2016/01/31 (Sun) 【NOAH】(ノア 約束の舟)

出演:ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー、レイ・ウィンストン、エマ・ワトソン、アンソニー・ホプキンス、ローガン・ラーマン
監督:ダーレン・アロノフスキー
製作年:2014
製作国:アメリカ

NOAH.jpg

フランス語でノアって「NOÉ」なんだ……。

『ブラック・スワン』ダーレン・アロノフスキー監督のヒューマン・アドベンチャー。
ここで“ファンタジー・アドベンチャー”って書いたら、反感を買うんだろうか。

良く知っている物語を、あえて今のCG技術を使って映像化する試みは興味深いし、その企画に向いている逸話だと思います。

ノアの困惑と苦渋の決断は、伝説として聞いている分にはリアルに想像しなかったけれど、確かに突然、生類全体の今後を一任されちゃったら、そら困るよねっていうのが手に取るよう。

啓示の内容を守りきるために残酷にもなり得るあたり、企業生命を延ばしてより多くの雇用を生み出すために、目の前のリストラには非情になる中間管理職って感じで、リアルでした。(連想がリアルすぎ?)
スケールはもちろん違うけど、きっと普通にサラリーマンしていても、こういう状況は有り得るよね。

何が人間らしさなのかという答えのない問いは、時代と場所に関わらず存在していて、そんな普遍性が投影されているあたり、伝説の伝説たる所以なのだろうなぁ。

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2016/01/30 (Sat) 【WINTER'S TALE】(ニューヨーク 冬物語)

出演:コリン・ファレル、ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、ジェニファー・コネリー、ウィリアム・ハート、ラッセル・クロウ
監督:アキヴァ・ゴールズマン
製作年:2014
製作国:アメリカ

WINTERS TALE

文芸ファンタジーロマンスという分野らしいのですが、見ている間も方向性の定まらなさに不安を覚えました(笑)
最後まで観た感想としては、確かに“文芸ファンタジーロマンス”としか表しようのない内容。

『ビューティフル・マインド』の脚本家が監督しているらしく、また原作があることもあって、物語のストーリー性が非常に高いです。
天使と悪魔が現実世界に登場する設定はファンタジーで、ラストに時代を超えて完結する愛はロマンティックで、それらを綴じた全編としては文芸っぽい。

タイトルとジャケットを見て、「シェイクスピアの「冬物語」を現代に置き換えた作品かな?」という派手な勘違いをして鑑賞に臨んだので、予想は裏切られましたが、世界観やストーリーの回収方法は割りと好きな作品でした。

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2016/01/06 (Wed) 【THOR: THE DARK WORLD】(マイティ・ソー/ダーク・ワールド)

出演:クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、トム・ヒドルストン、アンソニー・ホプキンス、ステラン・スカルスガルド、浅野忠信、ベニチオ・デルトロ、クリス・エヴァンス
監督:アラン・テイラー
製作年:2013
製作国:アメリカ

THOR THE DARK WORLD

『アベンジャーズ』の戦いから1年後、地球を襲ったダークエルフの陰謀に、宿敵同士のソーとロキが結託して立ち向かう。

アンソニー・ホプキンスステラン・スカルスガルド、トム・ヒドルストンなど、味のある英国俳優に加え、日本からは浅野忠信、宿敵兄弟を結びつけるキーマンとなるジェーン役にはナタリー・ポートマン

役者が豪華なので食指が動くけれど、『アベンジャーズ』のメンバーでは、「アイアンマン」しか個別に作品を見ておらず、特に好きなキャラクターというワケでもないので、ストーリーがまったく残っていません。

確か1作目はTVで“ながら見”だったのですが、これもアメコミの割に冗長で、面白くなかった覚えがあります。
1作目よりはロキの登場回数も増えて勢いもあったと思いますが、2作目はほぼトム・ヒドルストンナタリーのために観たといっても過言ではない。

「アベンジャーズ」シリーズは、各キャラの個別作品を見ていなくても楽しめますが、細かいキャラ設定によほど興味があれば、見ておいても良いかも。

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2016/01/05 (Tue) 【THE BUTLER】(大統領の執事の涙)

出演:フォレスト・ウィテカー、オプラ・ウィンフリー、ジョン・キューザック、ジェーン・フォンダ、キューバ・グッディング・Jr、テレンス・ハワード、レニー・クラヴィッツ、ジェームズ・マースデン、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、アラン・リックマン、リーヴ・シュレイバー、ロビン・ウィリアムズ、マライア・キャリー
監督:リー・ダニエルズ
製作年:2013
製作国:アメリカ

LEE DANIELS THE BUTLER

ホワイトハウスで歴代大統領7人に仕えた黒人執事セシル・ゲインズの生涯と、アメリカ現代史を重ね合わせてみせる壮大な伝記ドラマ。

まぁこうしてみると、すごい豪華キャストですね。
マライア・キャリーレニー・クラヴィッツなど、歌手の出演もありますが、歌に特化した役などではなく、普通の一役を演じる扱いです。

歴代大統領役にも、主役級がばんばん出てきます。
中には、アラン・リックマンまで!
レーガン大統領のクマさんっぷりは、ぴったりではないでしょうか(笑)

激動の現代アメリカを中枢から目撃しつつ、“見ざる聞かざる”を貫き、自身の生活を築き上げていく堅実さは見習うべきものがある。
彼はキング牧師のように目立って民衆を扇動したわけではないけれど、国の指導者の信頼を着実に勝ち得ていったことは、地味でも功績なのではと思う。

血気盛んな息子は、その仕事内容自体が白人のイヌだということに不満を持っていて、それはそれで分かるんだけどね。
ただセシルを見ていて、現在の境遇に納得がいかなくても、腐らずに出来ることをやり抜く大切さを説いた、阪急・東宝グループ創業者の小林一三の言葉を思い出しました。
「下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ」

どんな人間にとっても、尋常でないプレッシャーを背負った7人もの上司と直に接する立場でいながら、その全員の機嫌を損ねず信頼を得るのは、容易なことではありません。

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2016/01/04 (Mon) ミュージカル・ミーツ・シンフォニー 2014

【東京国際フォーラム ホールA】

【CAST】(21.May.2014)

ラミン・カリムルー
安蘭けい
新妻聖子
田代万里生
彩吹真央

<ゲスト>
沼尾みゆき
ピーター・ジョーバック

<オーケストラ>
読売交響楽団

【STAGE】


このシリーズのコンセプトにはずっと疑問が残り続けるのですが(笑)、ラミンが出るのだから行きます。

豪華なセットリストは嬉しいのよ。
数々のミュージカル名曲を、フルオケとともに聴くことが出来る贅沢さは、感謝しているのよ。
だからもう、外国からの来日ゲストだけで、英語の曲だけで完結してほしいわけです。

と思っていたら、徐々にではありますが、最近のコンサートは来日ゲスト中心、なかには来日俳優のみで構成されるものも増えてきましたね!この調子でお願いしたい。
何だろう、海外俳優の中でも日本招聘されるくらいトップクラスの人々と、明らかに実力が違うのに肩を並べて歌うオファーを断らない日本のミュージカル俳優の勇気は称える(笑)

ただそんな中でも、新妻さんは日本代表として出演していることに安心感があります。
帰国子女なので英語の発音もそこまで気にならないし、声の出し方が外国人寄りでパワフルなので。
ラミンの向こうを張っていても安心して聞ける声量と表現力があるのは、それだけでスゴイと思います。

女優さんは何人か出演していますが、デュエットでラミンと組ませてもらえたの、新妻さんだけなのでは?
クリスティーヌ曲ですら、来日俳優とのデュエットでは役経験者の方ではなく、彼女が歌っていました。
新妻さんの「命をあげよう」も圧巻で、WEで観た再演版「ミス・サイゴン」のキムよりも深みを感じましたよ。

ラミンとデュエットした「The last night of the world」には、この日一番感動したかもしれません。
ラミンの甘い声とも綺麗に絡み合って、とーってもロマンチックな気分に浸ることが出来ました!

今回のラミン歌唱曲は、「ライオン・キング」「Can You Feel the Love Tonight」という変わった選曲から。
ファントム俳優のピーター・ジョーバックさんが同時出演なので、普段はラミンが歌うだろうファントム楽曲は、一部そちらに取られていたようでした。
2人のファントムに迫られる1人のクリスティーヌの演出は、ニヤニヤしちゃいましたね~。

しかしピーターさんが歌うなら、しかも何人もの俳優が演じた「The Phantom of the Opera」からの曲ならまだしも、日本人俳優にラミンの持ち歌を、「Love never dies」からの曲を歌わせちゃダメでしょー!と突っ込みまくりましたが。
あれ、ラミンファンの暴動が起きたんじゃないかと心配です。っていうか、自分のまわりでは起きた(笑)

ピーター・ジョーバックさん、4ファントムズの1人として歌った25周年記念公演では、甲高い声が苦手だったのですが、今回はそこまで気にならず、さらに控えめで謙虚なお人柄に好感が持てました。
この人柄があるから、25周年記念公演出演や、ソロでは難しそうな来日などのチャンスを手に出来ているのかもしれません。

沼尾さんのグリンダは大好きだったので、Wickedからの曲はそれなりに嬉しかったですが、英語はちょっと厳しかったかな。
あそこは逆に、日本語歌唱でも良かったのに。

実力のある俳優さんたちの歌唱には浸りきって満足できたのですが、それ以外の俳優さんは、貴重なラミンの歌唱機会を奪う存在にしか思えず……実際、ラミンの登場回数、歌唱曲数も少なめなのが残念でした。
ギャラが曲数に応じているのでなければ、出演俳優が増える分だけ、本望でないところにチケット代を払っていることになるのが、もどかしい(苦笑)
逆にギャラが曲数に応じているなら、純粋に観客の立場としては、もっと安くしてほしいです。

本場BWやWEで切磋琢磨して道を切り開いている日本人のことは心の底から応援したいですが、逆バージョンのこういう使い方には嫌悪感を覚えるので、客寄せパンダが必要なくなるくらい、本場の俳優さん人気が日本でも安定してほしいなーと思います。

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2016/01/03 (Sun) 【RUSH】(ラッシュ/プライドと友情)

出演:クリス・ヘムズワース、ダニエル・ブリュール、オリヴィア・ワイルド、アレクサンドラ・マリア・ララ、クリスチャン・マッケイ
監督:ロン・ハワード
製作年:2013
製作国:アメリカ、ドイツ、イギリス

RUSH.jpg

F1の世界で宿命のライバルとして激しく競い合った対照的な2人のレーサー、ジェームズ・ハントニキ・ラウダの軌跡を映画化。

最近、実話に基づいた映画を見ると、鑑賞後にWikipediaでより詳しい背景を調べるのが楽しい。
ニキ・ラウダについても、車の次は飛行機に興味をもって、エア・ベルリンの取締役まで務めた事実が興味深かったです。

天才肌でプレイボーイなハントと、頭脳派でストイックなラウダは、本当に対照的。
大事故に遭ってもリハビリを繰り返してレースに復帰したラウダの地道な粘り強さと、心臓発作が原因で45歳の若さで自室で亡くなったハントのスター性。
よくぞここまでドラマチックなライバル関係が現実にあったよね。

プライベートで飲んでも、そこまで話が続かないだろうと思える2人だけど、サーキットで感じるお互いの存在感は凄まじいものがあっただろうな。
復帰後のラウダに低俗な質問をぶつけた記者を、普段はおちゃらけているハントがボコボコにする場面なんて、言葉に出さない男同士の絆を物語っています。

望む道でプロフェッショナルとして成功することはひとつの幸せだと思いますが、そこに最良のライバルが居てくれる奇跡は、努力だけでは叶えられないもの。
完璧なタイミングで時代と場所をめぐり合わせる、神がかった見えない力を感じました。

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2016/01/02 (Sat) 【DRACULA UNTOLD】(ドラキュラZERO)

出演:ルーク・エヴァンス、ドミニク・クーパー、サラ・ガドン、ディアミッド・マルタ
監督:ゲイリー・ショア
製作年:2014
製作国:アメリカ

DRACULA UNTOLD

ブラム・ストーカーの小説『ドラキュラ』のモデルとして知られ、“串刺し公”の異名で恐れられた実在の君主ヴラド・ドラキュラを主人公に描くダーク・ファンタジー。

ドラキュラものが大好きでして(なんせ本作も劇場まで観に行っちゃいましたよ)、アクションも豊富で、最後にオッと思わせる愛の仕掛けも含んだ本作は、なかなかにツボでございましたv

ドラキュラ特有の戦い方を多分に含んだ戦闘シーンは見応えバッチリ。
コウモリがバサァっとなったり、牙むき出してクワァッとするのが、何でか好きなんですよね(笑)
主人公のルーク・エヴァンスも美形でいいじゃない。
メフメト役のドミニク・クーパーが、個人的にはツボにはまらないビジュアルなのは残念でしたが……。

切ない理由から吸血鬼になってしまうヒーローっぷり、いくつもの渇きを乗り越えて、現代まで愛しい女性への想いを貫くその一途さは、数あるドラキュラものの中でも頭一つ飛びぬけたロマンス感でした。

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2016/01/01 (Fri) HEDWIG AND THE ANGRY INCH 【STAGE】 May 4, 2014 Soirée

【BELASCO THEATRE】






【CAST】(4 May Soiree)

Hedwig … NEIL PATRICK HARRIS
第63、65、66回のトニー賞司会を務め、グリーのゲスト出演と合わせ、4度トニー賞に輝く。
舞台:「キャバレー」、「アサシンズ」、「カンパニー」、「スウィーニー・トッド」、「レント」、「チック・チック・ブーン!」(Menier Chocolate Factory)
映画:『ゴーン・ガール』、『くもりときどきミートボール』、『スターシップ・トゥルーパーズ』
TV:「ママと恋に落ちるまで」、「グリー」、「セサミ・ストリート」

Yitzhak … LENA HALL
舞台:「キンキー・ブーツ」(オリジナル・キャスト)、「ターザン」(OC)、「ドラキュラ」(OC)、「42番街」、「キャッツ」
映画&TV:「セックス・アンド・ザ・シティ」、「ステップフォード・ワイフ」

Skszp (Music Director, Guitar, Keyboards, Vocals) … JUSTIN CRAIG
ミュージシャン、音楽プロデューサー、作曲家、ブロードウェイの音楽監督

Jacek (Bass, Guitar, Keyboards, Vocals) … MATT DUNCUN
シンガーソングライター、プロデューサー

Krzyzhtoff (Guitar, Vocals) … TIM MISLOCK
ブロードウェイ・デビュー。「アントラーズ」のレコーディングに参加、ツアーも一緒に回る。

Schlatko (Drums, Vocals) … PETER YANOWITZ
「Wallflowers」、「Morningwood」の創設メンバー。オノ・ヨーコ、アレン・ジンスバーグなどと演奏した経験も持つ。

NPH_HAI.jpg

もうね、同時期にカミングのMCNPHのヘドウィグがBWで暴れてるって聞いたら、是が非でも行くでしょ!

トニー賞の芸達者な司会っぷりで人気のNPHが、なんとヘドウィグを!
歌が上手いのもトニー賞で証明済みだし、芝居の内容は本人のアイデンティティに共鳴するものがあるしで、期待度マックス!
本作のトニー賞パフォーマンスはシーン・スティラーでしたよね~。
あれが、休憩なしで1時間半くらい続きます!至福!

もともと原作者のJCMがやっていた時も、トークの合間に歌を挟み込む構成だったというのは知っていましたが、ある程度の脚本はあるものの、アドリブもかなり効かせた演出です。
要はヘドウィグを演じる役者自身のキャラクターに依るところが非常に大きい。
そういう意味では、NPHはまさに適役だったのではないでしょうか。

現実世界とヘドウィグの世界を行き来するような、巧妙な話術で客席を沸かせ、かと思えば芯ある歌声で聴かせる。
ミュージカル曲が得意なイメージだったので、ロックはどうかな~と思ったのですが、もともと喉が強いので、コブシもガッツリ効いていて聴きごたえバッチリでした。

NPH-Hedwig-the-Angry-Inch-NYC2014.jpg

セットは真ん中に車を配し、必要な時だけ中心部のスクリーンに映像を映し出し、その周りをバンドが囲んで演奏する形態です。
ヘドウィグとイツハクに若干の衣装替えがあるものの、基本衣装替え&セット替えなしの90分ですが、今回の滞在で観た中でも1、2を争う満足感。
無駄のない、しかし迫力と一体感が印象的な演出は、ヘドウィグの神々しさと、10代からヘビロテしている珠玉の楽曲たちとの邂逅にぴったりでした。

ステージドアは、カオス!(笑)
日本ではまだそこまで知名度は高くないと思いますが、そこそこの映画俳優がBWの舞台に出演する時よりも、人だかりが激しかったです。アメリカにおけるNPHの人気恐るべし!






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nana

  • Author:nana
  • Would be always grateful that we somehow existed at the same time in a world's long history.
    My life has so much expanded after knowing you.
    Good bye, for a while and see you sometime.

    http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-35321410


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