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2010/06/23 (Wed) 【NINE】(NINE)

出演:ダニエル・デイ=ルイス、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ケイト・ハドスン、ニコール・キッドマン、ソフィア・ローレン、ファーギー
監督:ロブ・マーシャル
製作年:2009
製作国:アメリカ

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このミュージカル、アントニオ・バンデラスジェロームさん、ジェーン・クラコウスキが出演していたということで気になってはいましたが、今まで触れる機会がなく…。
正直ストーリーもよく知らず、多くの女に囲まれた1人の男という構図から、もっとエロくて艶かしいラブ・ストーリーを想像していたのですが、ダニエル・デイ=ルイスが終始ウンウンと悩みぬくお話だったのは意外。

よくミュージカルに昇華したなと感心すると同時に、物語の流れではなく精神の推移を描いているから、むしろ歌で綴れるミュージカルは表現方法として最適だったのかもしれない。

改めて豪華すぎるキャスト陣。
妻役のマリオンは可愛らしさと骨太感が好きな女優です。
夫に自分以外の女がいることを訝りつつもも健気で、自我の強い女ばかりの本作において、男が大事にしたくなる女としての説得力があります。
それで女が幸せか?というのは、また別問題ですが。

愛人役のペネロペはそんなに好きな女優ではないですが、エロスというものを体現していて、そのセクシーなロープ・ダンスはかなりの見ごたえ。
色っぽいっちゃ色っぽいのだけど、気だるさも漂うので、豊満というより薄幸な役が多いよね、彼女。

ジュディ・デンチは……歌ってたね(笑)
彼女が歌うこと自体にお宝感があります。
気のおけない関係を表すかのように、子宮にいるかのように丸まってみたり、グイドは彼女の前では赤ちゃんでした。
本当の母親よりも、ある意味で母だったのではないでしょうか。

ケイト・ハドスン演じる「VOGUE」誌の記者は、映画化に当たり新たに創作されたキャラクター。
作品の色にしても、他の女優陣との兼ね合いからしても、ケイトの出演には違和感があったのですが(NYが舞台のラブコメばかり出ているイメージが強いため)、彼女のおかげで添えられた華やかさは劇中にあって貴重でした。
オリジナル曲が大幅にカットされ書き下ろしも多かった本作ですが、中でも彼女の歌う「シネマ・イタリアーノ」が好きなので、映画版のサントラが欲しい!
この前ロンドンでドレス・サークルに行った際、今まで欲しかったサントラをまとめ買いしたのですが、NINEサントラは迷った末買わず……日本版の方がブックレットやら付いて豪華かもしれないと思ったからなんだけど、どうだろ。

ニコール・キッドマンは歌での演出が地味だったので、この濃い女優陣の中では印象が薄いです。
グイドの妻も女優なので、そこに集約されても構わない立ち居地&役柄のようにも思えました。
才能が才能に寄せる恋を描くという意味では必要不可欠なんだけれども、いやー実際それも結局ただの恋に陥っちゃうんじゃないの?と疑う余地あり(笑)

ソフィア・ローレンは、ジュディ・デンチと対をなす存在かなぁと。
男性に及ぼす母の影響の強さってやっぱり尋常じゃないよね、というまとめ方でしたが、彼女が“母親”というよりも“女”であったために、彼にコンプレックスが生まれたのでは?とも思わせた。
天然のイタリア女というものの性なのかも。

最後にファーギー。やっぱり歌手ですね、女優の歌う歌にはない迫力がありました。
演じるサラギーナの持ち歌、「Be Italian」が劇中で一番好き!
タンバリンを使った演出も、口の中がザラザラしてくるほど砂まみれでカッコイイ!
イスを使ったラインダンスでは、もしかしたらバックの女優たちは、ブロードウェイやウェスト・エンドで観たことある人たちなんじゃないかな~なんて思いを馳せてみたり。

期待(=『シカゴ』?)ほど興行収入は上がりませんでしたが、個人的には楽しみました。
日本では時機を合わせて舞台公演がありましたが、BWでは特になかったのが残念。
バンデラス&クラコウスキVer.、そしてジェロームさんVer.どちらも観てみたい!
あと脚本がアンソニー・ミンゲラで、彼の遺作だと思って観る感慨深さもあったのでした。


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ダニエル・デイ=ルイスマリオン・コティヤール

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    http://www.bbc.com/news/entertainment-arts-35321410


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