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2012/11/28 (Wed) 映画「レ・ミゼラブル」 キャスト来日イベント

lesmis_japanpremiere.jpg

映画の上映はないけど、ジャパン・プレミアという位置づけだったよう。
11月28日の開催でしたが、その前週の木曜日に映画は完成したばかりで、完成後にキャストや監督がプロモーションを行うのは、日本が初だそう。
予告編を夏ごろから見かけているので、とっくに出来ているものだと思っていたけれど、部分出しだったのね。

東京国際フォーラム ホールA(2500名)がすべて埋まるほどの、盛大なプレミアでした。
平日の18:30開演なんて、会社員に「来るな」と言っているに等しいと思いましたが、2012年一番の本気を出して定時退社!

そんなに無理して会場に滑り込んだにも関わらず、イベント開始は30分押しで、18:30からは当イベントで歌う「People's Song」の練習タイムへと変更に。
ただ日本版レミゼ舞台の歌唱監督さんによる指導だったので、彼自身の声も聞き心地が良いし、客席の掴みも上手いし、なかなか楽しかった。

日本語の歌詞も、初めてちゃんと見ました。
家で鼻歌を歌うときは、フランス語か英語なので、新鮮。
でも日本語歌詞の響きが硬派すぎるので、やはり鼻歌は今でもフラ語か英語。



チケット引換の際にもらうボード兼歌詞カード。
駅からホールに向かう道すがら、3色存在することに気付いたので、席順もこれで決まるな~赤だと端っこだな~と思いながら、やっぱり端っこに座りました(笑)

いよいよ始まったイベント第一部は日本レミゼキャストによる歌唱披露。
キャスト全員(おそらく、ダブルもトリプルも全員)と、オケも全員来場しての豪華な舞台。
本番の舞台でも全員集まる歌唱はなかなか聞けませんので……。

【披露楽曲】(公式サイトより)
1. AT THE END OF THE DAY (w/chorus)
2. STARS (Solo/川口竜也【ジャベール役】)
3. ON MY OWN (Solo/昆夏美【エポニーヌ役】)
4. ONE DAY MORE (w/chorus)


ジャヴェールの川口さんは安定していて声ものびやかで良かったけど、エポの昆さんは、昨年ロミジュリ舞台で見て良かっただけに、今回の出来は残念。
「ON MY OWN」「ONE DAY MORE」ともに高音がひっくり返って割れてしまっており、強く伸ばす音も伸びきっていませんでした。
「One Day More」のサマンサバージョンの映像が直後に流されて、当たり前だけどしっかりブレない歌い方だったので、余計違いが際立ってしまった。
のどは強いイメージなので、来年までには完成すると良いけど……。

アンジョの上原さんは力強くて、前回公演に引き続き楽しみ。
山口祐一郎とモリクミさんはいつも通り(笑)
おそらくモリクミさんの声に起因するものだと思うんだけど、Finalの合唱って日本版だけソプラノが強い気がする。



第二部は、いよいよ映画版のキャストが登場!
ヒューは、BWの舞台で見て以来二度目ですが、彼も存在がブレない(笑)
いつでもスターだわ~。
ジェームス・ボンドダニエル・クレイグと並んでもキラキラ後光を背負っておりましたので。(舞台「Steady Rain」にて)

フォトセッション諸々が終わった後、内容の濃い座りトークへ。
それぞれのキャストの曲映像を丸々一緒に見て、それに対する本人の感想を述べる場面も。
このインタビューの内容は、公式サイトに一言一句出ておりましたので、そちらをご参照ください。

ヒューとアンは、話の隅々にジョークを交えるなど、余裕の存在感。
アンなんて、一つしか年上じゃないのにもはや大女優の貫録で、頭の良さも寛容さも感じられる、大変美しい方でした!
マスコミからの質問で、質問者の元になかなかマイクが届けられなかった際、自分のマイクを渡しに行くというフランクさ。
華奢で頭が小さくて、スタイルも抜群!久しぶりに芸能人らしい芸能人を見たーという感じ。
確かに『プラダを着た悪魔』のシャネルの着こなしも尋常でなく似合っていたもんね。

アマンダは逆に、これだけの観衆を前にとても緊張している様子で、受け答えの声も上ずっているのが微笑ましかった。
3つくらいしかアンとも違わないはずだけど、キャリアと経験の違いで、これだけ貫録に差が出るものなんですね…!

アン・ハサウェイのお母さんが実はUSツアーのフォンティーヌのunderで本人も元々は舞台女優志向だとか、アマンダは11歳でアニーのオーディション受けてたとか、裏話も沢山聞けて楽しかった!
ヒューも昔「美女と野獣」のオーディションで「Stars」を歌ったそうで(それを聞いた審査員に、その役(ジャヴェール)をやるチャンスは絶対来ないだろうから音源を捨ててしまえと言われたそうで・笑)、みんな歌の素地があるのねー!と、それぞれの歌唱力に納得しました。
アンはずっと歌に通い続けているみたいで、ヒューと同じ先生だそう。(というかアンの師事する先生にヒューもついた)

フォンティーヌ役には、ありとあらゆる有名・無名女優が応募してきたそうで、よく見かける有名な映画女優陣も押しのけて、アン・ハサウェイがゲットしたことを伺わせます。グウィネス・パルトロウやユマ・サーマンあたりが受けてそう。

コルム・ウィルキンソン、キリアン・ドネリー、ハンナ・ワニンガム、ケリー・エリスなどWEの舞台俳優陣がたくさん出ているので、そこを確認するのも楽しみ!
確認出来ないだろうほどちょい役の人もいるけど!

トム・フーパー監督は真面目に訥々とお話される方で、その調子でアマンダのことを「世界で一番美しい女優」と言ってしまい、「今何つった?」とアン・ハサウェイ姐さんに絡まれる姿がまたかわゆす。

キャメロン・マッキントッシュは、初めて生で見た気がするー!
他のメンバーが長身なので、ひとりだけホビットみたいになっていましたが(同時期に「ホビット 思いがけない冒険」のキャストも来日中だったので、出席する会見間違えた疑惑)、受け答えはさすが製作者、頭脳派でした。
彼は日本でのレミゼ舞台の根付き方を知っているから、映画の制作発表で来日できて、それなりに感慨深いものがあったのかも。

今回の映画は、ヒューはじめキャストファンと舞台ファンどちらにも訴求力があると思いますが、一方でヒューが舞台人なので、ヒューファンも舞台好きだろうし、舞台ファンもヒューは嫌いじゃないと思うのよねん。
その分、こういうイベントがあると競争率すごいことになりそうですが、リピーターの多さから観客動員数は伸びそう!
かくいう私も、このイベントで前売り2枚買いました。ふふ。


イベントの最後は、2500人トリコロール&客席から来日キャストへ、歌のプレゼント。
カードを掲げた時点で、舞台上のキャスト陣、客席のトリコロールに「スバラシイ!」とナイス・リアクション。
オケに合わせて客席も歌い、客席に紛れ込んだ日本人キャストも歌い(ふくらまし・笑)、なかなか迫力のある「People's Song」を聞かせられたのではないでしょうか。
歌の最後は、2500人対5人なので、5人の拍手がまばらに響くという微妙な状況になってしまいましたが(笑)

映画本編の上映がない中で、2時間半(それも頑張って司会者が巻きながらでその時間)もたっぷりレミゼの世界を堪能させてくれた、充実のイベントでした。
特に舞台ファンの掴みが上手いイベント構成だったと思います。

ところで、来日していない事実はもちろん、キャストの誰の話にもラッセル・クロウの名前が挙がらなかったし、インタビュアーも聞かなかったのは、そういうことでいいんですかね(苦笑)
監督に、「ヒュー、アン、アマンダをキャスティングした理由をお聞かせください」という質問が来ていたけど、ついでにラッセルについても聞いてくれれば良かったのに(その場にいないけど・笑)
だってあれよ、2人の女優が「ヒューとの共演が本当に楽しかった!」と何度も言うのはもちろん、アンなんて、共演したウェストエンド・キャストの話までしてるのに、ジャベールの話は皆無(笑)

その強烈な歌声は、映画公開してからのお楽しみということで。(たぶん予告編には使われないだろう)
まぁ「One day more」の数小節よりも、「Stars」が俳優ならではの情感たっぷりに歌えているかどうかにかかっている部分は大きいから、そこを確認してから色々言います(笑)

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2012/11/27 (Tue) 【LES BRONZES 3: AMIS POUR LA VIE】(レ・ブロンゼ/再会と友情に乾杯!)

出演:ティエリー・レルミット、ジェラール・ジュニョ、ジョジアーヌ・バラスコ、ミシェル・ブラン、クリスチャン・クラヴィエ、マリ=アンヌ・シャゼル
監督:パトリス・ルコント
製作年:2006
製作国:フランス

Les Bronzés 3 amis pour la vie

フランスにおける、「わたしをスキーに連れてって」的な群像トレンディドラマです。
いや、もっと古いか。
70年代からあるラブコメですので、ウン十年ぶりの復活作である本作では、もはや皆さんおっちゃん&おばちゃん。

フランスで大ヒットらしいですが、恐らく30年の歴史を一緒に歩んだ団塊の世代あってこそ。
突然その世界に入り込んだ身としては、内輪ネタもベタすぎて大して笑えず、ドリフのコント×ラブコメという上級掛け算について行けず、痛手を負いました。
歴史を知らずとも、せめて単独のドタバタコメディとして見て楽しければそれでいいんだけど、フランス人がポップに走るとたまに出る、古臭くて洗練されてない悪い面が出ちゃった感じ。

きっと若い頃はチャーミングな一面も少しはあっただろうおじちゃん&おばちゃんが、真剣にラブしてる様子を見せつけられるのも辛いし。だって美しくないんだもの。
これが若い子同士だったら、イケたんだろうけどな~。
「ゴシップ・ガール」だって、タイプの男子がいないにも関わらず感情移入できるくらいなんだから。

監督のパトリス・ルコント『ぼくの大切なともだち』の人なので、そもそも彼の人物描写は性に合わないということを、本作で痛感。
この人、このシリーズで当てて食べてるんだろーなー。


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2012/11/26 (Mon) 【MOLIERE】(モリエール 恋こそ喜劇)

出演:ロマン・デュリス、ファブリス・ルキーニ、リュディヴィーヌ・サニエ、ラウラ・モランテ、エドゥアール・ベール
監督:ローラン・ティラール
製作年:2007
製作国:フランス

MOLIERE.jpg

17世紀に活躍した劇作家モリエールの無名時代、史実には残っていない空白の数か月間を、彼の残した作品をヒントにクリエイトして描いた物語。
完全なるフィクションなのだけど、作品をネタにしているため、ある程度の説得力もある。

モリエールと言えば、数年前にロンドンで観た、キーラ・ナイトリー主演の「人間嫌い」くらいしか触れたことがない作家ですが(演劇好きかつフランス語学科出身にあるまじき発言?!)、どうやらその時の感想を読み返してみると、モリエールにひどく共感している過去の私がいる(笑)
原作読んでから観ることが出来たから、色々書けたんでしょうね。

そんな「人間嫌い」含め、彼の作品の登場人物も、あたかも実在するかのように本作には登場します。
セリメーヌ夫人はそのまんまサニエが演じ、モリエール自身は「タルチュフ」として振る舞う。
他にもモリエールを読んでいたら出会うだろう多くのキャラクターが登場していると思われる。(のだが、不勉強により分からない)

人間の愚かさを面白おかしく作品に昇華した作家なので、人間観察に長けており、貴族の時代にも関わらずそれぞれの登場人物が普遍的で、バカだな~と思わせながらも何だか愛おしい。
特にモリエールがタルチュフに成りすまして騙す貴族のジュルダンの恋心が、真っ直ぐで痛いくらい。
って、ファブリス・ルキーニ演じるおっさん(既婚)が、サニエ演じる社交界の若い華に心を寄せるっていう、事実だけ並べ立てたらどうしようもない状況ではあるのだが。

騙しだまされが小気味良く描かれるコメディでありながら、後半にかけては、それぞれが本物の愛に心を痛めるシリアスな展開も。
こんな大恋愛も、コメディの達人の作品に影響を与えていた可能性、確かにあるよね。
悲恋を経験したから、余計にコメディの力の偉大さを実感したっていう。

完全なるフィクションとして見るのもファンタジックで良し、実際のモリエールもこうだったのかもと思いを馳せてみるのもロマンティックで良し、もっとモリエール作品に触れてみたくなる映画でした。

ロマン・デュリスのコメディというのも、意外と貴重なのでは?
ファブリス・ルキーニと演じた馬のモノマネのシーンが、お笑いとして秀逸です。


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2012/11/25 (Sun) The Rocky Horror Show 【いのうえひでのり演出版】

【サンシャイン劇場】
パルコ作品なのだから、渋谷パルコ劇場あたりでやってくれると助かるのだが、この作品に限っては、ゴミゴミした池袋の「こんなところに劇場あったん?!」という本会場が似合っている気もする。でもやっぱり渋谷の方が助かる。

RHS_JPposter.jpg


【CAST】(28.JAN.2012 Soiree)

フランク・フルター … 古田新太

リフラフ … 岡本健一

ジャネット … 笹本玲奈

ブラッド … 中村倫也

マゼンタ … グリフィス・ちか

コロンビア … ニーコ

エディ … ROLLY

スコット博士 … 右近健一

ロッキー … 辛源

ファントムたち … 飯野めぐみ、生尾佳子、JuNGLE、皆本麻帆

ナレーター … 藤木孝

演出:いのうえひでのり


RHS_Japan.png

カルト作品ではあるものの、個人的には作品に思い入れのない状態で鑑賞。
むしろ映画も鑑賞前なので、知識ゼロで見ました。
古田新太の強烈ビジュアルだけに惹かれて……。

会場には、メイドの恰好はまだしも、オペ執刀医みたいな人とかいて、コスプレ三昧の状況に戸惑う。
これからどんな世界に連れて行かれてしまうのか私は。

始まってみると、ジャネットとブラッドのバカップルシーンが展開され、セットのクラシカル感や曲調のコンサバっぷりに、ちょっと拍子抜け。
それでも館に入ったあたりから、ちょっとずつティム・バートン的ゴシックの雰囲気も漂い始め、フランク・フルターの登場により、完全にオチる!やばい!!

ワタシの求めていたエグイ、濃い、泥臭い古田新太がここに!
さっきからフルターって叩くと「古田―」と変換されてしまうくらい、お似合いのキャラです!
(うちのPCがおバカなだけなのだが)

しかも古田さん、歌上手いなんて知らなかったー!
いや、正確に言うと上手かったかどうかは定かではないのだけど、雰囲気で歌い倒して自分のものにしてらっしゃった(これ超大事!)
声が出てないとか音程が破壊的とか、パッと浮かぶ悪印象が残ってないから、やはり上手かったのだと思う。

キャラ作りも素晴らしすぎる。この毒々しさは、バター顔には出せませんぜ。
だって、ティム・カリーにしてもオリバー君にしても、肢体は綺麗じゃないですか。
おネエキャラにより、むしろおばさん化している古田さん、コルセットと網タイツが悲鳴を上げてますからね。
衣装に全然負けてないカラダ。(ある意味で)

正直フルターな古田さんしかほぼ見ていませんでしたが、ローリーも、もはや役ではなくローリーとしてそこに存在しており、曲の締めに鳴らしたギターがサザエさんのテーマ曲にいつのまにか変わっていて、それに合わせて古田さんもロックボイスで乗っかって歌うというロッキーでホラーな一幕も。

「よおきぃ~なぁ、さざぁ~えさぁぁぁぁぁ~~~ん!!」

こういうミスマッチなネタは、日本人のセンスにしか出来ないと思うの。
欧米人はちゃんと関係あるネタを絡めて笑わせるロジックなジョークなんだけど(面白い事言えるオレって超頭いいだろ?的な)、ロッキー・ホラー・ショーでサザエさんて、ワケわかんなくて素敵w

ロッキー役の辛源さんはお初でしたが、韓国(?)の方だそうで、外国人キャストのオーラと存在感あり。
周囲の日本人キャストがちゃっちく見える。(フルターのぞく。存在感という意味では、もはや誰も勝てぬ)
そして声も良かった。

これが作品としてRHSとの初めての出会いだったので、ストーリーだけで言ったらBW版「アダムス・ファミリー」並みの駄作だけど、何だかむしろストーリーの取りとめのなさが哲学的に感じられて来たり(きっと錯覚)、「で、結局この催しはいったい何だったのだ?」と終演後に茫然としてみたり、「タイム・ワープ」でスペースも大して無い客席で何となく小回りにステップを踏んでみたりしたのが楽しかったりして、結論としては再演があったら是非見に行きたくなっているのが、RHSマジックなのだと思った。
きっと観客との掛け合いも激しくて、水も米も降るだろう英語版でも見てみたい。

stagephoto_baseRHS.jpg

オリバー君のフルターはビジュアル系なので、これでおネエキャラが入ったら、一部の人々に本気で惚れられそうなキュートなクィーンになりそうです。
他のキャストはUKのテレビの有名人みたいで、知らない人ばっかりだった。
オリバー君には美男子ロッキーを演じてもらって、フルターには大御所のJOJアールさん辺りを持ってきてくれれば、すごく美味しそうな舞台になるのになぁ……。

The Rocky Horror Show | trackback(0) | comment(0) |


2012/11/24 (Sat) 【THE ROCKY HORROR PICTURE SHOW】(ロッキー・ホラー・ショー)

出演:ティム・カリー、バリー・ボストウィック、スーザン・サランドン、リチャード・オブライエン、ジョナサン・アダムス、ミート・ローフ、チャールズ・グレイ、パトリシア・クイン
監督:ジム・ジャーマン
製作年:1975
最作国:イギリス

The Rocky Horror Picture Show


ほほっ!
フランク役のティム・カリー、どっかで見たことあると思ったら、スパマロットのアーサー王オリキャスのおっちゃんやん♪

spamalot_kingOC.jpg

カルト人気を誇る、今さら何を語らなくても良いだろう作品ですが、初見ですv
今までなぜ見なかったのか不思議でしょうがないっす!

なんか普通にロックなショウだと思ってたんだよね~。
こんなに気持ち悪い作品だって知ってたら、もっと早くに見たのに!

キャラとストーリーの破たんっぷりはホラーですが、なぜか曲が超キャッチ―。
曲が良いミュージカル作品は廃れませんね。Time Warpはついつい歌っちゃう。
未だに高い支持を受けていて、映画の再上映や舞台の再演が続く現状にも納得です。

日本バージョンを先に見て、ある意味ものすごい濃さを持ったキャストだったので、フランクがおばちゃんと化している破壊力にはオリジナルも勝てないだろうと思っていたけれど、オリジナル・キャストもなかなかの変態っぷり。
若かりし頃のスーザン・サランドンも出ているというプレミアム感!

色んなバージョンで見てみたい作品です。
取り急ぎ、プリシラで殻を破って以降、そっちへ一直線に思えるオリバー君フランクが見たいのです!

oliverthornton_RHS.jpg

稀代の王子ラウルの面影はいずこへ…?
まぁ化粧が似合って、これはこれで美麗ですが、きれいすぎてフランクのドブ汚い感じはない。


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Cinema 2012 | trackback(0) | comment(2) |


2012/11/23 (Fri) 【ENTRE LES MURS】(パリ20区、僕たちのクラス)

出演:フランソワ・ベゴドー
監督:ローラン・カンテ
製作年:2008
製作国:フランス

entre les murs

移民の多いパリ20区の中学校の日常を描いた2008年パルムドール受賞作品。

この作品がドキュメンタリー“ではない”という事実が一番の見どころです。
ドキュメンタリーとしか思えないものを“作りこむ”って、逆に難しいんじゃないかと思う。
リアルと見まごう作りゆえ、「これが20区の中学の日常なんだ」と素直に受け入れられて、「だからフランス人はディベート(≒口論)に強いのね」と納得。

成績評価の教師会議に、生徒代表が参加するなんて、日本では考えられません。
しかも生徒会長的な優等生ではなく、どちらかというと問題児の少女が。
まぁ問題児って言ったって、口が立つ自分をしっかり持った子なので、それなりに筋の通ったことを教師相手に主張しているところはさすが。
論破する意志を持って、自分が正しいと信じて疑わないフランス人の心の強さは、ここから来ていたのですね。
尊敬すると同時に、その頑なさに困らせられた経験が無きにしもあらずなフランス人の特徴ですが…。

フランスを好きな人が良く挙げる理由で「大人の文化の国だから」というのがありますが、確かに子供とはいえ、いち人間として扱われており、教師も大人に対するように応えるところは、日本ではあまり見られない光景です。
現実の教育現場はどうであれ、大人(教師)が常に答えを持っていて、子供を諭す日本の学園ドラマとは違う。

ほぼ言葉の応酬ばかりの映像ですが、自立の早い文化、個人主義がフランス人のキャラクターを表す代名詞となっているそのワケが明解に表現された作品だと思います。
あと、フランス人が早口なワケも。


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2012/11/18 (Sun) 【INTOUCHABLES】(最強のふたり)

出演:フランソワ・クリュゼ、オマール・シー、アンヌ・ル・ニ、オドレイ・フルーロ、クロティルド・モレ
監督:エリック・トレダノ
製作年:2011
製作国:フランス

INTOUCHABLES.jpg

この秋ヨーロッパ旅行に出発する前に見たかった作品いくつかのうち、帰国後も上映していたのは本作だけ。それどころか、未だに上映中という怪物作品です。
フランスでも大ヒットを記録したとのことですが、ロンドンでもパリでもポスターが張ってありました。

下半身不随で車いす生活を送る大富豪と、介護人としてやってきたスラム出身の若者との友情を描いた物語。

「ものすごく面白い!必見!」という知人の感想に煽られての鑑賞だったので、期待が大きすぎた向きもありますが、それでも声を出して笑うこと数回。
ハードル高めで見ても充実感を得られるということは、よっぽど作りが上手いんだろうね。

障がい者ということを逆手に取って繰り出す冗談の数々を、悪趣味に捉えることこそが愚かな同情だと、冒頭のシーンからいきなり見せつけてくれます。
最初に一番強烈なジョークを持ってくることで、その後の展開(時系列的にはその前のエピソード)が、より印象深くなりました。

富豪役のフランソワ・クリュゼの顔芸も、破顔しないのに心底楽しそうな雰囲気(要は素直じゃない)が良かったですが、介護士役のオマール・シーが開眼もの。

カッコよくてガタイが良くて、頭が良いけど面倒くさがり屋でテキトーという難しいスマート感を、存在するだけで醸し出しておりました。
富豪のフィリップの前では笑顔か、「えーやだよーめんどっちーよー誰かやれよー」という表情ばかり見せているものの、家族の前では寂しげで悲しげ、それでいて兄妹想いの優しくて厳しい側面も覗かせていて、文通相手とフィリップを引き合わせた時の笑顔ったら、見てるこっちも絶対笑顔になっていたと思います。

エンドクレジット直前に本物の2人の映像もさらっと。
一緒に山の上から朝日だか夕陽だかを眺められる相手って限られますから、笑いあううちに背中を押しあって人生を前に転がしている2人の関係を、羨ましく思う人も多いのではないでしょうか。

理由もないのに何故か自信がなくなって、臆病になった時に見ると良いかもしれません。
刹那的に存在することで活きる気力が湧くなら、それもいいじゃないかと思えます。

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2012/11/17 (Sat) 【BOTTLE SHOCK】(ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡)

出演:アラン・リックマン、クリス・パイン、ビル・プルマン、レイチェル・テイラー、フレディ・ロドリゲス
監督:ランドール・ミラー
製作年:2008
製作国:アメリカ

bottle shock

シークレット・テイスティングで、フランスワインがカリフォルニアワインに惨敗するという、ワイン業界的大事件かつ実話が映画化。
世界のほとんどではさらっと流されるボジョレーで一大行事を築ける日本にも関わらず、本作がDVDスルーだったのは残念です。アランも出てるのにな。

個人的には、人工的な味の色濃いカリフォルニアワインよりも、複雑な味わいを感じられるフランスワインの方が好きです。
カリフォルニアワインのあの風味が初めて登場した時の、業界の衝撃は想像できるんですけどね。
そんな衝撃の出来事を描いているので、原題は「ボトル・“ショック”」ですが、作風的には邦題の「ボトル・“ドリーム”」がしっくり来る。
物理的な舞台はフランスですが、ある意味アメリカン・ドリームだもんね。
他国の文化であるワインでも、でっかく当てられちゃうのがアメリカなのですな。

フランス人の観客のみ忸怩たる思いがあるかもしれませんが、作品としては夢ある成功物語なので、観て気持ちの良い作品です。
特にビル・プルマン演じる父と、クリス・パイン演じる息子の関係がしっかり描かれているから、ワインを軸にした家族再生物語としても見られます。

アランは狂言回し的な役どころ。
ワインをしこたま飲むのが仕事のおっさん役ですので、撮影中は役得のオンパレードだったと思われる(笑)
なんなら、ナパ・バレーに畑の一角でも買ったんじゃないだろうか。

小奇麗な役だったので、見応えのあるいぶし銀に仕上がっておりました。
それでいて、ケンタッキーフライドチキンの食べ方が下手っていう、恐らく彼の萌えポイントのひとつである不器用さ(走る時とか)も披露してくれちゃうなんて、太っ腹!(あっあくまで慣用表現としての太っ腹ですよ!)

今の時期は特に、ボジョレー片手に美味しい料理を食べながら見ると、最高のマリアージュを成す作品だと思います!
あぁもう、ワイン飲みながらもう一度見たくなってきました!
ていうかワインが飲みたくなってきました!

160x600.jpg


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2012/11/04 (Sun) 【THE CONSPIRATOR】(声をかくす人)

出演:ジェームス・マカヴォイ、ロビン・ライト、ケヴィン・クライン、エヴァン・レイチェル・ウッド、ダニー・ヒューストン、ジャスティン・ロング、アレクシス・ブレデル、ジョニー・シモンズ、トム・ウィルキンソン、ノーマン・リーダス
監督:ロバート・レッドフォード
製作年:2011
製作国:アメリカ

THE CONSPIRATOR

リンカーン大統領暗殺に関わったとして、アメリカで、女性で初めて死刑に処されたメアリー・サラットの史実を基に描く法廷ドラマ。
『大いなる陰謀』以来のレッドフォード監督作です。

まずメンツを見ていただければ分かるように、役者が素晴らしい。
特にジェームス・マカヴォイロビン・ライトの演技の上手さは余すところなく見せてくれます。
本編122分ですが、内容からすれば100分に抑えられる作品だとは思うんです。
ただこんなに魅力的なセリフや佇まいを役者たちに繰り出されてしまったら、それは使わないわけにはいかないだろうと、監督の心情が理解できてしまうくらいワンカットごとに味がある。

容疑者であるメアリー・サラットの弁護人を務めるのが、マカヴォイ
負ければ弁護士としての腕が問われるし、勝てば勝ったで非国民扱いを受けるという、どちらに転んでも痛手を負う仕事に、最初は抵抗するマカヴォイ。
彼自身も北部の軍人として戦い、リンカーンの死に衝撃を受けただけに、その容疑者を弁護することに対しても複雑な思いがある。
だけど感情と世論に流されて判決を急ぐ判事・検事たちの姿を見るにつけ、法に携わる者として看過できないという正義心から、四面楚歌に追い込まれてもメアリーを守り抜くのです。

もう、マカヴォイ熱再燃です。表情もセリフ回しのすべてが魅力的。ずっと見ていたい……。
久々に生マカヴォイが見たくなりました。

ところでマカヴォイ弁護士の戦い方は、実行犯であるメアリーの息子の有罪を証明することにより、母であるメアリーの無罪を主張するというもので、これはこれで母の真意から少しズレる。
母も死刑にはなりたくないが、実行犯であるとしても息子は助けたい。一方でマカヴォイは、本来裁かれるべき人を裁くべきという信念のもと、母の冤罪と同時に息子の有罪を唱える。
だから上手くかみ合わなくて、最悪の結果を迎えてしまいます。

さらにラストの文字情報にて、衝撃の結末が明らかに。
実行犯の息子も最終的には裁判にかけられるのですが、ある事情により無罪放免になってしまうのです。
皮肉な結果ですが、これが現実なのですね……。

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nana

  • Author:nana
  • Would be always grateful that we somehow existed at the same time in a world's long history.
    My life has so much expanded after knowing you.
    Good bye, for a while and see you sometime.

    http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-35321410


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