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2007/02/03 (Sat) WE WILL ROCK YOU - 【Stage】

↓キラー・クィーン(笑)
killerqueen.jpg

こ、これは……楽すぃーーー!!

なぜロンドンで見なかったんだろう。
観客のノリを一緒に楽しむなら、断然日本より欧米の方が得した気分になれるもん。(とはいえコマ劇場大盛り上がりだったけど!)
音楽が先にありきの作品では、マンマよりこっちのがツボかも。理由はもろもろ。

鑑賞前には「限りなくライブに近いミュージカルだろう」ぐらいしか予想できなかったし、特にストーリーについてはまったく想像が付かなかった。むしろストーリーなんてあんの?くらいの勢いで。
なぜにQueenの音楽に「Mr.ビーン」の脚本家が付くのかとかも、ひっかかりつつ。

Queen「Mr.ビーン」がぶつかるっつーことは、めちゃめちゃブリティッシュなノリになるわけで。
個人的にはQueenの音楽にもブラック・ユーモアを感じるし、そこにジョーク満載の脚本がかぶさってきたらウェスト・エンドの観客が嫌いなはずはないってことで、留学先からロンドンを訪れていた頃、毎回チケットがもっとも売れていた演目コレだった(実はそうなのよ)ことに、今更納得なワケです。

ただライブ感を楽しむだけでなく、しっかりコンセプトが形作られているのも人気の秘密かな。
あるストーリーが展開しつつ、登場人物の心情にあった曲が歌われる……というだけのものではなく、ちゃんとストーリーそのものロックンロールを体現している。

人の「個性」が奪われて企業に支配された未来で、レジスタンスたちが過去の遺産であるギター(未来では楽器は禁止されている)を探し出し、「ボヘミアン・ラプソディ」を完成させ、「自由」を取り戻すといったもの。
自覚している以上にどっぷり消費行動に浸かった現代人へ警鐘をならし、「特異性」を排除するマーケティング支配へ反旗を翻す、とてもロック&ロールらしいストーリー。

私事で恐縮ですが、負のエントロピーと個体化、芸術とコンテンツ産業の関連性うんぬん……とかグダグダとやっていた自分の研究分野とガッツリ重なる内容。しょぼい卒論で小難しく書いたものが、平たく「We Will Rock You」というミュージカルに描かれているという(笑)

とはいえ「We Will Rock You」もショーアップされた舞台。商業化されている全ての芸術において言えることすが、内容公演形態自体には常に矛盾があるわけで、そこが興味深くもあり。
そういう限界とどうにか折り合いをつけようと、ただの職業監督職業俳優にならないように努めている人のパフォーマンスには、無意識にでも何か光るものを感じます。

また、Popであることと芸術的であることは矛盾しないというか、むしろ両立させていることに意味があるということを、直球ストーリーエンターテイメント性のあるセリフとライブを兼ね備えた「We Will Rock You」というステージ……もとい、構想からオーディションまで関わったブライアン&ロジャーは一生懸命伝えようとしているように感じました。

思えばQueenというバンドのパフォーマンスも、ケレンミたっぷりな音楽性からして、このステージに通じるものが。でも、ちょっとダサめの衣装については、そこはQueenを継承しなくても良かったんじゃないか……って、オチなんて付けるつもりもなかったのにオチちゃった。

自分はリアル世代ではないけれど、“みんなが知ってるQueenの音楽”について、こういう使い方をすることについては、ストーリーそのものから一歩踏み込んだ解釈の可能性も多分に感じさせます。

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