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2007/08/14 (Tue) 【The Departed】(ディパーテッド)

出演:レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーグ、マーティン・シーン、レイ・ウィンストン、ヴェラ・ファーミガ、アレック・ボールドウィン、アンソニー・アンダーソン
監督:マーティン・スコセッシ
製作年:2006
製作国:アメリカ
departed.jpg

オリジナルに深い思い入れがあるわけではないけど、やはり登場人物2人のどちらにも感情移入させた『インファナル・アフェア』は上手かったんだなと。

マットの役に感情移入できなかったのが痛い。
オリジナルでは、コリン・サリヴァン(=マット=ラウ=アンディ・ラウ……ややこしいな)の、「このまま過去を消し去って生まれ変わりたい」と渇望する気持ちに納得が出来た。

でもコリンは、“正統の力”に取り付かれただけの、軽くて頭のキレる嫌味な奴になってしまっていて、“出自”に対する猛烈な思いが感じられなかったんだよね。
“アイデンティティ”とそれによって背負い続ける業がテーマでもあると、オリジナルからは強く感じられたのだけど。

特にラスト、マット“諦めたような冷笑”から、作品全体が“トリッキーなギャングもの”として締められてしまったのが、半分残念。(マットの演技は上手いんだけどさ)

残念が半分なのは、本作を「エンターテイメント」と捉えたら、このラストも私の中ではアリだから。
アカデミー賞作品賞ってのはフツーに疑問ですが、それ以前に最近のアカデミー賞の存在意義すら疑問なのでそれは良いとして、オリジナルの存在が無かったら、よくあるギャング・アクション群像劇以上のものとは思えない。
逆に言えば、「よくあるギャング・アクション群像劇」としては楽しめたけどね。

主役2人の対称性というオリジナリティーある面白い設定は、濃いキャスト陣によって半ば薄められ…。
ジャック・ニコルソンマーク・ウォールバーグの演技は、それぞれに見ていて楽しいけれど、主役の2人以外が目立つほどに、作品としてはありきたりのものになっていく。
「偽り」続けるギリギリの緊迫感は、確実に減っていたと思う。

キャストは豪華で演技に見ごたえあり。
オリジナルに拠っているにせよ、魅せるストーリー展開
と、コレはコレでまとまっていて面白いけど、映画としての存在感至って“普通”

これで監督賞やら作品賞をあげたハリウッドは、むしろスコセッシに対して、一番ヒドイ仕打ちをしたようにすら感じられ……。
リメイクものを撮った年に、たまたま受賞なんてね……穿ちすぎ?

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