--/--/-- (--) スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |


2009/11/09 (Mon) HAMLET barbican 【CAST】 Nov.04 Soirée

maloney-ham.jpg

場面の転換や、ハムレットの心情が揺れている時に、一緒に揺れ動く鉄線で吊るされた裸電球が印象的な蜷川版。
衣装もミニマムな黒衣が中心で、腐った鉄門が開閉するようなむず痒い効果音が不安を掻き立てます。
不吉で不穏な重苦しい空気に包まれたハムレットで、ジュード版のような軽さがありません。

ハムレットを演じるのは、マイケル・マロニー
アンソニー・ミンゲラ監督のデビュー作『愛しい人が眠るまで』で、アラン・リックマン演じるゴーストが妻を託す新しい恋人、マークを演じていました。
シェイクスピアの映像作品にばかり出ているみたいですが、最近『あるスキャンダルの覚え書き』にもチョロっと出ていて安心しました。

この人のハムレットはたぶん、スタンダード。
舞台然とした大仰な演技で、超シリアスに悩みぬく姿は、まさに初めて「ハムレット」を見るに当たってしていた予想を裏切りませんでした。
ジュードが一人っ子や、真ん中っ子の奔放さを兼ね備えたハムレットだとしたら、マロニーちゃんは末っ子気質。
ジュードは自分の身に起こる出来事を斜に受け止めている感があったけど、マロニーちゃんには「何で自分がこんな目に」という不満を感じる。

オフィーリアローラ・リース『ラブ・アクチュアリー』に出ていますが、出演シーンが分かる人はそうそういないかと(笑)
劇場公開版では、彼女のセリフがあるシーンは削られちゃっているし。
ビル・ナイ演じる元ロック・スターが契約するレコード会社の重役だったんです。
でも明らかに若いので、ビル「いくつ?14歳?」って聞いて彼女が怒るっていうシーンだったんですが、DVDのカット場面集には入っていたかな、たしか。
公開版でも新曲が1位を取って社全体で大喜び!というシーンにちょろっと映ってます。
童顔で、可愛い感じの女の子なんですよね。
しかし演技は骨太でした。

折れそうな一輪の花といった役作りをしてくる人が多い役だと思うのですが、ノーマルな時はローラもその路線。しかし美しい人が狂う時の恐ろしさは嵐のよう。
黒衣の中1人だけ白いドレスの彼女が舞台上をのた打ち回る姿は、今も絵として目に焼きついています。
英国俳優の、さらには舞台俳優らしい演技だな~と冷静に見る気持ちもありましたが、淡々とした舞台にいきなり彼女の演技が現れると、空気が覚醒して劇場全体が引き締まったのも事実です。

スポンサーサイト

HAMLET - Barbican | trackback(0) | comment(0) |


<<【BROKEN ENGLISH】(ブロークン・イングリッシュ) | TOP | HAMLET barbican 【Barbican】 Nov.04 Soirée>>

comment











管理人のみ閲覧OK


trackback

trackback_url
http://breakaleg.blog9.fc2.com/tb.php/1060-a52cd631

| TOP |

プロフィール

nana

  • Author:nana
  • Would be always grateful that we somehow existed at the same time in a world's long history.
    My life has so much expanded after knowing you.
    Good bye, for a while and see you sometime.

    http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-35321410


    現在の閲覧者数:


    当ブログ内の写真・文章の無断転載を禁じます。

最近の記事

最近のコメント

フリーエリア

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。