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2012/12/22 (Sat) 【LES MISERABLES】(レ・ミゼラブル)

出演:ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライド、エディ・レッドメイン、ヘレナ・ボナム=カーター、サシャ・バロン・コーエン、サマンサ・バークス、アーロン・トヴェイト
監督:トム・フーパー
製作年:2012
製作国:イギリス

Les Miserables

ついに公開されましたね~。アメリカよりイギリスより、日本が一番早い公開です。珍しい!
公開前のプレミアの様子はこちら

冒頭から迫力のあるズーム映像に圧倒され、続く本編への期待は高まるばかり。
夏ごろから楽しみにしており、期待は膨らむばかり。
プレミアまで行っちゃって、テンションマックスの中での鑑賞でした。

というわけで、ちょっと期待が大きすぎたかしらん?(苦笑)
もしくは、ケリー・エリスとかウェストエンド俳優を探すのに、労力を費やしすぎた?
(ちなみに、キリアン・ドネリー以外は、映像の中で見つけること出来ず……)

場面によっては想像よりスケールがでかい(冒頭の船のシーンなど)ですが、一方で舞台セットから膨らませた想像の方が映像のはるかに上を行っていたシーンもこれあり。

パリに行くまでは、CGや自然の風景のおかげで壮大な世界観なのだが、パリに着いた途端、せせこましい印象なんである。半径が1㎞から、急に3mに縮まったような。
まぁパリという町がせせこましいから、しょうがないっちゃ、しょうがない……。
ジャヴェールの自殺シーンのセーヌ川だけ、何だか物凄い迫力であった。(ロンドンならまだしも、パリにあんなに高い橋あったっけな?と思ったのは、内緒のヒミツ)

全体的にパリのシーンは、市内でのバルジャンの逃げ方等々が98年の映画版と重なってしまいました。
逃げ方そのものが原作で細かく描写されているせいだとは思うのですが、一方でジャヴェールの自殺は監督によって描き方が違うので、この既視感は回避してほしかったところ。

あと歌やシーンが終わった後の、映像ぶつ切りも気になりました。
『プロデューサーズ』なんかは、良い感じに余韻があった気がするの。
ジャヴェールの自殺シーンに顕著だけど、ガツンっ!→ブツッ!と映像が切り替わるシーンが多いように思いました。
これも最初の方は、紙切れが空に舞いながらの場面転換など凝っていたのに、後半になってだんだんおざなりになってきて気になりました。
小さい作品だったら違和感のない演出ですが、大作だと、尺が長いだけに反復感が強すぎる気がする。

まぁ『英国王のスピーチ』も実はハマれなかったので、この監督とは合わないんだろうなぁ。ご本人はとても素敵な英国紳士ですけどね。
映画としては、原作の偉大さとミュージカル楽曲の良さに救われた部分が大きいように思われる。

ファントムの映画版を見た時、アホかというくらい、頭痛がするくらい滝のように涙を流したので、今回もソレ級の大洪水が起こるかと思いきや、五筋くらいの水分量だったので、ちょっと期待しすぎ&作品を知りすぎだった気もします。(ファントムは作品としての初見が映画だったしね)

舞台版と異なる曲構成については、これもこれでアリだと思います。
神曲を連続で持ってきたか~!大胆だな~!とは思いましたが(笑)

それではキャスト。っていっても、プリンシパルが秀逸すぎて、語れること少なし。
ヒュー、ラッセル、アン、アマンダ、エディ(ただし声質はあまり好みではない。安定はしてるけど)、サマンサは芝居も歌も興に乗ってて良かった。

心配していたラッセルですが、他のキャストも全編を通して観ると綺麗には歌わない演出だったこと、あと芝居はさすがに上手かったので、さほど気になりませんでした。
声が割れるシーンだけ耳が「うぅ!」ってなるけど(そしてプレミアで披露されたOne Day Moreがまさにそれ・笑)、優しく歌うシーンは逆に、他のキャストが芝居全面の力んだ歌唱ばかりのなか、ロック仕込みの歌い方がメロディアスで聴き心地がむしろ良かったです。
声が割れるシーンはハーモニーを際立たせる部分だから、やはり本気のバリトンでないと苦しいのかな。
One Day Moreという曲の軸となって、ぐるんと全員の運命を振り回す感が、ハンス・ピーターさんの地響き低音とかだと顕著。

ヒューは新曲の「Suddenly」も含め、芝居に連動した激しくも柔らかな歌声。
アマンダはまさに小鳥の啼くような綺麗なソプラノで弾むような歌声。
アンは本作中一番ではないかと思われる「I dreamed a dream」を力強くも儚く歌い。
サマンサは歌声に期待していたけれど、実際は芝居で泣かされ。
エディ・レッドメインは、好みの歌声ではないが、マリユスらしさは溢れんばかり。

上手かったけど、期待が大きすぎたのは、アーロン・トヴェイト。
トニー賞授賞式の「Next to Normal」パフォーマンスでは、映像を通してもひと耳で分かる神声だったのに!
その後のBW出演作を見ても分かるように現代劇のロック調音楽が得意なのか、クラシカルな本作のアンジョルラスという役には、あまり向いていないように思いました。
最近は映像にもいっぱい出てるから(「Gossip Girl」にブレイク・ライブリーの恋人で出てきたときにはびっくり)、知名度採用なのかな~。
アンジョはラミンでも良かったけど、エディとの見た目のバランスを考えると、やはりアーロンかしら。
(でも実は、日本ではアーロンよりラミンの方が今や知名度あるかも?!)

ヘレナとサシャも期待し過ぎました。
だってこの2人、見るからに濃いじゃない~期待しちゃうじゃない~(笑)

映像用の演技があるのも分かるが、物足りない。
舞台版以上のものが最低限見られると思っていたのが、同等どころか、より抑えた演技だったのが残念。
たとえシリアスな内容でも、それゆえ笑いが織り込めないということではないと思うので(浮くようだったら、単に役者か監督の力量不足)、ここは存分にハジけてほしかった。
そして改めて、舞台版のテナルディエ俳優って、いつどこで見ても正しく喜劇を演じているんだなー、正しく劇的な演技をしているんだなーと思わされました。間とか、あくどい声の出し方とか。

総括して本作の感想ですが、映画版を観終わった後に、ムショーに舞台版が恋しくなりました、マイ・ベスト・キャスト陣の舞台が見たくなりました!
映画としての感想がそれって、良いのか悪いのかって言われると微妙ですが……(苦笑)

私のミュージカル映画⇔舞台の評価って、他人と割と逆なので許して(笑)
『CHICAGO』だって、世間のほとんどが映画版の方が好きor秀逸って言いますが、自分的には舞台版の演出の完璧さには全然勝ててないと思ってるし……。
だってMary Sunshineがあれな時点で弱いと思うのよ(笑)、舞台版の方があらゆる意味で(転換・セット・オケの使い方で知力、パフォーマンスの限界っぷりで体力)と、人間の底力を見せつけられるのよ。
まぁ、かなりキャストで左右されるのも事実ですが。

でも本作は前売りを2枚買ったので、あと1回見に行きます。
果たして2回目の鑑賞で、感想に変化はあるかしら~。
(舞台を見に行きたくなるのは変わらないと思うけど!)

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