界観は大きいし、映像もスタイリッシュで、ミステリー要素も飽きさせずスリリングなのですが、ゆえにホームズ感なし。
映画としては面白いし、劇場で見るべき作品に仕上がっているのですけどねー。

パリの、しかもオペラ座が出てきた瞬間は高揚したものの、その後舞台が移り変わりすぎて、あれ?ミッション・インポッシブル見に来たんだっけ?007見に来たんだっけ?という既視感。
馬車や服装に時代的な要素があるだけで、悪役の悪たる動機も含め、現代が舞台のアクション・ムービーと変わらないじゃないと。それはやっぱり寂しいのよと。本髄もクラシックであって欲しいのよと。

おそらく本シリーズはさらに続編があるのではないかと予想しますが、次はどうなることやら。
何だかアメリカに上陸しそうな予感…。
ホームズのアイデンティティの90%はロンドンかつベイカー街にあるのねと、今さらながら実感です。
パディントンが定宿で、劇場街のピカデリーにはベイカーラインで通いつつも、ベイカーストリート駅は常にスルーしている私が言うのもなんですが。(そういえば、降りたことないなぁ。フリート街には、わざわざ足を運んだのにねぇ)

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2012/03/18 (Sun) American Idiot 【STAGE】 15JAN2011

American-Idiot-Musical-2.jpg

公演時間約90分、途中休憩なしのコンパクトな作品です。
全体が短いとはいえ、途中休憩がないことを知らずに見ると意外と焦るもんだよね(笑)

えっいつ終わるの?どうやって終わるの?とヤキモキしてしまいました。
こんな気持ち、ジェイスン・アイザックス「Dumb Waiter」以来だわ。(あちらはさらに短い55分)

トニー賞を受賞しているジョン・ギャラガーが出演していることからも想像がつきますが、この舞台は「春のめざめ」とスピリットがまったく同じ!
若者が飛んだり跳ねたり、リミットレスに感情を爆発させる、その様子が何よりの見どころ。
舞台上から客席に降り注ぐエネルギーったら、ッパないっす!

90分のサイズ感ではあるので、さっくり短く終わった印象ももちろんある。
だけどその中にギュッと120%凝縮されているからこそ弾けられるわけで、これが2時間半もダラダラ続いていたら、あのフレッシュさの爆発は見られなかったわけです。

セットは凝っているわけではないけれど、舞台の枠以上に高くそびえたつウォールと、その一面に張り付けられたポスターやモニターが、ミニマルながら印象的。
迫力とともに閉塞感、時代の行き詰まり感、さらに急な階段を昇降する役者の危うさも感じさせる絶妙な作りです。

正直ですね、特に予習復習せずに見て(Green Dayのアルバムを聴いていたくらい)、その後1年間放っておいたもので、ストーリーはよく覚えていません。
ただ、同時多発テロ→イラク戦争という2000年代前半のブッシュ政権時代に発表されたグリーンデイのアルバム「アメリカン・イディオット」が元になっているミュージカルなので、スピリットもそこに則っていると思って良いはず。

americanidiot_1.jpg

エネルギーの爆発する舞台感としては「春のめざめ」が近いですが、バンドミュージック×社会問題への警鐘という意味では「ウィー・ウィル・ロック・ユー!」、「HAIR」などが思い出されます。

「ウィー・ウィル・ロック・ユー!」はコメディ要素を含み、ストーリーの起承転結が分かりやすいという意味では、まだ幼さを残している。(クィーンがという意味ではなく、舞台作品として)

「HAIR」は舞台がベトナム戦争になっただけで本作と非常に近いセッティングだと思いますが、ヒッピー文化への郷愁や、最後にみんなで繋がれればラブ&ピース!という時代の青さも感じる。
国もしくは一部の人間が主導する戦争に、「NO」を示すだけでも十分な意味があった時代なんだろうと。

ただそれから40年経って、世界もそれだけ成熟したはずの中で、なお起こっている現実はどう捉えれば良いのか。
そこはもう、あの頃ジョン・レノンがしたように、白いシーツにくるまれてベッドインタビューで状況を批判したところで、自分たちを正当化することは出来ないだろうという、自己批判が見て取れます。

利己から戦争に突き進んだブッシュが「American Idiot」なら、過去100年で同じような経験をしておきながら、なお止められない一般市民も皆「American Idiot」だろうと。
個人的には“アメリカ人”というだけでなく、アメリカ的なシステムに組み込まれて生きざるを得ない人類の大半も、「American Idiot」と呼べるのではないかなと思います。
たとえどんなに批判しようとも、そのシステムから享受しているものも少なからずあるはず。

半世紀前と違って、自己批判に至った冷静さは現代的ではありますが、それでもまだ自己批判でしかない。
50年後(今度はそんなに時間がかからないと良いけど)にまた新たな作品が登場し、「50年前は自己批判で終わるほど幼かったね」と言える状況になっているのかなぁ。(とだけ言って終わる自分もまた、そうとう無責任ですが…)

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2012/03/17 (Sat) American Idiot 【Intro.】 15JAN2011

【ST.JAMES THEATRE】

ちょうどBillie Joeがお休みの期間に行ってきてしまいました!(><)
Green Dayが見られたかもしれないのに、悔しい!!

AI_BJA.jpg

AI_StJames.jpg


【CAST】(15.JAN. 2011)

Johnny … John Gallagher, Jr.
舞台:「春のめざめ」(2007年トニー賞助演男優賞受賞)、「Rabbit Hole」ほか
TV:「ロー&オーダー」

Tunny … Van Hughes
舞台:「9 to 5」、「ヘアスプレー」
映画:「Sex and the City」1&2、「レイチェルの結婚」、「Book of Love」

Will … Michael Esper
舞台:「A Man for All Seasons」、「As You Like It」ほか

Whatsername … Rebecca Naomi Jones
舞台:「Passing Strange」
TV:「フリンジ」
映画:「Passing Strange」、「Miracle at St.Anna」、「The Switch」

Heather … Jeanna de Waal
舞台:「We Will Rock You」(ウェスト・エンド)

The Extraordinary Girl … Christina Sajous
ブロードウェイデビュー!
ツアー:「レント」
TV:「第52回グラミー賞授賞式」

St.Jimmy … Andrew Call
舞台:「Glory Days」、「クライ・ベイビー」ほか

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2012/03/10 (Sat) 【THE TWILIGHT SAGA: BREAKING DAWN - PART 1】(トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1)

出演:クリステン・スチュワート、ロバート・パティンスン、テイラー・ロートナー、ビリー・バーク、ピーター・ファシネリ、ニッキー・リード、アシュリー・グリーン
監督:ビル・コンドン
製作年:2011
製作国:アメリカ

The Twilight Saga Breaking Dawn Part 1

「トワイライト」シリーズ最新作は、『シカゴ』『ドリーム・ガールズ』ビル・コンドンが監督。
確かに映像が美しい、というか、ロブクリステンの撮り方が優秀(笑)
他のヴァンパイアは単なる厚塗りの白塗りで人間味があるのに、2人の肌は陶器のように滑らかで、CGにお金がかかっているのでは…?

ロブ氏が角度によってはカッコよく見えて画面に食入った自分を戒めつつ(なぜ?)、意外と出産シーンは『ドラゴン・タトゥーの女』を上回るグロさで画面が直視できず。
だってエドワードが食いちぎったあれって何よ?そんなことしちゃってベラは死にやしないのだろうか。っていうかそりゃ死んじゃうよね…っていう、メチャクチャな出産シーンでありました。
ビル・コンドンは、挿入するイメージ映像にはっきりとしたビジョンがあるので、『シカゴ』はそれで成功したんだね。

二章に分かれているだけあって、本作のストーリーは非常に薄っぺらです。
エドとの子供を孕んで産み落とすまで。
確かにヴァンパイアの子供は成長の早さが尋常ではないので、ベラは我が子を出産するまでに大変な苦しみを味わいます。

だがハネムーンでわいのわいのやってから生まれるまでに、2時間を費やす必要はあるのでしょうか。
ハリポタと同じく、原作を読んでいればもっとディティールへのこだわりを感じられるのかもしれませんが。
その2時間を冗長にしなかった作りは賞賛に値しますが、振り返ってみると、出来ちゃって産んじゃっただけなんだよなぁ、という物足りなさと脱力感に見舞われます。

そしてPart1の宿命、面白いのはこれからよ!と言わんばかりに期待を持たせるラスト。
そういうもんだからいいんだけどね、12月には同じ値段でもっと面白いの見せちゃうよ!と言われているようで、ちょっと萎える。

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2012/03/02 (Fri) アニー 【STAGE】 25. April. 2011 Soiree

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たぶん恐らく、17年ぶりのアニー!しかも、6歳の頃から付き合いがあって、アニーの年頃には2人で遊ぶとトゥモローをでっかい声で歌ってた親友と観劇。
お互い大学生くらいの頃にも「見に行きたいね~」なんて話はしていたのですが、なんだかんだで去年になってしまいました。
見に行く時は絶対彼女と!と思っていたので、大願成就。

そんな淡く可愛い思い出を抱えて見に行ったアニー
原作も映画も舞台映像も刷り込みすぎているのでストーリーは忘れるわけもないのですが、日本版は10年ほど前に演出家が変わっているので、以前の篠原版が髄まで染み込んでいる自分には、ジョエル版の演出自体が新鮮でした。

個人的にはアニーの仲間、孤児の子役が多かった以前の方が、世界観が一貫していて馴染みがあるのは確か。
ジョエル版は孤児を減らし(オリジナルに戻し)、タップキッズを大量投入して、エンターテイメントとしてメリハリのある演出です。
さすがブロードウェイから来た演出家、華やかな場面はとことん電飾を駆使しショーとして見せてきます。
タップキッズには、3日前に立ったばかりなんじゃ?!ってくらい幼い子もいましたが、さすがの技術でした。

アニーは高地杏奈ちゃん。溌剌としたしっかり系のアニーです。
アニーのダブルキャストは毎年、溌剌系と優しさ系に分かれる気がします。
って、17年見ていないけれども。最後に見たのって、95年の10周年の時だったな。

この年齢の女の子がメインで歌う演目って、特に常設だと海外でもなかなかないので(コゼットモリーくらいの年齢だもんね)、比べられないし、良く聴く海外アニーがオリジナルのアンドレアなのでハードルは上がっちゃいますが、杏奈ちゃんも芯のある伸びやかな歌声で、感情もわざとらしくなく程よく乗っていて聴き心地よかったです。

グレース役の香寿さんは、女性として立ち姿や所作が美しすぎて、舞台見ながら我が身を反省してしまった。さすが女優さん。

そういえば、ウォーバックスさんの独白ソングって、昔もありましたっけ?
アニーとどう向き合おう?っていうメロディはちょろっとあったかもしれませんが、あんなに長々1曲歌うイメージはなかったなぁ。
新たに足されたのだとしたら、個人的にはなくて良いと思います。
この作品って、女の子や女性を魅せるミュージカルだと思うんだもの。

リリー太田さんは、アニーが今よりもっと近しい存在だった頃に子役で出てらっしゃった方なので、大人の出演者として出ているのが不思議な感じでした。当たり前だけど、大人の女性でしたー。
2012年のリリーも、以前アニー役をやった垣内さんになるみたいですね。

そしてハニガン先生がなんと友近!(日本のお笑い芸人です、念のため)
ハニガン自体がイロモノなので、お笑い芸人がやることに違和感もないし、実際キャラ(声も!)は合っていたと思います。
ただあまりに役に忠実で、かえって驚きました。
コメディアンが作品中でイロモノを演じるとなると、多少なりともご本人の色を出してくると思うんですね。
「オリバー!」でフェイギンを演じたローワン・アトキンスン(Mr.ビーン)のように。
友近は、友近なのに控えめで、カーテンコールはさすがにちょっとおどけるかと思いきや、お辞儀も一番地味で、短くササっと済ませておりました。
前に出すぎていない感じで、好感もてましたけどね。

実は、今の年齢で見るとシラけちゃうんじゃないかな、子供っぽく感じちゃうんじゃないかな、と心配もしつつの観劇だったのですが、しっかり正面から受け止められ楽しめました。

震災から間もない公演で、諦めない強さや上を向いて明日を生きる姿勢が、照れなしに受け止められる時期だったせいもあるかもしれません。
特に曲の前向きさに顕著ですが、色あせないメッセージを秘めた作品だと改めて感じました。

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2012/03/01 (Thu) アニー 【Intro.】 25. April. 2011 Soiree

【青山劇場】

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【CAST】(25. April. 2011 Soiree)

アニー … 高地杏美

モリー … 近貞月乃
ケイト … 佐藤薫子
テシー … 加藤心
ペパー … 鈴木純麗
ジュライ … 矢島夏美
ダフィ … 春日希

ウォーバックス … 目黒祐樹

ハニガン … 友近

グレース … 香寿たつき

ルースター … 徳永邦治

リリー … 太田彩乃

ルーズベルト … 嶋崎伸夫

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nana

  • Author:nana
  • Would be always grateful that we somehow existed at the same time in a world's long history.
    My life has so much expanded after knowing you.
    Good bye, for a while and see you sometime.

    http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-35321410


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