共倒れた食い倒れ。

2ヶ月ほど前に、
大阪のUSJに行ってきました。
大阪自体、10何年ぶりの上陸だったけど、
映画好き&ミュージカル好きとしては、何より楽しみだったのがUSJ。
色々問題もあったし、パーク内の魅せ方&作りこみは断然
ディズニーの方が上だけども、アミューズメント単体で見ると、個人的にはUSJの方が好き。
80〜90年代の映画に関しては、いわゆるハリウッド超大作と呼ばれるものも結構好きなので、テンションあがりっぱ☆
ジャングルクルーズと比べ物にならない特殊効果の
ジョーズ、
ビートルジュースの舞台を見せようなんていう素晴らしいコア精神、映像との融合アトラクションでは完成度日本一なんじゃないかという
スパイダーマン、そして……
なぜか泣けた
E.T.ラスト、
E.T.に
「ずっと側にいるよ」って言われて、
「あぁ、ずっと側にいてくれるんだ…」と素直に思って、目が潤ってしまった。
「あれで泣けるなんてヤバイよ、あんた病んでるよ!」と友だちに突っ込まれまくった。
だって私も星に帰りたい…ときどき本気で…。
しかし閉園時間が7時って早すぎやねん、たくましの商魂はどこへ…?
でまぁ、何より楽しみだったのは、
WICKEDを見ること。
イエロー・ブリック・ロードの先が
ウィ“ケ”ッド劇場です。
わらわら修学旅行。
30分の短縮版であるゆえのウィークポイントは散々叩かれて分かっていたけど、やっぱり興味はあります。
誰一人として演じた役者さんの名前などは分からないのですが、基本的に
「すごいちゃんとしてるじゃん!」と思いました。
もっとずっとダメだと思ってたけど(苦笑)、猿たちの運動神経は通常の舞台版より良いくらいだし(猿はほぼ外国人キャストでした)、
オズの魔法使いに至っては、正直ロンドンより東京より素晴らしい役者さんだった。
ロンドンの
ナイジェル・プラナー、好きなのにも関わらず。
あと構成も、
上手いこと30分に纏めたな〜と感心できるもの。
もちろん歌の順番も違っているゆえに、セリフや展開の意味も断然変わってはいるのですが、まったく違う話ながらも、これはこれで上手く組み替えたな〜と。
舞台装置も、
Defying Gravityはイケてませんでしたが、他は舞台版と同じで遜色なし。
構成で難点があるとすれば、ナンバーの入れ替えよりも、英語と日本語が入り混じっている不自然さ。
あれは本当に意味不明。
何でそのセリフは日本語で、あのセリフは英語なのか……いっそどっちかに統一すればいいのに。
でもこの小さな屋外劇場で、パラパラとしか拍手がもらえない中、あれだけのクオリティと客席サービスを見せている姿が、健気すぎて泣けた…。
オズの役(日本人)が語り部も兼ねているのですが、歌も語りも上手くて思わず引き込まれました。
何でテーマパークの奥地に引っ込んでいるのか、疑問に感じるほど…もったいない!!
エルファバは外国人キャストで、ところどころの日本語台詞を、難しいながらも頑張っていました。
上手く歌ってはいるけど、
Kerryや
Idinaを知っている身としては、ただ
「歌えるだけ」に見えるかな〜やっぱり。
For Goodにはまだ丁寧さがあったけれども、
Defying Gravityは流して歌っているように聞こえたし。
グリンダは日本人キャストで、他の日本人の役者さんと同じような印象でした。
日本人が
グリンダを演じると、何でああいうしゃべり方になっちゃうんだろう…。
海外キャストだと、セリフと歌の声がきれいに繋がるのだけど。
ただ四季キャストと比べて、あまりノドを酷使していない分(歌うナンバーも限られているし、台詞も少ない)、声は強く出ていました。
実はその後も汐留で何度か見ているのですが、
四季キャストの芝居が深くなってきているので、グリンダの捉え方にたくましさが足りないというか、それを見せる場面すら削られていたのが残念。
見るたびに、この作品の一番のキーキャラは
グリンダだと思えるよ。