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2007/12/28 (Fri) 【SWEENEYTODD:The Demon Barber of Fleet Street】(スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師) ― 2―

内容の感想行きます。
直接的な書き方はしてないけど、ネタバレになる部分もあるかと思うので、各自ご判断の上読み進めてください。
sweeneytodd2.jpg

事前に舞台も観ていなければお話も読んだことがなく、サントラを聞いたこともないため、今回のティムの映画版初のスウィーニー体験でした。

なので、たまにストーリーや登場人物の心情に無理のある展開だと、「舞台版はどうだったのかな」と、気になってしょうがなかった。
サクサクっとカットされたシーンやナンバーは結構あるみたいだしね。

そんなわけで話自体は他と比べようがないものの、演出に関しては「舞台でもこんな感じかな」と想像しやすいものだった。
もちろん実際見てみたらかなり違うとは思うのだけど、ティム・バートンの映画世界って、元々絵画的・戯画的な部分があるから、大げさな表現は舞台に通ずるものがあると思う。
特に登場人物のヘアメイク、衣装、小道具、コミカルで大仰な演技など。
映画でも笑いが起こるセリフ・歌詞もあったけど、舞台だともっと多いんだろうな~。

暗く毒々しいシーンは、もちろんティムらしさ全開の映像ばかり。
オーケストラと映像のアンサンブルも、何度も上手いなぁと思わされました。

他方、色鮮やかで非現実的な映像も、ティムのお得意。
ミセス・ラヴェット「海辺の生活」妄想シーンは、舞台では歌だけで完結してるんだろうけど、ティムらしい、カラフルでシュールなコワ可愛い映像があっぱれ。
このシーンのトッドの強張った動きが笑える。ラヴェットの膝上に一瞬置いた手は…(笑)
賛否両論だった2年前のブロードウェイ版も気になるけれど、ティム版“舞台”「スウィーニー・トッド」も観てみたい。

残念とまではいかないけど、あと一歩何か欲しかったのは、トッドラヴェット、そしてトビー以外の人物に対する、もう少し細かい描写。
トッドの復讐劇に焦点を当てているから、分かりやすくて良い。けれど、少々シンプルすぎる面も。

救いのなさが畳み掛けるように襲ってくるラストは個人的には好きだったけど、トビー、アンソニー、ジョアンナのその後が気になります。
アンソニーとジョアンナはきっとあのまま駆け落ちするとして、トビーはこの先どうするんだろう?

面白いなと思ったのは、「悪とは何か」について両面的な見方が出来る点。
トッドの復讐も、少年から見たら単なる大量殺人。自分を庇護してくれたミセス・ラヴェットは被害者。
乞食の奥さんからみたら、悪はラヴェットで、トッドは利用されている可哀相な人。(トッドが何者かを知らずしてそういう解釈だったよね)

判事は……どう贔屓目に見ても悪いヤツかもしれないが(笑)、一応アランはやっぱり、観客が憎みきれない演じ方をしていたと思う。
ジョニーも同じような役作りだな~と今回初共演してみて、初めて思った。
役者さんがみんな上手くて、一枚岩な善悪の対峙を回避していたと思います。
ストーリー自体は単純だけど、何か最後はちょっと切なかったよ。

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Cinema 2007 | trackback(0) | comment(8) |


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comment











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昨日観たので、ようやく3つのエントリーを熟読できました。

>20年ぶりに、息絶えるまでひっぱりまくるアランさんが復活(笑)

あれね~(笑)
あれがないと、トッドが地下に急いで降りなきゃいかん=目の前の侵入者にかまけられない、という状況ができないので、当然舞台版にもあるんですが、映画のほうが強烈だったな、やっぱ。

>おティムはアランの良さを最大限引き出した撮り方をしてたと思う!

そうそう!
めっちゃ良かったよ、本作のアラン。
バートン監督の作品が世でウケるのは、単にジョニーとのコンビネーションがいいからじゃないんだよね。
どのキャストの良さも引き出せる優秀な監督だからなんだね。

>ティモシー・スポール
>全然歌がなかったけど

実はあるのよ、印象に残りにくいかもしれんけど。
判事がバムフォードに、「ジョアナに求婚したが反応がイマイチ」と愚痴ったあと、♪無精ひげじゃイイ男が台無し、身なりをこざっぱり格好よくなさいませ、そうすりゃどんな娘も落ちる~♪みたいな内容を歌っとります。
もちろん映画と舞台の両方で。
裁判のシーンで(あんな不憫な被告に)判事が極刑言い渡したとき、「えっ?!」て動揺するのに、そんなのなかったかのように次のシーンで振舞うバムフォードが痛烈だったなぁ。
舞台ではこういう細かい描写はなかった気がする。

>ピレリ役
>舞台ではどんな感じの役なんだろうなぁ

映画と全く同じと言ってもいいくらい、同じキャラです。
髭剃り競争では、舞台の方がかなり笑える演出になってはいるけど。

>ミセス・ラヴェットの「海辺の生活」妄想シーンは、舞台では歌だけで完結してるんだろうけど、ティムらしい、カラフルでシュールなコワ可愛い映像があっぱれ。

ここ大好き。
トッドの水着の柄が歌詞の内容を忠実に反映してるのに笑えた。
トビーがちゃんと入ってるのも良かったな。
舞台ではそこまで表現し得ないし・・・というか、ミセス・ラヴェットのトビーに情が移ってる度合いは、映画のほうが断然上かと。
一応舞台でも優しいところは見せてるけど、『あの子を巻き込まないで』みたいな直接的なセリフはないので。

>判事は……どう贔屓目に見ても悪いヤツかもしれないが(笑)、一応アランはやっぱり、観客が憎みきれない演じ方をしていたと思う。

うん。そう思う。
客に完全に憎まれるのとでは、作品の印象も変わってくるよね。

>emiママ さんへ
>トビー役の子。 「ラブアク」に出てくるクリスマスコンサートの司会やってる、学校の先生に似てる!(長っ)って思っちゃって。

そうそう!私も思いました。
映画観る前ここちゃんと読んでなかったし、あまりに雰囲気がが似てるので息子か?と。
観終えてからパンフでエドワード君の名前確認して、姓が違うので、なぁ~んだってカンジで。(笑)
でも親戚かもしれないですよね。
妹の子供とか。(苦笑)

2008/01/23 22:04 | みんと [ 編集 ]


 

>みんとさん

>当然舞台版にもあるんですが、映画のほうが強烈だったな、やっぱ。

えっ、舞台もあぁなんですか!?
正直ここでトッドがジョアンナのクビを即効掻き切らなかったことに矛盾を感じてしまって。
だってトビーもラヴェットが止めなければ殺すつもりだったし、乞食女も即効で殺したんだから、何であの子だけ見逃すの?っていう。
だからそのムリ目な設定は映画でそうせざるを得なかったからだと思ってました。

>どのキャストの良さも引き出せる優秀な監督だからなんだね。

うんうん、ジョニーだって、バートン映画でしか見せない表情が沢山ありますもんね。
しかしアランかっこよぶー♪

>判事がバムフォードに、「ジョアナに求婚したが反応がイマイチ」と愚痴ったあと、♪無精ひげじゃイイ男が台無し、身なりをこざっぱり格好よくなさいませ、そうすりゃどんな娘も落ちる~♪みたいな内容を歌っとります。

これ、2回目の試写で気付いて、「あっやべブログに間違ったこと書いちゃった!直さなきゃ」って思ったんですよね。そのまま暇がなくて直してないのですが…←今日直します。

>判事が極刑言い渡したとき、「えっ?!」て動揺するのに、そんなのなかったかのように次のシーンで振舞うバムフォードが痛烈だったなぁ。

あっ私もあの彼の表情に「おっ」と思いました。巨悪でなくて、子悪党ってのが良く出る演出だなぁと。

ピレリは舞台だともっと笑えるのですね~。
ていうか全体を通して、舞台の方が笑いが多いんだろうなとは想像できます。

>ミセス・ラヴェットのトビーに情が移ってる度合いは、映画のほうが断然上かと。

みんとさんの感想でコレ読んで、意外でしたね。
こういうところにバートンが重きを置いた理由とか考えると面白い。

>パンフでエドワード君の名前確認して、姓が違うので、なぁ~んだってカンジで。(笑)
でも親戚かもしれないですよね。

横から失礼します。
ヒュー・グラントとトーマス・サングスターの前例もありますから、無きにしも非ず!と私も思います(笑)

2008/01/28 14:29 | nana [ 編集 ]


 

こんばんは~。

私も観てから感想コメントいれてないわ~と思い来てみたら!
トビー君に関して、いろいろご賛同いただきましてありやとーございます♪
見る前は、どうもおっさん顔の子供だなぁと言う印象が拭いきれなかったのですが(ごめんよ・・・)、ミセス・ラベットに切々と歌うシーンは、素敵でしたね。
もしかして、全出演者の中で一番歌が上手かも??なんて、見事に評価がうなぎのぼりに(笑)

感想はどれもこれも、nanaさんとみんとさんのものに「うんうん」とうなづくばかり!
やたらとグロさが前面に出てましたが(しかも私はそういうの大の苦手)、また観たい!と思わせる映画でした。(これはアランとジェイミー君のおかげともいう・・)

>ミセス・ラヴェットのトビーに情が移ってる度合いは、映画のほうが断然上かと。

パンフで・・・でしたか・・トビー役って、舞台では「子供」がやることに無理があるので、どうしても「少し精神的に幼い大人」という設定になるため、ミセス・ラベットとの↑こういった雰囲気が出にくい・・・ってありましたね。
映画ではちゃんと「子供」が演じていたからこそ、ミセス・ラベットとの関係が色濃く描けたんですね。

日本版の舞台でもいいから(再度市村氏のトッド希望)、舞台版もぜひ観てみたいです。

それと・・・。
アンソニーとジョアナのその後や、トビーのその後もすっごく気になるけど・・・
やっぱりエドワード君とラブアクの先生の関係も気になる(笑/まだ言う)

2008/01/28 23:20 | emiママ [ 編集 ]


ふむふむ・・・ 

こんにちわ。
周りの方々が2度目の鑑賞をしている中・・・
未だ一度しか見れておらず悲しい日々を送っております。

ミセス・ラヴェットの「海辺の生活」妄想シーンはCMでも流れてて
見るまでは「トッドと関係が深まるのか?」とか勝手な想像してました。
実際は完全な妄想シーンだったんですね。
(まぁ、普通に考えてみれば現実だと話の流れが変だわ。)

あの時のトッドの無表情と棒読み返事とドリフ風シマシマ衣装には和まされた。
確かに膝の上に置いた手は何だったんだ??

ラストは、あそこで終わらせないとズルズルいっちゃうのは分かるけど
(後に二人はハッピーエンド♪っていう終わりも変な感じかも)

でも観ている側としては気になりますよね~。
結局はジョアナはトッドが父親だとは知らないままなんだろうし。
アンソニーもジョアナとトッドの繋がりを知らない訳だし・・・。
真実を知る人が全員死んでいる設定だと、
ジョアナにとっては、トッドって単なる殺人鬼なのかな。

う~ん、もう一度じっくり鑑賞してこなくっちゃ・・・

2008/01/29 12:28 | Ri-Ko [ 編集 ]


 

>何であの子だけ見逃すの?

舞台では、映画での「ここで見たことは忘れろ」というようなセリフはなく、トッドの隙をついてジョアナが逃げて、追おうと思ったけど地下のことが気になりあきらめる、って雰囲気なんだよね。

ミュージカルの元ネタになってる原作ではどうなのか知らんけど、私が思うに、トッドがジョアナを殺さなかったっていうのは、この話における唯一の救いなんじゃないかと。
お互いに親子と気付かない、気付けないのは悲劇だけど、なんていうか、悪魔に堕ちたトッドにかけられた、運命の最後の情けっていうかね。
でも、こうも思う。
あの時点で、トッドは復讐を遂げている(多少昔のバーカーに戻っている)ので、もしかしたら・・・可能性は少ないが・・・娘と気付いたか、なんでもかんでも殺しまくる気は失せていたのかな、と。
映画に限ってはね。

ともかく、観終えた後も、いつまでもあとをひく話です。

2008/01/29 22:36 | みんと [ 編集 ]


3回目はあるのか… 

>emiママさん

>観てから感想コメントいれてないわ~と思い来てみたら!

あーん、わざわざありがとうございます!
嬉しい♪

>もしかして、全出演者の中で一番歌が上手かも??なんて、見事に評価がうなぎのぼりに(笑)

あのラヴェット夫人に歌う歌は切なくて、感情の込め方が少年のレベルを超えていましたよね~。

>やたらとグロさが前面に出てましたが(しかも私はそういうの大の苦手)、また観たい!と思わせる映画でした。(これはアランとジェイミー君のおかげともいう・・)

私もグロイの苦手なんですが、意外とトッドが連続的に殺人を犯すシーンは、リズミカルで軽やかで(ティムらしいですが…)、さらっと見れちゃいました。

>ミセス・ラヴェトのトビーに情が移ってる度合いは、映画のほうが断然上かと。

>「少し精神的に幼い大人」という設定になるため、ミセス・ラベットとの↑こういった雰囲気が出にくい・・・ってありましたね。

そうなんですね!それは発見。
何で子供が演じられないんだろう?
内容が内容だから?

>日本版の舞台でもいいから(再度市村氏のトッド希望)、舞台版もぜひ観てみたいです。

あーもーあーもー本当に見たいですぅ!(><)
再演熱希望!
っていうか、上演のタイミング間違ってますよね?(笑)

>やっぱりエドワード君とラブアクの先生の関係も気になる(笑/まだ言う)

どこに問い合わせたら真相が分かるんでしょう…私も気になってきた…(~゛~)

2008/01/30 23:59 | nana [ 編集 ]


ふ、ふかい。 

>Ri-Koさん

>見るまでは「トッドと関係が深まるのか?」とか勝手な想像してました。

私も見るまでは、トッドとラヴェットはそこそこいい仲になるのかと思ってました。
でも実際はもっと一途で悲しいお話だったのが、意外でした。

>あの時のトッドの無表情と棒読み返事とドリフ風シマシマ衣装には和まされた。
確かに膝の上に置いた手は何だったんだ??

あの間の良さは、日本人的~。
ジョニーならではですね!

>真実を知る人が全員死んでいる設定だと、ジョアナにとっては、トッドって単なる殺人鬼なのかな。

あ~ん、一番かわいそうなのはジョアナ?
アンソニーには幸せにしてやって欲しいなぁ、やっぱり。
アンソニーもジョアナも何も知らないから逆に幸せになれないかなぁと。

2008/01/31 00:18 | nana [ 編集 ]


 

>みんとさん

>舞台では、映画での「ここで見たことは忘れろ」というようなセリフはなく、トッドの隙をついてジョアナが逃げて、追おうと思ったけど地下のことが気になりあきらめる、って雰囲気なんだよね。

あぁ、それならとっても自然で納得!

>お互いに親子と気付かない、気付けないのは悲劇だけど、なんていうか、悪魔に堕ちたトッドにかけられた、運命の最後の情けっていうかね。

トッドにとっての救いっていうのは確かに。
観客も、娘まで殺されるとちょっと引いてしまうだろうし。

>あの時点で、トッドは復讐を遂げている(多少昔のバーカーに戻っている)ので、もしかしたら・・・可能性は少ないが・・・娘と気付いたか、なんでもかんでも殺しまくる気は失せていたのかな、と。

娘と気付いたのだと良いなぁ……。
乞食女は躊躇なく殺していたから、復讐を終えてもなお自分の罪を知る者には容赦ないかな、という気はするんですよね。
あと、「子供だから」っていうのも、トビーをも殺そうとしていたことから、理由になりにくそう。

>ともかく、観終えた後も、いつまでもあとをひく話です。

考えると結構本当に深いです…はい。

2008/01/31 00:24 | nana [ 編集 ]


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